デイリー句会2002年/第395回〜第406回


『第406回入賞発表(1月18日〜20日)@』
事務局 2002年1月21日(月) 9:40:43 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第406回入賞発表(1月18日〜20日/選者高橋正子)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★白菜の水の重みを一枚剥ぐ/日野正人
白菜の真を捉えた。「剥ぐ」のは、「水の重み」である。白菜が瑞々しい。俳句が瑞々しい。(評:高橋信之)

★凍星や鋭きものが降り注ぐ/野田ゆたか
星の凍る夜は、空気が冷え切って、「鋭きもの」が降るようである。目に見えないが、鋭い結晶のようなものが降っている。人間の感覚も、研ぎ澄まされてくるのである。(評:高橋正子)

★生き生きと蛇口を走る寒の水/山野きみ子
水道水も寒中は、冷たさが増してくるが、それだけに清浄なものとなる。それを、勢いよく蛇口から出して使う。水もいきいきと使われて、真実生きたものになった。「蛇口を走る」と捉えたのは、新鮮な感覚。(評:高橋正子)

『第406回入賞発表(1月18日〜20日)A』
事務局 2002年1月21日(月) 9:39:43 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀/25句】
★冬耕の土くろぐろと匂いけり/田岡 弘
五感を働かせ、句を拾った。視覚は、「くろぐろと」であり、臭覚は、「匂い」である。大地とともに生きる強さである。(評:高橋信之)

★万歩計野良着に入れて麦を踏む/金子孝道
「麦を踏む」当人の日常であろうが、「野良着」の「万歩計」は、ユニーな句である。古いものと新しいものとが共生する姿は、生き生きとしている。(評:高橋信之)

★金柑と塩辛甘酒寒詣り/福田由平
寒詣りの楽しさがよく出ている。庶民の暮らしの、昔からの替え難い楽しさがある。金柑、塩辛、甘酒もなつかしい。(評:高橋正子)

★面取りてまっすぐ見上ぐ寒茜/宮地ゆうこ
大根を面取りして入るのだろう、丁寧に今日の夕食が作られる。台所の窓からは、夕焼けが望める。「まっすぐ見上ぐ」心境に、穏やかな明るさがある。(評:高橋正子)

★白鳥は長き首もつ影揺らし/守屋光雅(正子添削)
陸に上がった白鳥の群れに日が明るく差して、柔らかな曲線の白鳥の影が地に映る。歩むたびに、長い首の影がゆれて、その典雅な歩みに、少しは貴婦人を思い出す。(評:高橋正子)

★あんこうの腹を並べて売られおり/八木孝子

★見なれない冬鳥の記憶句手帳に/伊嶋高男

★柔らかき冬日に包まる我が町よ/岩本康子

★遠山は吹雪いておるか閉ざす雲/右田俊郎

★新しき雪折の音響き合う/小峠静水

★榛の花揺らして風の重たかり/磯部勇吉(正子添削)

★ストーブの止まりて自習の息遣い/吉田晃

★大根は土押しのけて太り来る/古田けいじ

★雲低し白鳥白を際立てり/越前唯人

★早梅の白をまばらに空透かす/藤田洋子(正子添削)

★坐るたび卓の水仙匂いけり/碇 英一

(三浦市にて:大根の産地)
★大根の切り干し吊られ日を溜める/霧野萬地郎

★冬帽のロシア人まこと大きけり/河 ひろこ

★寒林やラリーの音の続きおり/多田有花

★子らの声冬の雲をば押し上げし/大石和堂

★夫炊ぐ茶粥の香り冬厨/堀佐夜子

★靴裏を見せて冬窓覗きこむ/祝恵子

★福笹に掛る重さを持ち帰る/野田ゆたか

★冬の丘すらりと立ちて観音像/岩崎楽典

★一族の墓のぐるりを野水仙/脇美代子

▼選者詠/高橋正子
鴨に目をやりて傘より雨しずく
冬菜巻く新聞紙にある震災忌
寒菊の黄をともしびとして活ける

※第401回入賞発表(1月11日〜13日/選者高橋正子)の最優秀、優秀は、上記に決定しました。選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

『第406回句会コメント賞発表』
事務局 2002年1月21日(月) 0:35:38 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第406回句会コメント賞発表(1月18日〜20日/選者高橋信之)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投稿者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀コメント】
★野田ゆたか評
冬耕の土くろぐろと匂いけり/田岡 弘
耕耘機の勢い又は黙々と鍬を打つ農夫。働く人と土の匂い、好きな句です。

