俳句掲示板/水煙購読者専用


No.41◆:野上哲斉 [99年6月30日 21時55分3秒]
▲ : http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/9904/index.html
萍は浅き流れにちから水         森 隆博
堰き止められていた萍の、どっと流れに乗る様子が描かれていて、
ちから水とはうまい表現ですね
 蛍火を追いかけてゆく川の闇       森 隆博
闇が追いかけてゆくとは、大胆でしかもユニークな表現ですね。
 皆雑草夏蝶高く現われる         弘  子
雑草の力強さを感じさせます。
 父に借る父の匂いの夏帽子        牛  庵
汗の染みついた帽子の匂いも、父ともなれば、愛しくて。
 収穫しキャベツ畑に風通る        安西さゆり
キャベツの収穫のあとのさわやかさを感じます。
 梅届くほのかに色づく丸さあり      けいじ
ほのかに・色ずく・丸さあり・とたたみかける表現はさすがです。
No.40◆:牛庵 [99年6月30日 18時3分13秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
紫陽花の疲れの見えし梅雨晴れ間
出てすぐに田の蝌蚪覗くランドセル
子燕のへの字の口が頭上より
No.39◆:高橋信之 [99年6月30日 16時42分34秒]

推奨句
◎山裾に声が集まる山開き 隆博
 表現はおだやかですが、賑やかで楽しい風景が読み手に
 伝わってきますね。俳句一つで「山開き」に参加できる
 喜びです。大きな喜びです。
○初トマトマトトと言って孫が食う けいじ
○夜店の香父の思い出肩車 佐夜子
○桃の箱降ろし車が車庫に入る 弘子(添削)
No.38◆:相原弘子 [99年6月30日 13時53分46秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
さみだれ今上がり空にはっきり星
桃の箱降ろして車車庫に入り
軽やかな声に抱いてき夏野菜
No.37◆:堀佐夜子 [99年6月30日 7時11分34秒]
夜店の香父の思い出肩車
梅雨冷に珈琲いれてホ句を練る
夜濯ぐし旅の思い出干しにけり
No.36◆:森 隆博 [99年6月30日 6時33分19秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
蚕豆のこの茶碗傾け朝の声
増水の今朝が明るく梅雨終盤
No.35◆:けいじ [99年6月29日 23時34分29秒]
・葦切りが良く鳴く夜の葦の中
・梅雨夕焼け孫に会う足早くなる
・初トマトマトトと言って孫が食う
No.34◆:牛庵 [99年6月29日 18時22分17秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
ひまわりに貰いし朝の元気かな
梅雨晴れ間虫もダンプも駈け回る
蜘蛛の子の落ちて大地と同じ色
No.33◆:相原弘子 [99年6月29日 15時13分6秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
正子さん、ふゆひとさん、コメントをありがとうございました。

丁寧な包装夏シャツFを買い
構内へ入る警笛葵の濃
昼の灯をともす梅雨冷えふと覚え
No.32◆:森 隆博 [99年6月29日 6時46分49秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
正子先生、コメントをありがとうございます。

山裾に声が集まる山開き
思うこといぶる煙の蚊取り線香
No.31◆:しまやふゆひと [99年6月29日 4時38分23秒]
「私の好きな句」
父に借る父の匂ひの夏帽子 牛庵
やはり、親子ですね
長靴の黄色が元気水遊び けいじ
男のお孫さんでしょうねえ。
折角の一泊の宿梅雨篭り 小夜
却って日常の時間を忘れ、浩然之気が養えたのでは。
梅雨長し次の電車に乗って行き 弘子
小雨にはならず、諦めて一電車遅らせたのですね。
No.30◇:高橋正子 [99年6月29日 2時8分38秒]
軽やかに散って現れ蛍来る     隆博
 蛍をこんなに現代的に詠んだ句もめずらしいですね。サイバース  
 ペース空間の光のような感じもしますが、抒情的ですね。

梅届くほのかに色づく丸さあり   けいじ
 「色づく丸さ」で、梅の実が生きいきしてきましたですね。梅のいい
 匂いが届きそうです。

夏帽の庇大きく田に動く      牛庵
 明快な句ですね。日差しもいよいよ強くなり、稲もぐんぐん育ちは 
 じめた日本的の風景ですね。

傘さして土産の扇子あれやこれ   佐夜子
 旅のみやげ物を選ぶたのしさのある句ですね。日傘も、扇子も暑さを
 和らげてくれるもの。やさしさのある句ですね。

皆雑草夏蝶高く現れる       弘子
 生い茂る夏草に、決してまぎれることなく。蝶が飛んでいるわけで 
 しょう。蝶の飛ぶ高さが、夏らしさを語っています。
No.29◆:けいじ [99年6月28日 21時47分47秒]

