デイリー句会2002年/第428回〜第435回


『第435回入賞発表(2月28日)』
選者/高橋信之 2002年3月1日(金) 8:43:22 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第435回入賞発表(2月28日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★雛の膳あられを盛ればこぼれけり/守屋光雅
お雛様のものは、なにもなにもかわいらしく作られている。あられを少しばかり盛るにも、すぐこぼれてしまう。(評:高橋正子)

★青麦の向こう海風登り来る/脇美代子
海からの風が、青い麦をそよがせている。穂の出る前の麦の青あおとした様子は、春らしく明るい。また、向こうに海が眺められる麦畑は、なつかしい感情を呼び覚ましてくれている。(評:高橋正子)
清々しい情景です。青麦と青い海に早春の明るい日差しが降り注げば誰でも笑顔になってきます。(評:多田有花)
早春の海岸、海風登り来るがすばらしい。(評:安丸てつじ)

★揚雲雀急降下して巣に遠く/堀佐夜子
雲雀は、巣の近くには降りて来ない。やはり敵の目をそらすための本能なのであろう。「巣に遠く」は、雲雀の在るがままの生きる姿である。(評:高橋正子)

【優秀T/5句】

★リヤカーに畳を積んで路地の春/伊嶋高男
リヤカーで運ばれているのは、畳替えをする畳なのであろう。路地に住む人たちも畳を替えて、生活を明るくする季節になった。(評:高橋正子)
春は入学、就職など人生の節目で引越しが増えますね。下町には古い畳屋さんが忙しそうです。(評:山野きみ子)

★ほうれん草取立ての味ご近所へ/安丸てつじ
家庭菜園の新鮮なほうれん草の味は、さすがだったのであろう。ご近所におすそ分けする楽しみも持ち合わせている。(評:高橋正子)

★雲丹突きの足だけ見えて素もぐりぬ/平野あや子
雲丹は銛で突くのだろうか?素もぐりして水中眼鏡で海底を探しながら、足は水面にばたついている様子が窺えます。サーファーのような防寒服を着るのでしょうが、寒そうですね。(評:霧野萬地郎)

★菜の花も加え見舞いの籠とせり/碇 英一
見舞いの花かごに季節の菜の花を加えるやさしさはきっと喜んでもらえるでしょう。さりげない季節感が良いですね。(評:霧野萬地郎)

★枝の揺れ残して囀り渡り行く/日野正人
「枝の揺れ(視覚)」と「囀り(聴覚)」がうまく重なり合って、拡がりのある景色。「残して」と「渡り行く」との対比もいい。(評:高橋信之)

【優秀U/14句】

★まんさくや母の鍬音やわらかし/宮地ゆうこ
東京でもまんさくは大分前に満開でしたから、お母様の畑は山の方にあるのでしょう。斜面の畑を鍬で少しずつ掘り起こしている様子が目に浮びます。(評:伊嶋高男)
近くにまんさくの花が咲いている畑には、春を待ちかねた歳老いたお母さんも出てきて、鍬を手にしていらっしゃる。春への喜びと、お母さんの姿を暖かく見守る作者の優しさが感じられる素敵な句でだと思います。(評:田岡 弘)

★笹舟にほどけし流れ水温む/小峠静水
小川であろうか、浮かべた笹舟に流れがほどける様子は光溢れる春の川です。(評:青海俊伯)

★釣人の影は動かず土手青む/岩崎楽典
暖かい日が続いて釣りをする人影も春の日和も動かないのどかな情景が浮かびます。(評:山野きみ子)

★花束を抱いて電車に卒業生/安田明子
まっすぐな印象が素敵です。まっすぐな目をした「卒業生」に花束の明るさ。見守る大きなやさしさを感じます。(評:宮地ゆうこ)
そういうシーズンですね。高校の卒業式でしょうか。特別な日には特別な日の感慨と華やぎがあるものです。(評:多田有花)

★春浅し人影のなき田の広さ/磯部勇吉

★力石黒光りして梅祭る/山野きみ子

★花しべを大空に向け梅ほろり/小原亜子

★囀りがわっと飛び立つ欅かな/多田有花

★春暁や朝刊配る足音に/ 都 久俊

★この土手に米寿の母と蕗の薹/能作靖雄

★二月終わる雨を吸い込む土手の草/祝恵子

★雪降るやタイヤ跡なき道下る/冬山蕗風

★巡礼の足許灯るいぬふぐり/右田俊郎

★制服の肩濡れもどる春の雨/ 藤田洋子

▼選者詠/高橋信之
灯がおぼろ山の麓の住人に
春雨の空が少しの青色に
入試合格の紙に書かれし娘 (こ)の名前
『第435回句会コメント賞発表』
選者/高橋信之 2002年3月1日(金) 8:43:51 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第435回句会コメント賞発表(2月28日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント/3名】

★霧野萬地郎評
雲丹突きの足だけ見えて素もぐりぬ/平野あや子
雲丹は銛で突くのだろうか?素もぐりして水中眼鏡で海底を探しながら、足は水面にばたついている様子が窺えます。サーファーのような防寒服を着るのでしょうが、寒そうですね。
菜の花も加え見舞いの籠とせり/碇英一
見舞いの花かごに季節の菜の花を加えるやさしさはきっと喜んでもらえるでしょう。さりげない季節感が良いですね。

★宮地ゆうこ評
花束を抱いて電車に卒業生/安田明子
まっすぐな印象が素敵です。まっすぐな目をした「卒業生」に花束の明るさ。見守る大きなやさしさを感じます。

★青海俊伯評
笹舟にほどけし流れ水温む/小峠静水
小川であろうか、浮かべた笹舟に流れがほどける様子は光溢れる春の川です。
ゆるやかに畝曲り行く麦畑/脇美代子
畝の曲り行く先に青々とした麦畑。緩やかな畝の曲りに耕す苦労を感じます。

【優秀コメント/5名】

★多田有花評
青麦の向こう海風登り来る/脇美代子
清々しい情景です。青麦と青い海に早春の明るい日差しが降り注げば誰でも笑顔になってきます。
花束を抱いて電車に卒業生/安田明子
そういうシーズンですね。高校の卒業式でしょうか。特別な日には特別な日の感慨と華やぎがあるものです。

★山野きみ子評
釣人の影は動かず土手青む/岩崎楽典
暖かい日が続いて釣りをする人影も春の日和も動かないのどかな情景が浮かびます。
リヤカーに畳を積んで路地の春/伊嶋高男
春は入学、就職など人生の節目で引越しが増えますね。下町には古い畳屋さんが忙しそうです。

★伊嶋高男評
まんさくや母の鍬音やわらかし/宮地ゆうこ  
東京でもまんさくは大分前に満開でしたから、お母様の畑は山の方にあるのでしょう。斜面の畑を鍬で少し ずつ掘り起こしている様子が目に浮びます。

