デイリー句会2002年/第416回〜第427回


『第427回入賞発表/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月19日(火) 8:29:16 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第427回入賞発表(2月18日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★きらめきを集めて春の海平ら/伊嶋高男
春の海をこの様に詠まれると海の見える所へ行って見たくなります。(評:堀佐夜子)

★山の際より春耕の始まりぬ/田岡弘
山の際の小さな畑に、春の日が差してそこから耕され始める。山土の混じった畑が、鍬音をさせて掘り起こされる。山際の草の匂いも、土の匂いもみんないい。(評:高橋正子)

★屈伸の運動ありて春歩き/祝恵子
みんなで歩くのであろう。屈伸運動をして、体を充分やわらかくして、のびのびと腕を振って、春を楽しみながら歩く。歩くことが幸せである。(評:高橋正子)

【優秀/17句】

★額の芽の太く輝きほぐれそむ/堀佐夜子
生命の「太く輝き」に誰もが喜び、励ましと癒しが与えられる。春の歓びである。(評:高橋信之)

★二月晴れ富士は大きく湖の上/霧野萬地郎
河口湖であろうか。早春の戸外に開放され、「富士」が「晴れ」、そして「大きく」である。技巧が無いので、言葉がいきいきと伝わる。(評:高橋信之)

★降れよ降れ楽しきものは春の雪/守屋光雅
名古屋も今夜、春の雪でした。春の雪も油断ならないが、なんとなく安心してみることができる。盛岡でも近くまで春がきている実感があればこそ、「楽しきもの」となる。(評:古田けいじ)
雪国の方は逞しいのですね。春の雪は楽しいとは、もうすぐ輝く春が近づいているからでしょうか。此方は今晩から雪模様とのこと、明朝のことを心配しているところです。(評:祝恵子)

★腕回す二月に風は軽くなる/安増恵子
いよいよ春へと元気良く気持を入れていますね。そんな気持と様子をユニークに表現されて同感です。(評:霧野萬地郎)

★雪卸親子の声のにぎやかに/冬山蕗風

★連なりし雲の中まで春茜/吉田晃

★半分は青空のまま春霰/多田有花

★グランドに声弾みたり日脚伸ぶ/岩本康子

★水温む桶の海鼠を掬う手に/平野あや子

★連れ戻る梅の香に充つバスの旅/碇英一

★吾子母に抱かれ深々と冬の中/河ひろこ

★早暁にもくれん花芽の白さ増す/古田けいじ

★種薯も売られ日々増す光り/相原弘子

★茫々と春雨の鉄橋列車過ぐ/山野きみ子

★竹高く吹かれ谷まで響く春/宮地ゆうこ

★ジーンズで闊歩しようか春時雨/池田和枝

★わらべ歌口ずさんでみる春の雨/小原亜子

▼選者詠/高橋信之
春光撒き散らしつつ日が西へ移る
水滴らせ若布一山まな板に
芽木なれば樹液めぐりて太き幹
『信之先生、正子先生、高男さん、ありがとうございました。』
田岡 弘 2002年2月19日(火) 10:3:38 削除・編集
『信之先生』
霧野萬地郎 2002年2月19日(火) 10:15:20 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月19日(火) 11:31:53 削除・編集

『第427回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月19日(火) 7:1:31 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第427回句会コメント賞(2月18日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】

★古田けいじ評
降れよ降れ楽しきものは春の雪/守屋光雅
名古屋も今夜、春の雪でした。春の雪も油断ならないが、なんとなく安心してみることができる。盛岡でも近くまで春がきている実感があればこそ、「楽しきもの」となる。

【優秀コメント/3名】

★堀佐夜子評
きらめきを集めて春の海平ら/伊嶋高男
春の海をこの様に詠まれると海の見える所へ行って見たくなります。

★霧野萬地郎評
腕回す二月に風は軽くなる/安増恵子
いよいよ春へと元気良く気持を入れていますね。そんな気持と様子をユニークに表現されて同感です。

★祝恵子評
降れよ降れ楽しきものは春の雪/守屋光雅
雪国の方は逞しいのですね。春の雪は楽しいとは、もうすぐ輝く春が近づいているからでしょうか。此方は今晩から雪模様とのこと、明朝のことを心配しているところです。

『第426回入賞発表/選者高橋信之@』
選者/高橋信之 2002年2月18日(月) 9:51:17 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第426回入賞発表(2月15日〜17日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★雪どけや山に木のこえ水のこえ/田岡 弘
「木のこえ」「水のこえ」と、象徴的に言った。だが、耳を澄ませば聞こえる山の木々の風に鳴るさまざまな音、雪解けの小さな流れの囁くように鳴る音が、はっきりと、具体的に春へと目覚めてゆく山の自然を意識させてくれる。(評:高橋正子)
山に木々の芽吹きの声、春の水の生き返る声、雪どけを待っていた山の生気あふれるうれしそうな、生き生きとした様子が伝わります。(評:八木孝子)

★啓蟄の土うきうきと日当りへ/小峠静水
啓蟄は、三月六日ごろ。暖かくなって、冬眠から覚める蛙や蛇、地虫地上にあらわれる。土までも、これらの生き物の目覚めに、うきうきとしているのである。嬉しさに、地面が動いて日当たりへ進み出るのである。うきうきしているのは、人間なのであるが。(評:高橋正子)

★残雪を蹴って伐りだす木曽檜/金子孝道
雪をかぶっていた緑濃い木曾の檜。それがいよいよ伐りだされる。山肌に残る雪を力いっぱい蹴って、檜に負けない力を出して、檜を伐りだすのである。檜の緑と雪の白のコントラストが鮮やかで、自然にかかわる人間の姿をくっきりさせている。(評:高橋正子)
ダイナミックな景が浮かびます。雪に濡れた檜の強い香。山にも春の仕事が始まりますね。(評:宮地ゆうこ)

【優秀T/5句】

★春七色缶振って出るドロップス/藤田洋子
目も耳も、味覚まで楽しませてもらいました。「春七色」のお菓子に気持ちが浮き立ちます。(評:宮地ゆうこ)

★早春の光の下を大股に/八木孝子
待ちに待った春の朝、いつもより大股で闊歩したくなる気持ちが広がってきます。(評:青海俊伯)

★凍解けて湖の蒼さを深めけり/磯部勇吉
凍っていた湖が解け始めた、湖の色は凍る以前より蒼さがより深くなったようだ。湖の色の深みは厳しい冬を越したもののもつ深みなのでしょう。(評:八木孝子)

★車椅子降りてふらここ漕いでみる/堀佐夜子
ブランコの句としては出色の作品ですね。車椅子との組合せが素晴らしく、佐夜子さんに勇気をもらいました。(評:伊嶋高男)

★すぎなの子土手一面にわっと出て/堀幹夫
技巧の無いのがいい。作者が見た情景そのままで、作者の強い喜びを「わっと」で読み取る。(評:高橋信之)
「わっと出て」が迫力満点、淀川辺りの風景でしょうか。 (評:安丸てつじ)
『御礼』
田岡 弘 2002年2月18日(月) 9:14:8 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月18日(月) 10:26:5 削除・編集
『有難うございました』
堀佐夜子 2002年2月18日(月) 12:12:22 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年2月18日(月) 16:29:21 削除・編集
『ありがとうございました』
藤田洋子 2002年2月18日(月) 23:21:53 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月19日(火) 0:26:27 削除・編集

『第426回入賞発表/選者高橋信之A』
選者/高橋信之 2002年2月18日(月) 8:8:14 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀U/23句】

★春耕の鍬乗せ軽き音の往く/吉田 晃

★雪晴れや空に雲なく風もなく/冬山蕗風

★母と踏みし麦の畑は山近し/古田けいじ

★アフガンの冬澄んだ目の母強し/安田明子

★かげりきし日のそのままに春寒し/石井信雄

★立ち並ぶ枝垂柳を風が梳く/岩崎楽典

★山笑う前のふくらみ雲に触れ/宮地ゆうこ

★竹箒売られ初めて春浅し/守屋光雅

★春告げる明るい電話は盲の人/河ひろこ

★二ン月や頭寄せ合い地図広ぐ/祝恵子

★おかっぱの日のこと遠しさくら貝/阪本登美子

★追い越され追い越して行く春の路/伊嶋高男

★沈丁の蕾は吸うや空の色を/福田由平

★いぬふぐり映す明日の空の色/多田有花

★杉の花いっきに降りし峠道/青海俊伯

★朝の陽に紅のふくらむ沈丁花/右田俊郎

★丸皿のほんの片隅ふきのとう/大石和堂

★トラクタが耕す一直線の春/池田和枝

★椿の葉早春の風に白く光る/岩本康子

★うららかな湾どこまでもペタル踏む/霧野萬地郎

★ふらここを高く高くと空蹴る児/山野きみ子

★ためらひの色して柳芽吹きけり/加納淑子

★聞き役に徹して梅の土手に座す/小峠静水

▼選者詠/高橋信之
<南伊予内海村の柏小学校へ二句>
真珠筏を浮かせ春浅き湾
一日の旅よ栴檀の実の多き
<柏小学校>
七十二の明るい顔よストーブちかちか
『御礼』
阪本登美子 2002年2月18日(月) 15:15:53 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月18日(月) 16:31:55 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月18日(月) 17:53:19 削除・編集
『お礼』
福田由平 2002年2月18日(月) 21:33:39 削除・編集
『おれい』
祝恵子 2002年2月18日(月) 21:47:56 削除・編集
『有難うございます。』
安田明子 2002年2月18日(月) 22:2:19 削除・編集
『信之先生、佐夜子様へお礼』
多田有花 2002年2月18日(月) 22:46:32 削除・編集
『有難う御座いました』
宮地ゆうこ 2002年2月18日(月) 23:39:19 削除・編集
『お礼』
池田和枝 2002年2月19日(火) 0:2:22 削除・編集
『お礼』
石井信雄 2002年2月19日(火) 9:38:38 削除・編集
『お礼』
伊嶋高男 2002年2月19日(火) 11:38:50 削除・編集

