・「テーホヘテホヘ」老いも若きも白い息 とします。
花祭り。名古屋から車で2時間の、奥三河東栄町を中心に3村で、五穀豊穣、 無病息災を願って、11月から翌年3月まで村の各所で行われる、国の重要 無形民族文化財。舞処(まいど)と呼ばれる3m四方の、民家や集会所の庭 で、子供、大人が一人ないし4人くらいで、花笠や、鬼の面を付けておどる。 その数、多い所では40種、少ない所でも20くらいある。 前日に始まって翌朝まで、場所によっては夕方まで、入れ替わり踊る。 単調な太鼓、笛、和歌に合わせ、「テーホヘテホヘ」の掛け声で最高潮になり 見ている人もつい引きずり込まれる。 夜の8時から、3時半まで、宿に帰って少し寝て8時から又見てしまいました。 ・花祭りへ真っ暗闇の道急ぐ ・踊る人見る人夜に白い息 ・穢れ無き星空の下花祭り ・神座(かんざ)前火鉢を横に笛太鼓 ・母の膝に眠る子もいる花祭り ・黒足袋のわらじが凍てつく庭を蹴る ・「テーホヘテホエ」老いも若き ・踊り子の吐く息白し竈前・ ・今晩はの言葉も白い息となる スペースを沢山取ってしまいました。よろしくお願いします。
久万中学俳句会 <登校中友とみつけた冬の色 渡部麻未> 心豊かなことが、感じられます。この先この感動大切に、育んでください。 <寒椿いつもと違う雨が降る 山之内佑妃> 雨はなにだったのでしょう。佑妃さんを優しく見守ってくれるものに違いありません。 <妹がテレビの雪見て空見上げ 門裕佑> 可愛い、そして優しいお兄さん。 <透明な氷に写る空の青 団上紫野> このとうりでしょう。私も氷の張る日をまちます。 弘子の句 昨日、泰子さんに、プリンターの操作を教えてもらいました。又、ひとつ覚えました。 幾本も伐られてしまい冬木立 楽しみのような太陽干布団 眠る山ところどころの紅い彩(いろ) ぼんやりと歩いてしまい冬の道 葉の枯れた大きい小さい木が並び 星疼き朝は霜に生れてくる 輝いて車を洗う冬の水
煌々と凍月朝の空にあり 月光の下に霜夜の家眠る またひとつ曲がり角あり十二月http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
句会成功おめでとうございました。小生は奥三河の「花祭り」に行ってまして 事前の投句だけでした。 花祭りは素朴な祭りですがとても面白かったです。拙句で皆さんを花祭りへ ご案内しようと思い準備中。期待せずにお待ち下さい。 泰子さん、句会のコメント有り難うございました。
東ヨーロッパから、Eメールで届いた英語俳句を ご紹介します。高橋正子訳です。 雪山に小さい雲の一つ寄る ディミタール(スロベニア) 花アカシヤゆたかに香る白ゆえに 群れ蝶の一つ地に降り影をひく 花のなか風の吹きくる気配なし ヤスミンカ(ユーゴスラビア) [原句] white mountain-- a little cloud on its top Dimitar Anakiev(Slovenia) gorgeously blooming white acacia - blooming its fragrance as well race of butterflies one is landing - an obeying shadow next to it all around us are cherry flowers ? there’s no sign of wind any more Jasminka Nadaskic Diordievic(Yugoslavia)
泰子さん、子どもたちにうれしいコメントありがとうございます。 特に、浩二くんへのプレゼント大変嬉しく思います。本人もまんざら でもない表情でした。この句を出した意味をご理解いただけ、ありが たく思います。 のぶゆき先生、大好きな5句ありがとうございます。こうして選ばれ ることが、子どもたちの自慢になっています。 杉木立冬の日差しを先に受け 和章 暖とって吹奏楽の朝練習 和章 電柱の形に残る屋根の霜 太 窓の外夕日にとけるつるし柿 正人 真っ白な町の全ての冷凍庫 万里子(栄養士です) てんてんてん部屋のあつさに窓の汗 英敏
八木 泰子さん、コメントのプレゼントをありがとうございます。 山が暮れゆき灯る里の夜長し 忘年会終え気楽な我が家ありhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
<久万中学生徒の俳句> 寒いよとみんなの声がそろってる 一年 峰平久美子 寒椿いつもとちがう雨が降る 二年 山之内佑妃 音もなく紫に澄む西の空 三年 山本 麻未 妹がテレビの雪見て空見上げ 三年 門 裕佑 透明な氷に写る空の青 三年 団上 紫野 久万中生徒の皆さん、 八木泰子さんからのいいコメントをいただきましたね。 これから の励みにして下さい。 泰子さん、ご苦労様でした。 わたしの好きな句を5句選びました。 来年の一月には、全国俳句大会の入賞発表がありますよ。 皆さんのいい結果がでることを、楽しみにしています。 またの俳句を待っています。いいお正月を!!!
冬霧の全てに白くふりかかる 晃(添削・推奨句) 北の国の霧氷とは、違ったものでしょうが、南国四国の久万でも 零下となったことが新聞で報道されました。久万では、スキーも 盛んです。 柚子風呂に五つを沈め夜の流る 隆博 キシキシと霜踏みしめて峠道 和章 ジャズ流るカフェカップの白い冬 晃 冬の雲ちぎれやすきが窓を過ぐ 泰子 冬の日をまんべんに受け豆こなす なべ 拾い上げなんと落ち葉の美しい 弘子 ご投句ありがとうございました。 俳句 師走十五日のなんでもない日 信之
<白い空冬のかけらがほおに落ち 愛美> ほおが冷たいのは白い空から冬のかけらが落ちてきたから。ロマンチックな句ですね。 <寒いよとみんなの声がそろってる 久美子> 思わず出た「寒いよ」の言葉、みんなも同じだったのですね。楽しそうです。 <手ぶくろはサンタクロースの忘れ物 知奈津> 表情のある「手ぶくろ」ですね。サンタさんの忘れ物だったとは。童話が書けそうです。 <「寒いね」と頬を赤めた友の笑み 美香> ともだちを見る眼のあたたかさで俳句がひとつ生まれました。 <登校中友とみつけた冬の色 麻未> 冬の色をみつけたうれしさは、友と一緒にみつけたことでいっそう膨らみます。 <寒椿いつもとちがう雨が降る 佑妃> 寒椿に降る雨を「いつもとちがう」と表現したことで、寒椿の美しさを言うことに成功 しています。 <家に着く寒さでメガネが白くなり 愛> 外はさむかった。家に着いてほっとしています。その瞬間を句にしています。 <ちぎれそう私の耳が冬風で 千秋> 言葉の順序のとおりの実感句です。 <音もなく紫に澄む西の空 麻未(三年)> 冬の夕暮れの空は確かにこんなふうです。「音もなく」が「澄む」をいっそうひきたてて います。 <ふり向くと窓には無数の水の滴 智> 冬の窓の結露。無数の水滴がきらきらと美しかったのでしょう。 <霜とかすホットミルクの湯気が立つ 亜衣梨> 霜とホットミルク、なかなかの取り合わせです。作者の日常がよくでています。 <妹がテレビの雪見て空見上げ 裕佑> 妹さんは雪を待っているのでしょうね。仲の良い兄妹です。 <田畑らも薄化粧する冬の朝 宏樹> 美しい霜の朝が見事に表現されています。また「田畑らも」にそれらへの愛情を感じます。 <手のような赤いもみじに霜おりて 由美子> 赤いもみじに霜がおりてガラス細工のように美しい。 <はく息の白さにまじる朝の白 新> 冬の朝の白、吐く息の白。しっかり捉えて句にしています。 <凍る朝ふとんの中で時過ぎる 佳代> 凍る朝と言いきっているのが良い。なかなかふとんから出られません。その逡巡、よく わかります。 <透明な氷に写る空の青 紫野> 氷が張って、そこに空の青がありました。美しい句です。 <クリスマスサンタ持って来いプレゼント 浩二> 俳句のプレゼントはどうですか。(引き出しにしまいし昔クリスマス サンタより) <トンボ引き冬の寒さが手にしみる 幸一> 作者の充実した日々を頼もしく思います。なべさんの評があまりに良くて、私はなにも 言うことがなくなりました。 コメントを書いているうちに皆さんから俳句のプレゼントをもらっているような気持ちがして きて幸せな気分になりました。ありがとうございました。
インターネット句会/12月の整理が済みましたので、 インターネット句会のページにお立ち寄り下さい。 選評、選者名、佳作入賞などを追加しました。 12月句会が思わぬ盛会に終わり、うきうきしています。 今年一年がいい年であったので、嬉しいのです。来年も いい年であろうことを、願っています。ご支援下さい。 俳句 枯れきってより美しき空朝に 信之
<トンボ引き冬の寒さが手にしみる 幸一> 懐かしい風景です。 今は新入生上級生の区別なくトンボ引きをするようですが、昔はトンボ引きは新入生の仕事 でした。 冬は日暮れが早いから、練習が終わる頃は真っ暗でした。 そんな中で新入生はトンボを引くのです。 トンボを引くと、トンボの重さと冷たさが手にしみて、トンボ引きが終わる頃には練習で火 照っていた身体も冷え切っていました。 良い想い出です。 幸一君もトンボ引きを青春の良い想い出にしてください。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
霧は今全てに白くふりかかる 晃 泰子さん、お褒めいただきたいへんありがとうございます。私も勉強中で すが、お役に立てればうれしく思います。 洋子さん、「母に贈るショール」の句へのコメントありがとうございます。 一昨年のことです。母の記録として詠んでみました。
