第1回句会〜第10回句会
第11回句会〜第20回句会
第21回句会〜第30回句会



   デイリー句会

     水煙ネット事務局
     第31回句会(2000年9月14日)から第40回句会(9月23日)


No.348◆:事務局 [2000年9月24日 10時5分21秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<348>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:大谷悦子 [2000年10月6日 8時34分1秒]
 空に触れ日に照る柿の丸々と  洋子
 芋の葉に顔をあずけて掘り上げる  光雅
Res>◆:けいじ [2000年9月26日 23時23分28秒]
▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
ゴビの句にコメントいただきありがとうございます。
「ゴビの砂漠」と言いますがこれは間違いだそうです。
ゴビとは小石の混じった、植物のまったく育たない荒地、
砂漠はきれいな砂の原を言うのだそうです。
敦煌あたりでは両方あります。ゴビは誰の土地でもなく、
人は今でも死んだら、ゴビの好きな場所に土葬してよいのだそうです。
道路から数十mのところに、小さなピラミッドの形に盛り上げ、
墓標が立っていました。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月26日 20時56分6秒]
弘子さん選句と句評ありがとうございました。お礼が遅くなってすいません。
Res>◆:祝恵子 [2000年9月25日 23時12分30秒]
正子先生ありがとうございます。
ずっしりと重たくなった感じで、嬉しくて
感謝で一杯です。
Res>◆:大谷悦子 [2000年9月25日 7時50分31秒]
 光雅様 佐夜子様 コメント有難うございました。
 曼珠沙華、これ以上の赤は無いと思えます。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月24日 23時53分38秒]
信之先生、正子先生、
拙句をお選びいただいた句友の皆様、ありがとうございました。

<デイリー句会40回>おめでとうございます。両先生のご尽力のお蔭で、毎日楽しく勉強させていただいています。今後とも、よろしくご指導下さい。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月24日 23時9分5秒]

いろいろと、お励ましありがとうございます。デイリー句
会も、8月14日の、暑いときに始まりましたが、もうお
彼岸を迎え、朝夕は、めっきり涼しくなりました。毎日の
ことですがなにとぞよろしくお願いします。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月24日 17時42分24秒]
信之先生、正子先生
 最優秀コメントに選んでいただき、大変光栄です。
 正子先生の素晴らしい句のおかげです。ありがとうございました。
 両先生には、毎日大変なエネルギーを注いでいらっしゃることに
 改めて敬意を表します。デイリー句会をとおして、いろいろ勉強
 させていただき心から感謝申し上げます。

誌友の皆様へ
 デイリー句会、私の場合は、ちょうど仕事が休みのときだったので、句のできる日だけ投句しようと気軽に仲間に入れていただきましたが、
正子先生はじめ、句友の皆様のいろいろな句に触れて句材や季語を
教えていただき、また、一読して読み取れなかった深い意味を
コメントを読んで理解できるようになることもしばしばあり、
楽しく俳句の勉強をさせていただきありがとうございます。
どこまでついていけるかおぼつかないのですが、これからも
よろしくお願い致します。
Res>◆:堀幹夫 [2000年9月24日 17時2分7秒]
正子様、拙句お目に留まり、わたしには思いも寄らぬ最優秀句に
ご選出頂き恐縮致して居ります。全くお言葉の通りです。
もう懐かしい思い出では御座いますが。

美知子様、佐夜子の拙句の選句とコメント誠に有難う御座いました。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月24日 15時27分37秒]
信之先生・正子先生へ,デイリー句会も重ねて40回,早いものです。毎日の選句・評等々御苦労様でございます。
投句する方は気ままな時間にやれるので,気が楽ですが,先生方のご苦労察して居ります。ありがとうございます。

誌友のみなさんへ,高男さんご紹介の石田修大『わが波郷』に,妻あき子(俳人)に〈優曇華の附きし団扇を大切に/波郷〉を示し,クサカゲロウの卵の揺れている団扇を見せた挿話がありました。
いたく感動しました。句材はどこにでもあり。デイリー句会は小生にとって唯一の勉強の場です。都合のつく限り下手でも投句です。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月24日 14時45分57秒]

 佐夜子さん、悦子さん、コメントをありがとうございました。
 佐夜子さんへ、ポケットへ両手を入れて刈田をくるのは、ただ
 私が光景としたものです。毎朝、同じ人がそこらを回って作物の
 様子を見ているのです。農作業を始める前のひとときです。
 ポケット手を入れてるのも、心静かな時なのでしょう。
No.347◆:発表(1) [2000年9月24日 10時2分10秒]

第40回句会(9月24日)入賞発表

最優秀句/高橋正子選

★遠くより親友来る日雁の列/堀 幹夫
あたたかく、奥行きのある俳句。遠来の親友を迎える
気持ちが、空を見上げさせ、雁の列を見つけさせた。
雁の列は、遠いはるかな思いを、運んで来るようでも
ある。(評:高橋正子)

最高点句

★クレーンの伸び行く先の秋の空/伊嶋高男
クレーンの先が、秋天につながっているかのごとく、
登っていけば手が届きそうな気分になれました。
(評:日野正人)
Res>◆:高橋正子 [2000年9月25日 9時39分23秒]

訂正
第40回句会は、9月24日ではなく、9月23日です。
訂正します。
Res>◆:発表(2) [2000年9月24日 10時3分35秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★八木孝子評
(空に出て空をはるけく月航(ゆ)けり/高橋正子)
大空を一夜ゆっくりわたってゆく月の動きを長い時間
眺めている作者、「はるけく航けり」に自然の壮大さと
ともに作者自身のはるかな思いも感じ、スケールの大
きさに惹かれます。

第回40句会(9月24日)の最優秀句、最高点句(5点句)、
最優秀コメントは、上記に決定しました。おめでとうござい
ます。
No.346◆:互選 [2000年9月23日 10時14分43秒]