『第426回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月18日(月) 6:22:51 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第426回句会コメント賞発表(2月15日〜17日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント/3名】

★安丸てつじ評
山笑う前のふくらみ雲に触れ/宮地ゆうこ
春はすぐそこという感じを、大らかに詠んでいます。好きな句です。
すぎなの子土手一面にわっと出て/堀幹夫
「わっと出て」が迫力満点、淀川辺りの風景でしょうか。

★古田けいじ評
おかっぱの日のこと遠しさくら貝/阪本登美子
浜に来て桜貝を拾った。桜貝を見ると思い出すことがある。そのシーンで私はいつもおかっぱ。もう随分遠い昔のことになってしまった。桜貝とおかっぱの取り合わせは男にはできない。 
春の霜踏めば集まる日の光/宮地ゆうこ
早朝の春の霜。踏み出すと、霜は簡単に解けてしまう。足跡が朝の光を集めて光る。「集まる」と掴まえた所が新鮮に聞こえた。

★宮地ゆうこ評
春七色缶振って出るドロップス/藤田洋子
目も耳も、味覚まで楽しませてもらいました。「春七色」のお菓子に気持ちが浮き立ちます。
トラクタが耕す一直線の春/池田和枝
「一直線」に広々と耕されていく大地。陽射しの中に飛び散る土の匂いを感じます。
うららかな湾どこまでもペダル踏む/霧野萬地郎
湾岸道路はずっと海を楽しめるところが素敵ですね。きらめく海と潮風が気持ち良さそうです。
残雪を蹴って伐りだす木曾檜/金子孝道
ダイナミックな景が浮かびます。雪に濡れた檜の強い香。山にも春の仕事が始まりますね。

【優秀コメント/11名】

★八木孝子評
凍解けて湖の蒼さを深めけり/磯部勇吉
凍っていた湖が解け始めた、湖の色は凍る以前より蒼さがより深くなったようだ。湖の色の深みは厳しい冬を越したもののもつ深みなのでしょう。
雪どけや山に木のこえ水のこえ/田岡 弘
山に木々の芽吹きの声、春の水の生き返る声、雪どけを待っていた山の生気あふれるうれしそうな、生き生きとした様子が伝わります。

★伊嶋高男評
車椅子降りてふらここ漕いでみる/堀佐夜子
ブランコの句としては出色の作品ですね。車椅子との組合せが素晴らしく、佐夜子さんに勇気をもらいました。

★青海俊伯評
早春の光の下を大股に/八木孝子
待ちに待った春の朝、いつもより大股で闊歩したくなる気持ちが広がってきます。
トラクタが耕す一直線の春/池田和枝
広がる農地にトラクタが進む。後にひとすじ春の営みを待つ黒い土の匂いを感じます。
春耕の鍬乗せ軽き音の往く/吉田晃
いよいよ農作業の時がきました。大地を讃える春の句です。

★守屋光雅評
車椅子降りてふらここ漕いでみる/堀佐夜子
ブランコの木の椅子に陽の温もりがある,揺れると子供の頃の思い出がよみがえる。公園のブランコは大人にとっても好い空間である。

★河ひろこ評
竹箒売られ初めて春浅し/守屋光雅
みちのくもようやく春めいては来たがまだまだの感が強く、竹箒もまだ売れそうになく置かれている。秋田は物干し竿が売られ頃に春を感じます。

★霧野萬地郎評
車椅子降りてふらここ漕いでみる/堀佐夜子
淀川の広場に「ふららこ」があったのでしょうか?なんでも挑戦する佐夜子さんの心意気ですね。

★田岡 弘評
追い越され追い越して行く春の路/伊嶋高男
行動的になる春、この雰囲気はやはり春ですね。
ためらひの色して柳芽吹きけり/加納淑子
まだ芽吹いたばかりの柳の芽は頼りなくて、まさにためらいの色ですね。春の盛りももうすぐですね。

★岩崎楽典評
ためらひの色して柳芽吹きけり/加納淑子
なるほど、ためらいの色とはうまく表現したものです。浅緑の色感が出ています。
ふらここを高く高くと空蹴る児/山野きみ子
ブランコの振れ上がった時に、さらに足を蹴り上げる動きが高く高くに表わされていると思います。

★堀佐夜子評
いぬふぐり映す明日の空の色/多田有花
有花さん、何時も元気で積極的な女性だと想っています、が尚、それ以上に明日に良い事が有りそうな予感が感じられるお句ですね。

★相原弘子評
朝の陽に紅のふくらむ沈丁花/右田俊郎
沈丁花の、寄り合ったような蕾は、そのふくらみがいとおしく、毎日のように目がゆきます。朝の陽の中のふくらみは、よりそれが思われます。

★藤田洋子評
早春のふる里新しき自転車で/吉田 晃
春を迎えるふる里の地を軽やかにペダルを踏む作者の嬉々とした心情が伝わり、春の喜びと明るさが溢れます。
『お礼』
相原弘子 2002年2月18日(月) 14:17:59 削除・編集
『ありがとうございました』
八木孝子 2002年2月18日(月) 16:31:57 削除・編集
『御礼』
青海俊伯 2002年2月18日(月) 17:36:48 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年2月18日(月) 18:32:6 削除・編集
『お礼(再々送) 』
安丸てつじ 2002年2月18日(月) 22:59:6 削除・編集
『有難うございます』
宮地ゆうこ 2002年2月18日(月) 23:34:40 削除・編集

『第425回入賞発表(2月14日)』
選者/高橋信之 2002年2月15日(金) 9:51:1 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第425回入賞発表(2月14日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★公魚の命あるのを貰いけり/加納淑子
いい俳句だ。平明な表現で、読者に訴えてくるものがあるのは、作者の感動が強いからである。公魚は「わかさぎ」と読み、春の季語。(評:高橋信之)

★瀬戸を背に潮の香撒きて和布干す/平野あや子
「瀬戸を背に」という少しの技巧があって、句を引き立たせた。地域の風物をいきいきと描いた写生句。(評:高橋信之)

★芽起こしの風が全山揺らしゆく/藤田洋子
「全山揺らし」に、やや誇張があるが、作者の実感と見た。「芽起こし」という言葉の働きが「全山揺らし」にうまく噛み合ったのである。「芽起こし」は、「芽立ち」と解釈した。(評:高橋信之)

【優秀T/5句】

★潮騒にもまれて海苔の紫に/青海俊伯(信之添削)
「海苔の紫」は、詩的な表現で、「潮騒にもまれて」いるので、「紫」に真実がある。(評:高橋信之)

★凍返る林中に音失せにけり/磯部勇吉
春浅き日の「凍返る」である。生命の誕生を秘めた静けさである。(評:高橋信之)

★一面になずなの揺れるのも近し/相原弘子
「一面になずなの揺れる」のは、まだ先のことであるが、内へ心を向けて真実が見えたのである。(評:高橋信之)

★張替えし障子に春のものの影/吉田 晃
光を「影」に感じて早春の句。「張替えし障子」は、秋の季語、「障子」は、冬の季語、「春」は、春の季語であり、三つの季節に渡って、三つの季語があるが、季語よりも季感で読むと、この句は、紛れもなく「春」の季節で、何の問題もない。(評:高橋信之)

★旅立ちの朝ミモザの黄が溢れ/脇美代子
「旅立ち」に詩情があって、「ミモザの黄が溢れ」の写生が生きた。(評:高橋信之)

【優秀U/13句】

★春日向小石を踏めば軽き音/日野正人

★玻璃越しの春光机に溢れたり/岩本康子

★空の蒼集めて咲くやいぬふぐり/池田和枝

★アザラシの重なり光る春の陽に/古田けいじ

★濃き雲を海へ落して寒戻る/霧野萬地郎

★料峭や島の奥にも波の音/田岡 弘

★浅蜊の他みな有り合せ深川鍋/伊嶋高男

★真冬日の喪の列坂を登り行く/守屋光雅

★シナモンの香りふんわり冬厨/八木孝子

★思うようにできぬ悔しさ春浅し/祝恵子(信之添削)

