<春天に刃を入れる飛行雲>これも良くないですね。 どちらも無かった事にしてください。もう少し考えてみます。 <春天をふたつに開く飛行雲>これだけ残します。 一人でだらだらと書いて申し訳ありません。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
ありがとうございました。 以前にも先生から<俳句では、「ごと」俳句を嫌います>のご指摘を受けていたもので すから、作っては見た物の、自分でももうひとつ引っかかっていました。 春天に刃を入れる飛行雲 にします。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
春天に刃を入れるごと飛行雲 春天をふたつに開く飛行雲 どちらも、それぞれの良さがありますが、俳句では、「ごと」俳句を嫌います。 私の好みは、「ふたつに開く」の方ですね。
春天をふたつに開く飛行雲 こちらのほうが良いでしょうか?
春天に刃を入れるごと飛行雲http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
<転勤の友をおくりて菜種梅雨 緑丘> 緑丘さんの句は,人間味があって,いいですね.「菜種梅雨」の季語が効いていますよ. <惜春や妻突然に髪を切る なべ> 私の好きな句です.「髪を切る」に深い意味はありませんが,日常の驚きです.詩がありますね. 「惜春」も大げさな意味を持たせないのがいいでしょう. <桜散る坂超えくればピアノ鳴る けいじ> けいじさんの句は,生きていますよ.スランプとは思えませんね. <スランプが続いています。こんな時はどうすればいいのでしょう。> 何もしないことです.スランプの対策を立てないことですね. 調子がよいときと同じように俳句を作り続けることです. 「細く長く」続けることで,継続のエネルギーがあるか,ないか,が分かれ目となります.
なかなか詠む時間があっても詠めずスランプが続いています。 こんな時はどうすればいいのでしょう。宜しくお願いします。 ・句を詠めず桜のトンネル大回り ・テイーグランドへ桜前から降ってくる ・散る桜浮かべて山の池動く ・桜散る坂超えくればピアノ鳴る
惜春や妻突然に髪を切るhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
転勤の 友をおくりて 菜種梅雨 新入りの 子らは元気なり 菜種梅雨
<バス待つや見てゐる畑の葱坊主 真佐子> 若い人達の成長を静かに見守っている作者の姿勢が見えてきます。「バス待つや」が生きていますよ。 <かあちゃんと叫びたい今日の月おぼろ 晃> <蒲公英の立つ時近し飛行音 なべ> 子どもの心がある俳句です。文学や芸術は、子どものような心がなければ、できないものですが、 子どもが子どもの心を持つのは、当たり前で、大人が子どもの心を持つのは、なかなか出来ない ことです。 吉田晃さん 原稿ありがとうございました。新人コーナーに書き込んでいますので、お読み下さい。
蒲公英の立つ時近し飛行音http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
鶯のただ一声の山の朝 田おこしの土黒々と黒々と 赤松の幹の赤さや風光る うどんやの暖簾を春風分けて入る 八朔の綿白い匂いを出している 花びらの落ちた地面も空になる 高く高く春の月の出ている かあちゃんと叫びたい今日の月おぼろ あの日と同じ春の月が出ている 春の月我は昔の子になりて 遅くなりましたが、「俳句と私」を送りました。 おもしろくない箇所は削って下さい。お願いします。
咲き満ちて岨の桜はいと静 バス待つや見てゐる畑の葱坊主 潮干狩彼方の丘にバス並ぶ (よろしくお願い申し上げます。 上出拓郎)
やはりそうですか。 作ったものの、出せずにいた句ばかりでした。 ありがとうございました。
なべさん どの句も力が入りすぎましたね.俳句は力を入れるよりも力を抜く方が難しいですよ. 言葉の遊び過ぎです.月並み俳句ですね.
朧月テニスコートの忘れ物 落椿初夜のしとねのさながらに 春暁の遠き汽笛の始発かな 帰る鳥待たず工事の槌の音 一人だけ傘さしており花時雨 境内の箒の音や花の跡 花馬酔木白き涎を滴らす 虎杖の呼び名の子等と異なりてhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
<入学の児のランドセル傘さして> 添削ありがとうございます。 今日も反省の一日です・・・。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
<高等遊民麻薬のように春の雪 ひねもす> 従来の俳句とは違いますが,いいですね. 川柳でもよし.俳句でもよし.といったところが,ユニークです. 「春の雪」が季語として効いていますよ. <学舎も桜も春もダムの底 ひねもす> 「春も」が俳句の写生とは違って、少し強引ですが、作者の思いが強く伝わってきますね。 それがこの句の持ち味で、ユニークなところですね。 <閉ざされし書斎もろとも春埃 ひねもす> 思い切った俳句ですね.「もろとも」とは,潔い表現です. この句には嫌なことを吹っ飛ばす力がありますよ.いいですね.