【優秀コメント/2名】
★伊嶋高男評
万歩計野良着に入れて麦を踏む/金子孝道
生産的な万歩計の利用方法で好きな句です。麦踏でもカウンターは動くのですね。  

★多田有花評
冬の霧晴れて海峡動き出す/岩本康子
「動き出す」というのがいいですね。霧が晴れ行く様と海峡の波の動き、それに船の姿もあったのでしょうか。

『『第406回入賞発表(1月18〜20日)』
事務局 2002年1月18日(金) 13:24:22 削除・編集 スレッドの一覧・返信
『第406回入賞発表(1月18〜20日)』は、1月21日(月)です。

『第405回入賞発表(1月17日)』
事務局 2002年1月18日(金) 10:52:14 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第405回入賞発表(1月17日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★冬の霧晴れて海峡動き出す/岩本康子
濃く立ち込めていた霧が晴れると、それを待っていたように船が行き交う。鴎が飛ぶ。そういった風景が見え始める。まさに、「海峡動き出す」のである。いきいきとして、はればれとした海の風景が描かれている。(評:高橋正子)

★川柳固き蕾の割れ始む/磯部勇吉
雪国にも春の訪れは、たしかである。「固い蕾」は、厳しさを耐えぬいてきた力のように思える。それが、日々の気温を得て綻び割れてきた時の喜びがある。(評:高橋正子)

★河口冬きらめきを割り貨物船/伊嶋高男
河口は、まだ冬なのだけれど、波はきらきらと輝いて、春の近いことを思わせてくれる。そのきらめきを割って、黒い貨物船が進んでいるのも、力強い現実であって、きらめきをいっそう強いものにしている。(評:高橋正子)

【優秀/13句】
★冬入日の中へ次々貨車止まる/日野正人
視点が決まっているので、作り手の姿が見えてくる。それがいい。(評:高橋信之)

★冬晴れや線路は海に並走す/安増惠子
季語の「冬晴れ」がうまく生かされ、いつもとは違って「線路は海に並走す」という風景が詩となる。(評:高橋信之)

★緩やかにボール弧を描く春隣/山野きみ子
「春隣」となれば、目にするものが「緩やかに」である。時がゆっくり動くのはいい。 こころが安らぐ。(評:高橋信之)

★冬木立海あをあをと色変えず/阪本登美子
「あをあを」に、作者の心が弾んでいるのが読み取れる。それによって、海もいきいきとして鮮やかである。(評:高橋正子)

★街路樹に揺れる光も春隣/古田けいじ
歩く道々、街路樹をそよそよ吹く光に、春が近いことを感じさせられる。感動の大きな起伏はないけれど、しずかに伝わる心境に、深くあたたかいものがある。(評:高橋正子)

★堀に沿うところどころの梅早し/藤田洋子

★青菜炊く湯気もみどりに寒厨/脇美代子

★復興のいまだ進まじ寒灯/平野あや子

★冬の靄鳥の鋭き声交わされ/碇 英一(信之添削)

★まどろみや凍てし鉄路の貨車の音/霧野萬地郎

★干し柿の甘さ増したり空の青/右田俊郎

<大山登山>
★伯耆富士北壁落ちて冬晴るる/多田有花

★じょんがらのボリウム上げて冬怒涛/越前唯人

▼選者詠/高橋正子
鉛筆を削る木の香の春めくを
ひたひたと小豆煮らるる冬土用
冬霧の晴れて海またあたらしく
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月18日(金) 10:32:34 削除・編集
『ありがとうございました』
多田有花 2002年1月18日(金) 13:11:27 削除・編集
『選句のお礼』
山野きみ子 2002年1月18日(金) 14:53:32 削除・編集
『御礼』
阪本登美子 2002年1月18日(金) 14:56:3 削除・編集
『山野きみ子様へ』
堀佐夜子 2002年1月18日(金) 16:5:33 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年1月18日(金) 16:38:24 削除・編集
『ありがとうございました』
藤田洋子 2002年1月18日(金) 19:36:25 削除・編集
『お礼』
碇 英一 2002年1月18日(金) 19:49:14 削除・編集
『有難う御座いました。 』
磯部勇吉 2002年1月18日(金) 20:32:36 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年1月18日(金) 20:52:19 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年1月19日(土) 0:5:41 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月19日(土) 0:23:0 削除・編集
『お礼』
日野正人 2002年1月19日(土) 0:31:52 削除・編集
『有難うございました。』
岩本康子 2002年1月19日(土) 13:31:21 削除・編集