★玻璃日ざし余寒の窓に機音聞く/山野きみ子

★春浅き竹林に風を聞きに行く/多田有花

★春浅し湯気吹く熱きかけうどん/都 久俊


▼選者詠/高橋信之
春雲の大きな影が街に動く
北に海あり春浅き風の吹く
日が射してまた日が翳り春浅き
『選句のお礼』
加納淑子 2002年2月15日(金) 9:58:28 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年2月15日(金) 10:21:56 削除・編集
『信之先生、あや子さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月15日(金) 11:48:26 削除・編集
『おれい』
祝恵子 2002年2月15日(金) 13:32:59 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月15日(金) 15:6:22 削除・編集
『ありがとうございます』
山野きみ子 2002年2月15日(金) 15:15:43 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月15日(金) 16:38:10 削除・編集
『御礼』
守屋光雅 2002年2月15日(金) 16:42:54 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月15日(金) 18:22:31 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月15日(金) 19:1:1 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年2月15日(金) 19:29:26 削除・編集
『ありがとうございました』
藤田洋子 2002年2月15日(金) 20:44:16 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年2月15日(金) 21:35:3 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月15日(金) 23:8:44 削除・編集
『信之先生、佐夜子様へお礼』
多田有花 2002年2月15日(金) 23:41:0 削除・編集
『お礼』
青海俊伯 2002年2月16日(土) 0:12:50 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月17日(日) 1:11:57 削除・編集
『お礼』
日野正人 2002年2月17日(日) 1:15:52 削除・編集

『第425回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月15日(金) 8:0:28 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第425回句会コメント賞発表(2月14日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】

★相原弘子評
玻璃越しの春光机に溢れたり/岩本康子
他の用ができて、この机の前を離れ、すぐ戻ってきて、そこで過ぎてゆく時間。大事にとっておきたい。
芽起こしの風が全山揺らしゆく/藤田洋子
草木芽吹く頃の風はふくらみを覚えます。遠く近くの山も、目をやる度、芽吹きにふくらんを見せます。風がよりそれを促し、山の全てを揺らします。

【優秀コメント/3名】

★古田けいじ評
空の蒼集めて咲くやいぬふぐり/池田和枝  
いぬふぐりの蒼さは、実にかわいらしい。星の蒼さのように見る人と、空の蒼さと見る人と。どちらもその蒼さに引かれている。

★山野きみ子評
濃き雲を海へ落して寒戻る/霧野萬地郎
寒の戻りで寒々とした暗い海、雲を海へ落とすとは詩的な表現ですね。

★守屋光雅評
瀬戸を背に潮の香撒きて若布干す/平野あや子
瀬戸内海の春の景色を想像します。若布のつやと磯の香りが好いです。当地ではこの季節〈めかぶ〉(若布の根)が出回ります。これが美味しいのです。
『お礼』
相原弘子 2002年2月15日(金) 15:15:26 削除・編集
『弘子さんへ』
岩本康子 2002年2月15日(金) 21:5:32 削除・編集

『第424回入賞発表(2月13日)』
選者/橋信之 2002年2月14日(木) 8:27:6 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第424回入賞発表(2月13日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★雪溶けて山は起伏を取り戻し/小原亜子
季節の変化をうまく捉え、静かな詩情のある句。(評:高橋信之)

★藍染の襷きりりと春淡し/池田和枝
「襷(たすき)」が句を引き締めて、春浅き日の緊張感がいい。(評:高橋信之)

★たしかめることなく別れ鳥雲に/加納淑子
「鳥雲に」と「別れ」は、やや付き過ぎとも思うが、季語を生かして、いい抒情である。(評:高橋信之)

【優秀/14句】

★鴨の群引く刻近き川光る/山野きみ子
有季定型を守って手堅い句。平明な言葉がよい。(評:高橋信之)

★春寒や掬いし水のこぼれ落つ/青海俊伯
日常身辺の何気ないことに詩を見た。季語「春寒」に無理がない。(評:高橋信之)

★寒明けや窓全開に鳥を聞く/八木孝子

★輝いて輝いて来る春朝の子ら/日野正人

★残雪や安達太良山に日差し濃く/冬山蕗風

★菜の花の香りの海におぼれたい/右田俊郎

(和布刈神事にて)
★神事待つ焚き火に風花舞いおりぬ/岩本康子

★春風や馬は鼻づら高く上げ/安増惠子

★春立てば森の揺れるも柔らかく/古田けいじ

★除雪車の地鳴りの如き音に覚め/太田淳子

★明ける中芽吹き調う枝の張り/相原弘子

★木瓜燃ゆる鐘撞き堂を見上げては/堀佐夜子

★欄間額左馬はね跳びし春ひかり/小峠静水

★光太郎の鯰の木彫春浅し/伊嶋高男

▼選者詠/高橋信之
椿の白が咲き明るみへ明るみへ
日がさんさん白梅にまた紅梅に
白梅の幹の白さを際立たす
『孝子さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月14日(木) 8:49:35 削除・編集
『お礼』
青海俊伯 2002年2月14日(木) 9:16:8 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月14日(木) 9:23:44 削除・編集
『俊伯さん、佐夜子さん』
霧野萬地郎 2002年2月14日(木) 10:11:34 削除・編集
『御礼』
山野きみ子 2002年2月14日(木) 10:55:16 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年2月14日(木) 11:13:28 削除・編集
『ありがとうございました』
小原亜子 2002年2月14日(木) 11:38:23 削除・編集
『選句のお礼』
相原弘子 2002年2月14日(木) 14:32:35 削除・編集
『お礼』
池田和枝 2002年2月14日(木) 15:28:40 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年2月14日(木) 21:0:6 削除・編集
『ありがとうございました』
八木孝子 2002年2月14日(木) 23:3:31 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年2月14日(木) 23:12:1 削除・編集
『弘様、洋子様、恵子様、勇吉様、楽典様へお礼』
多田有花 2002年2月14日(木) 23:49:12 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月15日(金) 0:19:56 削除・編集

『第424回句会コメント賞 /選者高橋信之』
選者/橋信之 2002年2月14日(木) 7:40:31 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第424回句会コメント賞発表(2月13日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】
★小原亜子評
春風や馬は鼻づら高く上げ/安増恵子
恵子さんの馬を詠んだ句が好きです。広々した牧場に出してもらって、馬はこうやって開放感を表わすのですね。春風の心地よさ、こちらにも伝わってきます。

【優秀コメント/4名】

★霧野萬地郎評
たしかめることなく別れ鳥雲に/加納淑子
「鳥雲に」が良いですね。心理の深層を季語で上手く表現されていると思います。

★古田けいじ評
寒明けや窓全開に鳥を聞く/八木孝子
寒くても窓を全開にして見えてきた鳥の声を聴きたい。春に向かってゆくときの寒さだから窓を全開にできる。
除雪車の地鳴りの如き音に覚め/太田淳子
春は名のみでまだ雪が積もる。その雪を除くための除雪車が夜明けの屋外を地鳴りをさせて通り過ぎる。北国の朝のピーンと張り詰めた朝の感じ新鮮。

★宮地ゆうこ評
木瓜燃ゆる鐘撞き堂を見上げては/堀佐夜子
木瓜が鮮やかに咲き始めましたね。堂の上の青空に「燃ゆる」木瓜の紅さ。何度も見上げ、去りがたい作者の姿が浮かびます。
雪溶けて山は起伏を取り戻し/小原亜子
起伏と共に色、影、艶、を「取り戻し」た山が、目の前に迫ってきます。自然の強さを感じます。

★脇 美代子評
引鴨の川一杯に水脈長く/山野きみ子
平らな川面に水脈を引く、その裾が川幅一杯に広がって、これから発つ鴨の川への別れかもしれませんね。
春立てば森の揺れるも柔らかく/古田けいじ
芽吹いた木々は色合いも柔らかく、僅かな風にもゆるやかに応えるに違いありません。
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年2月14日(木) 23:1:57 削除・編集

『第423回入賞発表/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月13日(水) 6:52:51 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第423回入賞発表(2月12日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★春雪や空の明るさそのままに/日野正人
「空」の青と「雪」の白との違いは鮮明だが、その深いところを見た。深いところでは「明るさ」が同じで、「そのままに」である。(評:高橋信之)

〈門司和布刈神事)
★引き潮の澄みたる水に和布刈る/岩本康子
昨日は、新月で、旧暦の元日。「和布刈神事」は、旧元日の行事だが、テレビで詳しく報道されていたのを観た。月のリズムによる生活がいい。潮の満ち引きによる生活、月の暦よる生活もいい。(評:高橋信之)

★白鳥の啼き声真似る親と子と/守屋光雅
素直な句である。種も仕掛けもない。それがいい。(評:高橋信之)