★安丸てつじ評
青麦の向こう海風登り来る/脇美代子
早春の海岸、 海風登り来るがすばらしい。

★田岡 弘評
まんさくや母の鍬音やわらかし/宮地ゆうこ
近くにまんさくの花が 咲いている畑には、春を待ちかねた歳老いたお母さんも出てきて、鍬を手にしていらっしゃる。春への喜びと、お母さんの姿を 暖かく見守る作者の優しさが感じられる素敵な句でだと思います。
『第434回入賞発表(2月27日)』
選者/高橋信之 2002年2月28日(木) 8:26:3 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第434回入賞発表(2月27日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★かたわらに人の声あり梅白し/相原弘子
梅の花の白さが、すがすがしい。人の声も早春の空気のなかに、すがすがしく聞こえて来る。(評:高橋正子)

★雛菓子の五色広げて紙の上/藤田洋子
「広げて」の主語は、「雛菓子」となっているから、雛菓子がみずからその色を紙の上に広げているのである。五色の色が生きいきと春めいて、雅やかである。(評:高橋正子)

★青空に梅かっきりと枝揺らし/山野きみ子
梅の花の咲くときには、枝に葉がないので、梅の枝と花が、青空の中に咲いている印象は、まさに「かっきりと」なのである。「かっきりと」でありながら枝が揺れるという「定まらなさ」が、梅が生きいきと咲いている証拠である。(評:高橋正子)

【優秀T/5句】

★辛夷の芽湖に映して尖りけり/磯部勇吉
俳句の良さである。「尖りけり」は、忠実な写生なのだが、滑稽味が出た。(評:高橋信之)

★石鹸の丸さ春へと一歩ずつ/宮地ゆうこ
「石鹸の丸さ」は、平凡のようだが、そこに主婦のいい生活を読む。作者独自の世界である。(評:高橋信之)

★きらきらと立山まぶし畦青む/能作靖雄
山に光る雪と、足元の草の青。清冽な北国の春ですね。作者の気持ちの張りが伝わってきます。 (評:宮地ゆうこ)

★いぬふぐり一揆の神を囲みけり/金子孝道

★焼野行く消残る匂いと水音と/脇美代子

【優秀U/16句】

★料峭や神呼ぶ鈴の鳴り止まず/碇 英一
早春の神社にお参りする清々しさ、願い事を鈴に託してよく響く。季語がしっかりと定まっていると思います。(評:山野きみ子)

★朝焼けの色分けて水脈残り鴨/古田けいじ
朝のすばらしい色の構成が春の池に表れています。池を行く残り鴨の水脈の内と外の色分けと空と水の色分けを想像しています。 (評:霧野萬地郎)

★じゃんけんを覚ゆ子のチョキ日の永し/平野あや子
幼子にとりチョキは難しい。チョキが出来て喜び一杯の児と、日永の取り合わせが面白いと思います。(評:田岡 弘)

★蛇穴を出づしたたかな太さして/小峠静水

★真っ黄色菜の花畑を風が過ぐ/右田俊郎

★木々芽吹く風を真下にリフトかな/池田和枝

★パンジーの色を競いて空へ日へ/安田明子

★幼子の一人歩きや冬終る/河 ひろこ

★白鳥の翼透かして朝日射す/八木孝子

★川岸の角ぐむすすき青々と/堀佐夜子

★山茱萸の咲く道駆け抜く救急車/岩崎楽典

★鹿尾菜煮る日暮の刻を楽しみつ/加納淑子

★足裏の落葉に春の湿りかな/田岡 弘

★枝垂れ梅透けてお城の凛々しさよ/祝恵子

★パスタ鍋ざっくりざくと春キャベツ/伊嶋高男

▼選者詠/高橋信之
朝空の桜花芽のふくらみに
外の風入れるに囀りも入れる
春なれば沖に明るい空がある
『信之先生、洋子さん、ありがとうございました。』
田岡 弘 2002年2月28日(木) 11:33:26 削除・編集

『第434回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月28日(木) 1:52:14 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第434回句会コメント賞(2月27日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】

★宮地ゆうこ評
きらきらと立山まぶし畦青む/能作靖雄
山に光る雪と、足元の草の青。清冽な北国の春ですね。作者の気持ちの張りが伝わってきます。

【優秀コメント/4名】

★霧野萬地郎評
朝焼けの色分けて水脈残り鴨/古田けいじ
朝のすばらしい色の構成が春の池に表れています。池を行く残り鴨の水脈の内と外の色分けと空と水の色分けを想像しています。

★山野きみ子評
料峭や神呼ぶ鈴の鳴り止まず/碇 英一  
早春の神社にお参りする清々しさ、願い事を鈴に託してよく響く。季語がしっかりと定まっていると思います。

★藤田洋子評
土に置き種芋しかと伸ぶかまえ/宮地ゆうこ
これから畑に植え付けられる発芽した種芋に溢れみなぎる生命力を感じます。伸ぶ勢いを持つ種芋のこれからの発育が楽しみですね。

★田岡 弘評
じゃんけんを覚ゆ子のチョキ日の永し/平野あや子
幼子にとりチョキは難しい。チョキが出来て喜び一杯の児と、日永の取り合わせが面白いと思います。
川面まで枝垂れ柳の芽吹きけり/伊嶋高男
水面に向けて柳の新芽が出て、春の到来を告げています。そして、下には温みだした川の水が春を告げています。一面の春の到来も直ぐです。

『第433回入賞発表(2月26日)』
選者/高橋信之 2002年2月27日(水) 9:45:7 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第433回入賞発表(2月26日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★日は戻り水の翳より春に入る/小峠静水
日が戻るという感覚が春にとてもふさわしい表現ですね。春は水辺から感じることが多いですが、水の翳りよりという綺麗な言葉で表わしていて、とても春らしい句だと思います。(評:小原亜子)

★二月終る河口の空の広くなり/太田淳子
冬の終わりの開放感がいい。原句は「二月尽」であったが、添削した。「尽」の使い方は難しい。歳時記に寄れば、「三月尽」と「四月尽」はあるが、「二月尽」等、他の月はない。惜春の意味を込めて「尽」が使われるからである。(評:高橋信之)
二月も終れば春の空も定まって広々と気持ちも広がります。(評:山野きみ子)

★大けやき囀空に放ちけり/小原亜子
欅の大木からのにぎやかな囀り、まるで大木が囀りをぱっと空に放っているようだという捉えかたが、とても迫力があり、春の躍動感がみなぎっています。(評:八木孝子)
欅の枝の張りは、他の木より強く見えます。大きさを誇っているなら、尚、そうでしょう。その枝から放たれる囀りは、さぞ賑やかなことでしょう。(評:相原弘子)
春辺りが明るくなり。大樹まさにその通り空へ放たれました。(評:小峠静水)

【優秀T/6句】

★双蝶に湖面の空のひろびろと/田岡 弘
いい心境の句。心を空(から)にして自然と一つになれば、心は限りなく「ひろびろと」大きなものとなる。(評:高橋信之)

★春浅し羽根を畳める千羽鶴/碇 英一
季節を見つめている作者の姿勢がいい。静かだ。(評:高橋信之)

★車椅子髪なびかせて風光る/能作靖雄
「風光る」がいい。季語の働きがいい。「車椅子」も「髪なびかせて」いる人も風に光れば、その存在が確かなものとなる。(評:高橋信之)