さくらさくらさくらさくらてのひらに 信之 さくら散るさくらの色の中にいる 信之
<花の城静かな町に人集う 緑丘> <花どきの城賑やかに人集う>思い切った添削をしてみました.いかがでしょうか. <入学の児ランドセルが傘さして なべ> <入学の児のランドセル傘さして>添削 上の句が川柳で,下の句が俳句です.
入学の児ランドセルが傘さしてhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
花の城 静かな町に 人集う 人どうり 避けて静かに 花水木
<黄昏の薺の花の宙に浮く なべ> 私の好きな句です. 「俳句と私」の原稿ありがとうございました. HPに書き込みましたので,お確かめ下さい.
オフライン久万高原/高橋信之 高原の町に来ている花あかり 坂のぼる坂の行く手の山ざくら ふくらめる花の一樹の充実に 木の校舎のどこかで音が花冷えに 木が生きている花どきの板廊下 楽しくて充実した久万高原の一日でした. 吉田晃先生 お世話になり,ありがとうございました. 皆さん 久万中学校のHPのアドレスを下に書き込みましたので,どうぞ!http://www.shikoku.ne.jp/kumachu/index.html
花冷えて一日の命長らえる 黄昏の薺の花の宙に浮く 待ち人の来たらず庭の黄水仙 切られても芽吹く柳の青やさし 「俳句と私」の原稿を書き終えてほっとしています。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
<別れても別れても初桜 ひねもす> 中七が5音になった破調ですが,この句に相応しいリズムがあって,いいですね. 中七を短く5音で切ってしまったので,「別れ」の情が表現できました. 季語も「桜」ではなく,「初桜」としたので,「別れ」と「初」との言葉の対比が句を 引き締めました.うまい俳句ですよ.
<居眠りのからくり人形目借時 なべ> 「オルゴール夢館」のご案内ありがとうございました. インターネットで訪ねましたよ.ヨーロッパ風の建物ですね.ドイツ滞在中の風景を思い出しました.
昨日は大勢が押し掛けまして,たいへんお世話になりました. おかげさまで,よい吟行会となりました.今後ともよろしくお願いします. 娘の句美子も久万は良かったと帰りに申しておりました. ありがとうございました. 久万中にて5句 (正子) 体育館に春のピアノの音が吸われ コーヒーに水の旨味よ花の朝 木の床の明るさストーブジジと鳴る 高窓のガラスを花の埋めつくす 校庭に蝶飛ぶ曲線描かれる
高原の町にきている花あかり 信之 体育館に春のピアノの音が吸われ 正子 満開の花の句会となりにけり 哲斉 学校の桜を芯に久万の町 登司子 木の温み人の温みの学び舎に 泰子 命うけたる蝶の雲より白く 孝史 桜咲く校舎の優しき色となる 智則 春遍路信じる者の影二つ 晃 インターネット俳句のみなさんへ 本日、高橋信之先生と「水煙」のみなさんが、本校で句会を開いて下さい ました。古い校舎中心にをたくさんの俳句に詠んでいただきましたが、その いくつかをご紹介致します。なお、このような句会が、みなさまのご協力に より各地を舞台に行われますことを願っております。
また投稿してしまいました。 <ひととせを十日に圧して花の山>は無かった事にしてください。 先日雨の降る寒い日に「オルゴール夢館」へ行って来ました。 その時の3句 杉木立天を望みて春の雨 百年の春つま弾いてオルゴール 居眠りのからくり人形目借時 「オルゴール夢館」は下のアドレスに出ています。http://www.synnet.or.jp/Shino/musicbox/map/chugoku/awakura/index.html
<ひととせを十日に圧して花の山 なべ> 川柳ですね.私の川柳は: <くつろいでここのコーヒー奥さんも>神戸の歴とした川柳雑誌「ふあうすと」に載りました. <蜃気楼日本列島沈没す>松山の川柳大会で入選しましたよ. <春爛漫恩ある人の今日逝きて 晃 地域の方でわたしのバレー指導の良き理解者でした。> 晃さんは,文武両道ですね.私も大病をする前の学生時代は,文武両道でしたよ. 上京した息子の部屋に優勝盾が残されていました.その中の一つは,県大会での中学ラグビー優勝で, またの一つは,校内大会(高校)での柔道優勝です.全国から生徒の集まる進学校でしたので,これは, 父親の自慢です.息子は,小柄でした. <花散るや灯にひかりつつ翳りつつ 真佐子> <谷へだつ峯の一樹の花こぶし 真佐子> 真佐子さんは,息子さん達と離れて一人暮らしをなさっておられる,とのことですが, 心が充実しておられますね.このような句を読みますと,こちらが恥ずかしくなりますが, さらなる精進をせねばと,私を励ましてくれますので,ありがたいことだと思います.