なべさん、コメントをありがとうございました。積み木は先日の刑務所作品即売会で、目に しました。好天のもと、優しい手触りでした。 十二月十一日、泰子さんと臥風先生のお家を、お訪ねしました。心に深く覚えるものがありました。 臥風居へ寒さが少しゆるむ午後 見えてくる臥風居あの頃の冬で 涸れ川を渡って臥風居こんなにも近い 臥風居の冬ざれ最中へ胸を向け 臥風居に落ちて松かさ冬ざるる 門に鍵かけて臥風居冬ばかり 臥風居に数えて落ち葉五六枚 拾い上げなんと落ち葉の美しい 年の瀬にまだある時間梅の本 本当に冬梅の本も臥風居も 臥風居を訪ねた日なり冬入日
白い空冬のかけらがほおに落ち 一年 上沖 愛美 寒いよとみんなの声がそろってる 一年 峰平久美子 手ぶくろはサンタクロースの忘れ物 一年 清水知奈津 「寒いね」と頬を赤めた友の笑み 二年 石丸 美香 登校中友とみつけた冬の色 二年 渡部 麻未 寒椿いつもとちがう雨が降る 二年 山之内佑妃 家に着く寒さでメガネが白くなり 二年 城本 愛 ちぎれそう私の耳が冬風で 二年 河野 千秋 音もなく紫に澄む西の空 三年 山本 麻未 ふり向くと窓には無数の水の滴 三年 渡邉 智 霜とかすホットミルクの湯気が立つ 三年 石田亜衣梨 妹がテレビの雪見て空見上げ 三年 門 裕佑 田畑らも薄化粧する冬の朝 三年 大野 宏樹 手のような赤いもみじに霜おりて 三年 大野由美子 はく息の白さにまじる朝の白 三年 大野 新 凍る朝ふとんの中で時過ぎる 三年 野村 佳代 透明な氷に写る空の青 三年 団上 紫野 クリスマスサンタ持って来いプレゼント 三年 村橋 浩二 トンボ引き冬の寒さが手にしみる 三年 正岡 幸一 ご指導よろしくお願いいたします。
冬の日をまんべんに受け豆こなす 吉田先生、泰子さん、いつもありがとうございます。 いつも励まされてばかりです。 これからもよろしくお願いします。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
オペレッタ余韻をコートの襟に閉じ 集まりし縁者似ていし冬紅葉 冬の雲ちぎれやすきが窓を過ぐ 僧の説く自力他力へ椿咲く 晃さんのなべさんの句へのコメントにたいへん感じ入りました。俳句をしていると本物 を見る目ができてくるということですね。この掲示板の威力はすごいですね。 晃さんのコメントはいつも何かを示唆してくれます。これからもよろしくお願いします。
<冬の日の優しさ背中より受ける なべ> 最高点句です。「俳句は人なり」とか。だれもがこのような優しさを望んでいるということ でしょう。(なべさん、やりましたね。ほんとうにおめでとうございます。) <旅の空へ太く伸びおり冬の虹 けいじ> 冬の虹が太く伸ぶという印象的な句です。旅情や解放感がありながら、なお安定した感じが あるのは作者の精神力のせいでしょうか。 <カレンダーあと一枚の冬景色 登美子> 月ごとのカレンダーが、ついにひらりとあと一枚になってしまいました。その軽さの上の雪景色。 <冬薔薇時計の告げる朝の時 正子> 早朝のひとときでしょうか。静かで優美です。読んでこころが落ち着く句です。薔薇と時計、 詩を感じる取り合わせですね。 <柚子湯の香芯からの緊張を解く 隆博> 説明のいらない句です。作者の芯の強さを感じます。これからも楽しみにしています。 <冬帽子目深にかぶり市街へと 智子> さりげない日常を、ちょうど電車から降りるようなテンポで詠んでいて気持ちがいい。
突然の仕事が入って、選句ができませんでした。 42.がばと伏す蒲団の中に陽の匂い この句は鳩崎が作りました。
山鳥の飛び立つ後や冬いちご 和章 キシキシと霜踏みしめて峠道 和章 山腹を登る轍の枯葉道 晃 ジャズピアノ弾けて若き冬灯 晃 ジャズ流るカフェカップの白い冬 晃 重低音響いてカフェの湯気の冬 晃 みなさん、昨日は大変お疲れさまでした。初めての方も投句され、100句に 迫る勢いの句会、なかなか豪快でした。 なべさん、おめでとうございます。いい句でしたね。「背中からの優しさ」は 「策略のない純粋な優しさ」です。人の目を気にしてかける、優しさは「偽物」 です。人の目を気にしながら生きている人間の多い世の中、純粋なものを大切に したいですね。 堀佐夜子さんのコメント、読んでいるとうれしくなります。純粋な感動が伝わ ってきますから。
「インターネット句会/12月」が大盛況だった様子がうかがえます。 入賞者のみなさんおめでとうございます。 <冬の日の優しさ背中より受ける なべ> 小春日の日常生活での気持ちよさを身近に、しかも柔らかさを感じます。 最高点おめでとうございます。 吉田 晃先生、コメントを有り難うございます。 私も選句したく思い努力しましたが、限られた時間内に間に合いませんでした。http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
智子さん 弘子さん 佐夜子さん なべさん 入賞おめでとうございます。喜んでいただいて、嬉しく思います。 洋子さん 正子さん 晃さん 泰子さん 弘子さん 樗枝さん なべさん コメントをありがとうございました。 一方的なコメントは、よくありませんので、 仲間同士の相互批評を大切にしたいと願っています。 これからもご協力下さい。
選句に間に合うように帰るつもりでしたが間に合いませんでした。 そんな私の句が最高点に選ばれて、皆さんに申し訳ないような気持ちです。 ありがとうございました。 一週間前の休日に犬と散歩しながら作った句です。 いつもならすぐに掲示板に投句してしまうのですが、今回はちょっと我慢して句会用に置いておきました。 ということもあって、とてもうれしく思っています。 <冬ぬくし積み木は箱に丸四角> ガラス戸越しに冬の日差しを受けた縁側に無造作に置かれた積み木の箱を想像しました。 暖かい日差しと積み木の木のぬくもりがいいですね。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
今日は嬉しい一日が暮れました インターネット句会へは初めて参加させて貰い本当の句会も この様なものかしらと数時間、緊張と心の昂ぶりでした。 入賞句に私の句と名前を見付けた ときお客さんがいるのも忘れて「やったぁー」でした。人様のお句をコメントなど出来ません 自分の俳句だけで精一杯の状態です。此れからも宜しくお願い致します
インターネット句会のページに、作者名付の入賞作品を書き込み ましたので、お立ち寄り下さい。作者不明の方の名をお教えいた だければ、幸いです。
42.がばと伏す蒲団の中に陽の匂い この句のやんちゃな雰囲気が好きです。
本日の句会、ありがとうがざいました。32、弘子です。ありがとうがざいました。
67、師走晴れて楽しいことがあるようで 冬には何かに覚悟して暮す日々となります。それは寒さ、冷え込みなのでしようか。 冬晴、これはその覚悟のようなものから解放されるものがあります。 自然界の尊い出来事です。
8、昨晩の星皓々と初氷 ゆうべの星が宿ったように初氷が光っています。美しい句です。私の一番好きな句でした。
08:昨晩の星皓々と初氷 和章 <冬霞吸い込んで皆同じ朝> 霞んだ街を背中を丸め、同じような服装、姿で出勤しているのでしょう。しかし、 よく見ると一人一人の表情は全部違います。一人一人に違う朝の営みがあり、違う 人生を背負っているからです。現象としての朝は同じかもしれませんが、奥には深 いそれぞれの生き様が隠されているのです。
27 朝寒を一面に添え新聞紙 寒い朝の新聞はそれ自体冷たい。新聞のインクの匂いもしているだろうし、凛とした冬の感じが よい。私が最優秀句に選びました。
78.母に贈るショールにそっとふれてみる 優しさとあたたかさのあふれる句です。さぞかしお母様は喜ばれた ことでしょうね。
80,81の句を作りました菅野 智子です。 初めての参加で、こんなに点を入れて頂いて、とてもうれしく思います。 ありがとうございました。
選句をなされた中の1句について、コメントをいただければ、 幸いです。自由にご感想をお書き下さい。
■インターネット句会/12月入賞句■ ★最高点 53.冬の日の優しさ背中より受ける ★次点 47.北風が制服の中通り抜け ★第3位(同点2句) 23.ハンカチを干す冬晴れの空に透く 80.とまりゆく各駅ごとに冬深む ★最優秀句 26.日に風に冬芽太らせ今日の無事 ★優秀15句 08.昨晩の星皓々と初氷 17.旅の空へ太く伸びおり冬の虹 21.その中に再会約す日記果つ 23.ハンカチを干す冬晴れの空に透く 27.朝寒を一面に添え新聞紙 32.冬ぬくし積み木は箱に丸四角 36.カレンダーあと一枚の冬景色 42.がばと伏す蒲団の中に陽の匂い 47.北風が制服の中通り抜け 53.冬の日の優しさ背中より受ける 57.冬薔薇時計の告げる朝の時 67.師走晴れて楽しいことがあるようで 69.柚子湯の香芯からの緊張を解く 80.とまりゆく各駅ごとに冬深む 81.冬帽子目深にかぶり市街へと ★作者のお名前を、Eメールか掲示板でお知らせ下さい。
06、03、23、47、53、56、80
14、23、50、52、53、56、63
23,26,32,36,47,69,80
23,47,53,82,88,80,36
24、25、26、38、50、78、93
24、29、46、64、75、87、89
07、28、32、56、89、
35, 42, 47, 62, 68, 83, 87
8,17,27,42,53,57,63
1.43.53.54.73.82.86
7,17,50,53,58,61,67
07,19,33,45,53,62,86,
18. 36. 47. 62. 73. 85. 92.