第40回句会(9月23日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月23日当日の句は、<346>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌24日の午前10時30分です。
※選句は24日の午前10時までにお済ませください。

コメントについてのお願い/高橋信之

選句のコメントは、簡潔にお願いします。どこが好きで
、どこがよいか、を簡潔にコメントしてください。学者
、評論家のようなコメントは、ご遠慮ください。
Res>◆:柳原 美知子 [2000年9月24日 9時58分13秒]
空に出て空をはるけく月航けり    正子
大海原を航く船にも似て、月が空を航くという発想に惹かれました。

秋風にはないちもんめ乗って来し   佐夜子
はないちもんめをして遊ぶ声が聞こえてきそうで、郷愁を感じました。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月24日 9時34分40秒]
郵便屋鮭のぼる川眺め居り 光雅
大きな鮭が川のぼりをしている光景はすばらしいと思う。仕事途中の郵便屋さんが眺めているというのもいいと思う。

錆鮎の落ち来し先に我が居て ゆたか
落ち鮎のイメージのふくらみが面白いと思いました。
Res>◆:日野正人 [2000年9月24日 9時21分23秒]
<クレーンの伸び行く先の秋の空> 伊嶋高男
クレーンの先が、秋天につながっているかのごとく、
登っていけば手が届きそうな気分になれました。

<綿畑摘み採り終るをロバは待ち> けいじ
綿摘みを大きな目でじっと見つめているロバの
けな気さを感じます。

Res>◇:八木孝子 [2000年9月24日 8時46分59秒]
空に出て空をはるけく月航けり   正子
 大空を一夜ゆっくりわたってゆく月の動きを長い時間眺めて
 いる作者、「はるけく航けり」に自然の壮大さとともに作者
 自身のはるかな思いも感じ、スケールの大きさに惹かれます。

地下鉄の駅より五分江戸の秋  萬地郎
 五分の歩みの中で小さな秋を見つける、その心が楽しいですね。
 江戸の秋はどんな秋だろう、秋草かな、虫の音かな、などと
 いろいろイメージを膨らまさせてくれるところに惹かれます。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月24日 8時45分21秒]

 草の中少し丈ありえのころぐさ    碇英一
 年中雑草生う中で、えのころ草は、すぐ目につきます。あの揺れ
 どう言い表せばいいのでしょう。時に悲しげにも見えます。

 新米が銀に輝く電気釜       甲斐浩子
 信之先生が、お言葉にされていますのに、お許し下さい。
 
 本当にお句のとおりと思います。計量、研ぎ、水加減、
 電気釜のあの心地よい音に炊けている、どれも銀です。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月24日 8時2分59秒]
曼珠沙華けすに消されぬ赤をおく/悦子
 曼珠沙華はやっぱり赤ですね。畦道に咲く真っ赤な花
 それは曼珠沙華。

ポケットに両手を入れて刈田くる/弘子
 男の人なんでしょうけど、どうして両手をポケットに突っ込んで
 刈田を来るのでしょう。弘子さんにお聞きしたいです。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月24日 7時54分9秒]
三陸の岬の松の秋の蝉   光雅
 三陸海岸の大きな景色から松、蝉へ焦点が絞られていく過程が、朗朗たる口調で詠まれています。<の>の繰り返しがのびのびとして好きです。

実りの秋野菜アートの笑み給う   孝子
 珍しいお祭ですね。若い人がアート作品を作っても<笑み給う>で皆、顔が仏様に似てくるようですね。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月24日 7時40分50秒]

空に出て空をはるけく月航(ゆ)けり/高橋正子
ひろびろとして妨げるもののない月の世界はいい。心の内
なる世界がひろびろとしてきて、自然の大きな力を思う。
 
新米が銀に輝く電気釜/甲斐 浩子
「電気釜」は、現代の機械なのだが、「新米」を炊き上げ
て、何の違和感もない。「新米」が銀に輝き、電気釜が銀
に輝き、主婦の日常が輝いていて、読み手の心が和む。
Res>◆:大谷悦子 [2000年9月24日 7時34分27秒]
 クレーンの伸び行く先の秋の空  高男
 クレーンの力強く大きな動きが充分に表現されていると
 思います。

 ポケットに両手を入れて刈田くる 弘子
 とても軽やかに人物像を浮かび上がらせるところが良い
 と思います。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月24日 7時7分9秒]

爽風に抱かれ嬰宮参り/祝 恵子
夏生まれたみどり児も、爽やかな風に出て、お宮参りができ
るまでに成長した。しっかりと胸に抱かれたみどり児のすこや
かな顔がうれしい。(評:高橋正子)

遠くより親友来る日雁の列/堀 幹夫
あたたかく、奥行きのある俳句。遠来の親友を迎える気持ちが、
空を見上げさせ、雁の列を見つけさせた。雁の列は、遠いはる
かな思いを、運んで来るようでもある。(評:高橋正子)
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月24日 6時45分23秒]
クレーンの伸び行く先の秋の空 高男
空が澄みきってどんどんと高く感じられる。クレーンの動きが良いですね。

郵便屋鮭のぼる川眺め居り 光雅
日常的にこの季節になるとこの様になるのですね。うらやましいです。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月24日 5時36分15秒]
クレーンの伸び行く先の秋の空/高男
高層ビル完成間近か。クレーンの空は高い。都会の秋である。

曼珠沙華けすに消せない赤をおく/悦子
青春時代の思い出か。心に残る傷,曼珠沙華の赤は強烈である。
Res>◆:城本竜馬 [2000年9月24日 3時8分50秒]
・クレーンの 伸び行く先の 秋の空(高男)
 ビル建設の高所クレーンの逞しい動きが
 秋天に伸びている情景に生きている。
・郵便屋 鮭のぼる川 眺め居り(光雅)
 ピチピチと跳ねながら故郷へ鮭が帰って来た。
 しばし見ている「郵便屋」が良い。
 「・・・屋」が特に良い。
 