★乗って知る馬の高さよ山笑う/金子孝道
馬に乗って、体高を実感し、そこから見えるものを実感しての開放感。春先の山がおおらかです。(評:相原弘子)
初めての乗馬でしょうか。馬の高さに自分の座高を足すと意外と高いのに驚く。遠くに見える山にも春が間違いなく訪れている。(評:古田けいじ)

★引き込みの枕木歩みつくしんぼ/青海俊伯
線路の枕木、歩幅に少しとどかないのが歩みとしてはいい。つくしんぼがまたいい。好きな句です。(評:小峠静水)

★山茱萸の光おおきく空に撒く/宮地ゆうこ

【優秀U/18句】

★春鴎こぞりて海の藍深む/八木孝子
北国の早春の海の色を鴎の群との対比で鮮やかに描いています。「こぞりて海の…」の言い回しが巧みですね。(評:伊嶋高男)

★春の川姿よき石拾いけり/磯部勇吉
石河原と言う事は上流の流れの速いところにだろう。雪解の水で増水もしているのだろう。「姿よき石」で春の到来を確認している様だ。(評:霧野萬地郎)
暖かい川原の散歩。冷たい灰色一色に見えていた石が陽ざしに美しく光りだす。拾わずにはおれませんね。(評:宮地ゆうこ)

★部屋毎に様々の雛飾りけり/都久俊
わが家では、いわゆる雛飾りは一つしか飾っていませんが、部屋毎に様々の雛とは豪華ですね。でも、それが春を迎える喜びを倍加させているようです。(評:田岡 弘)

★浜鍋の滾るを囲む春の磯/右田俊郎
鍋の中には新鮮な魚介類が入っているのでしょうね。春の磯にふさわしい豪快な美味しさです。(評:多田有花)

★春水の流れあるらし光散る/脇美代子

★囀りに耳を傾け物干せり/岩本康子

★囀りが肩に降り来る朝の庭/日野正人

★畔道や霰の音の軽やかに/冬山蕗風

★水温む友の来たりて花匂う/安田明子

★郊外線遠足帰りの子等と降り/相原弘子

★春の潮満ち来る運河の橋渡る/古田けいじ

★詰襟の金釦揺れ木の芽風/池田和枝

★村いくつ雪間の川の蛇行せり/平野あや子

★独り居の竹輪合わせてひじき煮る/林暁兵

★山下りて春泥を洗い流しけり/多田有花

★野遊びのひとりの自由風の声/加納淑子

(鎌倉・長谷寺にて)
★アラビアもタイ文字もある絵馬うらら/霧野萬地郎

★春陰の藩校にある柱傷/山野きみ子

▼選者詠/高橋信之
池囲む木々の芽立ちの明るさよ
囀りを池へこぼして楽しき午後
虫めがね少しふくらむ春光に
『ありがとうございます』
小原亜子 2002年2月27日(水) 11:27:4 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年2月27日(水) 14:34:51 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月27日(水) 14:38:24 削除・編集
『御礼』
田岡 弘 2002年2月27日(水) 16:25:51 削除・編集
『信之先生へ』
霧野萬地郎 2002年2月27日(水) 18:45:40 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年2月27日(水) 21:44:14 削除・編集
『ありがとうございました』
碇 英一 2002年2月27日(水) 20:12:55 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年2月27日(水) 20:25:46 削除・編集
『選句ありがとうございました』
多田有花 2002年2月27日(水) 21:42:11 削除・編集
『有難うございます。』
安田明子 2002年2月27日(水) 22:21:59 削除・編集
『孝子様へ』
岩本康子 2002年2月27日(水) 22:30:57 削除・編集
『ありがとうございます』
右田俊郎 2002年2月27日(水) 22:37:25 削除・編集
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月27日(水) 22:38:35 削除・編集
『美代子さん、孝子さんへ』
伊嶋高男 2002年2月27日(水) 23:16:2 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年2月27日(水) 23:51:55 削除・編集
『お礼』
太田淳子 2002年2月28日(木) 0:3:30 削除・編集
『山野きみ子様へ』
太田淳子 2002年2月28日(木) 0:23:15 削除・編集
『感謝、感激です』
能作靖雄 2002年2月28日(木) 1:52:54 削除・編集
『有難うございました。』
岩本康子 2002年2月28日(木) 1:53:38 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月28日(木) 1:55:6 削除・編集

『第433回句会コメント賞発表』
選者/高橋信之 2002年2月27日(水) 8:17:48 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第433回句会コメント賞発表(2月26日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント/3名】

★八木孝子評
大けやき囀空に放ちけり/小原亜子
欅の大木からのにぎやかな囀り、まるで大木が囀りをぱっと空に放っているようだという捉えかたが、とても迫力があり、春の躍動感がみなぎっています。

★小原亜子評
日は戻り水の翳より春に入る/小峠静水
日が戻るという感覚が春にとてもふさわしい表現ですね。春は水辺から感じることが多いですが、水の翳りよりという綺麗な言葉で表わしていて、とても春らしい句だと思います。

★相原弘子評
大けやき囀空に放ちけり/小原亜子
欅の枝の張りは、他の木より強く見えます。大きさを誇っているなら、尚、そうでしょう。その枝から放たれる囀りは、さぞ賑やかなことでしょう。
乗って知る馬の高さよ山笑ふ/金子孝道
馬に乗って、体高を実感し、そこから見えるものを実感しての開放感。春先の山がおおらかです。

【優秀コメント/8名】

★小峠静水評
大けやき囀空に放ちけり/小原亜子
春辺りが明るくなり。大樹まさにその通り空へ放たれました。
引き込みの枕木歩みつくしんぼ/青海俊伯
線路の枕木、歩幅に少しとどかないのが歩みとしてはいい。つくしんぼがまたいい。好きな句です。

★霧野萬地郎評
春の川姿よき石拾ひけり/磯部勇吉
石河原と言う事は上流の流れの速いところにだろう。雪解の水で増水もしているのだろう。「姿よき石」で春の到来を確認している様だ。

★伊嶋高男評
春鴎こぞりて海の藍深む/八木孝子
北国の早春の海の色を鴎の群との対比で鮮やかに描いています。「こぞりて海の…」の言い回しが巧みですね。

★山野きみ子評
二月尽河口の空も広くなり/太田淳子  
二月も終れば春の空も定まって広々と気持ちも広がります。

★古田けいじ評
乗って知る馬の高さよ山笑ふ/金子孝道  
初めての乗馬でしょうか。馬の高さに自分の座高を足すと意外と高いのに驚く。遠くに見える山にも春が間違いなく訪れている。

★宮地ゆうこ評
春の川姿よき石拾ひけり/磯部勇吉
暖かい川原の散歩。冷たい灰色一色に見えていた石が陽ざしに美しく光りだす。拾わずにはおれませんね。

★田岡 弘評
部屋毎に様々の雛飾りけり/都 久俊
わが家では、いわゆる雛飾りは一つしか飾っていませんが、部屋毎に様々の雛とは豪華ですね。でも、それが春を迎える喜びを倍加させているようです。