【優秀/15句】
★あやとりに入りたくなる春の昼/加納淑子

★寒明けや麒麟は高く息を見せ/古田けいじ

★春の日を返す水底瀬の浅し/平野あや子

★みちのくの田畑諸々雪の中/冬山蕗風

★今食べし蕨餅買う手土産に/霧野萬地郎

★パレットの絵の具乾いて春浅し/池田和枝

★薄氷の風の形に波打てリ/脇美代子

★一樹より囀り高まり空展げ/阪本登美子

★人麻呂の句碑に春涛光りけり/田岡 弘

★折紙の風船をつく軽き音/山野きみ子

★駅の灯や人影絶えて冴えかえる/青海俊伯

<日本のやきもの展>
★乳白手(にごしで)の余白の白や春立つ日/伊嶋高男

★草の絮藁の屋根にて棲み終る/小峠静水

★落としてはまた土付けて霜の道/岩崎楽典

★凍返る星の高さに風音す/宮地ゆうこ


▼選者詠/高橋信之
芽木の上には空の青雲の白
カーブミラーに切り取られ春天濃き青に
芝萌えるところどころのみどり濃き
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月13日(水) 8:59:49 削除・編集
『信之先生へ』
霧野萬地郎 2002年2月13日(水) 9:4:15 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年2月13日(水) 9:41:22 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年2月13日(水) 10:29:21 削除・編集
『お礼』
池田和枝 2002年2月13日(水) 10:46:16 削除・編集
『選句のお礼』
加納淑子 2002年2月13日(水) 13:16:7 削除・編集
『御礼』
阪本登美子 2002年2月13日(水) 14:53:9 削除・編集
『信之先生、きみ子さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月13日(水) 20:44:34 削除・編集
『嬉しさで一杯です。』
岩本康子 2002年2月13日(水) 20:48:28 削除・編集
『田岡様,阪本様へお礼』
祝恵子 2002年2月13日(水) 22:35:16 削除・編集
『お礼』
山野きみ子 2002年2月13日(水) 22:36:54 削除・編集
『有難うございました』
宮地ゆうこ 2002年2月13日(水) 23:2:28 削除・編集
『坂本登美子様、伊嶋高男様へ』
堀佐夜子 2002年2月13日(水) 23:16:26 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年2月13日(水) 23:46:48 削除・編集
『きみ子様、康子様、俊伯様へお礼』
多田有花 2002年2月14日(木) 0:12:52 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月14日(木) 0:47:42 削除・編集
『掘佐夜子さんへ』
右田俊郎 2002年2月14日(木) 5:50:58 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月14日(木) 6:47:10 削除・編集

『第423回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月13日(水) 6:4:57 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第423回句会コメント賞発表(2月12日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】

★古田けいじ
引き潮の澄みたる水に和布刈る/岩本康子  
和布刈神事は話には聴いたことがあり、清張の本で読んだような記憶がある。春はまだ浅く、関門の潮は冷たいことでしょう。澄んだ潮の中で刈り取る鎌の光、潮の色、和布のみどりと揺らめき。情景を浮かばせる句である。
薄氷の風の形に波打てり/脇美代子
夜のうちの冷たい風が織り成す薄氷。風の通り道が早朝の光の中に残っている。すぐにも消えてしまいそうな氷であり風紋である。


【優秀コメント/7名】

★守屋光雅
寒明けや麒麟は高く息を見せ/古田けいじ
日本列島寒の戻りで寒くなっている。動物園は冬ごもりから開園したのだろうが、人影もまばらである。アフリカ生まれの動物たちには少々気の毒。光太郎の詩が浮かんでくる。
引き潮の澄みたる水に若布刈る/岩本康子
引き潮を選んで行われる神事,生物の根元の海に感謝する春らしい行事なのだろう。東北地方では神事として行うところがあるのかどうか,あまり聞きません。

★脇 美代子
凍て返る星の高さに風音す/宮地ゆうこ
冷たい夜が冴えわたる様子を「星の高さ」で強く感じられると思います。

★青海俊伯
パレットの絵の具乾いて春浅し/池田和枝
公園で絵を描いているのでしょうか。パレットの上には春の色がたくさん置かれています。いままだ冷たい風に絵の具が乾いていく、やさしい穏やかな風景です。

★霧野萬地郎
凍返る星の高さに風音す/宮地ゆう子
立春を過ぎても、寒い日が続きます。風の音を「凍返る星の高さ」との表現が詩的です。

★多田有花
寒明けや麒麟は高く息を見せ/古田けいじ
アフリカがふるさとのキリンにとって日本の冬は寒いでしょうね。キリンのとぼけた雰囲気が感じられてユーモラスな句。

★田岡 弘
凍返る星の高さに風音す/宮地ゆうこ
名実ともに寒さは、上空から来るのでしょうね。星の高さと言ったことで、寒さがより厳しく感じられます。

★北村ゆうじ
かまくらのような我が家になりにけり/河ひろこ
一部屋は雛の部屋になりにけり/田岡弘
奥行きのある好きな句です。お二人の部屋に入り、楽しい想像をしています。
『お礼』
守屋光雅 2002年2月14日(木) 6:50:42 削除・編集

『第422回入賞発表(2月11日)/選者高橋信之』
選者高橋信之 2002年2月12日(火) 7:5:18 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第422回入賞発表(2月11日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★黒土へ落ち来るまでが春の雪/古田けいじ
作者の強い感動を「までが」に読み取る。「までが」で時間を区切り、同時に空間を区切った。「春の雪」が「黒土」に消え、「春の雪」の白と「黒土」の黒との対比が鮮明である。時間と空間の動きを重ね合わせ、イメージが鮮明である。(評:高橋信之)

★春禽の空の軽さにすべりゆく/宮地ゆうこ
原句の<春禽のすべりゆく空軽さかな>を添削した。二つの切れ字が落ち着かない。「空」が名詞で切れ、更に切れ字「かな」が強すぎる。俳句の常識は切れを二つ作らないこと。添削の主眼は、空の「軽さ」よりも「春禽」に重きを置いたことで、季節の言葉を大切にした。(評:高橋信之)

★点火すぐ風に添いゆく畦火かな/野田ゆたか
いい写生である。類句がありそうだが、それは気にしなくてよい。十七字の短い形式なので、類句は避けられない。(評:高橋信之)

【優秀/14句】

★暗闇に物音吸われ冴返る/日野正人

★雪解川青邨の句碑横書きに/守屋光雅

(鵜殿の葭焼き)
★消防の構える方へ葭燃ゆる/福田由平

★美容院出て風花に会いたる日/岩本康子

★真青なる空へスキーの翼広ぐ/磯部勇吉

★手を上げて犬の訓練春河原/祝恵子

★春キャベツ明るい声に抱かれくる/相原弘子

★冴返り大観覧車点灯す/池田和枝

★春めきて門窓大きく開けし家/大石和堂

★新藁を敷き込む畑青眩し/右田俊郎

★川蜷の殻を沈めて水温む/岩崎楽典

★虚も実も一つに包み桜餅/北村ゆうじ

★冴返るものの一つに売地札/加納淑子

★リリースはやさしき所業か池温む/伊嶋高男


▼選者詠/高橋信之
水仙の香の流れ石畳歩く
水仙が匂い椿の固い蕾
水仙の丈低し海からの風に
『正人さん、ゆうじさん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月12日(火) 17:10:26 削除・編集
『佐夜子さんへ』
霧野萬地郎 2002年2月12日(火) 17:22:54 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年2月12日(火) 17:41:34 削除・編集
『高男様へお礼』
多田有花 2002年2月12日(火) 18:43:8 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月12日(火) 19:3:50 削除・編集
『御礼』
磯部勇吉 2002年2月12日(火) 20:20:10 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月12日(火) 21:1:49 削除・編集
『御礼』
福田由平 2002年2月12日(火) 21:47:44 削除・編集
『有難うございました』
祝恵子 2002年2月12日(火) 21:48:14 削除・編集
『お礼』
北村ゆうじ 2002年2月12日(火) 22:46:0 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月12日(火) 23:7:55 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年2月12日(火) 23:18:4 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月13日(水) 0:9:49 削除・編集
『ありがとうございます』
右田俊郎 2002年2月13日(水) 5:24:51 削除・編集
『ありがとうございました。』
池田和枝 2002年2月13日(水) 10:43:49 削除・編集
『お礼』
河 ひろこ 2002年2月13日(水) 19:32:49 削除・編集

『第422回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年2月12日(火) 5:56:25 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第422回句会コメント賞発表(2月11日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】

★宮地ゆうこ評
雪解川青邨の句碑横書きに/守屋光雅
雪解の水の清冽さに青邨の句が「横書き」の新鮮な驚き。作者のはやる気持が伝わってきます。それにしても、本当に盛岡は文学の故郷ですね。
春キャベツ明るい声に抱かれ来る/相原弘子
淡いキャベツを柔らかく抱いたら、私もきっと明るい声になりますね。キャベツのメニューは何だったのでしょう。

【優秀コメント/6名】

★青海俊伯評
冴返り大観覧車点灯す/池田和枝
凛とした空気の中で大観覧車の灯が次々と点灯されていく。その明るさに余計、寒さが感じられる句です。

★伊嶋高男評
手を上げて犬の訓練春河原/祝恵子
早春の河原の遠くの方で、人と犬が動いているのが見えます。「手を上げて」で広々とした空間が提示されます。

★古田けいじ評 
春キャベツ明るい声に抱かれくる/相原弘子
取立てのキャベツを届にきたのでしょうか。「明るい声」の持ち主の姿が近づいてくるようすを感じました。 
点火すぐ風に添いゆく畦火かな/野田ゆたか
畝の枯れ草を焼くのでしょうか。「風に沿い行く」に火の動きを見ることができる。枯れ草の燃える音が聞こえそうです。

★右田俊郎評
虚も実も一つに包み桜餅/北村ゆうじ
講演の内容はほとんど理解出来ませんでした。そんな者にも熱心に語り掛けて下さった岡本先生のお姿が浮びます。頂いた論文、貴重な想い出のよすがです。奥様の配って下さった桜餅、とても美味でした。昨日のことのようです。ゆうじさん、よくぞ詠んで下さいました。

★守屋光雅評
虚も実も一つに包み桜餅/北村ゆうじ
心理学は今で言う理系なのか文系なのか解らないが,我々が虚を実と見たり,実を虚と見ることを追究する学問なのかも知れぬ。長命寺桜餅二枚の葉で包まれていた。心理学の泰斗岡本栄一先生追悼の秀句。

