デイリー句会2002年/第407回〜第415回


『第415回入賞発表(1月31日)』
選者/高橋正子 2002年2月2日(土) 5:13:26 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第415回入賞発表(1月31日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★雪晴れに風強からむ黒き尾根/大西主計(正子添削)
雪晴れに望む尾根は雪が消えて、黒い尾根となっている。風が強く吹き、雪を散らし、解かしていると想像できる。「風強からむ」、「黒き尾根」のある、どちらかと言えば男っぽい、明暗のはっきりした光景は、テヘランの光景だろうか。(評:高橋正子)

★水音の陽を寄せ返す紙漉場/宮地ゆう子
「陽を寄せ返す」は、紙を漉いている様子を想像させてくれる。「水」が陽を返しているのであるが、それを聴覚で把握し、「水音」としたのは、詩の世界と言える。それによって、紙漉きに使われる冷たい水が印象付けられる。(評:高橋正子)

★風花や仰げば空のなほ蒼し/池田和枝
風花のひらひらと舞う日、ふと見上げた空にいっそう深い蒼い空がある。遠くにある希望のような蒼い空に心がつながってゆく。(評:高橋正子)

【優秀/15句】
★春隣いつものように今朝のバス/福田由平

★夜の音聞いて炬燵に沈みおり/多田有花

★ちょこちょこと道渡り切る寒雀/冬山蕗風

★木槌打つ手から音跳ね冬空へ/日野正人

★寒の雨上がりて芝の輝ける/岩本康子

★節分の準備の赤鬼保育園/古田けいじ

★ゆるやかに春を運びし巨船就く/平野あや子

★食パンのカリッと焼けて雪催い/吉田晃

★雪乗せて走り去る夜の大型車/祝恵子(正子添削)

★高みへと風の道あり藪椿/田岡弘

<向島・百花園>
★百草に先駆け園の土筆んぼ/伊嶋高男

★冬の京我が青春の店探す/音羽和俊

★津軽の野根雪の下の息づかい/右田俊郎

★冬終わる野菜の白を炊き合わせ/相原弘子

★稜線の固さほどけて冬終わる/脇美代子

▼選者詠/高橋正子
笹藪に蒼き音あり寒雀
パンくずを得て胸ふくらます寒雀
ストーブに寄りしわが身の神に見られ
『コメント賞/選者高橋信之,』
選者/高橋信之 2002年2月1日(金) 7:54:28 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第415回句会コメント賞発表(1月31日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀】
★脇 美代子評
高みへと風の道あり藪椿/田岡 弘
暗い程繁った藪椿のあたりにも、風のぬけるような空間があり、空がのぞきます。

【優秀/4名】
★山野きみ子評
稜線の固さほどけて冬終わる/脇美代子
厳しい山なみも次第にほどけて春の兆しが訪れている、冬に別れを告げたい気持ちが伝わります。

★宮地ゆうこ評
冬終わる野菜の白を炊き合わせ/相原弘子
大根、蕪、それに白菜も、でしょうか。冬野菜たちがほっこり炊けて、春そのものの暖かさですね。

★相原弘子評
水音の陽を寄せ返す紙漉き場/宮地ゆう子
紙漉きは寒ときいていますが、その冷え込みが、「陽を寄せ返す」に、いっそう思われます。

★古田けいじ評
津軽の野根雪の下の息づかい/右田俊郎
果てしない津軽の雪原。冬の真っ只中の深い根雪の下にも確かに生きている命がある。野の草たちであり、 小さな生き物たち。何も見えない雪原に息使いを感じた右田さんの感性に乾杯。
『第414回入賞発表(1月30日)』
選者/高橋正子 2002年1月31日(木) 10:17:30 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第414回入賞発表(1月30日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★風に立ち冬芽しっかり銀を巻く/山野きみ子(正子添削)
原句「風の中」は、第一句切れとしてはイメージ、意味が弱いので添削した。テーマは「冬芽」。冬芽にもさまざまあるが、「銀を巻く」芽に、春が確かに近付いていることを予感させてくれ明るさがある。(評:高橋正子)

★光るものひとつ身に付け冬の街へ/堀佐夜子(正子添削)
「光るもの」を身に付けているのは、作者自身とし、それを明示するために字余りになるが添削した。コートの胸元に金のブローチなど、光るものでささやかに身を飾って街へ出かける。そこにしっかりと自分があって、自分自身の身の飾りを楽しんでいるのがよい。(評:高橋正子)

★昇る日に冬木のひかり逞しく/小峠静水
朝日を充分受けて、冬木が返すひかりが逞しいという。句の山に向けて力の入れどころに遠慮があるが、光景を前向きに捉えていて、作者の新しい句世界への開拓がある。(評:高橋正子)

【優秀/15句】
★新しきセーター下ろす誕生日/八木孝子
先ず何より、「誕生日おめでとうございます。」
自分の誕生日に、新しいセーターを下ろして、自分へのお祝いとする。誕生日からまた新しく年を始める折り目正しい生活があることは、うれしい。(評:高橋正子)