★多田有花評
浜鍋の滾るを囲む春の磯 / 右田俊郎
鍋の中には新鮮な魚介類が入っているのでしょうね。春の磯にふさわしい豪快な美味しさです。
『コメント賞のお礼』
相原弘子 2002年2月27日(水) 14:54:0 削除・編集
『有難うございます』
八木孝子 2002年2月27日(水) 20:32:34 削除・編集
『ありがとうございました』
多田有花 2002年2月27日(水) 21:45:56 削除・編集
『多田有花さんへ』
右田俊郎 2002年2月27日(水) 22:30:4 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年2月27日(水) 22:43:34 削除・編集

『第432回入賞発表(2月25日)』
選者/高橋信之 2002年2月26日(火) 6:27:25 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第432回入賞発表(2月25日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★春耕の整えられし畝の高さ/安増惠子
始まりである。「春耕」の音の響きが新鮮で、「畝の高さ」の緊張感がいい。(評:高橋信之)

★垣手入れ鉈は一気に竹を割く/霧野萬地郎
手入れの材料である竹を鉈で割る。竹は根元でない先のほうから割る。破竹の勢いといわれるように、鉈の切れ目が入るだけで竹は割れる。「一気に」がそのありさまを、平凡な言葉ではあるが、表している。(評:古田けいじ)
冬に痛んだ垣根の手入れ。鉈で一気に竹を割く作者に、春への喜びを感じます。(評:田岡 弘)

★菜の花を揺らす列車の風が来る/藤田洋子
列車と花の取り合わせ。ひろびろ、ほのぼのとした春の情景が詠まれていて、柔らかな春らしい気分に満ちています。(評:多田有花)

【優秀T/5句】

★春の雪檜の森へ降ってくる/多田有花
写生句だが、作者の姿が見えてくる。作り手の詩情が伝わってくる。(評:高橋信之)

★雛飾るあふれる光りへ部屋放ち/相原弘子
今年は娘家族が引越しのため雛が飾れない。光の溢れる部屋へ雛を飾る作者の喜びが伝わってくる。(評:古田けいじ)
立派な雛段を飾った部屋への襖を開け放ち、ひな祭りを家全体で祝うのだろう。明るい桃の節句の様子が見えます。(評:霧野萬地郎)

★早春の朝礼終えし子ら流る/碇 英一

★なつかしき顔新しき顔雛の酒/伊嶋高男

★雛店のちらし配らる駅出口/岩崎楽典

【優秀U/13句】

★蕗の薹揚げてふわりと咲かしむる/脇美代子
摘んできて、油の中でゆっくりと開くうすみどり。迸るような実感があって胸躍ります。(評:宮地ゆうこ)

★春スキー終えしボードを磨き込む/平野あや子
湯けむりの句と迷ったのですが、元気あふれる句の方を頂きました。今シーズンたっぷりと楽しんだボードを磨き、冬の楽しみから春の楽しみへと気持ちを切り替える、作者の心の動きに同感です。(評:田岡 弘)

★パソコンの小鳥図鑑に初音聞き/堀佐夜子(信之添削) 

★みちのくの空晴れしまま雪となる/冬山蕗風

★春夕日自転車に乗り影と帰る/吉田 晃(信之添削)

★遮断機の下りし辺りに犬ふぐり/磯部勇吉

★曇り拭く玻璃に夜明けの春の海/八木孝子

★一つ咲いて椿の蕾みな太し/碇 英一

★むらさきの玻璃の盃お白酒/加納淑子

★別れ霜学生服の黒鈍く/池田和枝

★春晴れて薄く広がる飛行雲/祝恵子(信之添削)

★鉢の梅ひしめく花の香のほのか/安田明子

★赤丸は現在地なり地図は春/田岡 弘

▼選者詠/高橋信之
白椿白際立たせ葉のみどり
幼きにデイジーの色いろいろと
空からの風が広がりデイジーに
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月26日(火) 10:23:41 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年2月26日(火) 11:51:50 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年2月26日(火) 14:0:6 削除・編集
『有り難うございました』
安増恵子 2002年2月26日(火) 14:13:57 削除・編集
『信之先生、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月26日(火) 15:14:9 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年2月26日(火) 17:41:12 削除・編集
『ありがとうございました』
八木孝子 2002年2月26日(火) 17:59:37 削除・編集
『選句お礼』
相原弘子 2002年2月26日(火) 18:37:44 削除・編集
『有難うございます。』
安田明子 2002年2月26日(火) 20:13:4 削除・編集
『ありがとうございました』
碇 英一 2002年2月26日(火) 20:34:50 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年2月26日(火) 22:3:43 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月26日(火) 22:48:15 削除・編集
『選句お礼』
冬山蕗風 2002年2月26日(火) 23:21:9 削除・編集
『選句ありごとうございました』
多田有花 2002年2月27日(水) 0:17:4 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月27日(水) 9:28:9 削除・編集
『ありがとうございました』
藤田洋子 2002年2月27日(水) 12:10:34 削除・編集

『第432回句会コメント賞発表』
選者/高橋信之 2002年2月26日(火) 5:25:53 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第432回句会コメント賞発表(2月25日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】

★宮地ゆうこ評
蕗の薹出揃い物音は遠し/相原弘子
蕗の薹揚げてふわりと咲かしむる/脇美代子
野にある時の、そこだけ別の空気に包まれたような感覚。摘んできて、油の中でゆっくりと開くうすみどり。どちらのも迸るような実感があって胸躍ります。

【優秀コメント/5名】

★古田けいじ評
垣手入れ鉈は一気に竹を割く/霧野萬地郎
手入れの材料である竹を鉈で割る。竹は根元でない先のほうから割る。破竹の勢いといわれるように、鉈の切れ目が入るだけで竹は割れる。「一気に」がそのありさまを、平凡な言葉ではあるが、表している。
雛飾るあふれる光りへ部屋放ち/相原弘子
今年は娘家族が引越しのため雛が飾れない。光の溢れる部屋へ雛を飾る作者の喜びが伝わってくる。

★田岡 弘評
春スキー終へしボードを磨き込む/平野あや子
湯けむりの句と迷ったのですが、元気あふれる句の方を頂きました。今シーズンたっぷりと楽しんだボードを磨き、冬の楽しみから春の楽しみへと気持ちを切り替える、作者の心の動きに同感です。
垣手入れ鉈は一気に竹を割く/霧野萬地郎
冬に痛んだ垣根の手入れ。鉈で一気に竹を割く作者に、春への喜びを感じます。

★霧野萬地郎評
雛飾るあふれる光りへ部屋放ち:相原弘子
立派な雛段を飾った部屋への襖を開け放ち、ひな祭りを家全体で祝うのだろう。明るい桃の節句の様子が見えます。

★多田有花評
菜の花を揺らす列車の風が来る/藤田洋子
汽車見える畑に桃の花開く/吉田 晃
列車と花の取り合わせを二句。どちらもひろびろ、ほのぼのとした春の情景が詠まれていて、柔らかな春らしい気分に満ちています。