8,14,21,26,27,53,80
清記(投句全作品) 01.四五人の華道教室冬座敷 02.着膨れの小鳥も庭の日を求め 03.冬木立ふんわか白い衣着て 04.バス見えて子ら歓声の冬の朝 05.霜の朝吐く息白く宅配人 06.湯船の中父さんあのねふうんそうなん 07.冬岬ぐるっとバスの大回り 08.昨晩の星皓々と初氷 09.冬の朝目覚ましリリリン飛び起きる 10.冬木立縫ってバス来る湖の道 11.ラガー等の雄叫び昂らせノーサイド 12.雪恋ふる南国人の十二月 13.オーナメントひかり煌く聖誕樹 14.終バス待つ肩に降り初む冬の雨 15.ポインセチア手作りケーキ珈琲屋 16.本年もやるだけやろふ忘年会 17.旅の空へ太く伸びおり冬の虹 18.ときめきてイヴ過ごしたることもあり 19.幸せのために餅搗くうさぎ年 20.演奏会終わる朝の菊さやか 21.その中に再会約す日記果つ 22.むずかる児背ナにあやして大根干す 23.ハンカチを干す冬晴れの空に透く 24.底冷えの靴の音堅く朝の澄む 25.沖待ちの船の点せる夜長の灯 26.日に風に冬芽太らせ今日の無事 27.朝寒を一面に添え新聞紙 28.新婚の居間に点せし聖樹かな 29.日を背負い麦蒔く媼の前かがみ 30.ことことと鍋沸騰して冬兆す 31.銀杏黄葉意志ある如く降り落す 32.冬ぬくし積み木は箱に丸四角 33.ぐつぐつと凩一番煮豆かな 34.銀杏散る児童リレーのボランティア 35.綿虫のたった一匹浮いてゆき 36.カレンダーあと一枚の冬景色 37.短日のいま盛んなる披露宴 38.熟れ色になれず数珠玉枯れ色に 39.山眠る大鉄塔聳え立つ 40.着ぶくれて定年癒す写生会 41.ミュンヘンの学友が呼ぶ冬休み 42.がばと伏す蒲団の中に陽の匂い 43.冬空の海の青にもまさる色 44.吐く息の白さはかなさ恋終わる 45.凍蝶の日輪の中へ消えてゆく 46.太陽のひかり奪いて冬の海 47.北風が制服の中通り抜け 48.白息とポインセチアの映える朝 49.電車から見る瀬戸内海の冬の色 50.早朝の君の笑顔に冬溶ける 51.夢開くように音して月下美人 52.堂守の声を掛け来る冬木立 53.冬の日の優しさ背中より受ける 54.風が来て欅はどうと落ち葉する 55.ほろほろと憂いを払う木の葉かな 56.一輌の電車小春の川を越す 57.冬薔薇時計の告げる朝の時 58.赤坂や鮟鱇吊す店ありき 59.イヴの夜の窓にシンクロする聖樹 60.むいぐるみ子に似て見つむ冬天井 61.天井に張りつき冬灯平らな灯 62.回覧板北風背負い急ぎ足 63.冬霞吸い込んで皆同じ朝 64.暖房を少しゆるくし日記書く 65.見ま違う程の朝霜光る屋根 66.銀杏黄葉散るにまかせる冬の丘 67.師走晴れて楽しいことがあるようで 68.人け無き庭先繁み寒椿 69.柚子湯の香芯からの緊張を解く 70.落ち葉焼き食べる焼きいも黄金色 71.うたた寝のあいだに始まり消えた雪 72.クリスマス枯れ木に光の花が咲く 73.ポインセチアモダンジャズ聴くティータイム 74.街路樹のイルミネーション冬模様 75.小春日やひなたの窓に並ぶ背中 76.冬岬ぐるっとバスの大廻り 77.散る銀杏のせてつつじの狂い咲き 78.母に贈るショールにそっとふれてみる 79.鉢植えに小さく咲いたシクラメン 80.とまりゆく各駅ごとに冬深む 81.冬帽子目深にかぶり市街へと 82.魂の召さる冬麗の空ありて 83.ひとりごと息の白さも増しにけり 84.木と別る無常の風に木の葉散る 85.爪を立て蜜柑の香の優しけり 86.散りし身のいよいよ濃かり冬紅葉 87.楓落ち葉寄りて自転車蛇行する 88.新旧の手帳ゆく年蜜柑むく 89.コートおろすひととき去年の冬を匂ぐ 90.小春日やダッフルコートのかぎを開け 91.停留所息の白さで寒さ知る 92.りんごむく人の手元に話しかけ 93.尖塔にかかる朝日や霜光る 94.木枯らしや落ち葉と競い道急ぐ ★選句をお願いします。 上記の94句の中から好きな句を7句お選び下さい。 投句箱(俳句掲示板)には、句の番号のみを、 2時30分までにお書き込み下さい。 選句者のお名前もお書き下さい。
3句目の「りんごむ人の手元に話しかけ」を 「りんごむく人の手元に話しかけ」 に訂正します。
尖塔に かかる朝日や 霜光る 木枯らしや 落ち葉と競い 道急ぐ
小春日やダッフルコートのかぎを開け 停留所息の白さで寒さ知る りんごむ人の手元に話しかけ
楓落ち葉寄りて自転車蛇行する 新旧の手帳ゆく年蜜柑むく コートおろすひととき去年の冬を匂ぐ
魂の召さる冬麗の空ありて 木と別る無常の風に木の葉散る 散りし身のいよいよ濃かり冬紅葉
爪を立て蜜柑の香の優しけり
とまりゆく各駅ごとに冬深む ひとりごと息の白さも増しにけり 冬帽子目深にかぶり市街へと
鉢植えに小さく咲いたシクラメン
冬木立抜けてバス来る湖の道 冬岬ぐるっとバスの大回り バス見えて子ら歓声の冬の朝 以上三句を ポインセチアモダンジャズ聴くティータイム 母に贈るショールにそっとふれてみる 冬岬ぐるっとバスの大廻り に投句訂正お願いいたします。
うたた寝のあいだに始まり消えた雪 小春日やひなたの窓に並ぶ背中 散る銀杏のせてつつじの狂い咲き
落ち葉焼き食べる焼きいも黄金色 クリスマス枯れ木に光の花が咲く 街路樹のイルミネーション冬模様
冬霞吸い込んで皆同じ朝 銀杏黄葉散るにまかせる冬の丘 柚子湯の香芯からの緊張を解く
回覧板北風背負い急ぎ足 見ま違う程の朝霜光る屋根 人け無き庭先繁み寒椿
天井に張りつき冬灯平らな灯 暖房を少しゆるくし日記書く 師走晴れて楽しいことがあるようで
風が来て欅はどうと落ち葉する 冬薔薇時計の告げる朝の時 むいぐるみ子に似て見つむ冬天井
冬の日の優しさ背中より受ける 一輌の電車小春の川を越す イヴの夜の窓にシンクロする聖樹
堂守の声を掛け来る冬木立 ほろほろと憂いを払う木の葉かな 赤坂や鮟鱇吊す店ありき
吐く息の白さはかなさ恋終わる 北風が制服の中通り抜け 早朝の君の笑顔に冬溶ける
冬空の海の青にもまさる色 太陽のひかり奪いて冬の海 電車から見る瀬戸内海の冬の色
がばと伏す蒲団の中に陽の匂い 凍蝶の日輪の中へ消えてゆく 白息とポインセチアの映える朝
銀杏散る児童リレーのボランティア 短日のいま盛んなる披露宴 着ぶくれて定年癒す写生会
ぐつぐつと凩一番煮豆かな カレンダーあと一枚の冬景色 山眠る大鉄塔聳え立つ
冬ぬくし積み木は箱に丸四角 綿虫のたった一匹浮いてゆき 熟れ色になれず数珠玉枯れ色に
銀杏黄葉意志ある如く降り落す ミュンヘンの学友が呼ぶ冬休み 夢開くように音して月下美人http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/9904/
白菜半分高いと皆が言う 二人だけもんじゃつついて夜の長し 冬の子ら朝よりはしゃぐ半ズボン 柚子風呂に五つを沈め夜の流るhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
冬の陽の眩しくて薄青の空 隆博 自分のものを持っていますね。大事に育ててください。 薄氷子らのそっと踏みしあり 和章 滞ること知らぬ手の蜜柑むく なべ 臥風居をうしろへうしろへ冬歩く 弘子 冬座敷並ぶ陶器の楽しげに 泰子 ご投句ありがとうございました。 13日の句会の投句を受付けていますので、この掲示板に お書き込み下さい。お待ちしています。 俳句 卵を割って冬の空気の割られた音 信之
底冷えの靴の音堅く朝の澄む 朝寒を一面に添え新聞紙 ことことと鍋沸騰して冬兆す
ハンカチを干す冬晴れの空に透く 日に風に冬芽太らせ今日の無事 日を背負い麦蒔く媼の前かがみ
インターネット句会のご案内どうも有り難う御座いました。駄句ですが 宜しくお願い致します。 むずかる児背ナにあやして大根干す 沖待ちの船の点せる夜長の灯 新婚の居間に点せし聖樹かな
雪恋ふる南国人の十二月 ポインセチア 手作りケーキ 珈琲屋 ときめきて イヴ過ごしたることもあり
今日は伊予鉄横河原線(松山ー重信)途中の、平井、梅の本界隈を散策いたしました。平井には 句友がおいでるので、ぶらり訪ねました。それから、梅の本で吟行をいたしました。 弘子 泰子 玄関を開けた広さにクリスマスツリー 平井駅うしろの山の冬めきて 十二月これから窯へ入る陶 冬座敷並ぶ陶器の楽しげに 臥風居をうしろへうしろへ冬歩く 着膨れて迷えば遠くへ来たような
校長のマイク離さず年忘れ 滞ること知らぬ手の蜜柑むく 老犬の日向守りて一日過ぐ 早くも投句が始まっていますね。 日曜日が楽しみです。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