★寒涛の音の消え行く岩屋奥/霧野萬地郎
寒涛の音は、どこへ消えるるのだろうと思う不思議さに気付かされる。(評:高橋正子)

★田水には緑のきざす薄氷/田岡 弘

★風花や朝日をかえしつつ舞えり/磯部勇吉

★客ありぬ満月光に大根引く/宮地ゆうこ

★茹でこぼす冬菜の湯気に包まるる/藤田洋子

★沢庵樽小さき母の背丈ほど/古田けいじ

★目つむりて湯を溢れさす寒の夜/多田有花

★心中までも照らしぬ冬満月/冬山蕗風

★帰り支度の裏戸に咲くや寒椿/河 ひろこ(正子添削)

★寒満月ビニールハウスの上離れ/相原弘子

★薄氷路地の日影を歩く朝/祝恵子

★風避けし土手の斜面のいぬふぐり/伊嶋高男

★雪折れの松の匂いの池の端/守屋光雅

★終い湯やくもりガラスを雪の影/音羽和俊

▼選者詠/高橋正子
春めけり抹茶のみどりの泡立ちに
鴨の朝しずけき水輪をあい重ね
大根おろして雪解の朝の思われぬ
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月31日(木) 11:38:30 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年1月31日(木) 13:22:35 削除・編集
『ありがとうございます。』
山野きみ子 2002年1月31日(木) 13:24:26 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年1月31日(木) 14:29:17 削除・編集
『お礼』
相原弘子 2002年1月31日(木) 14:40:45 削除・編集
『選句をありがとうございました』
八木孝子 2002年1月31日(木) 17:32:50 削除・編集
『正子先生、萬地郎さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月31日(木) 17:33:28 削除・編集

『コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年1月31日(木) 8:41:21 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第414回句会コメント賞発表(1月30日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀コメント】
★山野きみ子評
風花や朝日をかえしつつ舞へり/磯部勇吉
青天を光りながら舞う風花、朝日をかえしつつに明るい自然への喜びも感じられます。

【優秀コメント/5名】
★古田けいじ評
寒の月満ちて何をも寄せつけず/山野きみ子
昨日は雲のない夜空に満月でした。秋の月と違って、冷たく、威厳がある感じです。「寄せつけず」がそれをうまく表していると思います。

★古田けいじ評
客ありぬ満月光に大根引く/宮地ゆうこ
来客に、自慢の大根を土産に上げようというのでしょうか。月光に照らされた畑で、大根を引き抜く姿が見えました。 

★宮地ゆうこ評
昇る日に冬木のひかり逞しく/小峠静水
春間近の太陽も樹木も力に溢れ、逞しく輝く。生命の喜びを感じて好きな句です。

★多田有花評
茹でこぼす冬菜の湯気に包まるる/藤田洋子
主婦ならではの句ですね。茹で上がった冬菜のあざやかな緑と白い湯気、冬菜はどんな料理になったのでしょうか?

★八木孝子評
沢庵樽小さき母の背丈ほど/古田けいじ
お母様の背丈ほどの大きな沢庵樽、それだけを言葉で表現してあるのですが、沢庵漬けをつくるお母様の姿まで浮かんできます。不思議な句の魅力です。

『第413回入賞発表(1月29日)』
選者/高橋正子 2002年1月30日(水) 9:23:18 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第413回入賞発表(1月29日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★寒の水澄んで縁より溢れだす/多田有花
寒中の水も、厳しく張って湛えられるだけでなく、「澄んで縁より溢れ出す」という柔らかで動きのあるものになっている。間もなく寒明けであろう。(評:高橋正子)

★表装を淡きみどりに芽吹きの句/八木孝子
俳句の要素の一つに「挨拶」がある。前書きにその意が書かれているが、この句は、挨拶句として無理や衒いが無く、早春の喜びに実感がある。挨拶句として完成されている。(評:高橋正子)

★三寒の満月光が吾を射す/堀佐夜子
簡潔な表現に、「吾を射す」満月光が、皮膚感覚を通して感じられる。寒満月の光りと自分とがある、澄み渡った世界が素晴らしいと思う。(評:高橋正子)