『第404回入賞発表(1月16日)』
事務局 2002年1月17日(木) 9:40:22 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第404回入賞発表(1月16日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★寒晴れや朝の光が凛として/磯部勇吉
寒中の晴れが、りんりんとして隅々に届いている。雪国ならば、いっそう朝の光が凛として感じられることである。(評:高橋正子)

★新しき歯ブラシ楽し寒の水/霧野萬地郎
日常の楽しさは、こんなところにある。実際、あたらしい歯ブラシは、どことなくうれしいものであって、冷たい水も、それはそれなりで、精神が緊張してよいものである。(評:高橋正子)

★波鎮め魚眠らせて流氷来/越前唯人
流氷が来るようになると、早い春である。冬海の荒々しさが去り、魚も厳しい冬の海を過してきた疲れから、すやすやと眠っているのであろう。春の兆しがうれしい。(評:高橋正子)

【優秀/13句】
★父母の墓の跡抱き山眠る/古田けいじ
亡き「父母」を想う実感が伝わってくる。季語「山眠る」が季語を越えて、強い実感のある言葉となっている。(評:高橋信之)

★初場所の呼び出しの声高らかに/山野きみ子
「初場所」だからであり、お正月だからである。「声高らかに」がいい。(評:高橋信之)

★大根の土を払いて手土産に/池田和枝
「手土産に」と、「大根」を渡す心のやさしさが「土を払いて」に読み取れる。目立たない日常に詩を拾えば、日常が輝く。(評:高橋信之)

★河干潟寒夕焼けの色残す/伊嶋高男

★雪に添い睫真白き寒立馬/河ひろこ

★背中流る湯の音太し冬の夜/日野正人

★初旅の地図になき道歩きゆく/冬山蕗風(信之添削)

★牡蠣の香の立つ一膳の御飯かな/音羽和俊

★見渡せば寒九の雨の重く見ゆ/脇美代子

★冬萌えや馬の歩みはゆっくりと/安増惠子

★どの木にも寒の芽吹きが思われる/相原弘子

★押絵師の看板新た春を待つ/岩崎楽典

★寒晴れや真白き尾根を風が研ぐ/多田有花

▼選者詠/高橋正子
消ゆるもの消えてなお湧く冬の霧
雨かかる菜花となって靡きける
干支馬の白さしずめて寒家内
『美代子さん、ひろこさん、和俊さん、けいじさんへ』
林 暁兵 2002年1月17日(木) 9:6:15 削除・編集
『萬地郎さん、勇吉さん、蕗風さん、へ』
田岡 弘 2002年1月17日(木) 9:14:27 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年1月17日(木) 11:50:9 削除・編集
『あや子さんへ』
田岡 弘 2002年1月17日(木) 12:22:59 削除・編集
『ありがとうございました』
相原弘子 2002年1月17日(木) 14:25:29 削除・編集
『ありがとうございます。』
池田和枝 2002年1月17日(木) 15:28:36 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月17日(木) 18:27:8 削除・編集
『静水様へ』
堀佐夜子 2002年1月17日(木) 19:49:44 削除・編集
『お礼』
河 ひろこ 2002年1月17日(木) 21:25:31 削除・編集
『林様,多田様へお礼』
祝恵子 2002年1月17日(木) 21:35:46 削除・編集
『選句のお礼』
山野きみ子 2002年1月17日(木) 22:15:31 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年1月17日(木) 22:31:19 削除・編集
『ありがとうございます』
多田有花 2002年1月17日(木) 23:55:54 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月18日(金) 0:26:9 削除・編集
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年1月18日(金) 7:45:22 削除・編集
『選句のお礼』
冬山蕗風 2002年1月19日(土) 20:24:46 削除・編集

『第403回入賞発表(1月15日)』
事務 2002年1月16日(水) 15:39:26 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第403回入賞発表(1月15日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
★影の強さへ早咲き梅の枝伸ばす/宮地ゆうこ(信之添削)
春の気配が十分な「影の強さ」である。がっしりとした梅の枝や、それから伸びる若枝に、ほとばしり出る生命力がある。梅の花の香もかすかにしている。(評:高橋正子)

★風とおり水仙低く匂いけり/池田和枝
「水仙」に絞り込んで、いい感覚が働いた。作り手の強い感動が読み手に伝わってくる。(評:高橋信之)

★ふぞろいの麦芽に風の緩みけり/脇美代子
「ふぞろい」と「緩み」がうまく噛み合って、作者のいい内面が読み取れる。心の向いているところがいい。(評:高橋信之)