オーナメントひかり煌く聖誕樹 本年もやるだけやろふ忘年会 幸せのために餅搗くうさぎ年
・終バス待つ肩に降り初む冬の雨 ・旅の空へ太く伸びおり冬の虹 ・演奏会終わる朝の菊さやか
バス見えて子ら歓声の冬の朝 冬岬ぐるっとバスの大回り 冬木立縫ってバス来る湖の道
冬木立ふんわか白い衣着て 湯船の中父さんあのねふうんそうなん 冬の朝目覚ましリリリン飛び起きる
着膨れの小鳥も庭の日を求め 霜の朝吐く息白く宅配人 昨晩の星皓々と初氷
薄氷子らのそっと踏みしあり 和章 連山の峰白々と冬将軍 和章 ご指導よろしくお願いいたします。
冬の陽の眩しくて薄青の空 年賀状それぞれの案前にする 耳当ての吹き抜ける風しらむ朝http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
大霜の大股の子肩にラケット 晃(推奨句) 情景がよくわかり、難解ではありませんが、ユニークな句ですね。 読者に訴えてくる力があります。 草枯れてこんなところに道しるべ 和章 好きな句です。こちらの心を開かせてくれますね。 嬰児が小春にぎりて夢見てる 佐夜子 作者の思いが伝わってきます。優しい気持ちが広がってきます。 故郷の思いのつまるみかん箱 越子 愛媛の蜜柑ですね。東京生活も長くなりましたね。 越子さんの学生時代にも、蜜柑の句がありましたね。 木の葉散り薄水色の空見える 維希子 慣れてきましたね。前回の投句より、イメージがさらに鮮明になってきました。 この勢いで続けてください。 竹刀振る冷え込みへ向き山へ向き 弘子 上手い句です。年季の入った句です。 大霜の子らの赤い手赤い顔 正人 いつも子ども達に心を向けている姿勢が感じられます。 これからの教育は、お国のため、社会のため、といった側面よりも ひとりひとりの子ども達のために、といった教育に変わりますよ。 白菜のぶつぶつ言うて切り漬けを 隆博 少し解釈の難しい句です。 「ぶつぶつ」言っているのは、「白菜」か、「切り漬け」をしている人間か。 それとも、両者をかけているのか。 ご投句ありがとうございました。 インターネット句会(13日)の投句もよろしく。お待ちしています。 俳句 地下街の入り口柿を匂わせ売る 信之
大霜の子らの赤い手赤い顔 正人 ご指導よろしくお願いいたします。
転居して三度目の冬ですが、簡易水道の水の冷たさに、また、驚いています。 冬の水散る色々洗い上げ 竹刀振る冷え込みへ向き山へ向き 冷え込みの厳しい朝の冷凍魚 工事場の冬を包んで青いシート 室咲きが車一杯積み出され 大切に落ちてゆきつつ冬夕日 冬芭蕉訪ねてみたい梅の本
以下の3句は、13日の「インターネット句会」の投句として受付けましたので、 ご安心下さい。 # # # 投句 投稿者:S 投稿日:12月10日(木)08時28分23秒 四五人の華道教室冬座敷 ラガー等の雄叫び昂らせノーサイド その中に再会約す日記果つ # # # S(佐夜子)さん <十三日の句ここへ出句の句でも良いのでしょうか。> 結構ですね。よろしいですよ。気楽に句会をお楽しみください。
十三日の句ここへ出句の句でも良いのでしょうか。 勝手が判らず申し訳有りません 嬰児が小春にぎりて夢見てる
草枯れてこんなところに道しるべ 和章 赤き実の見えかくれする藪柑子 和章 道すがら見えかくれする藪柑子 和章 山の端の朝日山里霜の屋根 晃 大霜の大股の子肩にラケット 晃 袈裟懸けのラケット子の背霜の朝 晃 窓越しの朝日の霜を覆わるる 晃 これほどの霜の朝日の大いなる 晃 建築の校舎も子らも霜の朝 晃 ご指導よろしくお願いいたします。
四五人の華道教室冬座敷 ラガー等の雄叫び昂らせノーサイド その中に再会約す日記果つ
信之先生 やさしい気づかいをありがとうございます。寒釣りは釣果無しでした。 霜柱昨日の足跡踏み台に 白菜のぶつぶつ言うて切り漬けを 踏み石を踏みつつ門の寒椿http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
散歩道落ち葉の数だけ光さす 木の葉散り薄水色の空見える 葉が落ちて枝の隙間に冬の空 冬晴れに仲間とテニス心地よく 天からの二十歳の祝いに初雪降る
文化祭エプロン姿母に似る 目前にイチョウ並木の町を過ぐ キシキシと落葉の中へ足運ぶ 天仰ぐアッと言う間の流れ星 流れ星アッと言う間のスピード感 一夜明け辺り一面冬景色 みかん剥く季節はいつも父母思う 故郷の思いのつまるみかん箱 冬の雨部屋が変身物干しに 雪舞う日娘20才を迎えけり
母の手強く握り紫の冬夕陽 晃(推奨句) 回想句と思われるが、良い思い出は、その人の一生に良い影響を 与えますね。子ども達が良い思い出を持つように、大人たちは、 努力したいものです。 枯れ菊のくくられてなお匂い深し 登美子(推奨句) 感動の強い句です。感動は、詩の原点です。 仮名の表記を変えてみました。大きな問題ですが、掲示板全体を揃え、 読みやすくするためです。 ベビーカーくるうしろには冬入日 弘子(推奨句) どこにでもある風景ですが、不思議な雰囲気のある句です。 ヨーロッパの油絵を見ているようですね。 散る木の葉舗道に音符描いており 真佐子 若々しい句ですね。お元気にされているご様子が伺われます。 仮名の表記を変えてみました。大きな問題ですが、掲示板全体を揃え、 読みやすくするためです。 拓郎さん、書き込みご苦労様です。 高齢者のためにマルチメディアを、どう活用するか。私の課題です。 ご協力下さい。 虎落笛ピンと立ちたる猫の耳 百壷庵 ぬくもりをかすかに残し空き教室 和章 自転車生のペダルに合わせて白い息 正人 日溜まりにある日常と日向ぼこ なべ シクラメン窓辺に置きて空碧き 登美子 ご投句ありがとうございました。 皆さんの積極的なコメントで、掲示板が充実し、嬉しく思います。 俳句 天井の冬灯とは別パソコンが灯る 信之
寒い日です さくさくと歩いていると落ち葉のみ 落ち葉せぬ樹無人のような家がある 寒い風運動場から笛三度 冬の朝天気予報の風の中 佳い部屋へみかん一個を持ってくる ベビーカーくるうしろには冬入日 日没やサンタクロースの話して
シクラメン窓辺に置きて空碧き 枯れ菊のくくられてなほ匂ひふかし バス亭のかたまって咲く冬菫 毛糸編む七色八色波模様 よろしくお願い致します
青空が少しだけ冬を忘れさせ 由宣 詩的な雰囲気が、漂う良い句です。少しだけを持ってくる ところが、この句を更に引き立ててくれます。本当に、寒 い日のどんよりとした空に青空があると、気持ちも安らぐ ものです。これからも、頑張って下さい。
投稿者と題目が逆になっているのを、訂正します。 投稿者 森竹 題目 久保さんへ
頭を固くせずに作るのが一番です。自然の景色を見ているだけで、 奇麗なものに対しては、自然に句が浮かんできます。自然に、為 すがままの気分で、俳句を作ってみて下さい。俳句の祖(性格に は、俳諧ですけど・・)松尾芭蕉の句も、そんな気分で作られた ものが僕は、多いと思いますよ。僕の好きな句には、「荒海や佐 渡によこたふ天の川」と言った、自然をそのまま詠んでいるもの もありますしね。自然をそのまま詠む事を、お勧めします。では、
実演販売障子するする貼り終える 日溜まりにある日常と日向ぼこ 大木の銀杏落ち葉の降りやまず 年賀状前に思いの定まらず 戸を開けて出られずにいる冬の雨 <いい海をみて冬山の日暮れへと 隆博> 最近よい句が多くて、よい生活がかいま見えます。 うらやましいばかりです。 「その生活を少し分けてちょうだい」と言いたくなります。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
泰子さん、弘子さん、なべさん、素晴らしいコメントありがとうございます。 プリントアウトしては、放送で生徒を呼び出して、一言二言おちょくりながら 手渡してやっています。生徒たちの笑顔は、皆様のおかげです。 ぬくもりをかすかに残し空き教室 和章 寒々と木々も裸の運動場 和章 自転車生のペダルに合わせて白い息 正人 お帰りなさい明かり一つの我が家あり 正人 冬の日の窓薄紫に暮れ泥む 晃 母の手強く握り紫の冬夕陽 晃 ご指導よろしくお願いいたします。
石畳音符を描いてる落葉かな 散る木の葉舗道に音符描いてをり (いつも励ましのお言葉を頂きあり がとうございます。 上出 拓郎)