【優秀/15句】
★野水仙ひとかたまりの香が風に/藤田洋子

★曇りとて晴れとて近し春の息/大石和堂

★早暁の空うすみどり春兆す/右田俊郎

★大根干す横に干されし漁網かな/田岡 弘

★樒にも寒の蕾のふくらめる/相原弘子

★目の高さ清水の舞台冬芽のぶ/祝恵子

★砂丘越え冬菜畑のあおあおと/安増惠子

★春近し明け満月のたまご色/脇美代子

★春光る異国の地図を眺めをり/小原亜子

(江ノ島にて)
★冬ざれや鈍色(にびいろ)の海そして空/霧野萬地郎

★黙々と雪掻く人ら手と足と/守屋光雅

★蕗の芽の踏めば押し来る足裏に/宮地ゆうこ

★夕暮に風少し来て梅匂ふ/小峠静水

★菜を洗い水は光となりにけり/田岡 弘

★じんじんと手の指痛し寒の水/岩本康子

▼選者詠/高橋正子
あたらしき薪を傍積み暖炉燃ゆ
朝焼けに礫のごとき鴨浮きぬ
冬の朝小さく鳴れるフルート・チェンバロ
『お礼』
相原弘子 2002年1月30日(水) 14:39:17 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年1月30日(水) 17:26:13 削除・編集
『正子先生、孝子さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月30日(水) 17:59:40 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月30日(水) 19:1:36 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年1月30日(水) 19:40:30 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年1月30日(水) 20:15:27 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月30日(水) 21:22:6 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年1月30日(水) 21:24:30 削除・編集
『ありがとうございます』
藤田洋子 2002年1月30日(水) 22:25:48 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月30日(水) 23:21:53 削除・編集
『ありがとうございました!』
多田有花 2002年1月30日(水) 23:55:31 削除・編集
『お礼。』
岩本康子 2002年1月31日(木) 5:56:23 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年1月31日(木) 7:14:26 削除・編集

『コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年1月30日(水) 8:9:54 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第413回句会コメント賞発表(1月29日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀コメント】
★八木孝子評
菜を洗い水は光となりにけり/田岡 弘
屋外で冬菜を洗うたっぷりの水、日の光を反射して輝いています。菜を洗うことによって、水が生き物に変わったのですね。

【優秀コメント/2名】
★伊嶋高男評
蕗の芽の踏めば押し来る足裏に/宮地ゆうこ  
京都の西山に住んでいたときに、筍掘りの話として聞いたことがありますが、蕗の芽を足裏に感じるというのには驚きました。早春の土の感触を喜んでいる様子が生き生きと表現されています。

★相原弘子評
じんじんと手の指痛し寒の水/岩本康子
手の指が痛くなってくる寒の水。それでも使い続けます。水はなお澄んで、時には青く感じます。
『コメント賞をありがとうございました。』
相原弘子 2002年1月30日(水) 14:47:26 削除・編集
『ありがとうございました』
八木孝子 2002年1月30日(水) 21:30:23 削除・編集
『弘子さんへ』
岩本康子 2002年1月31日(木) 6:23:29 削除・編集

『第412回入賞発表(1月28日)』
選者/高橋正子 2002年1月29日(火) 10:18:50 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第412回入賞発表(1月28日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★水匂う春のいそぎや軽き籠/宮地ゆうこ
「いそぎ」は、かな書きなので、「急ぎ」ではなく、「支度・準備」と解した。「水匂う春」の準備に心は軽々として事が運ぶ。「春のいそぎ」は農作業かと思う。(評:高橋信之)

※誰(た)が宿の春のいそぎか炭うりの重荷にそへし梅の一枝/伴林光平
【通釈】これは、どこの家でしてもらった、春の支度なのだろうか。炭売りの背に負った重荷に、一枝の梅の花が添えてあるのは。
※伊東静雄詩集 『春のいそぎ』 (弘文堂書房 1943年)

★冬苺蔓の軽さと葉の軽さ/相原弘子
蔓が軽く、葉が軽いという。まぎれもなく、そこに、大粒の苺のしっかりとした重さがあるからであろう。軽い蔓と葉は、風や日射しにさえ動くことをためらわない。(評:高橋正子)

<江ノ島>
★島めぐる断崖の道やぶ椿/伊嶋高男
「島めぐる」の感懐がよい。断崖の道に咲くやぶ椿の自然な赤い色が、昔から変わらぬ早春を印象づけている。(評:高橋正子)

【優秀/15句】
★寒垢離や明王の剣輝ける/石井信雄
無理のない言葉が作り手のいい実感を伝え、「寒垢離」に寄せる思いがこちらに伝わってくる。(評:高橋信之)

★寒月のかかる夜空の色深し/多田有花

★寒の月足元の草をくっきりと/吉田 晃

★裸木の鋭き影や月中天/右田俊郎

★黒雲に呑まれまた出る冬満月/岩本康子

★冬座敷朝の光の低く入り/小原亜子

★水仙を先ず植え句碑ある庭作り/霧野萬地郎

★高く結う力士の髷や春近し/脇美代子

★ことごとく梅の蕾に雫せり/磯部勇吉

★食べ終えて真珠の色の栄螺壺/守屋光雅

★笹鳴きや杣の峠の開拓碑/平野あや子

★路地裏に子等の声弾け日脚伸ぶ/阪本登美子

★カップ酒飲む眼深な冬帽子/音羽和俊

★真向かいに昼半月の透ける冬/山野きみ子

★冬浪の光運びて砕けけり/田岡 弘

▼選者詠/高橋正子
娘の部屋のストーブはまた暖かし
寒星にくつくつ林檎を煮て棲めり
プディングの苦さ掬えば寒鴉
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月29日(火) 10:18:44 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月29日(火) 10:59:18 削除・編集
『お礼』
石井信雄 2002年1月29日(火) 14:16:17 削除・編集
『御礼』
阪本登美子 2002年1月29日(火) 14:25:57 削除・編集
『ありがとうございます。』
山野きみ子 2002年1月29日(火) 14:32:5 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年1月29日(火) 15:18:59 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年1月29日(火) 16:56:36 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年1月29日(火) 17:36:51 削除・編集
『選句お礼』
相原弘子 2002年1月29日(火) 17:56:43 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年1月29日(火) 19:17:40 削除・編集
『ありがとうございます』
右田俊郎 2002年1月29日(火) 22:18:9 削除・編集
『ありがとうございました』
多田有花 2002年1月29日(火) 23:21:42 削除・編集
『正子先生、ゆう子さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月30日(水) 0:13:12 削除・編集
『有難うございました』
音羽 和俊 2002年1月30日(水) 4:54:33 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年1月30日(水) 6:45:47 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月30日(水) 20:51:33 削除・編集