★脇美代子評
溜池のすべて春光たたえたり/多田有花
春の光が溜池いっぱいに反射している様が、池だけに焦点を当てられた句に溢れていると思います。
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月26日(火) 21:34:59 削除・編集
『ありがとうございました』
多田有花 2002年2月27日(水) 0:20:34 削除・編集

『第431回入賞発表/選者高橋信之@』
選者/高橋信之 2002年2月25日(月) 9:32:35 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第431回入賞発表(2月22〜24日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★伊予柑の一個の重さ確かめぬ/守屋光雅
多くを語っていないが、充分である。作者の実感がリアルに伝わってくるのは、焦点がよく絞られているからで、心の姿がいい。(評:高橋信之)

★海峡の大きな風や花菜の黄/碇 英一
海を吹き渡る大きな風が一斉に花菜を揺らします。海光と花菜の黄の眩しさが、明るく輝く春を満喫させてくれます。(評:藤田洋子)

★麦の芽の青深めつつ吹かれけり/脇美代子
麦畑が風にそよぐ。青々とした香りさえも伝わってくるようです。(評:青海俊伯)

【優秀T/5句】

★吸い上げし水の勢い花菜起つ/宮地ゆうこ
春になっての花菜の活気溢れる様子が、生き生きと描かれていると思います。(評:田岡 弘)

★春日さす梁の太さや酒造蔵/加納淑子
「梁の太さや」に惹かれました。梁に柔かな日差しが伸びて酒蔵には沢山の酒樽が並んでいるのでしょうね。(評:堀佐夜子)
ふと見上げれば黒き梁。太く逞しい酒蔵春日が眩しい。(評:小峠静水)

★海へ広がる黄水仙の同じ向き/伊嶋高男
水仙が太陽に向いてたくさん咲いていて、それが海に広がっている。うらやましい春です。(評:河 ひろこ)

★白菜の茎立ちせむと割れ始む/磯部勇吉
安定感があって、しっかりした句である。5−7−5の三つに分かれている構成がいい。「白菜の」、「茎立ちせむと」、「割れ始む」の三つの部分に分けられた、それぞれのイメージがはっきりしているのである。(評:高橋信之)

★芽吹きたる並木仄かにうすみどり/右田俊郎
早春の美しい風景である。5−7−5の切れが軽いのも、美しい風景に相応しく、言葉のリズムがいい。(評:高橋信之)
『お礼』
碇 英一 2002年2月25日(月) 9:35:37 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年2月25日(月) 9:41:59 削除・編集
『お礼』
加納淑子 2002年2月25日(月) 10:39:1 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月25日(月) 22:12:52 削除・編集
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月25日(月) 22:50:10 削除・編集
『ありがとうございます』
右田俊郎 2002年2月26日(火) 0:16:56 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月26日(火) 0:33:9 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月26日(火) 4:25:55 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月26日(火) 5:23:19 削除・編集

『第431回入賞発表/選者高橋信之A』
選者/高橋信之 2002年2月25日(月) 9:1:18 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀U/20句】

★地下鉄を出て春光に包まれて/安田明子
地下鉄から地上に出るときの感覚は、予告編なしに本番がはじまった映画のようですね。唐突に春の真っ只中に放り出されたような感じが好きです。 (評:伊嶋高男)
春光に増幅されるように詠者の存在感が伝わります。(評:福田由平)

★東風強し布を一枚干し広げ/相原弘子
一枚の布が季節に向かう心のように思われます。風にはためく布、そのしなやかな広さに何を託されたのでしょう。(評:宮地ゆうこ)

★スイートピー花弁の中に光あり/阪本登美子
スイトピーのパステルカラーが光って当に春本番って感じですね。(評:堀佐夜子)

★漫々と流る大淀草青む/安丸てつじ
悠々と流れる淀川に青む草。春を迎えた淀川の大景が気持いいですね。(評:田岡 弘)

★立春の風と遊べるトランペット/龍造寺規谷
まだ冷たい風にトランペットの高く澄んだ音。清潔で力強い若さを感じます。(評:宮地ゆうこ)

★春夕日橋脚次々通り抜ける/日野正人

★アイゼンをはずし斑雪を踏みにけり/多田有花

★春の雲自由自在なかたち持ち/岩本康子

★電球を廻してつけし春の日に/小峠静水

★刻告げる振袖人形風光る/岩崎楽典

★春の土手上着腰へと歩く昼/祝恵子

★白壁に影を落とすや沈丁花/池田和枝

★春霰や明暗のなか軒に入る/大石和堂

★菜の花の胡麻和え美味と昼の餉に/堀佐夜子

★梅の香の押し寄せてくる斜面かな/田岡 弘

★晴れきってみちのくの山斑雪/冬山蕗風

★手作りの雛人形と目を合わす/河 ひろこ

★宿木の芽立ちは高く萌黄なす/霧野萬地郎

★土筆和え弁当のすみに添えられて/安増惠子

★春の月レモン色して横たわる/山野きみ子

▼選者詠/高橋信之
光あり影あり椿咲く斜面
遠山の霞みたるその奥を見る
空霞み海霞み平和な国に
『ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月25日(月) 9:56:22 削除・編集
『お礼』
多田有花 2002年2月25日(月) 12:50:33 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月25日(月) 14:44:15 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年2月25日(月) 19:27:16 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年2月25日(月) 19:56:33 削除・編集
『有難うございます。』
安田明子 2002年2月25日(月) 22:20:57 削除・編集
『有難うございました』
堀佐夜子 2002年2月25日(月) 23:43:30 削除・編集
『お礼』
安丸てつじ 2002年2月26日(火) 6:33:28 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年2月26日(火) 12:3:34 削除・編集

『第431回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月25日(月) 7:32:36 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第431回句会コメント賞発表(2月22〜24日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント/3名】

★伊嶋高男評
土筆摘み線路を越えて日暮れまで/安増惠子
影法師鬼ごっこして暮遅し/青海俊伯
今から半世紀以前、私が小学校低学年の頃に歌っていた、唱歌や童謡の世界が彷彿と蘇ってきます。現在でもこうゆうシーンが残っているのですね。感動しました。2年ほど前に、原田泰治さんの「日本の童謡・唱歌100選展」という童画展が各地を巡回しましたが、その時の図録を取り出して眺めています。
地下鉄を出て春光に包まれて/安田明子
地下鉄から地上に出るときの感覚は、予告編なしに本番がはじまった映画のようですね。唐突に春の真っ只中に放り出されたような感じが好きです。

★田岡 弘評
吸い上げし水の勢い菜花起つ/宮地ゆうこ
私の持っている数種の歳時記には季語として「菜花」はありませんが、春になっての花菜の活気溢れる様子が、生き生きと描かれていると思います。
漫々と流る大淀草青む/安丸てつじ
悠々と流れる淀川に青む草。春を迎えた淀川の大景が気持いいですね。

★宮地ゆうこ評
東風強し布を一枚干し広げ/相原弘子
一枚の布が季節に向かう心のように思われます。風にはためく布、そのしなやかな広さに何を託されたのでしょう。
立春の風と遊べるトランペット/龍造寺規谷
まだ冷たい風にトランペットの高く澄んだ音。清潔で力強い若さを感じます。