川隔だて寒いですねの声交わす 智則(推奨句) 自由なところ、肩肘張っていないところがいいですね。 いい海をみて冬山の日暮れへと 隆博(推奨句) 好きな句です。寒釣りに行かれたのですね。朝の投句がないと、 ご病気ではないかと、ちょっと気にかかりましたね。 クリスマスソングばかりのレノンの忌 なべ 我が足を立ち止まらせしポインセチア 和章 ゆず五つ湯にほり込んで今日暮れる 晃 餅つきの声響きたる晴れの空 泰子 広広と冬田きょうの野菜屑 弘子 窓に冬夕陽来てコンサート終わる けいじ(添削) ご投句ありがとうございました。 どの句も日常生活にしっかり根ざし、浮いたところのない句です。 俳句 師走来る玻璃の向こうもこちらにも 信之
枯葉舞ひイヴ・モンタンの七年忌 岸洋子秋を歌ひて秋に逝き 虎落笛ピンと立ちたる猫の耳 「冬はつとめて」 唸り始める洗濯機 (しまや百壷庵さんからの俳句)
晃さん なべさん 泰子さん 弘子さん 俳句のコメントありがとうございました。 他の方のコメントもお待ちしていますので、よろしくお願いします。 智則君 維希子さん 書き込みをありがとう。これからも掲示板を盛り上げてください。
冬の雲山が支えてそのままで ポンポン舟夜明けの舳先冬の波 木船のゆりかもめ鳴く親子漁 寒釣りの汽笛に包まる糸の張り 寒釣りの習う結びのたのしさを いい海をみて冬山の日暮れへとhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
<木の先のもみじの先は特に赤 千幸> もみじの枝の先へ先へと視線が移り、そのもみじの先端を(特に赤)と言いきって 印象的です。 <お祭のもちをつこうと小豆ほす 陽子> この暮らしが大事です。素直でしっかりした句です。 <風の気持ち運んでくれる黄色い葉 なぎさ> 「風の気持ち」をキャッチした、その若いアンテナは俳句によってさらに磨かれ ました。 <寒いなあふと思ったら冬がきた 泰昌> この素直さがいいのです。俳句に「次につながるものを見つけた」と書いてくれ ました。 <耳すます秋風すっと音がする 麻未> 秋風の音は「すっ」と聞こえてさわやかです。(耳をすます)俳句です。 <秋の風落葉といっしょに旅をする さち> 風の旅と落葉の旅。作者の心もそれらといっしょに旅に出ます。 <校舎から北風来たよの合図ある 美緒> 北風の合図を見逃さず、俳句にしています。こういう積み重ねからまた次の句が 生まれます。 <帰り道夕日にりんごかがやいて 千佳> 夕日に輝くりんごを見てみたいです。想像をかきたてられます。どんな輝きでしょう。 <風の笛落葉が走るどこまでも 真季> よく見て俳句にしています。「風の笛」という表現が活きています。 <青空が少しだけ冬を忘れさせ 由宜> 作者の人柄がそのまま俳句にでています。冬の青空のような人なのでしょう。 皆さんの俳句には驚きます。一番大事なことをおろそかにしていないからです。 よく見て、よく聞いて、暮らしを愛して、それらを伸びやかに表現するということを 皆さんから学びなおします。来年もまた皆さんの俳句を楽しみにしています。
歳末のレジ打つ音の限りなく 返り花在ったあたりを見て通る 鴨鍋の酔えば姿を忘れけり 赤き実を残して庭の落ち葉掃く クリスマスソングばかりのレノンの忌 <木の先のもみじの先は特に赤 千幸> 今回は一年の締めくくりにふさわしく良い句が多かったように思います。 特にこの句の素直な感動が好きです。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
・いい仲間零奈子の肴でシューベルト ・ポインセチア窓辺で聴いてるローレライ ・窓に夕陽来て終わりけりコンサート よろしくお願いします。
晃さん、コメントをありがとうございました。私はパン派です。ずっとずっと前は三葉屋の パンでした。 木の先のもみじの先は特に赤 久万中 千幸 大切に目に留めたい紅葉の光景です。 青空が少しだけ冬を忘れさせ 久万中 由宜 季節季節、その中で一体化しているものが伺えます。寒さを元気で過ごしてください。 弘子の句 広広と冬田きょうの野菜屑 日めくりのきのうの日付十二月 市場への花の車に冬の雨 ひとつだけ手折る芙蓉の帰り咲き ドラム缶落ち葉その他燃やす物 更地一枚と落ち葉尽くした樹 農協を出てきて見える枯れ蓮田 吊るし柿真下に昔の林檎箱
私の句にコメントをして頂き、ありがとうございました。 大変遅くなりましたがお礼申し上げます。 これからもよろしくお願いします。 自分の気持ちや言いたいことを17文字でつたえるのは本当に難しいですね。 いろんな思いを込めて作ってみても、どうも平坦な句になってしまいます。 少し頭が固くなりすぎているのでしょうか? あまり気どらないようにしてまた投稿したいと思っています。
<風の気持ち運んでくれる黄色い葉 なぎさ 久万中> 風の気持ち。この言葉にどきんとしました。銀杏黄落が私の胸の中に起こりました。 私の心にもさわやかな風が吹いて、風の気持ちを感じています。 投句 車窓向き幼な子ジングルベル歌う 冬温し父母と歩けば子に戻り 餅つきの声響きたる晴れの空 にぎやかな市に父母少し老ゆ
私のHPを、更新するに当たってコメント等を下さった皆さん、 本当に有り難うございました。おかげで、自分自身も感激です。 信之先生に、更新の感謝申し上げます。もうすぐ年の瀬です。 お体を皆様大切にして下さい。 かしこ 本日の句 黄に斑うっすら緑の蜜柑ある 寒き朝けんちん汁で体覚め 冬の夜に赤ワインで乾杯を 北風と細き路地を潜り抜け 川隔たて寒いですねの声交わす
我が足を立ち止まらせしポインセチア 和章 店頭を赤赤赤のポインセチア 和章 一人身も案外楽しゆず湯かな 晃 ゆず五つ湯にほり込んで今日暮れる 晃 ゆず軽く浮いている湯が沸いた 晃 山盛りのゆずもらう匂いも山盛り 晃 山盛りの匂いの籠のゆずもらう 晃 ゆずやろうか声してゆずの顔のぞく 晃 ご指導よろしくお願いいたします。
家計簿を閉じて師走の一日(ひとひ)閉じ 晋 身近な日常生活から句材を拾っていますね。とても大事なことです。 添削の必要がない句です。出来ていますね。
木の先のもみじの先は特に赤 小倉 千幸 お祭のもちをつこうと小豆ほす 日野 陽子 風の気持ち運んでくれる黄色い葉 大野 なぎさ わたしの特に好きな句を3句選びました。作者の気持ちがよく分かります。 寒いなあふと思ったら冬がきた 岡部 泰昌 耳すます秋風すっと音がする 渡部 麻未 秋の風落葉といっしょに旅をする 宇都宮 さち 校舎から北風来たよの合図ある 石本 美緒 帰り道夕日にりんごかがやいて 小倉 千佳 風の笛落葉が走るどこまでも 森之本 真季 青空が少しだけ冬を忘れさせ 山岡 由宜 俳句クラブの皆さん ご投句ありがとうございました。 俳句が解かってきましたね。嬉しいことです。 岡部泰昌、渡部麻未の両君へ クラブのお世話、ご苦労様でした。
インバネス袖膨らませ角曲がる けいじ(推奨句) 「インバネス」は、なつかしい冬の風景です。 「袖膨らませ角曲がる」は、抒情のある写生です。うまい表現ですね。 落ち葉時雨焼きたてパンは塩の味 弘子 師走に入る熱燗喉にしみとおり ゆきお モミの木や腹に矛盾をかかえおり 茂由子 開戦の朝の師走の雨の降る 晃 日曜の仕事となりし荒起こし なべ ご投句ありがとうございました。 晃さん コメントをありがとうございました。 生徒への俳句の指導ご苦労様でした。 俳句 裸木となり大らかにずん胴を 信之
日曜の仕事となりし荒起こし 小春日や洗濯物より蒸気立つ さみしいね夕方にする落葉焚き 夕暮れてよりは寂しき落葉焚きhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
<山茶花の色褪せてみゆ子叱る朝 ゆきお> よく分かります。子を叱らねばならない親の苦しさは、どんな美しい 色の花をもモノトーンにしてしまいますね。それでも、この子の将来の ために心を鬼にして叱らねばならないのです。つらいですね。 <落ち葉時雨焼きたてのパンは塩の味 弘子> 落ち葉時雨の下で食べたほんのり塩の味のほかほかのパン、さぞおいしかった でしょうね。 <インバネス袖膨らませ角曲がる けいじ> 「インバネス」を着ているのは大人でしょうか、子どもでしょうか。死語にな ってしまったのかもしれませんが「ハイカラ」な感じがしますね。こんな世界も あるのですね。私は「バンカラ」な世界の人間ですから。 信之先生、一年前の掲示板の掲載ありがとうございました。一年が早かったで すね。さっきまで、隣で生徒が俳句を打ち込んでいましたが、一年経って上達し たのは生徒でした。座敷童子が見えない年になってしまったようです。子どもた ちの新鮮な感覚にはいつも驚かされます。 <訂正 進軍のラッパ卒青春の父の姿>
モミの木や腹に矛盾をかかえおり 茂由子 毛糸編む娘の口元は母に似て 茂由子 雪虫のふわりむこうの山は雨 晃 開戦の朝の師走の雨の降る 晃 歓声と軍靴を聞きぬ冬の雨 晃 進軍のラッパ卒青春の父のいる 晃 父の吹く突撃ラッパ大陸の冬 晃