『コメント賞/選者高橋信之』
選者/高橋信之 2002年1月29日(火) 7:29:15 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第412回句会コメント賞発表(1月28日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀コメント】
★山野きみ子評
冬苺蔓の軽さと葉の軽さ/相原弘子
緑の蔓と葉の間からのぞく赤い苺、軽さと見た先には春の息吹きが感じられます。

【優秀コメント/3名】
★相原弘子評
寒の月足元の草をくっきりと/吉田晃
月の明るい夜から明け方はより冷えこみます。外のなにもかもが、おそろしいほどよく見えます。草も枯れているのも、青いのも、足元に浮き立ってきます。

★大西主計評
真向かいに昼半月の透ける冬 /山野きみ子
「月が透明である」という事を始めて言葉で教えられました。澄んだ美しい空の色が感じられます。

★伊嶋高男評
高く結う力士の髷や春近し/脇美代子
初場所の桟敷に坐っていたのですね。昨日の句といい臨場感がありました。特に鬢付け油の香が強烈なようですね。
『お礼』
相原弘子 2002年1月29日(火) 18:6:54 削除・編集

『第411回入賞発表(1月25日〜27日)@』
選者/高橋正子 2002年1月28日(月) 9:24:1 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第411回入賞発表(1月25日〜27日/選者高橋正子)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★峡晴れて冬菜のつやの輝やけり/冬山蕗風
「冬菜のつや」を中心に、辺りすべてが「輝けり」という景色になっている。しずかなものが輝く深さがよい。(評:高橋正子)

★星静か水音とおく凍るらし/宮地ゆうこ
星が静かに瞬く夜、遠いもの、遠い水音が凍ててくる気配がして、すうーっと精神が一すじ通ってくる。外へ向かう精神と同時に、それと同じだけ内へ向く精神があってよい。(評:高橋正子)

★文旦に触れて冷たき重さあり/山野きみ子
文旦の大きな黄色に触れて、思わぬ冷たさと重さを感じた。それだけのことであろうと思うが、あるがままにあるものが、言い切れぬほど様々な神の仕業を語っているようでもある。(評:高橋正子)
『お礼』
山野きみ子 2002年1月28日(月) 11:51:28 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月28日(月) 20:55:36 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年1月28日(月) 23:16:10 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月28日(月) 23:27:11 削除・編集

『第411回入賞発表(1月25日〜27日)A』
選者/高橋正子 2002年1月28日(月) 9:28:7 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀/23句】
★大らかに丸き形に雪景色/日野正人
「雪景色」の写生が「丸き形に」では、大雑把だが、これも「大らかに」なので、生きた。(評:高橋信之)

★柔らかに日はひたひたと梅白し/山野きみ子
「梅」を詠んで個性がある。「柔らか」であり、「ひたひた」である。(評:高橋信之)

★青澄みて揺れて海底までの冬/吉田晃
<ゆらぎつつ澄みつつ冬の泉湧く/吉田晃>があるので、類句と言えば類句であって、他の結社では許されないが、「海」と「泉」との違いがあるので、そこを評価した。(評:高橋信之)

★冬の宿深く吸い込む木の香り/岩本康子
「深く吸い込む」作者の胸の鼓動が聞こえてくるようで、喜びの強い感動が伝わってくる。(評:高橋信之)