Res>◆:野田ゆたか [2000年9月23日 23時5分18秒]
 秋ともし寸法抜けを見つけたり/森 隆博
明日の予定が少し変わりましたかか?それとも今日のうちにかたづけますか?前向きの生活に好感がてて好きです。

 空に出て空をはるけく月航(ゆ)けり/高橋正子
松山を見た月は、シドニーの夜を見に行くのではないでしょうか。月のロマンが感じられて好きです。
No.345◆:事務局 [2000年9月23日 10時12分45秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<345>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:柳原 美知子 [2000年9月24日 0時46分57秒]
正子先生、コメントをありがとうございました。吟行にもお誘いいただ
き、とてもうれしく思いました。あいにく、10月14日は、勤務日と
なり、参加できず、残念です。御盛会をお祈りいたします。
Res>◇:三浦絹子 [2000年9月23日 23時0分35秒]

信之先生、 最優秀句に選んでいただきまして
とてもうれしいです。先生にも霧にも感謝です。
有り難うございました。

コメント頂きました信之先生、正子先生、萬地郎様、悦子様
佐夜子様、郁代様、南山様、重美様ありがとうございました。
朝夕の毎日、犬の散歩をしているとゆったりと、いろんな
風景に出会えます。これもそのときできた句です。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月23日 20時15分24秒]
信之先生、最優秀コメントに選んでいただき、ありがとう
ございました。好きな句にであえるおかげです。

佐夜子様、いい句をありがとうございました。そして、
 最高点句、おめでとうございました。
弘子様、竜馬様、コメントをありがとうございました。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月23日 15時3分29秒]

 孝子さん、絹子さん、竜馬さん、コメントをありがとうござ
 いました。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月23日 10時44分0秒]
信之先生、正子先生、はじめ沢山の方々、「豊作の田を貫きしひかり
号」を選んでいただき、ご丁寧な句評をありがとうございました。
新幹線開通以来見慣れてきた風景なのに今になって気付くとは。
No.344◆:発表(1) [2000年9月23日 10時5分57秒]

第39回句会(9月22日)入賞発表

最優秀句/高橋信之選

★やわらかき光の海や霧の都市/三浦絹子
「やわらかき光」は、作者の内面の輝きでもある。私の好
きな句。(評:高橋信之)

最高点句

★豊作の田を貫きしひかり号/堀 佐夜子
新幹線ひかり号が、豊作の田を貫いて、走って行ったとい
うことなのだが、読後の爽やかさが、なんと言っても、い
い。すっきりと、きれいなのがいいですね。(評:高橋正
子)
Res>◆:発表(2) [2000年9月23日 10時8分43秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★八木孝子評
(豊作の田を貫きしひかり号/堀 佐夜子)
黄金色の田の真ん中を疾駆する新幹線ひかり号の姿が鮮や
かに目に浮かびます。「貫きし」が活きて、日本の秋のさ
なかが見事に描かれていると思います。

第39回句会(9月22日)の最優秀句、最高点句(7点句)、
最優秀コメントは、上記に決定しました。おめでとうござ
います。
No.343◆:互選 [2000年9月22日 10時7分57秒]

第39回句会(9月22日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月22日当日の句は、<343>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌23日の午前10時30分です。
※選句は23日の午前10時までにお済ませください。

互選についてのお願い
互選は、選の公平さを守るため、指定された句数2句
必ずお選びください。よろしくお願いいたします。
Res>◆:日野正人 [2000年9月23日 9時31分21秒]
ガラス戸を閉じて虫音を失えり/ 高橋正子
 少し前ならそのままで、賑やかな虫音を楽しんでいたのに、
もう窓を閉めればならなくなり残念です。また、窓を閉めた
ら、もう聞こえなくなるほどの虫音の減少にも、深まりゆく
秋の足音を確かに覚えます。


この星の水のめぐりて秋の雲/ 宇都宮 南山
 秋の雲から地球全体に気を配れる作者の大きな心
が伺えます。松山では渇水の心配がされな年はありませんが、
水はめぐり巡って与えられるものだと改めて感じました。
空に浮かぶ雲を見て、これからはありがたいと思う気持ちに
なることでしょう。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月23日 8時50分38秒]

豊作の田を貫きしひかり号/堀佐夜子
古代からの「田」と現代の「ひかり号」との取り合わせが
いい。どちらも輝いて、ひとつの風景を作る。実りの秋で
ある。

やわらかき光の海や霧の都市/三浦絹子
「やわらかき光」は、作者の内面の輝きでもある。私の好
きな句。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月23日 8時38分35秒]
芋茎干す母の顔なき夢を見て 佐夜子
もう夢の中でのお母さんの顔が浮かんでこなくなった自分が母と同じように芋の茎を干している、という感慨を感じます。

ガラス戸を閉じて虫音を失えり 正子
「虫音を失う」が巧みで、感じがクッキリしていると感じました。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月23日 8時35分38秒]
豊作の田を貫きしひかり号 佐夜子
黄金色に実った一面の田を新幹線が一直線に走る。動きが明快ですね。

霧の日は草木静かに息づいて 絹子
息づく草木の表現が霧の日の静かな幽玄的な状況を適格に示していると思います。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月23日 7時54分23秒]
豊作の田を貫きしひかり号   佐夜子
 黄金色の田の真ん中を疾駆する新幹線ひかり号の姿が鮮やかに
 目に浮かびます。「貫きし」が活きて、日本の秋のさなかが
 見事に描かれていると思います。

秋蝶の翔って叢はっと揺れ   弘子
 秋蝶が飛び立った時、あるかなきかのかすかな叢の揺れを
 「はっと揺れ」と擬人的に捉えたところがユニークで、
 秋の叢が主役、秋蝶が脇役のドラマを見るようです。
Res>◇:大谷悦子 [2000年9月23日 7時50分49秒]
 霧の日は草木静かに息づいて  絹子
 やわらかき光の海や霧の都市  絹子
 霧に包まれうるおう草木の様子、そして都市を光の海に
 してしまう霧、霧の作り出す世界をとても良く詠まれて
 いると思います。
Res>◆:藤田洋子 [2000年9月23日 7時42分31秒]