【優秀コメント/6名】

★藤田洋子評
海峡の大きな風や花菜の黄/碇 英一
海を吹き渡る大きな風が一斉に花菜を揺らします。海光と花菜の黄の眩しさが、明るく輝く春を満喫させてくれます。

★福田由平評
地下鉄を出て春光に包まれて/安田明子
春光に増幅されるように詠者の存在感が伝わります。

★堀佐夜子評
春日さす梁の太さや酒造蔵/加納淑子
「梁の太さや」に惹かれました。梁に柔かな日差しが伸びて酒蔵には沢山の酒樽が並んでいるのでしょうね。
スイートピー花弁の中に光あり/坂本登美子
スイトピーのパステルカラーが光って当に春本番って感じですね。

★河 ひろこ評
海へ広がる黄水仙同じ向き/伊嶋高男
水仙が太陽に向いてたくさん咲いていて、それが海に広がっている。
うらやましい春です。

★小峠静水評
春日さす梁の太さや酒造蔵/加納淑子
ふと見上げれば黒き梁、太く逞しい酒蔵春日が眩しい

★青海俊伯評
麦の芽の青深めつつ吹かれけり/脇美代子
麦畑が風にそよぐ。青々とした香りさえも伝わってくるようです。
『お礼』
阪本登美子 2002年2月25日(月) 14:55:9 削除・編集
『有難うございます』
宮地ゆうこ 2002年2月25日(月) 22:59:51 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年2月25日(月) 23:46:2 削除・編集

『第430回入賞発表/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月22日(金) 8:47:47 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第430回入賞発表(2月21日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★揚雲雀夜明け始まるその中に/相原弘子
夜明けの始まる前に、しっかりと鳴き、高く揚がる雲雀。自分が礫のような雲雀になって夜明け間近い空に揚がっているようである。そこで見るもの、感じるものは、なんであろう。(評:高橋正子)
ほのぼのとしらみ始める暁の空へ真っ直ぐに舞い上がる揚げ雲雀の何という清明さでしょう。その朗らかな囀りに明るい春の一日の始まりを感じます。(評:藤田洋子)

★羽ばたきの影走る草青む土手に/藤田洋子(信之添削)
光の強さが、草青む土手にものの影を生む。羽ばたきの影を察知したときの驚きが、春を具体的に感じた驚きとなっている。(評:高橋正子)
南国の強い春光を感じます。ものの影がくっきりする、光が眩しく弾かれる、いよいよ春本番ですね。(評:宮地ゆうこ)
素敵な句ですね。この影は何だろうと振り向いて鳥を探しそうです。(評:祝恵子)

★麦踏みの近づき離れゆく二人/右田俊郎(信之添削)
麦畑で、風に吹かれながら寡黙に麦踏をする二人が、見えない糸で繋がっているように、二人の距離が伸びたり縮んだりしている。見ていて飽きない麦踏みの二人であるが、読み手も野の一人として、麦踏みを楽しんでいるのがよい。(評:高橋正子)

【優秀/15句】

★日を孕む庭の筵へひじき干す/平野あや子
日脚が伸びやがて春になると、海辺の町も活気を帯びてきます。ひじきを干す「日を孕む筵」に、太陽の恵みへの感謝と春の喜びを感じます。(評:田岡弘)

★春の日の厚焼き卵弾みけり/宮地ゆうこ
お弁当の厚焼卵でしょうか。弾みけりにお子さんの嬉しさとお母さんのまなざしを感じます。(評:青海俊伯)

★夕暮れて沈丁の香の動き出す/脇美代子
日暮れとともに強く感じ始める沈丁花の濃厚な芳香がよく表されていると思います。(評:藤田洋子)

★大切な春芽に軽く土のせる/祝恵子(信之添削)
「新芽」を添削し、「春芽」としましたのは、「新芽」は季語ではありませんし、「新芽」が出るのは、春に限りませんので。(評:高橋信之)

★長閑さやインクの匂いに午後の風/青海俊伯
ペン書きも最近は少なくなったようですが、あのインキの匂いは心を休まる気持ちにさせます。(評:霧野萬地郎)

★春浅し白く光れる屋根瓦/岩本康子
黒々と重厚のある屋根瓦が白く光って春まだ浅い清々しさを感じさせて頂きました。(評:山野きみ子)

★雉の声親しく啼いて朝の陽に/守屋光雅

★残雪や静かに水音残し消ゆ/日野正人

★窯の火を落とす遅日や山深し/池田和枝

★囀りに取り囲まれてしまいけり/多田有花

★口笛は「北の国から」ふきのとう/古田けいじ

★街路樹の芽立ちの遅速日の斑に/山野きみ子

★芽吹く木の幹の中には水の音/安増惠子

★磴のぼる遍路の息の白かりき/田岡 弘

★春昼や吾子と魔法の絵本読む/冬山蕗風

▼選者詠/高橋信之
朝空の晴れに芽立ちの明らかに
夜の闇に芽吹く匂いを深く吸う
おそい帰宅に春灯の一つが我が家
『ありがとうございます。』
青海俊伯 2002年2月22日(金) 9:2:30 削除・編集
『信之先生、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月22日(金) 9:6:15 削除・編集
『お礼』
山野きみ子 2002年2月22日(金) 9:37:55 削除・編集
『有難うございます』
祝恵子 2002年2月22日(金) 11:3:51 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年2月22日(金) 14:16:2 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月22日(金) 14:53:14 削除・編集
『信之先生へお礼』
多田有花 2002年2月22日(金) 18:44:11 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年2月22日(金) 18:56:11 削除・編集
『光雅さんへ』
霧野萬地郎 2002年2月22日(金) 19:22:21 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月22日(金) 20:21:26 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月22日(金) 20:43:20 削除・編集
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月22日(金) 20:44:54 削除・編集
『有り難うございました』
藤田洋子 2002年2月22日(金) 21:10:8 削除・編集
『ありがとうございました』
堀佐夜子 2002年2月22日(金) 21:16:32 削除・編集
『選句のお礼。』
岩本康子 2002年2月22日(金) 21:40:22 削除・編集
『信之先生、正子先生、ありがとうございます』
右田俊郎 2002年2月22日(金) 22:57:9 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年2月24日(日) 22:28:39 削除・編集

『第430回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月22日(金) 4:52:5 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第430回句会コメント賞(2月21日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント/2名】

★青海俊伯評
春の日の厚焼卵弾みけり/宮地ゆうこ
お弁当の厚焼卵でしょうか。弾みけりにお子さんの嬉しさとお母さんのまなざしを感じます。

★山野きみ子評
春浅し白く光れる屋根瓦/岩本康子  
黒々と重厚のある屋根瓦が白く光って春まだ浅い清々しさを感じさせて頂きました。

【優秀コメント/5名】

★藤田洋子評
揚げ雲雀夜明け始まるその中に/相原弘子
ほのぼのとしらみ始める暁の空へ真っ直ぐに舞い上がる揚げ雲雀の
何という清明さでしょう。その朗らかな囀りに明るい春の一日の始まり
を感じます。
夕暮れて沈丁の香の動き出す/脇美代子
日暮れとともに強く感じ始める沈丁花の濃厚な芳香がよく表されている
と思います。

