★☆★俳句四季(東京四季出版)1998年9月号78頁より★☆★


●俳句招待席/高橋正子●



来たぞ来たぞいつもの目白が蜜吸いに


高窓のガラスを花の埋めつくす


竹落葉わが胸中を降るごとし



★☆★俳壇(本阿弥書店)1999年11月号125頁より★☆★


●秋の女性俳人200人作品大特集●


雲の秋/高橋正子

野ばら咲く愛のはじめのそのように
スイートピーを眠くなるほど束にする
胸うちに今日の夏野を棲まわせる
来たぞ来たぞいつもの目白が蜜吸いに
呼んでみるかなたの空の雲の秋

正子さんの句には詩のリズムがあって、その抒情が
読み手に訴えてくる。作句の基本であるスケッチの
眼が確かなのである。私たちの俳句仲間から戦後生
れの女流俳人高橋正子を推薦する。(高橋信之)


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