豊作の田を貫きしひかり号   佐夜子
 自然の恵みである実る田と文明の力である新幹線、共に眩しい
 輝きを放っています。相反するものでありながら、融合するその
 風景にとても新鮮さを感じます。

未明の霧いよいよ深く降りはじむ   正子
 朝霧の立ちこめる様子が的確に描写されていると思います。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月23日 7時14分40秒]
豊作の田を貫きしひかり号   佐夜子
 真青な秋空の下、黄金色の大地を新幹線が驀進する。絵になりますね。大阪万博直前の、新幹線初登場のテレビ中継を思い出しました。あの頃は機械文明に対する素朴な期待と希望がありましたね。

秋雨や忽ち墨絵の世界なり   康子
 大和絵の景色が一転して墨色の世界になった。景色を動的に捉えて静けさがあります。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月23日 7時7分12秒]
やわらかき光の海や霧の都市/三浦絹子
 霧の都、ロンドンを思い浮かべました。行った事も無いけれど映画
 とか小説でロンドンは濃霧の都で傘だけは忘れるなとか。
 白黒のワンシーンを観ているようです。

図書館の大き窓より空高し/藤田洋子
 図書館で本から目を移せば大きな窓いっぱいに秋空が青々と
 拡がっていた、本に疲れた目に青い空は感動さえ覚えます。
 
Res>◆:目見田郁代 [2000年9月23日 7時3分29秒]

・声のよう息のよう全て彼岸花/弘子
青空と緑を背景に真っ赤な彼岸花誰もがそこに目が
とまります、この花にふさわしい俳句に出会いました。

・やわらかき光の海や霧の都市/絹子
真綿におおわれたような街に綺麗な光がさして作者が
うっとりしている様に思います、霧の素敵な句がつづ
きますね。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月23日 5時47分39秒]

豊作の田を貫きしひかり号/堀 佐夜子
新幹線ひかり号が、豊作の田を貫いて、走って行ったという
ことなのだが、読後の爽やかさが、なんと言っても、いい。す
っきりと、きれいなのがいいですね。(評:高橋正子)

霧の日は草木静かに息づいて/三浦絹子
この2、3日霧が立ちこめるのを、経験しているが、霧に包ま
れて、草木もそれに人も、しずかに呼吸をしている感じにな
る。しずかな観察がいいと思います。(評:高橋正子)
Res>◆:相原弘子 [2000年9月23日 5時36分2秒]

 桜紅葉くわえたる二羽泳ぎゆく  八木孝子
  なんとも心の和むほほえましい光景です。季節のひとこまにと
  カメラを向ける人もいるのではないのでしょうか。

 図書館の大き窓より空高し    藤田洋子
 大きい窓は、内からも外から見ても、心をゆったりとしてくれます。
 その窓からの空はどこまで高く澄み渡るのでしょう。

 レス番号を、又、間違えました。失礼しました。344の書き込み
 取り消しをお願いいたします。
Res>◆:けいじ [2000年9月23日 0時55分49秒]
▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
・薬買えず兄逝きし日の彼岸花  晃
  貧しさゆえ、いい薬を買うことのままならず逝った兄。  
  その日も野には彼岸花が満開だった。その花を見るたびに
  思い出すのは兄と遊んだふるさとの秋の日である。 
  
・六十路すぎ資格試験に秋晴れて  浩子
  還暦を過ぎて資格試験に挑戦。見事合格。
  合格発表の日は秋空があくまでも青く晴れ上がっていた。
Res>◇:三浦絹子 [2000年9月22日 22時35分17秒]

豊作の田を貫きしひかり号 佐夜子
いちめんに黄色く色づいた田園の中を走る列車、
乗りたいです。

声のよう息のよう全て彼岸花  弘子
魂が花の姿をかりて地上にあらわれたようなかんじの
句ですね。

Res>◆:宇都宮 南山 [2000年9月22日 21時19分15秒]

・やわらかき光の海や霧の都市(三浦絹子)
 ⇒「光の海」がいいと思います。「都市」は少し唐突な気もしな
   いではないものの、「町」や「街」に比べ、逆に新鮮さも感
   じます。海外とか、旅先での句でしょうか?
・櫨の木の 熟れ葉ひらりと 庄屋跡(城本竜馬)
 ⇒悠然と見ている様に惹かれます。ただ「櫨の熟れ葉」は秋の季
  語かどうか、自信ありません。「櫨紅葉」を「熟れ葉」と工夫
  された独創性を評価します。でも、果実は熟れるけど、葉はど
  うでしょうか?でも常識破りも俳句の活力の一つかと。 
Res>◆:重美 [2000年9月22日 21時2分40秒]

 霧の日は草木静かに息づいて / 三浦絹子
 秋朝の空の高さに鳥の声 / 日野正人
   抜けるような秋の空高く、鳥のさえずりが吸い込まれてゆく
   そんな気持ちのよい朝がよくでていると思います。

 初心者マークのつたない俳句に選を下さった先生、みなさま
 ありがとうございました。これからも長く俳句を楽しみ続ける
 ための励ましをいただいたと思っております。
  
Res>◆:城本竜馬 [2000年9月22日 17時38分19秒]
・声のよう 息のよう全て 彼岸花(弘子)
 真っ赤な彼岸花。毒花などとも言われ、
 いわれの無い濡れ衣はその妖しい赤にある。
・彼岸花の群れ咲く岸やつがい鳥(孝子)
 奇しくも前句の対句の様子。いかにも仲良く群れ
 咲いて、妖しいどころか鴛鴦の憩いの場となりて。
No.342◆:事務局 [2000年9月22日 10時6分46秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<342>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:目見田郁代 [2000年9月22日 16時53分13秒]
霧野様・岩本康子様・伊藤重美様選句有難う御座いました。
コメント嬉しく拝見させていただきました。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月22日 15時17分25秒]