・初トマト色づくを待ちて孫にやる
・菜園のなす色美しく子に持たす
・長靴の黄色が元気水遊び
No.28◇:堀佐夜子 [99年6月28日 20時32分37秒]
▲ :

傘さして土産の扇子あれやこれ
折角の一泊の宿梅雨篭り
梅雨空の夜のかなた飛機現れり
No.27◇:高橋信之 [99年6月28日 20時29分52秒]
▲ :

推奨句
◎夏帽の庇大きく田に動く      牛庵
 「田に動く」と表現したところが決め手になりましたね。
 日本人の多くが体験してきた風景です。
○収穫しキャベツ畑に風通る     さゆり
○笹百合や部屋いっぱいに匂い立ち  和章
No.26◆:相原弘子 [99年6月28日 20時23分26秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
隆博さん、けいじさん、登美子さん、コメントをありがとうございまし
た。お礼が遅くなり申し訳ございません。

削られる山の高さのさみだれ後
皆雑草夏蝶高く現れる
真っ青に胡瓜朝の冷気と塩に食み
No.23◆:牛庵 [99年6月28日 17時55分46秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
夏帽の庇大きく田に動く
父に借る父の匂いの夏帽子
青柿のひとつ葉を打ち落ちる音

けいじさん、いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
No.22◇:あらま俳句会 大西和章 [99年6月28日 7時31分15秒]
笹百合や部屋いっぱいに匂い立ち  和章
雨の中笹百合一本届きおり  和章
No.21◆:森 隆博 [99年6月28日 6時44分49秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
土手下のところどころの玉菜色
水道水の音が釣り合うキャベツ切り
No.20◆:安西さゆり [99年6月27日 21時41分46秒]
収穫しキャベツ畑に風通る
夜来雨滴残してとうに去ぬ
花揺れて誰かいるらし唐黍畑
No.19◆:しまやふゆひと [99年6月27日 18時57分21秒]
五月雨にけぶり大橋中空に
さみだれて大橋消ゆる向ひ島
堀小夜子様、「好きな句」に選んで下さいまして光栄です。
No.18◆:相原弘子 [99年6月27日 14時2分17秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
渋柿の形で指先ほどの青
梅雨長し次の電車に乗って行き
さみだれやむ絵本二冊を買ったころ
No.17◆:高橋信之 [99年6月27日 10時21分25秒]
▲ : http://www60.tcup.com/6011/suien5.html
掲示板を新しくしました。
ご投句は、コメント欄にお書きください。
旧掲示板は、上記のアドレスからお入りください。
No.16◆:高橋信之 [99年6月27日 10時12分27秒]
▲ :

推奨句
◎滴りのスイッチバック箱根山    佐夜子
 小雨の箱根を旅したのは、2、30年も以前のことですが、
 この句は、緑の多い箱根をうまく表現していますね。
○梅届くほのかに色づく丸さあり   けいじ
○梅持ち来てシルクロードの旅語る  けいじ
○夏大根細切りにして欠かさずに   隆博
○どの子にも笑顔の給食枇杷ひとつ  和章
No.15◆:森 隆博 [99年6月27日 6時41分33秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
雨音のひびきが同じ梅雨の朝
夏大根細切りにして欠かさずに
No.14◆:けいじ [99年6月26日 16時18分11秒]
・遠青嶺大樹ゆるがす鐘一つ 登美子
遠くの山並みをバックに立つ境内の大きな木。梵鐘が大きく一つ
なる。それにあわせるように風が来たのか大樹が揺れた。
街の雑音もない長閑な田舎を思い出す。

・夏富士に向け放水の弧を描く さゆり
ホースからほとばしる水。その円弧の中に、黒々とした夏富士が
でんと座っている。大自然と向かうさゆりさんが見えます。

・一面の菜種の熟れて風に鳴る 牛庵
一面の黄色だった畑の菜種が熟れた。乾燥した鞘が、吹いてきた風に
揺るがされカサコソとなる。耳を澄まして立ち尽くす作者の姿が目に
浮かびます。
・青葉木莵私も知らない星の数 弘子
メルヘンを感じます。闇の夜に鳴く青葉木莵と満天の星。私は星の
数を知らないしおまえも知らない。そんなやり取りを、夜のしじまの
中でするのですか。