★脇美代子評
新藁を敷き込む畑青眩し/右田俊郎
藁を敷きこみ植え込みの準備である。傍らでは、冬を越した緑が育っている。春の息吹が感じられると思います。
『お礼』
青海俊伯 2002年2月12日(火) 11:23:13 削除・編集
『有難うございます』
宮地ゆうこ 2002年2月12日(火) 17:45:45 削除・編集
『お礼』
守屋光雅 2002年2月12日(火) 21:18:57 削除・編集

『第421回入賞発表/選者高橋信之@』
選者高橋信之 2002年2月11日(月) 8:45:54 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第421回入賞発表(2月08〜10日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】

★草の芽を押し上げて来る地の湿り/脇美代子
雨などを蓄えて、土は湿り、草の芽を押し出してくる。草の芽にも芽吹く力はあるが、それに力を貸して、押し上げているのである。大地の逞しい力である。(評:高橋正子)

★新聞で包んだ菜の花濃く薫る/右田俊郎
新聞紙は、あたたかい。それに包まれた菜の花は、意外にも強く香っている。菜の花の溢れるような黄色が目に浮かぶ。(評:高橋正子)

★蛤の殻の中には潮模様/青海俊伯
蛤の殻にある筋目の模様が、潮が打ち寄せるような模様になっているというのである。蛤が潮という親に育てられた証といえよう。遠く春の潮鳴りが聞こえるようである。(評:高橋正子)

【優秀T/5句】

★茎立ちに花が開いて揺れやまず/相原弘子
茎立ちの花の「揺れ」がしっかり捉えられた。作者の対象に向かう姿勢に「揺れ」がない。(評:高橋信之)

★春昼の振り子の軽く往復す/日野正人(信之添削)
軽いのがいい。日常の生活を軽く捉えるのがいい。「春の午後」を「春昼」と添削し、季語の良さを生かした。(評:高橋信之)

★春耕の藁まぜ土のふんわりと/堀佐夜子(信之添削)
春の農作業を十七字にうまく収めた。春のいそぎである。原句は、<春耕の藁をまぜ土ふんわりと>であったが、添削した。<土ふんわりと>の中七から下五へを切らずに「の」を入れ、<土のふんわりと>と繋いだ。<春耕の藁まぜ>は、人間の行為であり、<土のふんわりと>は自然である。そこをはっきりさせたのである。(評:高橋信之)

★しらすぼし海の姿を菜に散らす/宮地ゆうこ
海の幸と山の幸との取り合わせがいい。楽しい食生活である。(評:高橋信之)

★日を溜めて若布は軽くカサカサと/霧野萬地郎
この句の焦点は「軽く」であり、ここに作者の思いがある。(評:高橋信之)
『有難うございます』
脇美代子 2002年2月11日(月) 8:26:31 削除・編集
『ありがとうございます』
右田俊郎 2002年2月11日(月) 10:9:50 削除・編集
『有難う御座います』
堀佐夜子 2002年2月11日(月) 10:55:50 削除・編集
『ありがとうございました。』
青海俊伯 2002年2月11日(月) 11:50:22 削除・編集
『お礼申し上げます』
日野正人 2002年2月11日(月) 13:45:50 削除・編集
『御礼』
阪本登美子 2002年2月11日(月) 14:35:49 削除・編集
『お礼』
相原弘子 2002年2月11日(月) 14:52:51 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月11日(月) 18:56:11 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月12日(火) 0:15:59 削除・編集
『有難うございました』
宮地ゆうこ 2002年2月12日(火) 0:23:51 削除・編集
『御礼申し上げますA』
日野正人 2002年2月12日(火) 0:25:16 削除・編集

『第421回入賞発表/選者高橋信之A』
選者高橋信之 2002年2月11日(月) 8:1:14 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀U/18句】

 <岡本栄一先生の思い出>
★大き白なりき江戸の香の桜餅/八木孝子

★春浅しトンネル三つ過ぎて海/安増惠子

〈東京国際マラソン・ワイナイナ優勝〉
★見覚えのビル街走る冬帽子/守屋光雅

★梅晴れて花芯に瑠璃を放ちけり/石井信雄

★語尾伸ばす竿売り過ぎて水仙花/岩崎楽典

★細き茎花まで伸びて桜草/古田けいじ

★雪解けの光はなちて雫落つ/池田和枝

★紅白の梅かさなりて空を染め/阪本登美子

★横文字の表札ならび日脚伸ぶ/田岡 弘

★真っ直ぐに道伸び春の明るさに/吉田 晃(信之添削)

★膨らんでゆく春の大気と計画と/野田ゆたか

★針供養俺の和服はどこだっけ/守屋光雅

★菜の花や日暮れの空気柔らかに/多田有花

★春立つや急ピッチの新球場/河 ひろこ

★春風に取られし帽子声が追う/吉田 晃

★春寒の窓辺に遠き風の鳴る/山野きみ子

★茎立ちに張り込み刑事座り込む/小峠静水(信之添削)

★春寒やざらざらとした黒き幹/大西主計

▼選者詠/高橋信之
山匂い山全体が芽吹く気配
囀りの強き一声して去れる
春浅き角寄せ合えリ直角に

■第421回入賞発表(2月08〜10日日/選者高橋信之)の最優秀句、優秀句は、上記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。
『田岡弘さん、青海俊伯さんへ』
右田俊郎 2002年2月11日(月) 10:21:11 削除・編集
『岩本さん、祝さん、平野さんへ』
右田俊郎 2002年2月11日(月) 10:28:29 削除・編集
『お礼』
石井信雄 2002年2月11日(月) 10:32:51 削除・編集
『信之先生、高男さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月11日(月) 11:29:17 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年2月11日(月) 16:19:46 削除・編集
『青海俊伯様』
八木孝子 2002年2月11日(月) 16:33:5 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月11日(月) 17:53:6 削除・編集
『ゆたかさん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月11日(月) 19:7:40 削除・編集
『選句のお礼』
多田有花 2002年2月12日(火) 0:28:48 削除・編集

『第421回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者高橋信之 2002年2月11日(月) 7:10:5 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第421回句会コメント賞発表(2月08〜10日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント/3名】

★相原弘子評
鳥騒ぐ二月の午後の麗らかさ/岩本康子
冬の名残を見せる二月。その午後の晴れは、たちまち麗らかで眩しささえ覚えます。鳥も嬉しいのか、驚くのか賑やかです。あきらかになってゆく春に、人も心が弾みます。

★守屋光雅評
草の芽を押し上げて来る地の湿り/脇美代子
春の力・自然の生命力を一番最初に感じるところ〈草の芽を押し上げ来る〉好い言葉です。間もなく当地でも実感できる楽しさがあります。 

★伊嶋高男評
針供養俺の和服はどこだっけ/守屋光雅
針供養の季語が男の視点で楽しくなりました。雛人形の街の吟行へ是非和服でお出でいただきたいですね。

【優秀コメント/6名】

★八木孝子評
新聞で包んだ菜の花濃く薫る/右田俊郎
菜の花の素朴さは新聞でつつむのこそ似合う。そして濃く薫る。太平洋側はもう菜の花の薫るころでしょうか。

★田岡 弘評
折り紙の奴や兜春炬燵/祝恵子
すっかり童心にかえっている様子が楽しいですね。

★野田ゆたか評
春耕の藁をまぜ土ふんわりと/堀佐夜子
米作の土壌作りの耕し。掘り起こした状態の田圃の景が広がり、好きな句です。

★古田けいじ評
真っ直ぐに春の明るさ道は持ち/吉田 晃
心が弾んだ生活でしか詠めない。いい事があったのだろう、春の日がより一層明るく見えた。

★宮地ゆうこ評
膨らんでゆく春の大気と計画と/野田ゆたか
「春の大気」と共にどんどん膨らむ楽しい計画。自然も人もワクワクと動き出す季節ですね。
かたわらに肥料の袋麦青む/相原弘子
さあ育てよ、と肥料を準備して春の様子を見ているのですね。「麦青む」に喜びと期待がこめられて、好きな句です。

★山野きみ子評
春風に取られし帽子声が追う/吉田 晃
元気な子供達の明るい澄んだ声が聞こえて来そうです。
『弘子さんへ』
岩本康子 2002年2月11日(月) 9:51:9 削除・編集
『八木孝子さんへ』
右田俊郎 2002年2月11日(月) 10:15:18 削除・編集
『ありがとうございました。』
相原弘子 2002年2月11日(月) 15:9:38 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年2月11日(月) 21:30:28 削除・編集

『第420回入賞発表(2月7日)』
主宰 高橋信之 2002年2月8日(金) 22:45:57 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第420回入賞発表(2月7日/選者高橋正子)の最優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★オルガンの春の空気を吸って鳴る/吉田 晃
春がきた嬉しさに、オルガンが精一杯に空気を吸って鳴る。オルガンにあわせて歌う子どもたちの元気な声がきこえる。(評:高橋正子)

★新しい平皿洗う春の水/相原弘子
新しくした皿を滑るようにながれる水に、春を感じた。水の輝きがめにみえるようである。(評:高橋正子)

★さざめくもきらめきゆくも春の川/藤田洋子
さざめいて音を立て、きらめいて光を返すのも春の川である。(評:高橋正子)