★宮地ゆうこ評
草青む土手に羽ばたきの影走る/藤田洋子
南国の強い春光を感じます。ものの影がくっきりする、光が眩しく弾かれる、いよいよ春本番ですね。

★祝恵子評
草青む土手に羽ばたきの影走る/藤田洋子
素敵な句ですね。この影は何だろうと振り向いて鳥を探しそうです。

★田岡弘評
日を孕む庭の筵へひじき干す/平野あや子
日脚が伸びやがて春になると、海辺の町も活気を帯びてきます。ひじきを干す「日を孕む筵」に、太陽の恵みへの感謝と春の喜びを感じます。

★霧野萬地郎評
長閑さやインクの匂ひに午後の風/青海俊伯
ペン書きも最近は少なくなったようですが、あのインキの匂いは心を休まる気持ちにさせます。
『御礼』
青海俊伯 2002年2月22日(金) 8:49:26 削除・編集
『有難うございます』
宮地ゆうこ 2002年2月22日(金) 20:39:30 削除・編集
『お礼』
藤田洋子 2002年2月22日(金) 21:17:39 削除・編集

『第429回入賞発表/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月21日(木) 9:9:35 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第429回入賞発表(2月20日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★菜園の囀りの中鍬入れる/青海俊伯
畑を打ち、鳥の声を聞く。御伽噺のなかにいるような気がする句である。こういう世界が、今にあることは幸せで、世の殺伐さばかりに目がゆくのは、なんの故であろうかと、考えされられる。(評:高橋正子)

★薄氷を乗せて湖水のうすみどり/多田有花
湖水に浮かぶ薄氷が、大変繊細な感覚で捉えられている。「乗せて」は、薄氷の軽さを言い得ている。また、「うすみどり」という色に早春をよく感じている。(評:高橋正子)
四国のような南国にいると薄氷は寒さの象徴ですが、季語の薄氷は春の季語で、やはり春の息吹だと思っています。生命の芽生えのうすみどりに春を感じます。(評:田岡弘)

★雲雀揚がる川舟続く川上へ/祝恵子
雲雀が揚がる川景色がのどかに描かれている。川の縁には葦があったり、みずが静かに光ったり、川舟が上っていったり、すべてに春の光が零れている。(評:高橋正子)
ひばりがあがるのは広い川原からだろうか。春がきて、人間の動きも活発になる。川船が連なって、川を上り行く。その数も春とともに多くなってきた。(評:古田けいじ)

【優秀/17句】

★囀や湖のいわれは碑に/田岡 弘
季語「囀」がしっかりしていて、季語「囀」の働きで、作者のいい心境が読者に伝わってくる。日本語(季語・季感)に対する信頼感がこの句の読みの鍵となる。(評:高橋信之)

★朝日差し来て囀りの台所/藤田洋子
小鳥の声を聞きつつ朝餉の仕度、洋食でしょうか、和食でしょうか。洋子さんもハミングしたりして春の喜びが良く解ります。大好きです。(評:堀佐夜子)
明るい日差しが、台所仕事をリズミカルにさせてくれます。(評:脇美代子)

★春北風や水位のちがう川二つ/伊嶋高男
冬と春が同居している今の時期と、水位の違う川が並んで(あるいは近くに)いるという取り合わせが面白いと思います。(評:田岡弘)

(小田原・曽我梅林にて)
★柔らかき光りを散らす梅の里/霧野萬地郎
「光りを散らす」が梅日和の霞んだ空を言い当てていると思います。今日の投句には、「柔らかい」という言葉の句がいくつかあり、いずれも春の気分を上手く表現していると思いました。(評:伊嶋高男)

★枝先のほのと明るき芽立ち前/磯部勇吉

★春の陽を芯まで留める木の校舎/日野正人

★春蘭の蕾確かめ出勤す/古田けいじ

★猫柳河岸打つ水の柔らかく/山野きみ子

★胡葱の緑真中に朝の卓/守屋光雅

★滝解けてときにきらりと水の音/小峠静水

★石を縫い光り集めて雪解水/小原亜子

★病む母に春青空を窓へ入れ/脇美代子

★行く雲の輝き増して春来たる/安増惠子

★鉄棒に春光のきてはじかれて/吉田 晃

★柔らかさそのまま束ねほうれん草/相原弘子

★金平糖に種あるという暖かし/加納淑子

★枝曲がるたら芽それぞれ己が空/宮地ゆうこ

▼選者詠/高橋信之
朝空にうすきみどりの芽立ちなる
春浅き風吹き来ては池を去る
春光の沖見る街のその向こうに
『選句お礼』
青海俊伯 2002年2月21日(木) 8:47:10 削除・編集
『信之先生、ありがとうございました。』
田岡 弘 2002年2月21日(木) 9:19:58 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年2月21日(木) 10:6:55 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月21日(木) 10:9:52 削除・編集
『ありがとうございました!』
多田有花 2002年2月21日(木) 10:39:48 削除・編集
『信之先生、重ねてありがとうございます』
田岡 弘 2002年2月21日(木) 10:50:50 削除・編集
『晃様、孝子様、ゆうこ様へ』
堀佐夜子 2002年2月21日(木) 14:31:20 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月21日(木) 14:41:39 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年2月21日(木) 15:42:44 削除・編集
『お礼』
山野きみ子 2002年2月21日(木) 16:4:0 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月21日(木) 18:40:4 削除・編集
『有り難うございました。』
藤田洋子 2002年2月21日(木) 20:32:39 削除・編集
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月21日(木) 21:36:3 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月21日(木) 22:27:5 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月22日(金) 0:28:19 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月22日(金) 5:34:4 削除・編集

『第429回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月21日(木) 7:42:30 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第429回句会コメント賞(2月20日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】

★田岡弘評
薄氷を乗せて湖水のうすみどり/多田有花
四国のような南国にいると薄氷は寒さの象徴ですが、季語の薄氷は春の季語で、やはり春の息吹だと思っています。生命の芽生えのうすみどりに春を感じます。
春北風や水位のちがう川二つ/伊嶋高男
冬と春が同居している今の時期と、水位の違う川が並んで(あるいは近くに)いるという取り合わせが面白いと思います。

【優秀コメント/4名】

★古田けいじ評
雲雀揚がる川舟続く川上へ/祝恵子
ひばりがあがるのは広い川原からだろうか。春がきて、人間の動きも活発になる。川船が連なって、川を上り行く。その数も春とともに多くなってきた。

★伊嶋高男評
柔らかき光りを散らす梅の里/霧野萬地郎
「光りを散らす」が梅日和の霞んだ空を言い当てていると思います。今日の投句には、「柔らかい」という言葉の句がいくつかあり、いずれも春の気分を上手く表現していると思いました。

★堀佐夜子評
朝日差し来て囀りの台所/藤田洋子
小鳥の声を聞きつつ朝餉の仕度、洋食でしょうか、和食でしょうか。洋子さんもハミングしたりして春の喜びが良く解ります。大好きです。