 竜馬さん、郁代さん、句評をありがとうございました。

  レス番号を間違え失礼いたしました。343の書き込みの
  取り消しを、お願いいたします。
No.341◆:発表 [2000年9月22日 10時3分46秒]

第38回句会(9月21日)入賞発表

最優秀句/高橋正子選

★秋の日の沈みつつあり火の国に/伊藤重美
火の国に沈む秋の日は、辺りを包んで、大きく燃えてい
てほしい。秋の落暉の美しさが十分に味わえる堂々とし
た句ですね。(評:高橋正子)

9月21日の最優秀句は、上記に決定しました。おめでとうございます。

※互選最高点句は、同点句(2点)が9句のため、今回は互選
入賞句無しといたします。
No.340◆:互選 [2000年9月21日 10時20分49秒]

第38回句会(9月21日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月21日当日の句は、<340>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌22日の午前10時30分です。
※選句は22日の午前10時までにお済ませください。

互選についてのお願い
互選は、選の公平さを守るため、指定された句数2句
必ずお選びください。よろしくお願いいたします。
Res>◆:日野正人 [2000年9月22日 9時37分12秒]
<秋茄子が色鮮やかな今朝の膳>甲斐浩子
 空気が一段と澄んだ秋の朝、いつものテーブル
に紫色の秋茄子が一皿に盛られている。まるで秋茄子が
光を放っているかのようです。その光は、作者の意気込み
から見えたもだと思います。

<群れとんぼ江戸城本丸跡広し>霧野萬地郎
時代は変わっても、毎年そこに群れ飛ぶとんぼ。
遠い記憶を次々伝えていく自然のすばらしさ感じます。
栄華の時代に群れ飛んだとんぼを、想像せずにはいられません。

Res>◆:高橋正子 [2000年9月22日 8時36分4秒]

コスモスの花びら寄せ合い日の暮れる/日野正人
風がなくなり、陽がうすれていくころ、コスモスの花は、
寄り合うように、しずかに今日を終えようとしている。そ
のあとには、月に照らされる花となるであろうことも想像
される句。(評:高橋正子)

秋の日の沈みつつあり火の国に/伊藤重美
火の国に沈む秋の日は、辺りを包んで、大きく燃えてい
てほしい。秋の落暉の美しさが十分に味わえる堂々とし
た句ですね。(評:高橋正子)
Res>◇:碇 英一 [2000年9月22日 8時29分17秒]
教室をのぞく石榴の色いろいろ 晃
石榴が教室から見える、その石榴の実は複雑微妙な色合いで同じ色のものはない。自然の豊かな学校です。

手の糠も拭い落としてなすび漬け 合歓
ぬかずけの終わる時手についた糠を拭うが、茄子を漬け終わったときの、毎年恒例の仕事が終えた感じが「も」によく現されていると思います。
によって今年も
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月22日 8時25分20秒]
先帝の雑木林や法師蝉/萬地郎
 植物や小動物をご研究されておられた昭和殿下のお姿をテレビで拝見
 したことが想い出され懐かしくもあり、昭和も少しずつ遠くなって
 行く一抹の淋しさをあらためて感じました。

愁果置き彩り揃え直売所/光雅
 松本から上高地に行く道に野菜を並べ100円と書いた箱を置いた
 無人販売所もあり、からまつたけとか林檎、葡萄等があり通る人、
 車にこえをかけている店も有ったり、一句を拝見して急に上高地に
 行きたくなりました。
Res>◆:吉田 晃 [2000年9月22日 6時44分26秒]
  秋果置き彩り揃え直売所/光雅
 喜びの光景があります。笑うのは山のみにあらず。完成の秋
への感謝と充実が伺えます。

  秋茄子が色鮮やかな今朝の膳/浩子
 「秋茄子は嫁に食わすな」はと身勝手な男の弁。夕べつけた
一夜漬けが、今朝の食卓に鮮やかな紫をして乗っています。旦
那さん、既に夕べ奥さんが味見をしていますよ。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月22日 6時33分1秒]

秋の日の沈みつつあり火の国に/伊藤重美
「火の国に」がいい。うまく一句を締めくくって、格調の
高い句。

子供らの歌声響き秋天に/岩本康子
子どもの世界に解説の必要はない。素直に良しとすればい
い。「歌声響き」に作者の思いがあり、下五の季語「秋天」
の働きによって、作者と読み手とが深く結び付く。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月22日 5時36分0秒]

 コスモスの花びら寄せ合い日の暮れる  日野正人
 あの細いコスモスが寄り合っての大きな揺れ。人もそれぞれ
 持っているものを出し合い、寄せ合い生きていけるならと思
 うのです。

 秋の日を行きかう人をみてすごす    林緑丘
 このようなひとときいいですね。目にするもの、耳にするもの、
 そのままにしておけばいいし。数日、いえ、何月も経って、その
 中の一つが自分にとって、大変教えられるもので蘇ることもあり
 ます。
Res>◆:福田由平 [2000年9月22日 0時49分48秒]
群れとんぼ江戸城本丸跡広し /萬地郎

今が、とんぼには我が世の春、たけなわの秋ですね。

教室をのぞく石榴の色いろいろ /晃

見るものと見られるものの立場の逆転を感じる程、見事に、
たわわに実った石榴。うらやましい授業風景です。


Res>◆:城本竜馬 [2000年9月22日 0時32分17秒]
・藤椅子の きしめる音と 虫の声(正子)
 ゆったりと藤椅子にくつろいで、時々ギシギシ
 と音をたてますが、庭にすだく虫の音はさまざまで、
 より優雅な雰囲気をかもしだしています。
・今年藁 昼の明るい 日が続き(弘子)
 青い匂いの藁束が群れに干してありますネ。
 すっかり秋のひざしとなって、気持ちがいいですネ。
 新藁は新しい正月飾りになるのでしょうか。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月22日 0時10分44秒]
無患子(むくろじ)と教えてくれしは老守衛   けいじ
 芭蕉庵の一隅で、教え教えられている二人…。答えられそうな人に聞くのも長年のコツ。けいじさんのやさしいお人柄が彷彿とされます。