【優秀/14句】
★街賑わい先ず彩りの雛の菓子/山野きみ子

★春日向球根の向き正しくす/日野正人

★チューリップ一万本の頭出す/祝恵子

★雛菊に窓の光を添えて差し/小原亜子

★春淡し焼き立てパンのかほりして/池田和枝

★立春の陽の射すバスに読む蕪村/古田けいじ

★三椏の花淡々し禅の庭/霧野萬地郎

★大橋の形にありぬ春灯し/多田有花

★白鳥の羽透きとほる空の青/磯部勇吉

★耳あてて大樹に春のそだつ音/宮地ゆうこ

★旅雑誌本屋にふえて春近し/守屋光雅

★梅開く吾子に含ます乳の張り/大西主計

★二ン月の迫門速潮となる一処/平野あや子

★農道に春いっぱいの匂いたつ/青海俊伯

▼選者詠/高橋正子
三つ又に三椏の花葉もなくて
水仙を過ぎるに少年かさこそと
階を登るに音を降る松葉
『恵子さん、ありがとうございました。』
田岡 弘 2002年2月8日(金) 8:58:49 削除・編集
『有難うございました』
祝恵子 2002年2月8日(金) 11:7:21 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年2月8日(金) 13:39:37 削除・編集
『ありがとうございました』
相原弘子 2002年2月8日(金) 14:19:40 削除・編集
『御礼』
山野きみ子 2002年2月8日(金) 15:0:38 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月8日(金) 15:37:23 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月8日(金) 18:9:44 削除・編集
『選、コメントを有難う御座いました』
宮地ゆうこ 2002年2月8日(金) 22:21:54 削除・編集
『岩崎楽典様へ』
堀佐夜子 2002年2月8日(金) 23:31:5 削除・編集
『ありがとうございました』
藤田洋子 2002年2月8日(金) 23:48:12 削除・編集
『選句のお礼』
多田有花 2002年2月9日(土) 0:0:35 削除・編集
『オルガンの句』
吉田  晃 2002年2月9日(土) 8:48:10 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月9日(土) 13:42:37 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月9日(土) 17:49:39 削除・編集

『第420回句会コメント賞/選者高橋信之』
主宰 高橋信之 2002年2月8日(金) 8:43:29 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第420回句会コメント賞(2月7日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※投稿者に限りますが、ご質問、ご伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】
★青海俊伯評
さざめくもきらめきゆくも春の川 藤田洋子
仮名の美しさ、流麗さが春の川そのものです。透明感のある句ではないでしょうか。

【優秀コメント/9名】
★宮地ゆうこ評
春の菜の明るき花を胡麻和えに/吉田晃
菜花の和え物。早春の台所の楽しみです。お手製であれば尚のこと嬉しい一皿ですね。
雛菊に窓の光を添えて差し/小原亜子
「光を添えて」が優しく可愛らしく素敵です。きっと柔らかな手で飾られたのでしょうね。

★古田けいじ評
オルガンの春の空気を吸って鳴る  吉田 晃
空気に変わりはないけれど、春と聴くと、鳴って来る音もなんだかあったかい。 
耳あてて大樹に春のそだつ音  宮地ゆうこ  
昨日も風に揺れる大木に耳を当てている女房殿が、水琴窟のような音が聞こえるという。水を吸い上げる音か、木の育つ音か。聞こえないだけで、木立も春にざわめいているのだろうか。

★相原弘子評
チューリップ一万本の頭出す/祝恵子
チューリップの産地かと思います。富山県でしたでしょうか。たくさんの数なのでしょう。色、形の増えたチューリップは、可愛く、親しみをがあって、たちまち春を覚えます。

★堀佐夜子評
さざめくもきらめきゆくも春の川/藤田洋子
春の小川を表現されているひらがなが季語に良くマッチしていると思います。

★多田有花評
オルガンの春の空気を吸って鳴る / 吉田 晃
きっと美しく軽く明るい音楽なのでしょう。窓からは明るい日差しが差し込んで、オルガンを弾く人も音楽を聴いている人もうれしくなってくるような、そんな早春の日です。

★伊嶋高男評
掲示板に白鳥の数春浅し  磯部勇吉
昨年の秋に飛来した時から、毎日記入しているんでしょう。そろそろ残数を数えることになります。地域ぐるみで白鳥の世話をしているのでしょうね。

★霧野萬地郎評
白鳥の羽透きとほる空の青:磯部勇吉
白鳥の羽は本当に透きとほるのかと驚きました。間近な白鳥と青空の色が美しい、そして、飛び立つ音までも聞こえます。

★田岡 弘評
春淡し焼き立てパンのかほりして/池田和枝
立春も過ぎ、焼き立てのパンの香りにも春が感じられるようになったのですね。春が近づき、気持ちも弾んでいる作者が見えます。

★大西主計評
さざめくもきらめきゆくも春の川 /藤田洋子
春の川の様子をやさしく表現された句ですが、「さざめく」で音を、「きらめき」で光を、「〜ゆく川」で時間と状況を表現した、素晴らしい句と思います。
『御礼』
青海俊伯 2002年2月8日(金) 9:56:12 削除・編集
『コメント賞お礼』
相原弘子 2002年2月8日(金) 14:30:23 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年2月8日(金) 22:7:4 削除・編集
『コメント賞お礼』
多田有花 2002年2月8日(金) 23:56:30 削除・編集
『おれい』
堀佐夜子 2002年2月9日(土) 6:42:15 削除・編集

『第419回入賞発表(2月6日)』
主宰 高橋信之 2002年2月8日(金) 8:44:27 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第419回入賞発表(2月6日/選者高橋正子)の最優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★春浅し広場に淡き空一枚/岩本康子
広場にある空すべてが淡く、浅春のものを、仄かに包んで広がる感じがよい。(評:高橋正子)

★鳥図鑑さがすパソコン春灯に/堀佐夜子
春の声を聞くと、小鳥のさえずりを聞きたくなる。何の鳥か名前も知りたい。春の夜に、ネット書店で鳥図鑑を探す楽しさが、なりよりいい。(評:高橋正子)

★垂直にすこやかに伸び竹二月/霧野萬地郎
二月の竹の姿が、すっきりと詠まれていて清々しい。(評:高橋正子)

【優秀/16句】
★挿されたる穂に触れてみる猫柳/岩崎楽典
活けられている猫柳に、思わず触って見たくなる。手に触れてみる春の確かさでもあるのだろう。(評:高橋正子)

★ロケットの春立つ空に昇りけり/都 久俊
春空に向けて昇ってゆくロケットに、科学の夢や現実の仕事を託したいですね。(評:高橋正子)

★節分も特に変わらず床につく/谷口浩規
「節分」は、季節の節目ですね。豆まきをした思い出もあるでしょう。節目は節目で大切にし、そういった節目を淡々と過ごす平常な心は、大切ですね。生活日記句としても、よいと思います。(評:高橋正子)

★店先に鶯餅の緑映え/青海俊伯
和菓子屋のなかで、ひときわ目に鮮やかに映るのは、やはり鶯餅であろう。店先に並べて売られている鶯餅のあかるい緑色に、春が来たことを教えられる。(評:高橋正子)

★早春の河口に波の逆らわず/磯部勇吉

★戸を繰りて軽い空気の春に触れ/脇美代子

★荒縄の飾りで奉納寒の鱈/河ひろこ

★春立つや光の海へ橋渡る/多田有花

★立春の大路の空を鵜が過ぎる/古田けいじ

★早春譜口ずさみおり春に入る/祝恵子

★寒明けの星に囁きかけられて/ 山野きみ子  

★春浅く砂丘に光満ちて朝/安増惠子

★蒼浅き春りんどうと空の色/小原亜子

★春立つや少女の像の向かい合う/田岡 弘

★灯台を守る漁港の海苔乾く/伊嶋高男

★八重椿蕊ふかく日の当たりいる/藤田洋子

▼選者詠/高橋正子
独活放つガラスボールが水の玉
独活の香に足りぬ夕餉のつましさも
浅春の夜更けて刻む林檎の香
『ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月7日(木) 9:25:20 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月7日(木) 9:50:51 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月7日(木) 13:2:42 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年2月7日(木) 18:13:21 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年2月7日(木) 21:40:23 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月7日(木) 22:16:7 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年2月7日(木) 22:59:0 削除・編集
『ありがとうございました』
藤田洋子 2002年2月7日(木) 23:8:12 削除・編集
『正子先生、楽典様、弘子様へお礼』
多田有花 2002年2月7日(木) 23:41:51 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月8日(金) 0:26:44 削除・編集
『ありがとうございます。』
青海俊伯 2002年2月8日(金) 1:33:7 削除・編集
『ありがとうございました』
河 ひろこ 2002年2月8日(金) 7:13:22 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年2月8日(金) 7:14:57 削除・編集

『第419回句会コメント賞/選者高橋信之』
主宰 高橋信之 2002年2月8日(金) 8:45:36 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第419回句会コメント賞発表(2月6日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※投稿者に限りますが、ご質問、ご伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】
★宮地ゆうこ評
早春の河口に波の逆らわず/磯部勇吉
水の穏かさ、日差しの優しさ。河口に春を見つけて、作者の心も豊かに満ちているのがわかります。
八重椿蕊ふかく日の当たりいる/藤田洋子
「八重」の中深く射しいる日に蕊が光る。想像するだけでも本当に美しいですね。