吉田晃先生 久万中の生徒さんの俳句を送っていただきありがとうございます. 春一番花の匂いをのせて吹く 一年生 佐川 大介 春風にゆられて曲がるボール打つ 二年生 森 洋一 菜の花に光をもらって卒業式 二年生 佐伯佑妃子 春の夜のなまあたたかく猫の鳴く 三年生 菅原 麻子 吹く風にフグリはゆれて光差す 三年生 高崎 若菜 目にまぶしい日だまり色の菜の花 三年生 土居 泰子 桜咲き出会って別れて胸おどる 三年生 相原 大樹 どの句もそれぞれ素晴らしい. 春の風の様々な形態がいろんな角度から詠まれています. 卒業式は,菜の花に囲まれ,心のこもった素晴らしい式だったようですね. 明日,そちらへ吟行に参ります.よろしくお願いいたします. 都会よりもどれば花冷え足下より 正子
花散るや灯にひかりつつ翳りつつ 谷へだつ峯の一樹の花こぶし (よろしくお願いします。 上出拓郎)
春爛漫恩ある人の今日逝きて 地域の方でわたしのバレー指導の良き理解者でした。 植林を別けて雑木は春の枝 春の夕雲はゆっくり流れたり 遠目にも萌木の色の確かなり ゆるゆると過ぐる春の夜のカフェ匂い 春暁や鳩の静かに飛び来たり それぞれの家に嬌声(こえ)あり春の宵 羽休む鳩隠し居り花辛夷 間のびした声の遠吠え春の宵 なべさん、お世話になります。あのようにまとめていただくと、子どもを指導 するときに使えますので、たいへんありがたく思います。 「炊き上がる飯の匂いや桜冷え」 けいじさんの句は、幸せな家庭の匂いまで とどいてきます。いいですねえ。 「待ち合わせ花の下にて妻を待つ」 緑丘さんは、夫婦円満なんですね。私の 家庭を詠みますと川柳になりますので、妻はやめてくれと申しております。
ひととせを十日に圧して花の山 <四月の投句一覧を作っていただいて喜んでいます> 喜んでいただけてうれしく思います。 出来るだけせっせと更新するつもりでいます。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
バス下りる 見知らぬ町の 花並木 前後を入れ替えた事によりバスを下りた時の桜の花の見事さが ぱっと心に迫るような気がします。ありがとうございました
朝の露 踏みつつ ひとり 花の路
<炊き上がる飯の匂いや桜冷え けいじ> 「お米大好き」です.たまりませんね. <炊き上がる飯の匂い>は!!! 東京で一人暮らしを始めた息子は,米の飯の旨さを知ったようです. <花並木見知らぬ町でバスを下り 緑丘> <バス下りる見知らぬ町の花並木> 前後を入れ替えてみました.いかがでしょうか. なべさん 四月の投句一覧を作っていただいて喜んでいます.ありがとうございました. たいへんな仕事ですが,インターネット俳句センターの制作に今後もご協力をお願いします.
<ぼんぼりの灯しの笑う花の山>ありがとうございます。 2文字の違いが、ずいぶんと大きいですね。 また四月の投句を纏めてみます。下のアドレスからどうぞ。http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8581/
投句したあと、けいじさんが新人コーナーに触れられていても,何のことか、良く分からずウロウロしていましたが、コーナーを発見しびっくりしました。 改めてみてみると、何だかもう一つの句ばかりですが、これからも楽しみながら頑張りたいと思いますので、よろしくご指導ください。 取り敢えずお礼まで
花並木 見知らぬ町で バスを下り 待ち合わせ 花の下にて 妻を待つ 両岸の 花を比べて 橋の上
新人コーナーを作っていただきびっくりするやら嬉しいやら、恥ずかしいやらです。これを励みに頑張ります。 ・大伽藍の水影揺するな春の風 ・炊き上がる飯の匂いや桜冷え ・幼き日を見し大桜の下に立つ
ぼんぼりに灯りの笑う花の山 もう少しすっきりさせたら,いかがでしょうか.たとえば, <ぼんぼりの灯しの笑う花の山> などです.「の」の使い方は,日常語とは違いますがね.