さり気なく毬栗挿して和菓子店   佐夜子
 栗というと、信州の小布施町を思い出しますが、関西では丹波栗でしょうか。栗も松茸もおいしい季節になりましたね。関西に戻りたくなりました。
Res>◆:岩本康子 [2000年9月22日 0時10分29秒]
窓ごとに虫の音違う秋の宵/目見田郁代
ほんとに虫の音には色々ありますね。 窓ごとにも、叢ごとにもそし
て街路樹ごとにも違う虫の音が聞こえてくることを最近知りまし
た。秋はやはりしみじみと虫の音を聴くことから始まるようですね。
秋澄みて光と影の雲高し/宇都宮南山
空を見るのが大好きです。 特に秋の空はいいですねー。 高い空の
雲、時に明るく、また時に翳りのある雲、いずれにしても雄大な景
色ですね。 そして、一抹の寂しさも感じられます。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月21日 23時57分33秒]
<船もてる保津川秋の玉しぶき>隆博
保津川下りのすばらしさ。玉しぶきによる歓声が聞こえます。

<窓ごとに虫の音違う秋の宵 >郁代
いろいろの虫が今、正に盛況です。秋の深まりを感じる句です。
Res>◆:目見田郁代 [2000年9月21日 21時51分56秒]
年来の合図の口笛青脚鴫/高男
微笑ましい御夫婦の様がみえ鳴き声想像しております。
足元へ足元へどんぐりが転げ/弘子
どんぐりが足元にくる様子をこのようにリズム良く
俳句され動く風景が伝わってまいります。



 
Res>◆:重美 [2000年9月21日 20時0分18秒]

  石段に無患子拾う芭蕉館 / けいじ
  月の位置確かめながらウォーキング / 郁代
    夜のウォーキングをしながら、月を愛で、友達との
    会話も弾みます。素直な良い句だと思います。
     
Res>◆:宇都宮 南山 [2000年9月21日 18時56分29秒]
・藤椅子のきしめる音と虫の声(高橋正子)
 虫の声と二物配合した藤椅子の音が素敵だと思います。読者は
 作者の立場に感情移入して、情景を想像できます。また、瞬間
 ではなく、椅子が揺れている「時間の経過」が、詠み込まれて
 いる気がします。
・稲妻や天にもつれし糸の綾(武清子)
 「綾」の一語が新鮮で魅力的です。
No.339◆:事務局 [2000年9月21日 10時19分29秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<339>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:日野正人 [2000年9月22日 0時21分15秒]
 信之先生 最優秀コメントに選んでくださりありがとう
ございました。初めてなので、大変嬉しく思います。
これも、八木孝子様の句のお陰です。八木様、最高点句
おめでとうございます。
 伊嶋高男様、最優秀句まことにおめでとうございます。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月21日 23時26分11秒]
信之先生、最優秀句にお選びいただき感激です。野鳥の句で入賞でき喜んでいます。海と鵙の組み合わせ、私も気に入っています。ありがとうございました。
Res>◆:安丸てつじ [2000年9月21日 22時20分26秒]
信之先生そして高男さま句評有難うございました。主宰とベテランのお二方に取り上げていただき光栄です。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月21日 17時43分52秒]
正子先生、
 選んでいただき、ご丁寧な句評をありがとうございました。
萬地郎様、佐夜子様、正人様、
 選句とコメントをありがとうございました。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月21日 13時46分19秒]

 けいじさん、高男さん、由平さん、絹子さん、句評を
 ありがとうございました。
No.338◆:発表(1) [2000年9月21日 10時17分16秒]

第37回句会(9月20日)入賞発表

最優秀句/高橋信之選

★海晴れて梢に高し鵙の声/伊嶋高男
句の冒頭の「海」が効果的で、秋の晴れ晴れとして、広広
とした風景は、読み手を戸外へと誘い出す。私の好きな句。
(評:高橋信之)

最高点句

★竹売りの声秋天に透きとおる/八木孝子
竹、秋天、透きとおる、と並ぶと辺りのなにもかもが、澄
んで見える。「とおる」と平仮名にしたことによって、読
者は、丁寧に、「と・お・る」とよむことになり、句がや
わらかく、しかも引き締まってくる。(評:高橋正子)
Res>◆:発表(2)[2000年9月21日 10時18分28秒] [2000年9月21日 11時13分49秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★日野正人評
(竹売りの声秋天に透きとおる/八木孝子 )
どこからともなく聞こえる、あの慣れた口調は、不思議と
耳にすーっと入ってきます。それが、秋の空にも自然に
溶け込んでいくのでしょう。

9月20日の最優秀句、最高点句(4点句)、最優秀コメントは、
上記に決定しました。おめでとうございます。
No.337◆:互選 [2000年9月20日 10時13分22秒]

第37回句会(9月20日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月20日当日の句は、<337>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。
Res>◆:日野正人 [2000年9月21日 9時36分15秒]
<秋水を一撃鯉のくぐりゆく> 碇 英一
 悠然と川を我が者顔に泳ぐ鯉。時として、一瞬に
向きを変え泳ぎ去る光景が思い浮かびます。まるで
見ている者を意識しているようです。
 

<竹売りの声秋天に透きとおる> 八木孝子
どこからともなく聞こえる、あの慣れた口調は、
不思議と耳にすーっと入ってきます。それが、秋の
空にも自然に溶け込んでいくのでしょう。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月21日 9時2分7秒]

石畳窓よりアダージョ秋の空/林 緑丘
石畳を歩くうちに、窓辺からアダージョの曲が流れてきた。
ヴァイオリンでしょうか。石畳と対をなす秋の空。ウィーン
の人たちは、時間をゆっくり過ごしているようですね。(評
:高橋正子)

