俳句掲示板/水煙購読者専用
No.692◆:伊嶋高男 [99年9月30日 21時38分11秒]
「私の好きな句」
古時計遅れて秋の深みけり  佐夜子
自転車に答案くくれば雲さやけき  正子
 遠くの音がよく聞こえて,遠くがよく見える秋の夜の澄んだ
 空気が出ていると思います。「古時計」の句は水平に,「自転車」
 の句は垂直方向に澄んでいると感じました。

稲妻の夜通し励む山めぐり  隆博
 大変なお仕事ですね。神秘的な山の霊気を感じます。

秋桜道へ揺れるは括られる  弘子
 道へ揺れるがいいです。同じようでも,萩は括られませんね。

明月の光染みこむ大夜景  萬地郎
Res>◆:相原弘子 [99年10月1日 14時2分31秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
高男さん、コメントをありがとうございました。
Res>◆:森 隆博 [99年10月1日 6時29分35秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
高男さん、コメントをありがとうございます。
Res>◆:堀佐夜子 [99年9月30日 22時58分57秒]
高男様、選句とコメント有難うございます
No.691◆:吉田 晃 [99年9月30日 18時25分43秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/akkun-yj/
 稲を刈る小さき指に鎌の音
 とんぼ群れている真下で童稲を刈る
 刈り稲を掲げればとんぼ風に浮く
No.690◆:牛庵 [99年9月30日 17時59分14秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/

コンバインの残して行きし彼岸花
秋天の確かな高さが音を吸う
検診車秋日の中に停車する
No.689◆:登美子 [99年9月30日 15時2分49秒]
波白くまわる風あり無月の浜
海凪ぎて栗飯香る暮色時
蜻蛉群れはこぶ風あり光あり
No.688◆:登美子 [99年9月30日 15時2分27秒]
「私のすきな句」
校庭の広さを囲み秋の声    隆博
 とても閑かな雰囲気で、しんみりした気持ちになりました。

朝冷えや牛乳受の音ことん   佐夜子
 いまでもあるのですね。私にとっては郷愁を誘う音です。

鈴虫の音より湖の音がする   句美子
 とぎすまされた作者の耳、感性の鋭さがうかがえます。
Res>◆:森 隆博 [99年10月1日 6時28分5秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/

登美子さん、コメントをありがとうございます。
Res>◆:堀佐夜子 [99年9月30日 23時1分45秒]
登美子さん、選句とコメント有難うございます
No.687◆:相原弘子 [99年9月30日 14時43分33秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
畑から芋をあげると声太く
小米干してあり新米匂う中
昼の虫空は青さに遠くなり
No.686◆:相原弘子 [99年9月30日 14時39分59秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
「私の好きな句」

秋風は聞こえないけれど窓に見える   句美子
このようなことよくあります。内緒にしておきたい思いにもなります。
いい秋であってほしいものです。

名月の在りし辺りの薄明かり      牛庵
言うに言えないものに出会った感じです。しばらくこのままを願い
つつ。

土手の道足の裏から秋の風       高男
自然を覚えてゆくことの喜び。

大壷に豊かに活ける秋桜       登美子
コスモスのあの揺れがみえてきます。 



No.685◆:堀佐夜子 [99年9月30日 9時9分25秒]
夜なべする母の背中と夢で逢う
秋の虹片根はいずこ湖暮れて
暮れ落ちて色無き風の小庭なり
No.684◆:堀佐夜子 [99年9月30日 8時52分2秒]
紫禁城全ての甍秋日受け   萬地郎
夕焼けの流るを今日のゆたかさに  高橋正子
 美しい夕焼を見ると明日も頑張ろうと思われてきます
わけいりて小道の先に女郎花  和章
 どうしてこの花が女郎花と言うのかと調べたら夫に裏切られた
 女房が川へ身を投げて残った衣が女郎花と成ったんですってね
シャワー熱くジンジャの花を見し日より 正子
行く雲にジンジャーの花のすがすがし 正子
 この二句は切り離せませんジンジャーの香は本当に気分を爽快に
 してくれます
Res>◆:堀佐夜子 [99年9月30日 8時54分0秒]
「私の好きな句」です
No.683◆:伊嶋高男 [99年9月30日 8時24分41秒]
朝曇り西から晴れて寝待月
河霧がうすれて川面滑らかに
厚雲がいわし雲となり晴れ渡る
No.682◇:あらま俳句会  大西和章 [99年9月30日 7時37分22秒]
昨日の俳句
寝惜しみてすだく虫の音間近なり  和章
No.681◇:あらま俳句会  大西和章 [99年9月30日 7時30分57秒]
コスモスの花咲き風になびくなり  和章
爽やかな風にページをとられけり  和章
No.680◆:森 隆博 [99年9月30日 6時46分40秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/