★お神楽の囃子の空に鴟尾光る/岩崎楽典

★寒の水ごくんと飲んで今朝上京/守屋光雅

★冬の川空の青さに流れおり/多田有花

★踏むほどに土の厚さとなる朽葉/宮地ゆうこ

★鷽替えて新たな吉の軽さかな/霧野萬地郎

★ピッチャーの暖炉のそばを抱かれくる/相原弘子

★鬢付けの香が先に来る初力士/脇美代子

★鍬の柄に父の手のあと寒肥打つ/金子孝道

★餅つきの音寒空に老いも子も/安丸てつじ

★揺り籠のゆれて窓辺の四温かな/堀佐夜子

★寒の雨乾く畑を黒に染む/右田俊郎

★金柑のころがる島の神社かな/田岡 弘

★真っ平らに青く生きてる冬の草/河 ひろこ

★カラカラと冬の山繭うすみどり/古田けいじ

★雪晴れて顔輝きぬ乙女像/野田ゆたか

★淡雪は言葉失くせし睫毛にも/越前唯人

★村々のその家毎の寒明り/小峠静水

★観覧車の窓ひとつずつ冬花火/音羽 和俊

★雪一日紅茶(チャイ)のグラスを手に握り/大西主計

▼選者詠/高橋正子
漣に笹鳴き強し朝いまだ
竹の秀(ほ)も梢も揺れる雪催い
雪催いの果ての電車を迎えける

※第411回入賞発表(1月25日〜27日/選者高橋正子)の最優秀、優秀は、上記に決定しました。選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。
『正子先生、静水さん、和堂さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月28日(月) 9:32:8 削除・編集
『ありがとうございます。』
山野きみ子 2002年1月28日(月) 11:46:18 削除・編集
『お礼』
相原弘子 2002年1月28日(月) 14:43:39 削除・編集
『お礼』
大西主計 2002年1月28日(月) 15:44:52 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年1月28日(月) 15:57:2 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年1月28日(月) 18:5:20 削除・編集
『ありがとうございました』
多田有花 2002年1月28日(月) 19:56:2 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年1月28日(月) 20:42:20 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月28日(月) 20:58:34 削除・編集
『有難うございます。』
岩本康子 2002年1月28日(月) 21:10:18 削除・編集
『お礼』
安田明子 2002年1月28日(月) 21:52:47 削除・編集
『お礼再掲』
安丸てつじ 2002年1月28日(月) 21:53:6 削除・編集
『有難う御座います』
音羽 和俊 2002年1月28日(月) 22:54:58 削除・編集
『安丸様』
福田由平 2002年1月28日(月) 23:10:14 削除・編集
『お礼』
日野正人 2002年1月29日(火) 1:6:21 削除・編集
『信之先生』
小峠静水 2002年1月29日(火) 7:10:31 削除・編集

『コメント賞/高橋信之選』
主宰/高橋信之 2002年1月28日(月) 6:49:25 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第411回句会コメント賞発表(1月25日〜27日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】
★宮地ゆうこ評
大らかに丸き形に雪景色/日野正人
雪はまた、優しく包むもの。尖った物も裂けた物もすっぽり包む大らかさは、きっと作者の心でもあるのでしょう。

【優秀コメント/4名】
★山野きみ子評
お神楽の囃子の空に鴟尾光る/岩崎楽典
初天神の明るい賑わいと光る青空、透明な情景が美しいです。

★八木孝子評
寒の水ごくんと飲んで今朝上京/守屋光雅
寒の水をいっぱいごくんと飲む、身を引き締めて、朝の上京、東京句会への意欲と句友に会う期待に、作者の真摯な姿勢が伝わってきます。

★伊嶋高男評
文旦に触れて冷たき重さあり/山野きみ子
「触れて冷たき」大変勉強になりました。先日の吟行でたわわに実る柑橘類を眼にしましたが、冬の青空の下、暖かいというイメージでしたが、やはり触ってみるべきでした。

★霧野萬地郎評
青澄みて揺れて海底までの冬/吉田晃
透明感溢れる、南国の冬の海ですね。空の青さも見えるようです。

『第410回入賞発表(1月24日)』
事務局 2002年1月25日(金) 12:24:56 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第410回入賞発表(1月24日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★湧水の冬草洗い流れゆく/守屋光雅(信之添削)
湧いては流れてゆく水が、冬草を洗い、越えてゆく。湧水だから、辺りの温度より幾分かは、温みがあるかもしれない。水がいきいきとして、輝いている。厳寒のなかの生き生きとした水の活動がよい。(評:高橋正子)

★芽若布の熱き味噌汁色淡し/磯部勇吉(正子添削)
朝の熱々の味噌汁に、芽若布があって、きれいな色で、今日一日が、さわやかな気持ちで始まろうとしている。(評:高橋正子)

★はっきりと日差し受け止め紅き梅/岩崎楽典
「はっきりと」は、春の日差が充分に紅梅に差しているためであろう。風が澄み、光りも澄んで、紅梅の花色と形がくっきりと意識され、受け止められている。(評:高橋正子)

【優秀/14句】
★トウシューズ冬の窓辺に飾らるる/祝恵子
日常を美しく飾るのは楽しい。冬にも心の弾みがあって楽しい。(評:高橋信之)

★其処までと友を見送り星冴ゆる/堀佐夜子(正子添削)
「星冴ゆる」がいい。季語の働きを生かして大きな句に仕上げた。(評:高橋信之)

★大根で流れとめおき又洗う/小峠静水
技巧のある句だが、素直な写生句として、いい句である。(評:高橋信之)

★カシオペアその名の汽車の冬夜行/越前唯人
「冬夜行」に少し無理があるが、「カシオペア」に詩があって新鮮である。(評:高橋信之)

★寒の月電線多き町照らす/伊嶋高男
月夜に浮かんで見える幾本もの電線が、この町にいい情景を設定している。なつかしいような光景だが、あっさりしている。(評:高橋正子)

★寒禽の聲の走れる林かな/田岡 弘
林に入ると、鳥の鳴く声が、行き交っている。それを「走れる」とした。小鳥が、高いところではなく、自分の歩く林の中で鳴くのは、楽しい。(評:高橋正子)