竹売りの声秋天に透きとおる/八木孝子
竹、秋天、透きとおる、と並ぶと辺りのなにもかもが、澄
んで見える。「とおる」と平仮名にしたことによって、読
者は、丁寧に、「と・お・る」とよむことになり、句がや
わらかく、しかも引き締まってくる。(評:高橋正子)
Res>◇:碇 英一 [2000年9月21日 8時46分12秒]
訂正  「振れし」は「触れし」です
Res>◇:碇 英一 [2000年9月21日 8時40分26秒]
秋蜘蛛やかすかに光る糸の揺れ 萬地郎
秋蜘蛛の糸が的確に現され、かすかな光の秋を感じます。

月光に振れしより木々息深む 洋子
日にない月のひかりに見える自然と作者自身の月光に奥深さを感じていることを見ます。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月21日 8時36分33秒]
月光に触れしより木々息深む  洋子
 昼の暑い太陽から開放されて、夜の木々がほっと深呼吸をして
 いるように感じられる。木々たちの夜の安らぎの世界に思いを
 致している作者にこちらも心が和みます。

胸占むるひとつの言葉チカラシバ   佐夜子
 作者の心を占めているのはどんな言葉でしょうか。
 秋草の姿を眺めながら、胸を占めている言葉を反芻し、
「強く生きなくては」と己に言い聞かせているように感じます。
 心にじんわりと沁みてくる句です。
Res>◆:藤田洋子 [2000年9月21日 8時28分4秒]

秋気澄む山にいくつか声ありて   晃
 冴え渡る大気の中、鳥のさえずり、木の葉のそよぎ、山の
 自然のあらゆる物の音が、はっきり清らかに聞こえてくる
 ようです。

朝顔の花数えつつ散歩道   平木道雄
 作者の感じられている朝の清々しさ、花を数えつつ行く
 道のゆとりある楽しさが心地よく伝わります。
Res>◆:大谷悦子 [2000年9月21日 8時5分30秒]
 雨上がる銀砂ちりばめ草の露  高男
 雨上がり銀色の露が野原一面にちりばめられ、どうして
 こんなに美しいものかとしばし見入っている作者を
 感じます。

 秋蜘蛛やかすかに光る糸の揺れ  萬地郎
 光に触れてやっと気が付く蜘蛛の糸、その糸の動きを繊細に
 感じ取っている作者。やさしさを感じます。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月21日 8時0分13秒]
佐→堀佐夜子です。
Res>◆: [2000年9月21日 7時56分42秒]
飛行機雲体育祭に参加して/隆博
 秋晴れだとすぐ判ります。参加されたのですか。

竹売りの声秋天に透きとおる/孝子
 竿売りが時々来ますが良く透る声です。
 空気が澄んでいるからでしょうね。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月21日 7時46分55秒]

海晴れて梢に高し鵙の声/伊嶋高男
句の冒頭の「海」が効果的で、秋の晴れ晴れとして、広広
とした風景は、読み手を戸外へと誘い出す。私の好きな句。

風そよぐ花野に学帽見え隠れ/安丸てつじ
「見え隠れ」に動きがあって、子どもの日常が見えてくる。
「風そよぐ花野」で、学帽の動きが生きているのである。
この季語の働きによって、作者の少年時代も浮かび上がっ
てくる。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月21日 7時28分42秒]
秋蜘蛛やこの空中を今朝も占め/萬地郎
鶏小屋入り口近くで毎日経験してる実景なので,〈今朝も占め〉で共感。秋は蜘蛛の巣が目につきます。清少納言の興味も「九月ばかり」のところだったと思います。

放課後の窓の石榴の重さかな/晃
子供達が帰ってしまった学校は淋しい。一人窓から石榴の庭木を眺めながら,改めて子供達一人一人の未来を預かっていることを痛感する。
Res>◆:吉田 晃 [2000年9月21日 7時2分4秒]
  吾亦紅おまえトンボのヘリポート/ゆうじ
 作者の幼心につい顔がゆるんでしまった。咲き乱れた
吾亦紅の庭が、一気に生き生きと見えてくる。

  てんとう虫かがやくままにこぼれ落つ/正子
 無表情で我が道を行く風情のてんとう虫。小ささと悟ったような
動きの落差が、見ていて面白い虫。「こぼれ落つ」がよく似合う虫
である。

Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月21日 6時39分15秒]
秋の陽にグラスワインの赤映える   てつじ
 戸外のテーブルに赤ワインが置かれています。背景は、郊外の花野でも、街角のカフェでも、秋の日は斜めに射しこむ夕日がいいですね。CMに使えそうな情景です。

秋耕の鍬が光りへ上下する   弘子
 朝日が斜めに射しこむ遠景の畑で、鍬の動きが時々光って見える。昔から連綿と続いている農作業の光景ですね。
Res>◆:安丸てつじ [2000年9月21日 6時11分9秒]
秋水を一撃鯉のくぐり行く   英一
  鯉の飛びあがる様を一撃という言葉で表して見事です。
秋気澄む山にいくつか声ありて  晃
  ハイキングのシーズン、明るい声が呼びかいます。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月21日 5時38分34秒]

 放課後の窓に石榴の重さかな   吉田晃
 大方の子供達が帰ってしまった学校の広さと、その静かさが、
 目に浮かびます。

 スキップの子がいて栗の毬はぜる  重美
 あらあら栗が飛び出したと、周りの人らも声が上がり、笑い声が、
 空へ吸われ吸われて、本当に楽しそうです。
Res>◆:福田由平 [2000年9月21日 0時11分34秒]
秋彼岸背高く歩く人ばかり / 弘子

彼岸会の墓参でしょうか。街中のような人出に、いつもの
ひっそりとした境内に慣れた作者のとまどいが伝わります。
一瞬、何かなと考えさせられた、不思議な魅力の句と思い
ます。私の勝手読みかもしれませんが‥。