Res>◆:高橋信之 [99年6月26日 18時51分11秒]
丁寧なコメントをありがとうございました。
いつも作者の気持ちになっての読みに嬉しく
思っています。小学生の俳句のコメントにも
感心しています。
No.13◆:相原弘子 [99年6月26日 13時43分32秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
離合了う電車が過ぎるさみだるる
来てみるとひまわりは又大きくなって
家の雀梅雨に濡れては乾く羽根
No.11◆:森 隆博 [99年6月26日 6時44分32秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
萍は浅き流れにちから水
蛍火をおいかけてゆく川の闇
No.10◆:高橋信之 [99年6月26日 6時42分21秒]

どの子にも笑顔の給食枇杷ひとつ  和章
 日ごろの精進が俳句にあらわれています。
 言葉に無理がないことです。言葉に無理のないリズムがあります。
 「枇杷ひとつ」と、言い切ったところは、季語の働きを存分に生か
 しています。いい学校生活です。
No.09◇:もうひとつの掲示板から [99年6月26日 5時51分23秒]
推敲しました 投稿者:大本 晶子  投稿日:06月25日(金)23時42分
26秒

後足で蹴って駆けゆく夏至の雲 を
空を跳ね駆けゆくごとし夏至の雲 としました。

梅雨の晴間の夏至の日、にごりのない青空にいくつも雲が浮んでいま
した。
躍動感を持って駆けて行く、何かの動物にも見えました。
その風景を、先生のおっしゃるように写生しようと試みましたが、試
行錯誤するうちに、自分の視点がぐらついたりして、とても難しかっ
たです。
よろしくお願いいたします。
Res>◆:高橋信之   [99年6月26日 5時55分47秒]

大本晶子さん
<"後足で蹴って駆けゆく夏至の雲" を
"空を跳ね駆けゆくごとし夏至の雲" としました。>
 との推敲。
 努力のし甲斐がありましたね。とてもよい句になりました。
 私の好きな句です。   
No.08◆:牛庵 [99年6月25日 18時19分11秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
長梅雨や安食堂の戸が軋む

<私の好きな句>
遠青嶺大樹ゆるがす鐘一つ      登美子
行き先はその場で決める朝曇     佐夜子
Res>◆:高橋信之 [99年6月25日 19時4分12秒]
「私の好きな句」を選んでいただき、ありがとうございました。
水煙表紙のスキャナでの画像取り込み、アップロードなどお世話
になり、大助かりです。これからもよろしく。
No.07◆:登美子 [99年6月25日 15時29分46秒]
握手して足早に行くパナマ帽     堀佐夜子
湯上がりにしばらく聞くは河鹿笛   森 隆博
児らの掌にやさしくともる蛍の灯   上出 真佐子
一帯に田植え終わって川の音     相原弘子
人のいぬ プールに椰子の影落ちる   林 緑丘
Res>◆:高橋信之 [99年6月25日 16時17分23秒]
「私の好きな句」を選んでいただき、ありがとうございました。
選ばれた方、そしてその他の方にも、俳句のよい勉強にになり
ます。これからも俳句掲示板をよろしく。
No.06◆:相原弘子 [99年6月25日 13時52分20秒]
▲ : http://user.shikoku.ne.jp/hiroko47/
軒に雀が梅雨前線のごと
すぐ上に空さみだれを終らさず
さみだれの小降りを帰る下校の児
No.05◇:あらま俳句会 大西和章 [99年6月25日 8時53分16秒]
ヒタヒタと梅雨真っ只中の陸上競技  和章
濃い緑ハイビスカスの色鮮やか  和章
No.04◆:森 隆博 [99年6月25日 6時48分50秒]
▲ : http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
てのなかに玉虫我家(いえ)が見えて来る 弘子
遠青嶺大樹ゆるがす鐘一つ          登美子
笹百合の里を舞台にライブ聞き        和章
細き茎撓むほど咲くうちょう蘭         けいじ
窯変に妖しき深紅梅雨の窓          哲斉

投句
飛び魚が軽々しくも山を越え
顔見せに飛び魚来るや山の夕
Res>◆:高橋信之 [99年6月25日 7時17分37秒]
▲ :
新しい掲示板に早速お書き込みいただき、ありがとうございました。
「私の好きな句」を選んでいただき、よい参考になります。
これからも俳句掲示板をよろしく。
No.03◆:高橋信之 [99年6月25日 4時57分43秒]
▲ : http://www60.tcup.com/6011/suien5.html
掲示板を新しくしました。
ご投句は、コメント欄にお書きください。
旧掲示板は、上記のアドレスからお入りください。