秋祭のぼりが高く背のびする 小倉 千幸 いちょうの葉散って広場のじゅうたんに 小倉 千幸 木の先のもみじの先は特に赤 小倉 千幸 秋の風落葉といっしょに旅をする 宇都宮 さち 寒いなあふと思ったら冬がきた 岡部 泰昌 お祭のもちをつこうと小豆ほす 日野 陽子 サルビアをやさしい顔で見送って 大野 なぎさ ふと見ると枯葉もいっしょに走ってる 大野 なぎさ 風の気持ち運んでくれる黄色い葉 大野 なぎさ 校舎から北風来たよの合図ある 石本 美緒 ほらね山の向こうに雪雲が 石本 美緒 耳すます秋風すっと音がする 渡部 麻未 竹林にさわさわ響く北風がふく 渡部 麻未 帰り道夕日にりんごかがやいて 小倉 千佳 虫たちは落ち葉のふとんで丸くなる 小倉 千佳 風の笛落葉が走るどこまでも 森之本 真季 青空が少しだけ冬を忘れさせ 山岡 由宜 今年のクラブも今月で最後になりました。 みんな冬の寒さにまけず、一生懸命考えて作りました。 よろしくお願いします。 渡部麻未 今年のクラブではいい俳句が見つけられなかったが 次につながるものがみつけられました。 よろしくお願いします。 岡部 泰昌
師走入る熱燗喉にしみとおりん を 師走入る熱燗喉にしみとおり とします。
・師走入る熱燗喉にしみとおりん ゆきお ・生きていて良かったなあと冬の熱燗 ゆきお ・健康が一番だよと秋刀魚食い ゆきお ・秋暮れてまだ新緑の一位かな ゆきお ・山茶花の色褪せてみゆ子叱る朝 ゆきお ・インバネス袖膨らませ角曲がる ・工事場のヘルメット冷たく昼休み ・独り残る時想う風邪の床 よろしくお願いします。
水煙正月号、拝見しました。雑誌をいただくまで大事に、心に仕舞っておきます。 日照の全くあらず帰り花 丈高く群れていたはず枯れ芒 冬色を極めし菊の束ねられ 地を置いて落ち葉は昨夜(よべ)の風の先 即売会青い幟の冬日和 落ち葉時雨焼きたてパンは塩の味 木の葉髪日燦燦の昼下がり
「水煙」正月号の巻頭抄、信之作品、選後評を書き込みましたので、 お立ち寄りください。 Top Page の<月刊俳句雑誌「水煙」>を クリックして、ページにお入りください。
香ばしい両手の中の焼き蜜柑 隆博(推奨句) 素直な感動です。口語が生きていますね。 古本を小銭で買って軽く北風 弘子(添削) 山肌に陰影つくり冬陽射し 緑丘 大きな芋三つに切って蒸かしけり 晃 ご投句ありがとうございました。 俳句 銀杏黄葉(もみじ)のぱっと明るい朝の出会い 信之
籾殻の枯色軽し葱畑 晃 芋ふかす匂いの月の冴ゆる中 晃 大きな芋三つに切って蒸かしけり 晃 芋蒸かす湯気の流れて冬の月 晃 干柿のしわくちゃ一つ月冴える 晃 ご指導よろしくお願いいたします。
山肌に 陰影つくり 冬陽射し 一本だけ 光り輝く 銀杏かな
刑務所の作品即売会に行き、犬小屋を買いました。泰子さんと御両親にもお会いしました。 話しつづける大根を引く人ら 冬暮す山から聞こゆ朝の鐘 葱刻む犬にも飯(いい)の時刻きて 枇杷の花電車の行った離合駅 出入り口閉め切り温室とは丸い 見えてくる親戚の軒吊し柿 冬の月明日買い物の日曜日 古本を小銭に買って軽く北風(きた)
金木犀の坂道を学生鞄 てつじ(添削・推奨句) お久しぶりですね。好きな写生句です。解釈の必要のない句ですね。 <産業翻訳の仕事始めました>とのこと、いいお仕事ですね。 バス停のツリーの明かりまたたけり 和章 松ぼっくり楽しく日暮れ焚き火の音 隆博 2句とも、こだわりのないところに良さがあります。素直なところが好きです。 二階から降りてきし声冬帽子 弘子 短日の日没コロッケ出来上がり 弘子 柚子ふたつ入れて日本一の風呂 なべ ご投句ありがとうございました。 俳句 雲流れはつふゆの緊張を少し 信之
金木犀の坂道を学生鞄 てつじ(添削・推奨句) お久しぶりですね。好きな写生句です。解釈の必要のない句ですね。 <産業翻訳の仕事始めました>とのこと、いいお仕事ですね。 バス停のツリーの明かりまたたけり 和章 松ぼっくり楽しく日暮れ焚き火の音 隆博 2句とも、こだわりのないところに良さがあります。素直なところが好きです。 二階から降りてきし声冬帽子 弘子 短日の日没コロッケ出来上がり 弘子 柚子ふたつ入れて日本一の風呂 なべ ご投句ありがとうございました。 俳句 雲流れはつふゆの緊張を少し 信之
大工さんの寒し夜あおるコップ酒 木の葉落ち静かに川の流れるを 大鍋のおでんきれいにくずも無く 香ばしい両手の中の焼き蜜柑http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
ご無沙汰しております。モデムの故障でネットがうまくつながらず、ついつい失礼してしまいました。少々古い句ですが折々の発句です。 添削いただければ有難いです。 嵐過ぎて 残る柿の実 西日射す 落ち葉から 覗く根っこや 蛇に似て 坂道を 学生鞄 金木犀 長き夜も ネット句会に つながらず 体育の日や ハイクする 俳句する 栗きのこ まだたわわなり 能勢路行く (台風襲来す) 雀一羽 吹き飛ばされん ばかりなり ズカ生徒 折り目正しく 落ち葉踏む 名月に 隠れ場もなし 二人連れ 利休故事 「茶の本」で読む 落ち葉かな 翻訳の キー叩く音 夜長かな (産業翻訳の仕事始めました) 仕事終え 立冬朝の 深呼吸 (六甲山中の甲南大学を望んで) 中腹に紅葉が包む赤煉瓦 鶏頭とベコニアぽつりガード下 以上
柚子ふたつ入れて日本一の風呂 吉田先生、コメントありがとうございます。 <重要な役>ではありませんが、<教えていただくこと>はたくさんあります。 <<新しい写真を追加しました。>>http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
信之先生、晃さん、コメントをありがとうございました。農作業に遠くなること十数年ですが、 あちこちの田畑の四季折々に、愛しみを隠し得ません。 本日の投句 辛味たつ要る程大根すりおろし 二階から降りてきし声冬帽子 色斑をひとつも見せず冬紅葉 短日の日没コロッケ出来上がり 通り道沢庵漬ける家も過ぎ 虫の穴見せて大きな葉が枯れる 晴師走即売会の準備中
良一さんと眞弓さんのページを更新しました。 お立ち寄りください。
<<以下に1年前の今日(12月5日)の書き込みを、ご参考までに転載しました。>> -------------------------------------------------------------------------------- ご投句有り難うございました。 投稿者:のぶゆき 投稿日:12月05日(金)21時44分30秒 a038.matsuyama.shikoku.ne.jp 吉田晃さん <はいと出す茶の温もりや白露なる> ご投句有り難うございました。 「白露」という季語がうまく働いていますね。 秋気を感じさせる頃の「茶の温もり」は、また人の温もりでもあって、 俳句の心が句を大きくしています。 -------------------------------------------------------------------------------- 添削 投稿者:のぶゆき 投稿日:12月05日(金)21時28分34秒 a038.matsuyama.shikoku.ne.jp <事件起き冬の寒さをやっと知る 酒井範政> <冬の陽の光まぶしい車窓かな NOIV−EF> 添削してみました。どうでしょうか。 <すりへった 靴も買えない 賞与まえ> これは、川柳と取られるでしょうが、好きな句です。 -------------------------------------------------------------------------------- (無題) 投稿者:吉田晃 投稿日:12月05日(金)21時23分01秒 a008.niihama.shikoku.ne.jp はいと出す茶の温もりや白露なる -------------------------------------------------------------------------------- 皆さんに感謝 投稿者:のぶゆき 投稿日:12月05日(金)13時57分02秒 a034.matsuyama.shikoku.ne.jp 酒井範政さん 朝日新聞読みました。 メイルや電話がどんどん入っています。 酒井さんの書かれた記事とても評判がいいですよ。 有り難うございました。 泰子さん <柿を干す窓が明るくなったよう 泰子> 見ましたよ。インターネット俳句ですね。のってきましたね。 