★凍て瀧の恐き貌して立ちにけり/河ひろこ

★寒梅のほとりきれいな風が吹き/藤田洋子

★春近し鳩旋回の川光る/山野きみ子

★朝日差す雪野を切って道伸びる/多田有花

★大寒の樫の木肌の乾きけり/碇 英一

★褌の神輿一気に寒の海/霧野萬地郎

★探梅や明日には咲くうすみどり/古田けいじ

★ビー玉の光弾いて春隣り/池田和枝

▼選者詠/高橋正子
水仙の束の解かれて乱るる葉
大寒の山へ朝日のはやのどか
白きものきよらかに乾き寒朝日
『ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月25日(金) 11:16:28 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年1月25日(金) 11:22:47 削除・編集
『お礼』
祝恵子 2002年1月25日(金) 17:2:51 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年1月25日(金) 18:51:47 削除・編集
『ありがとうございました』
碇 英一 2002年1月25日(金) 19:18:27 削除・編集
『お礼』
藤田洋子 2002年1月25日(金) 22:5:3 削除・編集
『ありがとうございます』
多田有花 2002年1月25日(金) 22:21:45 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年1月25日(金) 22:27:39 削除・編集
『萬地郎様』
福田由平 2002年1月25日(金) 23:10:42 削除・編集
『無題』
河 ひろこ 2002年1月25日(金) 23:34:24 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月26日(土) 0:8:23 削除・編集
『お礼 』
大西主計 2002年1月26日(土) 19:53:25 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月26日(土) 21:1:6 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年1月27日(日) 12:54:8 削除・編集

『第410回句会コメント賞発表』
事務局 2002年1月25日(金) 8:12:4 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第410回句会コメント賞発表(1月24日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀コメント】
★藤田洋子評
トウシューズ冬の窓辺に飾らるる/祝恵子
冬の窓辺のあたたかさと明るさの中でトウシューズのある素敵な空間がいいですね。

【優秀コメント/4名】
★山野きみ子評
はっきりと日差し受け止め紅き梅/岩崎楽典
紅梅は日をしっかりと抱きしめてふくらみます。紅梅の可愛い明るさに日本の良さを認識させてくれます。

★大西主計評
其処までと友見送りて星冴ゆる/堀佐夜子
何気ない一こまですが、お友達とのしっとりとした関係とお友達への思いが「星冴ゆる」にあらわれている様です。

★宮地ゆうこ評
寒梅のほとりきれいな風が吹き/藤田洋子
「きれいな風」に梅の在り様が見えます。作者も凛とした姿でこの梅のほとりに立っているのでしょう。

★霧野萬地郎評
根の太き氷柱千本木の校舎/日野正人
建物の大きさと、それに下がっている氷柱の大きさ、日の輝きなどが見えます。そして、その寒さが感じられます。久万はまだ寒そうですね。

『第409回入賞発表(1月23日)』
事務局 2002年1月24日(木) 11:17:24 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第409回入賞発表(1月23日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★流氷にアムール河の空の色/越前唯人
アムール河は、黒龍江つまりヘイロン川。春をさきがける流氷に、シベリアと中国の境を流れるアムール河の空の色がそのまま在るという。「アムール河・黒龍江」と聞いて日本人は、何を思うだろうか。それが暗示するものは、深い。(評:高橋正子)

★風花の影生む空の蒼さかな/音羽和俊
風花は、水分を含んで、舞うときさえ陰影がある。空の蒼がそれと対照的に、明るくなにも隠さない蒼なので、いっそうはっきりと風花に影が意識される。(評:高橋正子)

★日の満ちて白さ増したる冬障子/脇美代子
白い障子に日が満ちて、明るくてしずかな安らぎがここにある。日本人の精神を、やすらかにさせてくれ、そして美しいのは、紙と木と日の光り。(評:高橋正子)

【優秀/14句】
★竜の玉豊かに森の奥なれば/古田けいじ
竜の玉のピカピカ光る青い色を見つけて、驚くのは童話の子どもたちだけではない。大人も充分に驚いてしまう。森の奥の楽しい世界を想起させてくれる句。(評:高橋正子)

★寒夕焼無数の花芽照らしける/宮地ゆうこ
暖かい地方の寒夕焼けであろう。無数の花芽が、枝に用意されている。それを浮き立たせるように寒の夕日が差している。いい光景である。(評:高橋正子)