★脇美代子評
朝日差し来て囀りの台所/藤田洋子
明るい日差しが、台所仕事をリズミカルにさせてくれます。
『お礼』
堀佐夜子 2002年2月21日(木) 14:33:51 削除・編集

『第428回入賞発表/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月20日(水) 8:48:37 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第428回入賞発表(2月19日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★走り芽の小川に添いて瀬音鳴る/平野あや子
「走り芽」は、季語ではない(角川書店編「俳句歳時記」)が、この句には季感がある。句全体から、早春の草の芽の出始めのころと感じることができる。小川の瀬音がのどかに鳴って、童謡の「春の小川」さながらである。(評:高橋正子)

★沿道の菜の花朝のすがすがし/冬山蕗風
出勤途中の道沿いの菜の花であろう。靄のかかったような朝の冷たい空気のなかに、優しい黄色の花を揺らしている菜の花。すがすがしいことの一つである。(評:高橋正子)

★泥葱の強き香りを束ねおり/青海俊伯
葱の季語は冬。泥のついた葱は、畑の命、土の命ををもっているように感じられる。葱の強い香りを吸い、しばし、土に同化するような気持ちになる。(評:高橋正子)

【優秀/16句】

★波しぶきルート9号春浅し/太田淳子
「波しぶき」に浅き春を感じ取った。いい季感である。「ルート9号」は日本海側の鳥取を走る。(国道9号全線ドライブ映像:http://senba777.hoops.ne.jp/h_cap_kokudou009.html)(評:高橋信之)

★紅梅の咲き揃う日の空青し/加納淑子
「青空」と「紅梅」との取り合わせに、春浅き日の新鮮な喜びを読み取る。(評:高橋信之)

★水に降り土に降り消ゆ春の雪/吉田晃
南国では雪ははかないもののたとえですよね。春の雪もまさにその通り。(評:多田有花)

★鉛筆の芯まるくなる春灯/八木孝子
春の灯の下、動く鉛筆の影までがやわらかく映し出されるようです。春の灯のほのぼのとした明るさが感じられます。(評:藤田洋子)
尖った芯がだんだん馴染んでまるくなる。文字も優しくたっぷりしてくる。春の夜に穏かな書き物ですね。(評:宮地ゆうこ)

★この町が新しく見ゆ桜草/祝恵子
桜草の可憐な花の色に触れて、歩き慣れたいつもの町がふと新鮮に感じられる、そんな小さな感動が心地よくこちらにも伝わってきます。(評:八木孝子)

★一本のかりんの芽立ち萌黄色/伊嶋高男
草木の芽立ちはそれぞれに特徴がありますね。かりんの春そのものを感じさせてくれるようなやわらかい萌黄色がとても印象的です。(評:藤田洋子)

★廃校に春潮の香の満ちており/田岡弘
少子化、過疎化による、廃校が増えているようですね。この春には新入生が来ないのでしょうか?(評:霧野萬地郎)

★丸い雲は動かず畑打ちすすむ/宮地ゆうこ
動かし続けた手を休め、見上げる空には、さっきからあまり動いたようには見えない丸い雲。風もないおかげで、今日の畑打ちは随分とはかどった。(評:古田けいじ)

★春の光駅へ出るにも川に沿い/相原弘子

★峠来て遅き芽立ちの雑木林/霧野萬地郎

★淡雪の空間軽く流れ行く/日野正人

★山並みの辰巳明るく笹鳴けり/小峠静水(信之添削)

★殻ともに旅して牡蠣は街の店/岩崎楽典

★早春の森に小啄木鳥(コゲラ)のドラミング/多田有花

★道ゆけば春はどんどん広がりぬ/大石和堂

★プランターのパンジー植える休みの日/岩本康子(信之添削)

▼選者詠/高橋信之
囀りのなかの一羽が飛び去りぬ
裏返す匙のふくらみ春光に
春昼の時の数字の秒ごとに
『ありがとうございます。』
青海俊伯 2002年2月20日(水) 9:7:9 削除・編集
『ありがとうございました.』
田岡 弘 2002年2月20日(水) 9:43:4 削除・編集
『ありがとうございました』
加納淑子 2002年2月20日(水) 10:28:35 削除・編集
『お礼』
相原弘子 2002年2月20日(水) 14:39:36 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月20日(水) 17:52:11 削除・編集
『光雅様,高男様,きみ子様、恵子様』
藤田洋子 2002年2月20日(水) 19:49:44 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月20日(水) 20:58:51 削除・編集
『有難うございます』
祝恵子 2002年2月20日(水) 21:59:23 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月20日(水) 22:20:10 削除・編集
『ありがとうございました』
八木孝子 2002年2月20日(水) 22:33:31 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年2月20日(水) 22:38:24 削除・編集
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月20日(水) 23:30:51 削除・編集
『選句お礼』
冬山蕗風 2002年2月21日(木) 0:34:27 削除・編集
『信之先生、光雅様へお礼』
多田有花 2002年2月21日(木) 10:20:50 削除・編集

『第428回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月20日(水) 5:56:2 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第428回句会コメント賞(2月19日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント/2名】

★八木孝子評
この町が新しく見ゆ桜草/祝 恵子
桜草の可憐な花の色に触れて、歩き慣れたいつもの町がふと新鮮に感じられる、そんな小さな感動が心地よくこちらにも伝わってきます。

★藤田洋子評
鉛筆の芯まるくなる春灯/八木孝子
春の灯の下、動く鉛筆の影までがやわらかく映し出されるようです。春の灯のほのぼのとした明るさが感じられます。
一本のかりんの芽立ち萌黄色/伊嶋高男
草木の芽立ちはそれぞれに特徴がありますね。かりんの春そのものを感じさせてくれるようなやわらかい萌黄色がとても印象的です。

【優秀コメント/5名】

★古田けいじ評
丸い雲は動かず畑打ちすすむ 宮地ゆうこ
動かし続けた手を休め、見上げる空には、さっきからあまり動いたようには見えない丸い雲。風もないおかげで、今日の畑打ちは随分とはかどった。

★多田有花評
水に降り土に降り消ゆ春の雪/吉田 晃
南国では雪ははかないもののたとえですよ ね。春の雪もまさにその通り。

★霧野萬地郎評
廃校に春潮の香の満ちており/田岡弘
少子化、過疎化による、 廃校が増えているようですね。この春には新入生が来ないのでしょうか?

★宮地ゆうこ評
鉛筆の芯まるくなる春灯 /八木孝子
尖った芯がだんだん馴染んでまるくなる。文字も優しくたっぷりしてくる。春の夜に穏かな書き物ですね。

★田岡 弘評
鉛筆の芯まるくなる春灯/八木孝子
秋の灯と違い、春の灯には穏やかな暖かみがあるようです。 鉛筆の芯の丸さと春の灯との取り合わせは面白いですね。
春耕の地球の裏もすこやかに/宮地ゆうこ
春耕から地球の裏へ の飛躍は驚きです。しかし、殺伐とした今の世界を見ていると、この気持ちが良く分かります。