NOIV−EFさん たびたびのご投句有り難うございます。 <くっきりと雲まっ白に秋が来た>泰子さん <冬の太陽 遠くにありて 初コート>NOIV−EFさん お二人の俳句が朝日新聞(愛媛版)に載りましたよ。 泰子さん 皆さん NOIV−EFさんの小説も読んで下さいね。 下のアドレスから入れますよ。 http://www.bremen.or.jp/astro109/ -------------------------------------------------------------------------------- 見ました 投稿者:八木泰子 投稿日:12月05日(金)13時19分17秒 a034.matsuyama.shikoku.ne.jp 朝日新聞の記事、見ました。先生は新聞に登場するたびにお若くなられ、これもインターネット 効果ですか。私の俳句をお褒めいただいたので、また一句。 柿を干す窓が明るくなったよう 泰子 さわやかな記事ですね。書かれた記者さんがよかったんですね。 -------------------------------------------------------------------------------- 寒いけど良い天気です。 投稿者:NOIV−EF 投稿日:12月05日(金)09時21分25秒 202.212.203.2 冬陽の 光まぶしい 車窓かな どうも、しっくりこないですねえ。 冬陽なんて季語でいいんですか? 気をとりなおして、次、いきます。 すりへった 靴も買えない 賞与まえ 笑えないっすね。びんぼーサラリーマンの悲哀が・・・ ボーナス前の懐は、寒いです。 http://www.bremen.or.jp/astro109/ -------------------------------------------------------------------------------- そうですね 投稿者:酒井範政 投稿日:12月05日(金)02時48分23秒 a036.matsuyama.shikoku.ne.jp 俳句の記事を書いて一安心しているところに、今度は殺人事件が起きました。 刑事が現場検証している間、ずっと外で待っているのはとても寒かったです。 事件起き やっと冬の 寒さ知る --------------------------------------------------------------------------------
バス停のツリーの明かりまたたけり 和章 初冬の景高原の駅客もなし 和章 訂正 <南天の実のある小道なまこ壁>にしてください。 ご指導よろしくお願いいたします。 なべさん、俳句写真館見ました。いいですね。私も、できるといいのですが。 ノートパソコンの手軽なのがありますので、妻に相談してみようと思っています。 恐ろしいことにならねばいいがと心配しています。無事を祈っていてください。 弘子さん、コメントありがとうございました。俳句の充実、うらやましい限り です。ゆとりのある充実した生活なのですね。 <散紅葉少し掃き残しておこう 泰子> 今年は、まだ紅葉の葉がきれいですね。こちらではイチョウがきれいに散って います。掃除の時間に掃いてしまうのですが、残しておきたいきもします。実感 です。 <耳に残るリズムで歩く冬の月 けいじ> いい夜ですね。ひざで大きくリズムをとりながら、体を弾ませて月の道を帰る のですね。 <ストーブの年寄りの言う席に着く なべ> なべさんが地域活動の重要な役で活躍しておられるのがわかります。年功序列 は人間関係がちょっとしんどいですが、教えていただくことがたくさんありますね。 <全開のシャワーで髪より冬流す 智則> 冷えた頭に熱いシャワーをかけると、冷やされた水が顔を伝って零れ落ちてきます。 まさに冬を流しているのですね。 <そこに葉捨ててあり大根引いてあり 弘子> 黒い土の上に、土つきの白い大根が畝に沿って並べてあります。作業の途中でしょ うか、葉っぱが一山小さく盛られています。この時期の風物詩ですね。 <冷ゆる夜の厨に液晶文字灯り 京子> 昨日クラブ活動があり、インターネット俳句センターを開いて、俳句クラブ員にこ の句を見せました。この光景を説明しながら、今年最後の俳句をしっかり詠むよう話 しました。クラブの俳句は来週生徒が打ち込みますので、ご指導お願いいたします。
冷ゆる夜の厨に液晶文字灯り 京子(推奨句) しっかりした俳句です。俳句の鍛錬がなされていますね。 そこに葉捨ててあり大根引いてあり 弘子 紛れもない弘子俳句です。個性のある句は、なかなか出来ませんよ。 ふと仰ぐ透きとおる青師走空 隆博 初霜や庭一面に陰りなく 和章 全開のシャワーで髪より冬流す 智則 南天の実のある家の壁白し 晃 冬霧や朝日見えつつ隠れつつ なべ ご投句ありがとうございました。 俳句 冬の太陽へこんなに近くまで登る 信之
繰り返すネクタイ正す悴む手 湯上がりの明日の日照らす冬の月 松ぼっくり楽しく日暮れ焚き火の音http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
孝史君、智則君のページを更新しました。 お立ち寄りください。 なべさんの「俳句写真館」に立ち寄ってきました。俳句が引き立っていましたね。 楽しい「俳句の館」でした。
<冬色と言う色在りし窓の玻璃> を <冬色と言う色の在り窓の玻璃> に訂正します。
ジョギングの人冬靄に溶けて行く 冬靄の中より出でし耕耘機 原稿を書き終え寒き足の在り (三世代交流会二句) しめ縄を老人の手は若く綯う ストーブの年寄りの言う席に着く 芹の田に芹とる女(ひと)の手の赤し 冬霧や朝日見えつつ隠れつつ 冬色と言う色在りし窓の玻璃 花八手信号待ちの側の庭 花八手信号青に変わりけり 「俳句写真館」をオープンしました。 まだふたつしかありませんが・・・。 下のアドレスからどうぞ。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
先程の投句の四番目の書き込みが、間違いました。訂正させていただきます。 冬を越す虫の卵が丸見えに
よい日和で、行き交う人との言葉も、まろやかです。 冬菊の匂いの中に立とうと思う <晃> あやかりたい心境です。いつ出会えることでしょう。 全開のシャワーで髪より冬流す <智則> シャワーは、朝夕の習慣となりました。その日の始まり終わりがあります。 一日元気でいきたいものです。 弘子の句 冬月の大きく沈みそこが朝 冬蝶のなんと力のあることよ いくつもの冬の蒲公英きょうは絮 冬を越す虫の卵が丸え見に そこに葉捨ててあり大根引いてあり 店の奥聖樹の高さに透けてくる 昔からの塀柊は花盛り
南天の実のある家の壁白し 冬菊の匂いの中に立とうと思う 山茶花の黒い瞳の児に匂う 冬空の盆地に青を満たしけり 冬雲の波紋に角を丸められ ご指導よろしくお願いいたします。
洋子さん、登美子さん、真佐子さんのページを更新しましたので、 お立ち寄りください。
本日、12月分の投句を郵送しました。訂正が有りますので、 宜しくお願いします。 冬の空青空・・→初冬の青空 木の実を踏めば軽き音・・→木の実を踏んで音軽く 以上です。お願いします。 本日の句 冬の灯の音寂しげに鳴り止まず 白飯の湯気ほかほかに冬の夜 全開のシャワーで髪より冬流す
初霜や庭一面に陰りなく 和章 早朝のカバン持つ手もかじかめり 和章 ご指導よろしくお願いいたします。
諸星京子さんへ <冷ゆる夜の厨に液晶文字灯り 京子> お久しぶりですね。 前回の句<足の指ひろげてみたりして夜長 京子>もそうですが、 句の対象と作者の気持ちがぴたりと合っていますね。レベルの高い俳句です。 俳句添削掲示板に転載します。お立ち寄りください。 ご投句ありがとうございました。
いつも見る裏の晴れ山十二月 隆博(推奨句) 隆博さんの、いつも晴れている、そんな拘りのないところがいいですね。 耳に残るリズムで歩く冬の月 けいじ けいじさん独特の俳句です。好きな俳句です。 息止めた瞬間枯葉枝を去る 晃 枯菊になお愛着の水をやる 和章 気高くて冬没日を見送りぬ 泰子 太りゆく冬の落暉へ二人で向き 弘子 薄日さす炬燵に二人だけの午後 なべ ご投句ありがとうございました。 俳句 安らかに一日終わる卓の蜜柑 信之
遠くから来た北風と土手をゆく 一つ椀海鼠噛みつつ夜が更ける ふと仰ぐ透きとおる青師走空http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
薄日さす炬燵に二人だけの午後http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