鳥風や鳥の羽音の失せしまま 去り行ける人ある今朝の山笑う 花辛夷天に命を吹き上ぐる 春雨の降りとどまりて夜の更ける 雨だれの音聞く夜の花光る 本格的な俳句です.季語についての理解が出来てきましたね. 季語の理解は,インターネット上では,無理だと思っていましたが. 5日(日曜)のオフライン吟行は,お世話になります.参加者一同 楽しみにしています. 参加人数は9名.午前10時半,久万中正門前に集合. ですので,よろしく.
<初蝶の羽定まらず線路越ゆ>添削ありがとうございました。 ちょっと引っかかっていたところがすっきりしました。 新人コーナーの選句ありがとうございました。 うれしいような、恥ずかしいような・・・。 ぼんぼりに灯りの笑う花の山http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
のぶゆき先生へ 新人コーナーを作って戴き、ありがとうございます。暇をねらってざっと詠んで みました。ご指導お願いします。 鳥風や鳥の羽音の失せしまま 去り行ける人ある今朝の山笑う 水を待つ春田の人を嫌がらず 花辛夷天に命を吹き上ぐる 花開くポンと命の音のして 春雨の降りとどまりて夜の更ける 春の夜の思案や春の夜は楽し 雨だれの音聞く夜の花光る 山笑う声匂い立つ山の里 十分なことはできませんが、お待ちしております。
私たちのHPは、まもなくアクセス1万件となります。予想を超える件数なので、驚いています。 これを記念に一万件目のアクセスなさった方に記念品(ひねもす俳句工房)を贈呈しますので 、メールでお知らせ下さい。前後賞も用意していますよ.
吉田晃教頭先生のご案内で久万中学校でお花見句会をしますので,お知らせ致します. 日時は: 4月5日(日曜)午前10時半, 場所は: 久万中学校正門に集合 です. はじめての人も大歓迎です.是非ご参加下さい. オフライン吟行は,首都圏でも致したいと思っていますので,どなたか,ご計画下さい.
<初蝶の羽定まらず線路道 なべ> <初蝶の羽定まらず線路越ゆ> 事実とは違っているかも知れませんが,色々な表現があっても良いと思います. 自由に,気楽に遊んでも良いと思います. <よもぎ摘み故郷の匂いかいでみる けいじ> 「故郷」や「母」といったテーマは,いつの時代でも人の心に強く訴えてきます. 「よもぎの匂い」が効きましたね. <妻午睡花の思い出いだくよに 緑丘> 「花」は俳句では桜のことですが,「華」は極楽浄土の象徴です.私も,この句の世界に 入っていますよ.極楽浄土にいるようですね.俳句を作ったり,読んだりして,この世が 極楽となることを願っています.そうありたいですね.
妻午睡 花の思い出 いだくよに 花散りて 部屋まだかざる 山桜
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吉田晃教頭先生のご案内で久万中学校でお花見句会をしますので,お知らせ致します. 日時は: 4月5日(日曜)午前10時半, 場所は: 久万中学校正門に集合 です. はじめての人も大歓迎です.是非ご参加下さい. オフライン吟行は,首都圏でも致したいと思っていますので,どなたか,ご計画下さい.
<初蝶の羽定まらず線路道 なべ> <初蝶の羽定まらず線路越ゆ> 事実とは違っているかも知れませんが,色々な表現があっても良いと思います. 自由に,気楽に遊んでも良いと思います. <よもぎ摘み故郷の匂いかいでみる けいじ> 「故郷」や「母」といったテーマは,いつの時代でも人の心に強く訴えてきます. 「よもぎの匂い」が効きましたね. <妻午睡花の思い出いだくよに 緑丘> 「花」は俳句では桜のことですが,「華」は極楽浄土の象徴です.私も,この句の世界に 入っていますよ.極楽浄土にいるようですね.俳句を作ったり,読んだりして,この世が 極楽となることを願っています.そうありたいですね.