今日もまた川音にまじりキリギリス
校庭の広さを囲み秋の声
No.679◆:霧野萬地郎 [99年9月29日 21時12分55秒]
句美子さんの句の素直さに感銘しました。高1のお嬢さんとは驚きました。さすがに血をひいておられますね。お名前も似合いますね。
それから、私の句に対して、信之先生、正子先生、佐夜子さん、哲斎さんコメントありがとうございます。また、推奨句をありがとうございました。

香港にて
明月の 光染みこむ 大夜景
喧騒の 湿る夜風に 秋気配
朝霧の 晴れて艀の 先ず動く
Res>◆:伊嶋高男 [99年9月30日 8時16分32秒]
「光染みこむ」で,名月と大夜景が調和するのですね。感心しました。
私は,ここ数日,名月と東京の夜景を眺めていますが,対立関係にとらえていて,句になりませんでした。
No.678◆:牛庵 [99年9月29日 17時39分39秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/

稔田の縁を彩る曼珠沙華
手折られし茎も伸びけり曼珠沙華
眠りより覚めて窓には居待月
Res>◇:牛庵 [99年9月29日 18時14分29秒]
<手折られし茎も伸びけり曼珠沙華>

<手折られし茎も伸びたる曼珠沙華>
に訂正します。
No.677◆:相原弘子 [99年9月29日 13時55分55秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
刈田から懐中電気が進みくる
帰阪には産地にとれた青みかん
燕帰る電気スタンド買うを決め
No.676◇:あらま俳句会  大西和章 [99年9月29日 13時32分55秒]
寝惜しみてすだくむ虫の音間近なり  和章
わけいりて小道の先に女郎花  和章
No.675◆:伊嶋高男 [99年9月29日 8時9分22秒]
深川や新蕎麦手繰る落語会
深川で園橘を聴く蕎麦屋酒(三遊亭)
秋時雨神田須田町蕎麦屋味噌
Res>◆:伊嶋高男 [99年9月30日 8時36分18秒]
萬地郎さん、コメントありがとうございます。
こうゆう時は,インターネットが「仮想世界」であることを実感させられます。「思うどち句会の後の蕎麦屋酒」といきたいところです。
Res>◆:霧野萬地郎 [99年9月29日 21時23分57秒]
秋時雨神田須田町蕎麦屋味噌 高男
漢字だけの下町描写は、とても粋に感じます。秋時雨は更にいいですね。
No.674◆:霧野萬地郎 [99年9月28日 23時40分12秒]
私の好きな句

<檜葉の散り敷かれたる野分あと> 牛庵
散り葉の匂い豊かさと、昨夜の野分の激しさを想像します。

<大き月のこちらはしずもる草の闇> 正子
見事な月に対して、虫の鳴かない寂しい草むら。推理を呼びます。

<秋風は聞こえないけれど窓に見える> 句美子
静かに忍び寄る秋の気配を感じます。

<新藁を燃やす煙の青く立つ> 牛庵
収穫後の清々しい田の風景を想像しました。

<城打ちて空へ吹き上ぐ風青し> 信之
何世紀も強風に煽られて、長城は耐えていますが、私はその登山にかなり疲れました。

(夏尾根に長城のたうつ龍のごと)
比喩を使うのはどうかと思いましたが、、、。


Res>◇:牛庵 [99年9月29日 17時41分41秒]
コメントをありがとうございます。
Res>◇:高橋正子 [99年9月29日 8時41分56秒]
私の句、ならびに娘の句美子の句のコメントありがとう
ございました。
Res>◆:高橋信之 [99年9月29日 6時6分44秒]
句美子は、私の高校1年の娘で、コメントを
書いていただくのを心待ちにしていました。
萬地郎さん、ありがとうございました。
No.673◆:堀佐夜子 [99年9月28日 22時59分38秒]
朝冷えや牛乳受の音ことん
回覧版届けし家は菊の宿
吾が部屋にまよいこんだる秋の鉢
Res>◆:堀佐夜子 [99年9月28日 23時1分47秒]
訂正
吾が部屋に迷いこんだる秋の蜂
No.672◆:吉田 晃 [99年9月28日 21時19分37秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/akkun-yj/
 月の道風の明かりてさざめけり
 稲ふさふさ実りの車畦の道
 硬き実の豊かに稲架の茎枯るる
 