★日も風も受けて歩くや明日の春/多田有花

★大寒の雨の中子等の明るき/冬山蕗風

★雪しぐれ対岸に渡る速さかな/岩本康子

★小さき鳥隠るるほどにピラカンサ/碇 英一

★石にそひ石のかたちに草青む/金子孝道

★釣り船の沖に集まる四温晴れ/霧野萬地郎

★霊山のきざはし長く笹鳴けり/平野あや子

★寒梅や一片の雲とどまれり/石井信雄

★吐く息の白くひかりて朝の牧/安増惠子

★ストーブ燃え友と語りて夜の深し/堀佐夜子

★大風呂の窓に粉雪散りて消ゆ/岩崎楽典

★雪催蛇籠のなかの水固く/小峠静水

▼選者詠/高橋正子
揺れ止まぬ冬の柳に紅ほのか
こうばしき匂いに寒のあられ煎る
酸性水と呼ばれうがいの寒の水
『有花さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月24日(木) 10:15:12 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年1月24日(木) 10:28:24 削除・編集
『ありがとうございました』
越前唯人 2002年1月24日(木) 12:42:39 削除・編集
『有難う御座います』
堀佐夜子 2002年1月24日(木) 22:25:52 削除・編集
『あや子さん、ありがとうございました 』
田岡 弘 2002年1月24日(木) 15:53:45 削除・編集
『お礼』
石井信雄 2002年1月24日(木) 17:31:30 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月24日(木) 18:28:7 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年1月24日(木) 18:46:27 削除・編集
『選句のお礼』
岩本康子 2002年1月24日(木) 22:29:28 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月24日(木) 22:40:55 削除・編集
『ありがとうございます。』
けいじ 2002年1月24日(木) 23:44:35 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年1月24日(木) 23:53:9 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月25日(金) 6:20:20 削除・編集
『有難う御座いました』
音羽 和俊 2002年1月25日(金) 19:58:15 削除・編集

『第409回句会コメント賞発表』
事務局 2002年1月24日(木) 9:25:32 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第409回句会コメント賞発表(1月23日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀コメント】
★磯部勇吉評
流氷にアムール河の空の色/越前唯人
重なりあった流氷に日が差し青い、それはアムール河の凍て空の色ではないか。

【優秀コメント】
★古田けいじ評
流氷にアムール河の空の色/越前唯人
遠くシベリア東部から流れ着いた流氷。そのふるさとはアムール川。光の加減で氷は蒼く見える時がある。其の蒼さにアムールの上に広がるあおぞらを見つけたところに引かれる。

★古田けいじ評
風花の影生む空の蒼さかな/音羽和俊
この空の蒼さは日本のもの。其の空をバックに遠くの雪嶺から飛んでくる風花が、下から見ると灰色の影を作る。が、空はあくまでも蒼い。

★宮地ゆうこ評
竜の玉豊かに森の奥なれば/古田けいじ
森の気を溢れさせ、静かに光る竜の玉。出会ったときの作者の喜びが伝わってきます。

『第408回入賞発表(1月22日)』
事務局 2002年1月23日(水) 13:20:50 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第408回入賞発表(1月22日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/2句】
★漁夫提げし若布の潮を滴らせつ/平野あや子
採ったばかりの若布が、いきいきと鮮やかまでに、潮の香りをさせている。漁夫が提げているのは、漁夫の生活が見える描写。(評:高橋正子)

★大寒の空かたすみが薄くなり/安増惠子
大寒の空にも、遠いところは微光があって、「かたすみが薄くなり」となって、仄かな明るさがある。自分から空までの大きな空間が描かれて、大寒がよい観照で捉えらている。(評:高橋正子)

【優秀/17句】
★初場所の技冴えたるや栃東/冬山蕗風
今年の初場所は、活気がある。「栃東」の活躍を見て、同じに感じ合う仲間がいるのは、楽しい。俳句の作り手と読み手が繋がる。(評:高橋信之)

★大寒の列車傾ぎて曲がりけり/田岡 弘
「大寒」の季語としての働きが弱いので、気になるが、素直な写生がいい。作者の思いが充分伝わってくる。(評:高橋信之)

★流氷を見ている課外授業の窓/音羽和俊
回想であろうか。「流氷」に詩がある。「窓」に詩がある。(評:高橋信之)

★しりぞかぬ闇の広さや初松籟/小峠静水

★一生を語らんと熱燗を飲む/河 ひろこ

★凍て雲を映しておりぬ青き湖(うみ)/岩本康子

★ポンポンと跳ねて窓打つ小米雪/日野正人

★待春の想いがふつと仙境図/福田由平

★坂道に樹木寒の芽の勢い/相原弘子

★空濠へ緩き斜面や冬桜/霧野萬地郎

★寒林に座して木の実を飛ばしみる/古田けいじ

★残り餅庫より出し来る二つ三つ/祝恵子

★杉玉の懸かりし門や寒造/岩崎楽典

★又一つ寒雷鳴りて灯の鈍る/山野きみ子

★彼方此方の寒紅梅のほつほつと/堀佐夜子

★水仙を挿せば背きて強く香る/宮地ゆうこ

★目覚めにはなほ遠きかな冬の園/右田俊郎

▼選者詠/高橋正子
  洋子さん2句
水仙の葉茎そろえて持ち来る
寒餅をきよらに搗きて豆餅も
冬の夜の詩人の詩を読み詩は遠き
『お礼』
平野あや子 2002年1月23日(水) 11:4:43 削除・編集
『ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月23日(水) 11:50:36 削除・編集
『御礼』
安増惠子 2002年1月23日(水) 14:19:43 削除・編集
『有難うございました』
阪本登美子 2002年1月23日(水) 14:41:37 削除・編集
『選句、コメントのお礼』
相原弘子 2002年1月23日(水) 14:48:56 削除・編集
『お礼』
堀佐夜子 2002年1月23日(水) 17:47:25 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月23日(水) 18:37:42 削除・編集
『平野様、日野様へ』
脇美代子 2002年1月23日(水) 19:35:2 削除・編集
『選句のお礼』
山野きみ子 2002年1月23日(水) 20:17:13 削除・編集
『おれい』
祝恵子 2002年1月23日(水) 21:59:42 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年1月23日(水) 22:1:34 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月23日(水) 22:29:47 削除・編集
『有り難う御座いました。』
福田由平 2002年1月23日(水) 22:48:7 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月23日(水) 23:39:31 削除・編集
『お礼』
日野正人 2002年1月23日(水) 23:46:30 削除・編集
『無題』
河 ひろこ 2002年1月23日(水) 23:53:20 削除・編集
『有難う御座いました』
音羽 和俊 2002年1月23日(水) 23:56:44 削除・編集
『主計様へお礼』
多田有花 2002年1月24日(木) 0:6:57 削除・編集
『有難うございました。』
岩本康子 2002年1月24日(木) 20:42:5 削除・編集