【優秀/11句】
★堆く路上に売られ冬帽子/林 暁兵
写生句だが、ヨーロッパの自然主義文学の雰囲気があって、「冬帽子」が訴えてくる。(評:高橋信之)

★句帳手に歩く人いて榛の花/磯部勇吉
榛の花は、葉がでる前に咲く。雪がゆるんできているのだろうか。句帳を手に散策する人を見かけると、春もそろそろである。のびやかで明るい心境がいい。(評:高橋正子)

★水仙の大海原に向きて咲く/田岡 弘
心を日向にむけているのが、すがすがしい。大海原に向かって清らかな花を咲かせる水仙そのもののような心境。(評:高橋正子)

★天日にまさるものなし雪解ける/金子孝道
一面に、固く降り積もった雪も、太陽が射すとゆるやかに解け始める。天日の力の偉大さを思う。「まさるものなし」の実感に、共感する。(評:高橋正子)

★冬木立揺れることなく真っ直ぐ立つ/日野正人

★四温の雨木の芽嬉しく受けており/岩本康子

★辛夷冬芽伸び行く先の青い空/八木孝子

★蒸篭の湯気に吹かれて中華街/霧野萬地郎

★天も地も海も凍れる無音かな/越前唯人

★寒晴れの歩道は一本道となる/守屋光雅

★畝起こし春待つ畑に鳥走る/右田俊郎

▼選者詠/高橋正子
七草のはこべ萌え出で五十路なり
白粥に雪嶺きらりとかがやけり
冬桜洗車のホース水色に
『光雅さん、両先生へ』
林 暁兵 2002年1月16日(水) 10:3:11 削除・編集
『ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月16日(水) 10:7:16 削除・編集
『俊郎さんへ』
平野あや子 2002年1月16日(水) 10:26:1 削除・編集
『選句御礼』
霧野萬地郎 2002年1月16日(水) 10:33:33 削除・編集
『お礼』
八木孝子 2002年1月16日(水) 10:51:19 削除・編集
『有難うございます』
脇美代子 2002年1月16日(水) 11:36:7 削除・編集
『有難う御座いました。』
磯部勇吉 2002年1月16日(水) 14:6:17 削除・編集
『有花さん、ありがとうございました』
田岡 弘 2002年1月16日(水) 14:23:37 削除・編集
『お礼』
池田和枝 2002年1月16日(水) 14:57:37 削除・編集
『佐夜子さん、けいじさん、美代子さん』
音羽 和俊 2002年1月16日(水) 20:8:21 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月16日(水) 20:20:5 削除・編集
『磯部様、冬山様へお礼』
宮地ゆうこ 2002年1月16日(水) 20:26:8 削除・編集
『佐夜子様、孝子様、由平様へお礼』
多田有花 2002年1月16日(水) 23:36:21 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月17日(木) 0:26:0 削除・編集
『お礼』
日野正人 2002年1月17日(木) 0:31:41 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年1月17日(木) 8:45:56 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年1月17日(木) 10:10:51 削除・編集

『第402回入賞発表(1月14日)』
事務局 2002年1月16日(水) 9:45:10 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第402回入賞発表(1月14日/選者高橋正子)の最優秀句、優秀句は、下記に決定しました。おめでとうございます。

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【最優秀/3句】
  淡路灘水仙郷にて
★海光のふかみに水仙香を放つ/平野あや子
たくさんの水仙が、海からの光に抱かれ、包まれて香を放っている。「海光のふかみ」で、「淡路灘水仙郷」を経験できるほど実感のある句。(評:高橋正子)

★雪山を鈴の音鳴るあとさきに/福田由平
読者を「雪山」に連れ出して、「鈴の音」の「あとさきに」が楽しい。(評:高橋信之)

★かたことと鍋に音して寒蜆/守屋光雅
無駄な言葉が無い。童心に帰って、いい心境だ。(評:高橋信之)

【優秀/11句】
★冬帽子被りなおして帰途に就く/田岡 弘
いいスケッチである。自画像であろうか。何気ない素振りに、その人なりの人柄が出る。(評:高橋信之)

★こころざし乗せれば速し冬の雲/宮地ゆうこ
写生句ではないが、「冬の雲」を詠んで、「速し」に実感がある。(評:高橋信之)