【優秀コメント/3名】
★藤田洋子評
竹林の翳濃き中の紅椿/霧野萬地郎
薄暗い竹林にひときわ紅椿の明るさが目を引きます。奥ゆかしい風情の中、控えめな椿の美しさを感じます。

★古田けいじ評
戸を繰りて軽い空気の春に触れ/脇美代子
朝一番に起きてやることは雨戸を開けること。今朝は一段と暖かくなり、春を思わせる。「軽い空気の」がいいと思いました。

★霧野萬地郎評
部屋にある使わぬスキーの高きこと/河ひろこ
お子さんのスキーでしょうか、身近にスキーを置いてある 様子が、いかにも、雪国ですね。「高きこと」に使った方の想いもあります。スキーの板にも長さや色などに流行があるようです ね。
『第418回入賞発表(2月5日)』
選者/高橋正子 2002年2月6日(水) 9:4:15 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第418回入賞発表(2月5日/選者高橋正子)の最優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★蕗の薹野に在るままに揚げ物に/山野きみ子
よい生活である。「野に在る」ことに生活の工夫があり、下五の「揚げ物に」で句が生きた。(評:高橋信之)

★ゴムを張り紙飛行機は春空へ/伊嶋高男
軽いが、張りのある句。快い「春空」である。(評:高橋信之)

★澄みし水吸い上げ梅の枝売られ/吉田晃(正子添削)
主題が「梅の枝」に絞られ、文語定型にまとめたのがよい。文語と口語、定型と破調、それぞれの良さがある。(評:高橋信之)

【優秀/17句】
★我動く時水仙の香も動く/多田有花

★春浅し翅あるものが浮いてゆき/相原弘子

★春の泥雑木林の匂いして/小峠静水

★堤防の土筆一号と名づけよう/祝恵子

★青空の広がってくる春立つ日/磯部勇吉

★春光の孟宗林へ透かし入る/霧野萬地郎

★早池峯の白き山巓春立つ日/守屋光雅

★春愁の糸しごきたる糸切歯/平野あや子

★ふと春の香に振り返る青菜摘み/脇美代子

★馬の背のむこうの牧より二月来る/安増惠子

★馬の背のむこうの牧より二月来る/安増惠子

★冬耕の土の重みを増してきぬ/田岡 弘

★土を濡らし木々を揺さぶる春が来る/大西主計

★シクラメン一鉢明るい玄関に/八木孝子


▼選者詠/高橋正子
三椏の花に近づく空のあり
椿咲くまばらな色に藪の音
寄ればすぐ澄みて鋭(と)き香を梅の花
『お礼』
平野あや子 2002年2月6日(水) 9:42:48 削除・編集
『正子先生、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月6日(水) 13:44:32 削除・編集
『ありがとうございました』
相原弘子 2002年2月6日(水) 14:33:59 削除・編集
『皆様へのお礼,』
大西主計 2002年2月6日(水) 15:58:51 削除・編集
『御礼』
安増恵子 2002年2月6日(水) 17:10:56 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年2月6日(水) 18:24:32 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月6日(水) 18:27:19 削除・編集
『正子先生 信之先生へお礼』
山野きみ子 2002年2月6日(水) 20:56:40 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月6日(水) 20:53:38 削除・編集
『有難うございます』
祝恵子 2002年2月6日(水) 21:43:4 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月6日(水) 21:58:30 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月6日(水) 22:19:25 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年2月6日(水) 23:0:31 削除・編集
『正子先生、孝子様へお礼』
多田有花 2002年2月6日(水) 23:58:6 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月7日(木) 7:57:39 削除・編集

『第418回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者高橋信之 2002年2月6日(水) 7:43:0 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第418回句会コメント賞発表(2月5日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】
★伊嶋高男評
土を濡らし木々を揺さぶる春が来る/大西主計
正月休め明けで勤務地へ戻られてからの、一連の望郷の句、懐旧の句にはいずれも心を打たれました。しかし、内地でぬくぬくとしている私としては、現地の厳しい風土、景観、珍しい生活習慣などを、もっと俳句にしていただければと思っています。

【優秀コメント/8名】
★八木孝子評
我動く時水仙の香も動く/多田有花
水仙の香りの中を歩くと香りも一緒についてくる。歩きながら、水仙と一体化している作者。楚々とした水仙の香りが漂って来ます。

★脇美代子評
春浅し翅あるものが浮いてゆき/相原弘子
空気が緩み軽くなるような春、虫も草木も上へと上がっていきそうです。

★宮地ゆうこ評
堤防の土筆一号と名づけよう/祝恵子
大好きです、この句。土筆を見つけて思わず「土筆一号」と呼びかけている作者の声が聞こえるようです。

★相原弘子評
青空の広がってくる春立つ日/磯部勇吉
立春はお句のとおりでした。明るく穏やかで、春の全てを、迎えたような日でした。

★守屋光雅評
窯出しの竹炭叩き春日和/小峠静水
炭は上手く焼き上がったのだろう。軽い音が澄んで気持ちが好い。素晴らしい天気である。

★古田けいじ評
馬の背のむこうの牧より二月来る/安増惠子
馬の背の向うに見えたのは何だろう。一日違うだけで、春立つを知ると、人間の心は、昨日と違って明るくなる。馬の背の向うはきっとそんな思いをさせる、春の光が見えたのでなないでしょうか。

★堀佐夜子評
大方は番いとなりて春の鴨/伊嶋高男
ゴムを張り紙飛行機は春空へ/伊嶋高男  
二句とも、早春の喜びの詩ですね。鳥たちは早々と番となり、人々(子供達)は冬篭りから解放され、原っぱへ出て紙飛行機を飛ばして遊ぶ。此方までうきうきします。

★大西主計評
堤防の土筆一号と名づけよう/祝恵子
これ、大好きです。すごいと思います。「土筆一号」が何と言ってもすごいのですが、そのすごさを生かしているのが、「名づけよう」だと思います。現代女性の、さっぱりとした物の言い方としての「名づけよう」が訴えてきます。その「さっぱりとした潔さ」の中にたっぷりと含まれた、春を迎える喜び、嘘偽りの無い情感がすごいです。「土筆二号は僕に見つけさせて下さい」と言いたくなります。
『お礼』
相原弘子 2002年2月6日(水) 14:46:47 削除・編集
『ありがとうございます』
堀佐夜子 2002年2月6日(水) 22:52:35 削除・編集
『ありがとうございました』
八木孝子 2002年2月6日(水) 23:4:17 削除・編集

『第417回入賞発表(2月4日)』
選者/高橋正子 2002年2月5日(火) 8:49:32 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第417回入賞発表(2月4日/選者高橋正子)の最優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★冷たくも膨らむ空気春立つ日/岩本康子
春立つ日も、皮膚に感じる空気は、まだ冷たい。しかし、日の光や、心のありようで、空気は膨らんで感じられる。これが偽らぬ実感というものだろう。(評:高橋正子)

★満潮にのり船来たる冬港/脇美代子
冬の港でありながら、潮が満ちてそれに逆らわず乗って来る船に、遠来の春を迎える期待が感じられる。(評:高橋正子)

★たっぷりと花芽の空へ豆を撒く/宮地ゆうこ
節分の豆を撒くのに、こんなに明るくおおらかであることは、やはり作者が南国住まいということにも関係するのだろうか。撒かれた豆が、そのまま節分の空に消えて行く楽しさがある。(評:高橋正子)

【優秀/17句】
★それぞれの木々蕾持ち春を待つ/冬山蕗風

★水仙や海の響きをなつかしむ/多田有花

★白鳥に集まる男の昼休み/河 ひろこ

★木の高さ揃いて紅白梅咲く/祝恵子

★冬の終り岬の先の旅の宿/伊嶋高男

★節分の豆撒く空の晴れにけり/磯部勇吉

★頼朝の墓に華美なし山椿/霧野萬地郎

★筧より手水に落ちし春の音/吉田 晃

★露店から鶯笛の鳴りにけり/古田けいじ

★豆撒くに主なき部屋も灯したり/山野きみ子

★封筒と便箋机に春立てり/相原弘子(正子添削)

★帆柱に春陽のぼりて海青く/阪本登美子

★春立つや川鵜は川面を撫でて行く/岩崎楽典

★大輪のパンジー咲いて春が来ぬ/堀佐夜子

★節分會小さな寺に屋台の灯/守屋光雅

★窯出しの竹炭叩き春日和/小峠静水

★立春の海光溜めてかもめ翔つ/平野あや子

▼選者詠/高橋正子
ずっしりと独活の太茎水をもち
包まれて一荷となりし独活届く
立春のフルーツポンチの透きとおり
『お礼』
平野あや子 2002年2月5日(火) 9:28:10 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年2月5日(火) 13:23:44 削除・編集
『御礼』
阪本登美子 2002年2月5日(火) 14:54:23 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年2月5日(火) 21:35:37 削除・編集
『有難う御座います』
堀佐夜子 2002年2月5日(火) 16:18:56 削除・編集
『ありがとうございました』
相原弘子 2002年2月5日(火) 17:47:21 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年2月5日(火) 18:33:37 削除・編集
『久俊さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年2月5日(火) 19:53:58 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月5日(火) 20:24:32 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年2月5日(火) 22:22:10 削除・編集
『皆さんありがとうございます』
右田俊郎 2002年2月5日(火) 22:28:39 削除・編集
『御礼』
宮地ゆうこ 2002年2月5日(火) 22:43:46 削除・編集
『ありがとうございました』
多田有花 2002年2月5日(火) 23:56:59 削除・編集
『信じられません。』
岩本康子 2002年2月6日(水) 2:23:17 削除・編集
『お礼、都さんへお礼』
河 ひろこ 2002年2月6日(水) 2:25:3 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年2月6日(水) 2:26:31 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年2月6日(水) 7:26:25 削除・編集