『第408回句会コメント賞発表』
事務局 2002年1月23日(水) 9:1:37 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第408回句会コメント賞発表(1月22日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀コメント】
★古田けいじ評
漁夫提げし若布の潮を滴らせつ/平野あや子  
寒さの厳しい海から収穫した若芽。まだ生きている若芽から滴る潮。たくましい男との取り合せに、荒いタッチの絵を感じた。

【優秀コメント】
★山野きみ子評
大寒の列車傾ぎて曲がりけり/田岡 弘
長い列車が寒空を傾ぎながら曲がっていく、旅愁を感じさせてくれます。
『お礼』
山野きみ子 2002年1月23日(水) 20:32:37 削除・編集

『第407回入賞発表(1月21日)』
事務局 2002年1月22日(火) 8:49:2 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第407回入賞発表(1月21日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★寒林のベンチは杉の木の匂い/古田けいじ
寒中は、空気が冷たく澄み、われわれの感覚も研ぎ澄まされてくる。林に置かれたベンチに杉の香を感じるのも「寒」であればこそ。(評:高橋正子)

★待春の村は太鼓を打ち始む/金子孝道
突き動かされるものがあって、太鼓を打ち鳴らすようである。それが春を待つ村の心というのだろう。村には春を待つ花や畑や山河がある。(評:高橋正子)

★大寒の砥石は硬く水添える/祝恵子
「水添える」と言い表された水の柔らかさが、いい。「水を添える」という行為もいい。硬い砥石に水が触れて、石にさえ命があるように思われる。(評:高橋正子)

【優秀/12句】
★山茱萸のつぼみ割れ初む目の高さ/宮地ゆうこ
山茱萸の小さい黄色の蕾が、はじけるように咲き出す。目の高さなら、十分にその澄んだ黄色を楽しむことができる。早春のうれしい出来事のひとつ。(評:高橋正子)

★鍋焼きや津軽の海は時化という/右田俊郎
うどん屋で、温かい鍋焼きうどんを食べながら、テレビかラジオのニュースを耳にしているのであろう。津軽の海は、今日は時化だという。津軽の海を知るものの、さまざまな心配や思いがある。(評:高橋正子)

★山並みの遙かに浮かぶ冬怒濤/八木孝子

★ゆたかなる白息朝の挨拶す/宮地ゆうこ

★指で割く潤目の銀を冴えさせて/脇美代子

★龍一匹昇りどんどの空消える/音羽和俊

★中天に半月冴え冴え雲迅(はや)し/岩本康子

★笹鳴きや誰かとはなししたい道/古田けいじ

★暁の雲四方に流れて寒晴れゆく/山野きみ子

★香りたつ野菜一束春隣/相原弘子

★枯木星一粒ひかり村眠る/小峠静水

★擂粉木の匂いひろがり風花す/小峠静水

▼選者詠/高橋正子
餅を焼く火の色澄むを損なわず
受験子の髪結いわれに貌見する
 孝子さんの写真
立山の雪嶺さびしも波の音
『第407回句会コメント賞発表』
事務局 2002年1月22日(火) 6:50:3 削除・編集 スレッドの一覧・返信
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【最優秀コメント】
★守屋光雅評
山並みの遙かに浮かぶ冬怒濤/八木孝子
白い立山連峰を遙かに眺めながら作者の位置がわかる。画と音がある。

【優秀コメント/4名】
★福田由平評
待春の村は太鼓を打ち始む/金子孝道
寒に籠る者も突き動かされる躍動が伝わってきます。

★田岡 弘評
山茱萸のつぼみ割れ初む目の高さ/宮地ゆうこ
寒さの中にも自然は着実に春に向かっているようです。 山茱萸の黄色い花も間もなくでしょう。「目の高さ」に臨場感を感じます。

★相原弘子評
ゆたかなる白息朝の挨拶す /宮地ゆうこ
どんなに冷え込む日でも朝はいい。交わす挨拶は、白息ゆたかにおはようございますの一言でしょうけれど、お互 いきょうの励みになります。

★八木孝子評
指で割く潤目の銀を冴えさせて/脇美代子
うるめいわしを指で割いて いただく、するとあの銀色が一層冴える、「銀を冴えさせて」こんな美しい言葉を目刺に与えることによって、詩がうまれるので すね。