★佐義長の煙は天をはばからず/金子孝道

★ハイカーを一人吐き出し山眠る/古田けいじ

★千両の実も葉も固く光り合う/藤田洋子

★どんどの火川面焦がして猛りけり/脇美代子

★おだやかに風は流れる芽麦の上/相原弘子

★寒肥を一株ごとに鋤き込みぬ/右田俊郎

★水鳥の翼川面を叩き去る/日野正人

★寒灸や伊豆の艾の尖りかな/小峠静水

★今描きしシュプール見上げ弾む息/多田有花

▼選者詠/高橋正子
独楽の渦記憶のかなたを回りたる
 <子が育てば>
独楽ひとつ傾け置かれ転がらず
寒の湯に赤ん坊も抱かれ来る
『孝子さん&けいじさんへ』
林 暁兵 2002年1月15日(火) 9:24:21 削除・編集
『御礼』
田岡 弘 2002年1月15日(火) 9:24:31 削除・編集
『ゆたかさんへ』
霧野萬地郎 2002年1月15日(火) 13:21:29 削除・編集
『お礼』
平野あや子 2002年1月15日(火) 14:45:58 削除・編集
『暁兵様へ』
堀佐夜子 2002年1月15日(火) 17:16:0 削除・編集
『ありがとうございました』
相原弘子 2002年1月15日(火) 18:15:56 削除・編集
『ありがとうございます』
多田有花 2002年1月15日(火) 19:48:37 削除・編集
『高点句発表』
日野正人 2002年1月15日(火) 19:52:45 削除・編集
『英一様、光雅様、由平様、ひろこ様へ』
八木孝子 2002年1月15日(火) 20:27:6 削除・編集
『ありがとうございます。』
守屋光雅 2002年1月15日(火) 20:56:17 削除・編集
『お礼』
宮地ゆうこ 2002年1月15日(火) 22:21:19 削除・編集
『有難うございました』
脇美代子 2002年1月15日(火) 23:51:38 削除・編集
『ありがとうございました。』
福田由平 2002年1月15日(火) 23:59:59 削除・編集
『お礼』
藤田洋子 2002年1月16日(水) 9:3:1 削除・編集

『第401回入賞発表(1月11日〜13日)@』
事務局 2002年1月14日(月) 1:42:13 削除・編集 スレッドの一覧・返信
■第401回入賞発表(1月11日〜13日/選者高橋正子)の最優秀、優秀は、下記に決定しました。おめでとうございます。

※選者と投句者に限りますが、伝言がございましたら、右上の<返信>をクリックしてお書き込みください。

【最優秀/3句】
★冬の朝あまた詩人は空見上ぐ/伊嶋高男
冬の朝は、多くの人を詩人にさせてくれるものがあるようである。雪もよいの空か、凍雲の空か、青く冷たい空か、さまざまな空に、詩心を喚起させられる。(評:高橋正子)
「詩人」が空を見るのか、冬の空があまた人を「詩人」にするのか。どんな「冬の空」が語られるのでしょう。(評:宮地ゆうこ)

★空晴れてほうれん草の青眩し/金子孝道
よく晴れた空の下に、ほうれん草の濃い緑色が、眩しいほど生き生きしている。空の青と、ほうれん草の青と響きあうすっきりとした世界がよい。(評:高橋正子)

★少し開け雪見障子の渋い音/河ひろこ
雪で湿り気があるせいだろうか。雪見障子を開けるとき、きしっと鈍い音がする。雪国の生活は、想像するばかりであるが、もの静かな生活の様子が伺える。(評:高橋正子)
雪国の者だけがわかる世界かなとも思います。渋い音があって半分にしてるところが好いです。(評:守屋光雅)
『選句のお礼』
伊嶋高男 2002年1月14日(月) 13:47:18 削除・編集
『ありがとうございます』
河 ひろこ 2002年1月14日(月) 19:18:29 削除・編集

『第401回入賞発表(1月11日〜13日)A』
事務局 2002年1月14日(月) 1:43:50 削除・編集 スレッドの一覧・返信
【優秀/22句】
★冬の森こんなにも鳥自由/碇 英一
冬は落葉などで森や林が明るく見通しが良いので、小鳥の観察がしやすいですね。人間が見やすいと鳥も一層自由に飛んでいるように思えてくるのが、人間の身勝手ですが面白い所ですね。(評:伊嶋高男)
「鳥自由」と言い放って、まさに自由な空白が飛びます。少しどきりとする魅力的な世界です。(評:宮地ゆうこ)

★穏やかに終わる夕日の落葉踏む/古田けいじ
柔らかい音、色、表情が見えてきて、安らぎにあふれる好きな句です。 (評:宮地ゆうこ)

★ポケットの手はそのままに霜