『第417回句会コメント賞/選者高橋信之』
選者高橋信之 2002年2月5日(火) 7:10:41 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第417回句会コメント賞発表(2月4日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】
★宮地ゆうこ評
今日立春曇り日なれど明るかり/堀佐夜子
冷たくも膨らむ空気春立つ日/岩本康子
 「春」とは言え、寒さ冷たさはまだまだ。その中に「明るい」「膨らむ」春の気配を感性で受けとめている。どちらも大好きな、喜びの句です。

【優秀コメント/5名】
★磯部勇吉評
立春の大海にある光かな/多田有花
帆柱に春陽のぼりて海青く/坂本登美子
二句とも大海原に差す春の陽が開放感があって、さーこれから活動開始するぞと云う感動があります。

★相原弘子評
冷たくも膨らむ空気春立つ日/岩本康子
春立つ日の、心嬉しさが伝わります。寒さ冷たさが戻ってきても、春です。

★霧野萬地郎評
ロケットの空青々と春立てリ/磯部勇吉
今日のロケット発射が、科学技術の新たな出発になる。そんな期待を「空青々と春立てり」に云い得ていると思います。

★山野きみ子評
立春の海光溜めてかもめ翔つ/平野あや子
<海光溜めて>に名ばかりの春の光りをいとおしむ春待つ思いが伝わります。

★田岡 弘評
豆撒くに主なき部屋も灯したり/山野きみ子
節分の豆を撒くために、普段の夜は暗い部屋に灯をともした作者の、節分に対する思いに共感しました。
『有難うございます』
宮地ゆうこ 2002年2月5日(火) 7:35:13 削除・編集
『お礼』
相原弘子 2002年2月5日(火) 17:51:35 削除・編集

『第416回入賞発表(2月01日〜03日)@』
選者/高橋正子 2002年2月4日(月) 10:6:40 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第416回入賞発表(2月01日〜03日/選者高橋正子)の最優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★紙の鬼重ねて売らる今日節分/岩崎楽典
紙の鬼とは、いみじくも言ったものである。日常生活の今日事情を鋭く捉え、それを平明な気持ちとして述べたところがよい。「重ねて売らる」に現代社会の空虚さが感じられる。(評:高橋正子)

★遥か海と光分け合う冬菫/脇美代子
女性らしい優しさが、光として表現された。「分け合う」は、ともに光という大きな賦与を「分け合う」ことで、冬菫が、昇華された花として印象付けられる。(評:高橋正子)

★「ジャンケンポン」「カッタヨ。アハハ」春の日よ/大西主計
結果的に個性的な表現となったが、カタカナ部分は昔日の、「春の日よ」の感慨は、「今の時」であって、昔日を今となし得て、「春の日よ」の感動が強く訴えてくる。読者は、作者の世界に入って、かつての明るい日々を、少し感傷的にも思い起こすことができる。(評:高橋正子)
『有難うございます』
脇美代子 2002年2月4日(月) 17:41:39 削除・編集
『お礼』
大西主計 2002年2月4日(月) 14:38:49 削除・編集
『無題』
大西主計 2002年2月4日(月) 14:55:6 削除・編集
『祝恵子様へ』
大西主計 2002年2月4日(月) 15:2:10 削除・編集
『お礼』
岩崎楽典 2002年2月4日(月) 19:0:27 削除・編集
『光雅さん、孝子さん、あや子さん』
霧野萬地郎 2002年2月4日(月) 19:25:23 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年2月5日(火) 20:55:45 削除・編集

『第416回入賞発表(2月01日〜03日)A』
選者/高橋正子 2002年2月4日(月) 10:2:55 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀/21句】
★分岐駅冬の故郷へ行く列車/古田けいじ
「分岐駅」に詩情がある。「故郷へ」の詩情がある。(評:高橋信之)

★春水を流し硯を濯ぎけり/吉田 晃
「春水」の流れる音が静かで、硯の墨も匂ってくる。余分なものを切り捨て、状景が鮮明である。「硯洗」という秋の季語があるが、それは気にしなくてよい。(評:高橋信之)

★肥えた土の中春菜の根すくすく/冬山蕗風
現代語的口語表現の句。状景が読者に直に伝わってリアルである。(評:高橋信之)

★メタセコイアの犇く青空春近し/伊嶋高男
メタセコイヤの浅緑の繊細な葉と、春の近い青空が、微妙に溶け合い、春のさざめきが聞こえてくる。青と浅緑の出会いは、デリケートな瀟洒な出会いといえる。(評:高橋正子)

★渓流は黒くゆっくり石に雪/守屋光雅
雪が積む石の傍を、色を黒く深めて、ゆっくりと流れてゆく渓流は、人間の内面を深くさせてくれるようである。春までのあと少しといいながら、まだ来ぬ春をじっくりと待つ心は、いかであろうかと思う。(評:高橋正子)

★節分や孫は優しい鬼面描く/都 久俊
節分の鬼の面を描くのだけれど、怖い鬼の顔が描けない純真さには、心打たれますね。子どもの純真さ、かわいさに、励まされ、生きる元気を与えられるのは、大人なのですね。(評:高橋正子)

★節分や鬼を払いて目が合いぬ/能作靖雄
目が合ったのは、払ったはずの鬼なのですね。その目のやさしさに、感じるところがあります。(評:高橋正子)

★満天に星輝きて明日立春/岩本康子

★どの木にも雨滴のひかり明日立春/宮地ゆうこ

★こんもりと土盛り上げて蕗の薹/右田俊郎

★一本の清楚に香る水仙花/祝恵子

★桜草明るく咲いて日を弾く/堀佐夜子

★ながながと川石磨く春の水/小峠静水

★難病と告げる瞳や冬薔薇/田岡 弘

★春そこに征爾の棒の弾みかな/福田由平

★ポップコーンポンと弾けて春近し/藤田洋子

★晩酌の海鼠で祝う誕生日/碇 英一

★菜の花をすでに咲かせて地の平ら/相原弘子

★せせらぎの光の中に蕗の薹/阪本登美子

★やわらかに光り集めてふきのとう/池田和枝

★春に向けゆるり草木の動き初む/野田ゆたか

▼選者詠/高橋正子
立春の朝へ繋がる夜がありぬ
笹藪の春めく蒼さを通り過ぐ
寒明けの空気に弾け鳥の声

※第416回入賞発表(2月01日〜03日/選者高橋正子)の最優秀、優秀は、上記に決定しました。選者と投句者に限りますが、 伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。
『コメント賞/高橋信之選』
選者/高橋信之 2002年2月4日(月) 6:34:48 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第416回句会コメント賞発表(2月1日〜3日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。俳句についてのご質問も歓迎します。

【最優秀コメント】
★大西主計評
菜の花をすでに咲かせて地の平ら/相原弘子  
まっ平らな大地に、一面の菜の花。綺麗でしょうね。「すでに」という言葉と「平ら」という言葉が春の訪れの象徴の様です。
ながながと川石磨く春の水/小峠静水
「ながながと」という言葉が、少し水量の増えた川の水の流れを感じさせます。水は、丸くなった石を舐める様にさらさらと流れているのでしょうか、少し尖った石に当たって音がしているのでしょうか。そんな想像が膨らみます。

【優秀コメント/7名】
★相原弘子評
日脚伸ぶブルドーザーの太き腕/宮地ゆうこ
大きな工事が始まるのでしょうか。逞しく動くブルドーザーの音、土の匂いが、日脚の伸びるのを、いっそう促すかのようです。

★藤田洋子評
こんもりと土盛り上げて蕗の薹/右田俊郎
地中から萌葱色の花芽をのぞかせた蕗の薹の柔らかさがよく出ていると思います。春の先触れが嬉しいですね。

★霧野萬地郎評
春立ちぬ新しき風またひとつ/大西主計
内陸テヘランでは、厳しい冬から短い春を経て一気に夏へ移るのでしょう。短い春には日々新しい風を感じます。シカゴに居た時を思い出しました。

★宮地ゆうこ評
遥か海と光分け合う冬菫/脇美代子
海の深い色と光が、雫になって冬菫を咲かしているようですね。澄んだ 空気も感じます。

★山野きみ子評
春水を流し硯を濯ぎけり/吉田 晃
使い終った硯を洗うのにたっぷりの春の水をかけて墨を流す、嬉しい早春の光が耀きます。
 
★八木孝子評
「ジャンケンポン」「カッタヨ。アハハ」春の日よ/大西主計
春の日の楽しさがジャンケンの風景で表現されていて、躍動感のある言葉のリズムも軽やかです。

★平野あや子評
ポップコーンポンと弾けて春近し/藤田洋子
ポップコーンの小気味良く弾ける音はまさに春が来るはずみの音ですね。