Res>◆:吉田 晃 [99年9月30日 16時7分9秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/akkun-yj/
稲ふさふさ実りの車畦はずむ
No.671◆:牛庵 [99年9月28日 17時22分5秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/

名月の在りし辺りの薄明かり
黄落の日陰より出て日向へと
新藁を燃やす煙の青く立つ
No.670◆:相原弘子 [99年9月28日 13時54分7秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
晴れ渡ることの明るさひやひやと
秋桜道へ揺れるは括られる
お茶堂の転げ落ちそうに山は秋
No.669◆:相原弘子 [99年9月28日 13時51分12秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
哲斉さん、コメントをありがとうございました。
No.668◆:伊嶋高男 [99年9月28日 8時9分59秒]
秋晴れや動くもの白し河川敷
背に受けし秋風を抜く速さあり
土手の道足の裏から秋の風
No.667◇:あらま俳句会  大西和章 [99年9月28日 7時24分26秒]
山里に炎のごとく彼岸花  和章
部活動球追い走る秋の暮  和章
No.666◆:森 隆博 [99年9月28日 5時17分6秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/

信之先生、推奨句をありがとうございます。

稲妻の夜通し励む山めぐり
聞こえて来る何れも今をちんちろりん
No.665◆:高橋正子 [99年9月27日 22時7分48秒]

シャワー熱くジンジャの花を見し日より
大き月のこちらはしずもる草の闇
自転車に答案くくれば雲さやけき
No.664◆:高橋句美子 [99年9月27日 22時3分13秒]

鈴虫の音より湖の音がする
秋風は聞こえないけれど窓に見える
No.663◆:牛庵 [99年9月27日 17時30分57秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/

台風の風にとんびが乗って舞う
檜葉の散り敷かれたる野分あと
新米のトラックの荷の重そうに
No.662◆:高橋信之 [99年9月27日 15時58分17秒]
今朝の秋 投稿者:野上哲斉  投稿日:09月27日(月)11時19分42秒

 毎週月曜の朝開く俳句掲示板の句の新鮮さと、
力強さに心を打たれております。
  「私の好きな句を」
 丸門のある白壁や菊の列      霧野萬地郎
中国の路地裏が浮かび,菊の列が生きています。
 小鳥来て羽根一枚を石の上     牛 庵
ほのぼの漫画の一場面のように、静けさを感じます。
 曼珠沙華共同井戸の跡が見え    相原弘子
過去より未来へ生き続けて、根強い曼珠沙華。
 アカシヤのみずみずしくて花たらす 高橋信之
アカシヤの花の様子は、人の心を落ち着けさせます。
 新涼へ定年の人送り出す      
時期を問わず定年の人は増え続けています。
 夕焼けの流るを今日のゆたかさに  高橋正子
読者に夕焼けの鮮やかさと、心豊かさを与えてくれます。
Res>◇:高橋正子 [99年9月29日 8時45分45秒]
哲斉さん、好きな句に選んでくださりありがとうご
ざいました。ご馳走したいくらいの夕焼けでした。
No.661◆:高橋信之 [99年9月27日 15時57分15秒]
萩の道 投稿者:堀佐夜子  投稿日:09月27日(月)09時43分08秒

信之先生推薦句に選んで頂き有難うございます。

車椅子の群れてこぼるる萩の道
古時計遅れて秋の深みけり
No.660◆:相原弘子 [99年9月27日 15時4分14秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
雁渡し静かな方に田も続き
十七夜漢字豊かな各ページ
石が彫られるときに団栗が落ち
No.659◆:相原弘子 [99年9月27日 14時58分10秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
信之先生
推奨句をありがとうございました。
添削のご指導をいただきありがとうございました。
No.658◇:あらま俳句会  大西和章 [99年9月27日 13時33分37秒]
お囃子に法被姿の残暑かな  和章
長き夜は孫の話で眠りけり  和章
No.657◆:伊嶋高男 [99年9月27日 8時31分43秒]
高橋先生、推奨句に入れていただきありがとうございます。

日に透ける山さくらばのうすもみじ
ひこばえの紅葉無垢なる光透く
そば立てれば月光我が額を穿つ
No.655◆:高橋正子 [99年9月27日 1時54分29秒]