Mozartコンサートを聴いて ・耳に残るリズムで歩く冬の月 ・冬満月照らす自販機でビール買う
・耳に残るリズムで歩く冬の月 ・冬満月照らす自販機でビール買う 風邪を引いてしまいました。よろしくお願いします。
ホームページの書き換えをしていただきまして、ありがとうございました。お忙しい御手を わずらわしまして、申し訳ございません。今後とも宜しくお願い申し上げます。 冬歩く小さな小さな松も見て 叢のなにかざわめき冬芒 太りゆく冬の落暉へ二人で向き だらだらと枯れている蔓線路沿い 冬空に一枚干されベビー服 寒くなる友が訪ねてくるという こなごなになってしまって落ち葉です
ホームページを更新していただきありがとうございました。ご多忙きわまる先生にお世話いただき 申し訳なくもうれしく、大変お世話になりました。これからも俳句に精進しようという新たな 意欲が湧いてきました。また、正子さん、新しく句評をいただきありがとうございました。 今日の投句 いくらでも散って落ち葉は地に帰り 散紅葉少し掃き残しておこう 気高くて冬没日を見送りぬ
正子さん、弘子さん、泰子さんのページを更新しましたので、 お立ち寄りください。
枯菊になお愛着の水をやる 和章 菊枯れし愛着の念切り惜しむ 和章 息止めた瞬間枯葉枝を去る 晃 冴星に吊しの柿の色を増す 晃 吊し柿食べる夜の冷たさが喉に 晃 (吊し柿食む夜の冷たさ喉を越す) ご指導よろしくお願いいたします。
冬の朝我が吐く息と川の活き ファンヒーター窓にへのへの字を書いて いつも見る裏の晴れ山十二月http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
鉛筆を落としてしまい枯れの中 弘子(推奨句) 何でもない日常を俳句にしましたが、とても質のいい句です。 コンサート終え縦に連なる冬星座 登美子(推奨句) 「コンサート」を聴く感動と「冬星座」を見る感動は、同じ質のものですね。 そして俳句の感動も同じ質のものです。人間のこころの深いところでの感動ですね。 わたしの好き句です。 採られずに枯れなつめの実黄昏れる 隆博 3句のどれも好きな句でした。句が変わってきましたね。いい方向です。 生え初めし前歯シュワッと林檎食む けいじ 写真では、出来ない、いい記録です。 写真に添えると、もっと良くなりますね。 冬光のざわめき苔にモズの影 晃 頬に笑み旋律もよし小春かな 和章 ご投句ありがとうございました。 俳句 師走快晴今日一日を大切に 信之
ホームページの書き換えを、していただきますこと、ありがとうがざいます。よろしくお願い いたします。三十句、投句いたします。 <春> 太幹のぐるりと青みだして春 シンデレラの時刻を打って冴え返る 地球儀に赤い日本春の雪 春の雪きょうは本屋へ行くつもり わらびもらい山のように静かな夜 庭濡らし遠き桜の方も雨 別冊は明るき表紙目借時 <夏> 花は葉に町に数ある情報誌 山も隠し八十八夜は雨の底 走り梅雨納屋の長靴男物 かたつむりついに枝の先まで行く 青葉木兎夜の時間はあと少し 冷夏あるな組替え利かぬ七つ星 百日紅手を振り交わすだけの事 夏終わろうとする夜の全円の月 <秋> しっかりと露を結んで全て朝 身深く折って抱えし稗の束 山からの風のない日の秋桜 籾殻の焼ける時間へ人を見ず 流れ星掌ずっと軽くなり りんご取り出して空き箱の新しく 銀杏は黄今にも散ってきそうに黄 稲架解かれ棒の長さにまとめられ <冬> 掻いて寄せつつこれは落ち葉の嵩 眠る山押せば退ってゆきそうな 枯れ野星午前零時を聞きしあと 安心のような枯れよう泡立ち草 美しい夕日寒波が去ってゆき 短日や降りねばならぬ駅へ着き 春を待つ天気すぐれし日には尚 本日の投句 冬菜畑如露一杯の水注ぎ 出荷する冬の花々しきみの濃 温室に高く女の話声 勾配のあるらし町の枯れ二三 鉛筆を落としてしまい枯れの中 紅葉した桜が散った今一枚
ポインセチア鈴の音遠く待っている ポインセチア神父の顔のほころびて とき 真冬日やひそと時間打つ鳩時計 千年の欅並木や冬日影 一陣の風落ち葉一枚石の上 コンサート終え縦に連なる冬星座 よろしくお願い致します
名古屋は暖かな師走です。初霜もまだ聞きません。 ・生え初めし前歯シュワッと林檎食む ・子のサドルも拭いて出勤師走入る ・柊の小さき白の自己主張 ・己が形崩さず散り敷く銀杏落ち葉 ・毛糸編む座席の人には陽が当たり よろしくお願いします。
落葉掃く鼻先にジャコの風におう 晃 (ジャコ=カメムシのことです) まるい嶺まるい雲冬の陽もまるく 晃 南天の零れんばかりの息づかい 晃 山ありて森ありて家並みに黄葉かかる 晃
頬に笑み旋律もよし小春かな 和章 日溜まりの友求め来て昼休み 和章 冬光のざわめき苔にモズの影 晃 百舌鳥発ちて苔の緑の落ちつきぬ 晃 百舌鳥鳴きて苔の光の切り裂かれ 晃
信之先生 添削をありがとうございます。 採られずに枯れなつめの実黄昏れる 焚き火の粉ふわふわ冷えて頭に肩に 北風の青空のまま暮れてゆくhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
ボジョレ−ヌ−ボ味わいし夜穏やかに 眞弓(推奨句) 新しい俳句です。「ボジョレ−ヌ−ボ」は、歳時記に載っていない 新しい季語になりますね。「新酒」に匹敵する、立派な季語です。 新しい季語が生まれるには、そのための、よい例句が必要です。 この句は、新しい季語「ボジョレ−ヌ−ボ」のための良い例句です。 土の道木の家冬の路地にある 晃 古き良きものを残したいですが、大変なことです。多くの人の努力が入りますね。 昔、宇和町で俳句の講演会をしたことを思い出しました。 冬の畑耕されている土の匂い 隆博 冬耕の鍬入れている土の匂い(添削) 「冬の畑耕されている」を、俳句では、「冬耕」と言います。 帰ろうとする夕闇に冬の雨 なべ 「12月の投句一覧」を拝見しました。今年最後の月になりましたね。 ありがとうございました。 セロファンの袋に六つ冬林檎 弘子 はつ冬の古寺の鐘の澄みわたり 和章 ご投句ありがとうございました。 俳句 師走の暖かな一日で楽しく歩く 信之
真っ黄色が暗闇に映え銀杏立つ 授業の合間に窓からすばらしい光景が目に入りました。 送られし丸ごとりんごシャッキリ歯む 母が亡くなってもう8年になりますが、母の里の長野から瑞々しいりんごが送られてきます。 ボジョレ−ヌ−ボ味わいし夜穏やかに 先月買ってみました。卒論で余裕がない!と気ばかりあせっていたのですが、その夜だけは のんびりと過ごしました。
ストーブの音しかせぬ夜コップ酒 七輪の火口新し炭熾す 県歴史資料館にて(宇和町) 白熱の外灯昭和の傘をさす うどん屋の二階の宴の冬の夜 土の道木の家冬の路地にある
今年も残り一月となりました。穏やかな師走の入りです。 音のない風の厚さへ時雨くる 動物石鹸に湯浴み夜も落ち葉 順調に太る冬月颪聴く あるだけの青い葉捨てる蕪を引き 冬陽受く作業事務所きのう建ち 十二月一日筆運びよき喪の葉書 セロファンの袋に六つ冬林檎
雑炊の行き渡り宴終い時 新聞と届く年の瀬易暦 帰ろうとする夕闇に冬の雨 12月の投句一覧をつくりました。http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8581/html/toku9812.html
冬の雨下校の足を早めたり 和章 はつ冬の古寺の鐘の澄みわたり 和章 木っ端炊く煙に話をあぶる朝 晃 よく枯れた枝一つくべ茶をすする 晃 茶をすする顔いぶされる朝の焚き火 晃
冬の畑耕されている土の匂い 雨降って練炭の灰土となり 茹で上がる蟹の足それぞれにもぐhttp://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
猪猟夫背の色赤く山に入る 隆博(推奨句) 今日の句は、どれもが充実していますね。写生が効いて力強いものがあります。 大根の白を積み上げ朝の市 なべ(推奨句) 「を」の推敲は、成功しましたね。 枯櫨の房揺るる時海の凪 晃 海の見える山での櫨(はぜ)の実は、風情がありますね。「揺るる」と「凪」との 対照が無理なく初冬の風景を引き立たせています。 名も知らぬ木の実を踏めば音軽く 智則 智則君、好調ですね。いい句です。 こんなにも赤かったのか朝の山茶花 ゆきお 驚き、感動、ここから詩や芸術は出発します。好きな句です。 フォルテッシモ残響長く冬の夜へ けいじ 真南に聳って皿ヶ嶺眠る日々 弘子 霧の中子らの元気に教えられ 和章 トーブの暖に誘わる笑顔かな 正人 ご投句ありがとうございました。 俳句 冬天の青のひたすら一枚で 信之