十六夜のものみななべてみずみずし
夕焼けの流るを今日のゆたかさに
肩にふれし萩のみ空のうすねずいろ
No.654◆:けいじ [99年9月26日 22時52分11秒]
▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
・孫と見るベランダの月「おおきいネエ」
・孫が手に余る大きな栗拾う
・手料理を持ち寄り男の月の宴
No.653◆:高橋信之 [99年9月26日 22時10分54秒]
推奨句(3) 
○稲光房総の山並み一閃す 高男
一瞬を捉えて大きな風景である。(信之) 
○ぽっかりと刈田一枚夕暮れる 牛庵
しみじみとした秋の夕暮れ時。(信之)
○空蒼く地に露草の青のあり さゆり
No.652◆:高橋信之 [99年9月26日 22時9分34秒]
推奨句(2) 
○行く雲にジンジャーの花のすがすがし 正子
青空を背景にして,白い雲と大輪の白い花がゆっくりと動いている光景を見ているようです。ジンジャーを最近覚えたので特に印象深い作品です。(高男)
○秋時雨室内楽はピアニッシモ 登美子
秋時雨の句、ピアニッシモで弾かれた曲は、なんだった
のでしょう。神経を集中して弾かれるピアニッシモに深
い時を感じますね。(正子)
○コンバイン帰っていって稲匂う 弘子
刈入れが終わったばかりの新鮮な田の風景が
いいですね。(晃)
○新涼へ定年の人送り出す けいじ
やさしさがあっていいですね。また新しい
門出に、こころからの声援をおくります。(正子)
No.651◆:高橋信之 [99年9月26日 22時8分3秒]
推奨句(1)
◎無月の空うすずみいろをかぎりなく 正子
モノクロの墨絵のような美しさを感じます。(萬地郎)
◎休耕田花野となりて人集う 佐夜子
楽しそうな話し声が聞こえてきそうです。(登美子)
◎生栗をカリッとかめば青い空 晃
野のもの山のものをちょっと一口という時は、どうしても青空で
あって欲しい。(弘子)
◎荷駄の甕揺れて新酒の音がする 萬地郎
紹興の酒ですか。大陸の秋はまたいいものでしょうね。
素朴なのでしょうね。すべてが。(晃)
◎山間の大きなカーブに花芒   隆博
「大きなカーブ」「薄」、原風景ですね。(晃)
No.650◆:堀佐夜子 [99年9月26日 18時36分13秒]
稲妻やいとま告げれば又光り
自動ドア出れば夕闇律の風
障子張る手際よかりしボランテア
No.649◆:相原弘子 [99年9月26日 13時49分32秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
おおらかに傘を開いて毒茸
蓼の花先へ先へと犬が行き
男の人枝豆一把提げ帰り
Res>◆:高橋信之 [99年9月26日 15時2分22秒]

<おおらかに傘を開いて毒茸>は、
<おおらかに傘を開いている茸>
でいかがでしょうか。
No.648◆:高橋正子 [99年9月26日 9時35分4秒]
萬次郎さん、高男さん、拙句へのコメントありがとうございます。
写生を心がけねば、そして、ためて作るのは、やめなければと思っ
ていたところです。皆さんから、いろいろ教えていただいています。
No.647◆:伊嶋高男 [99年9月26日 8時13分56秒]
週末の朝を切り裂く鵙の声
粛々と潮満ちて来し今朝の河
秋の蚊に食われた足を擦り合わす
Res>◆:高橋正子 [99年9月26日 9時40分24秒]

鵙の句、今朝の河の句、二句ともとてもさわやかです。
いよいよ秋らしくなりましたですね。
No.646◆:森 隆博 [99年9月26日 6時27分15秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/

お供えに秋のおはぎを半分こ
見どころは小庭に出ての星月夜
Res>◆:森 隆博 [99年9月28日 5時13分32秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/

正子先生、コメントをありがとうございます。
Res>◆:高橋正子 [99年9月26日 9時37分29秒]

星月夜の句、いい夜ですね。あしもとにも、何かしら
風情を感じます。
No.645◆:高橋信之 [99年9月26日 3時1分39秒]

掲示板の書き込みに、水煙10月号とコンテスト
のお礼をいただき、ありがとうございました。
談話室掲示板にも、いただき、ありがとうござい
ました。

掲示板の俳句のレベルの高さを、誇りに思ってお
ります。ますますのご精進を!