三輪山の今朝方秋となりにけり / 重美

突然の、こんな秋の訪れもあるのかと引きつけられてしま
いました。秋のサインは山の朝霧なのか、それとも、緑の
山肌にぽつんと見えた黄葉なのかなどと、あれこれ想像し
てみました。
Res>◇:三浦絹子 [2000年9月20日 23時38分53秒]
 秋耕の鍬が光りへ上下する 弘子
澄んだ空気の中で一心に耕す様子を、鍬を
よむことでよくあらわしているとおもいました。
 
萩の花ポロポロと落ち車椅子 竜馬
車椅子からの目線が萩の花の落ちるのをとらえた
のでしょうね。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月20日 23時27分3秒]
<落鮎に砂噛んでいる夕の膳>光雅
「これから産卵のために河を下る落ち鮎の道半ばで、釣り上げられた無念さ」を感じ取る作者ですね。

<竹売りの声秋天に透きとおる>孝子
竿竹の呼び声、きっと良い声だったのでしょう。<透きとおる>が秋の空気の透明さをそのまま表現しています。
Res>◆:重美 [2000年9月20日 23時0分11秒]

  石畳窓よりアダージョ秋の空 / 緑丘
   いかにもヨーロッパの秋という、どことなくおしゃれな
   感じの句です。

  葛の花道しらしらと乾きたる / 正子
   秋の野道に白萩がほろほろとこぼれている様が思われます。
   あるいは凄いほど明るい月光に照らし出された萩の道でしょう    か。
    
Res>◆:けいじ [2000年9月20日 22時14分48秒]
▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
・秋耕の鍬が光へ上下する  弘子
 朝早くの農作業であろう。斜めにさして来る朝の光を切って鍬を
 振り下ろす。収穫する喜び、作物を育てる喜びを鍬に託し、今日の
 農作業が始まる。

・月明し兄の写真を置く窓に  洋子
 夜中にふと目を覚ます。窓から月光が差し込んでいる。
 そこには大好きな兄さんの写真。しばらくは思い出に浸って
 眠れそうにない。寂しさと懐かしさが入り混じった思いである。
No.336◆:事務局 [2000年9月20日 10時10分45秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<336>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:日野正人 [2000年9月20日 23時3分23秒]
正子先生 思いもよらない選句、ご句評を頂き本当にありがとう
ございました。
 福田さま、碇さま選句頂き誠にありがとうございました。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月20日 22時18分28秒]
由平様、悦子様、てつじ様、選句及び素晴らしいコメント、
有難う御座いました。入賞の方々おめでとう御座います。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月20日 21時45分12秒]
信之先生
 最優秀コメントに選んでいただき、ありがとうございました。
晃様、正司様、
 素敵な句のおかげです。ありがとうございました。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月20日 19時59分43秒]
重美さん、佐夜子さん、晃さん、弘子さん選句並びに句評いただきありがとうございました。
Res>◆:吉田 晃 [2000年9月20日 18時35分14秒]
 孝子さん、日野さん、康子さん、英一さん、弘子さん、選を
いただきましてありがとうございます。日野さん最優秀句、孝
子さん最優秀コメントおめでとうございます。
No.335◇:発表(1) [2000年9月20日 10時7分4秒]

第36回句会(9月19日)入賞発表

最優秀句/高橋正子選

★朝霧の玄関声が先に入る/日野正人
朝霧が立ちこめる玄関で、「おはようございます。」と声
をかける。その声が奥まで響いて、声だけが先に入って
行く。自分と、自分より出た声とを意識したところに、魅
力がある句(評:高橋正子)
Res>◆:発表(2) [2000年9月20日 10時9分34秒]

最高点句/同点句

★手術後に出されし檸檬黄の燦々/小原正司
檸檬の黄色を「燦々」と言ったところに惹かれる。手術後
の、自らの命そのものの輝きのように思えます。(評:高
橋正子)
★夕陽より光る蜻蛉の溢れけり/吉田 晃
夕陽に光る蜻蛉の羽、たくさんのとんぼが飛んでいるさま
が眼前に浮かんできます。(評:碇 英一)
Res>◆:発表(3) [2000年9月20日 10時8分25秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★八木孝子評
(夕陽より光る蜻蛉の溢れけり/吉田 晃)
夕日の中に飛ぶ蜻蛉をまるで夕陽の中から光る蜻蛉が
溢れ出て くるようであると捉えた目が素晴らしいと思い
ます。夕陽と赤蜻蛉が一体になった美しい映像を見てい
るようです。
(手術後に出されし檸檬黄の燦々/小原正司)
手術後の病院の食事もおかゆから、普通食になったの
でしょう、レモンが添えられています。その輝く黄色は希
望と元気を与えてくれます。「黄の燦々」に回復へ向かう
喜びが溢れています

9月19日の最優秀句、最高点/同点2句(4点句)、最優秀
コメントは、上記に決定しました。おめでとうございます。
No.334◆:互選 [2000年9月19日 10時12分51秒]

第36回句会(9月19日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月19日当日の句は、<334>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌20日の午前10時30分です。
※選句は20日の午前10時までにお済ませください。

互選についてのお願い
互選は、選の公平さを守るため、指定された句数2句
必ずお選びください。よろしくお願いいたします。
Res>◇:岩本康子 [2000年9月20日 10時21分52秒]
冷たさを割って梨の実陶に置く/高橋正子
秋の味覚の冷たい梨、それを剥いてお気に入りの陶器に盛
る。ますます梨が美味しそうですね。冷たさと陶器がよく
合います。

整然と甍の影も秋の色/吉田晃
季節の変わり目はどんなところにも感じられるものですね。
整然と、が秋に相応しいし、整然と並んだ甍に夏とは違った
影を見る。とてもいい句だと思います。
Res>◇:相原弘子 [2000年9月20日 9時17分28秒]

 夕陽より光る蜻蛉の溢れけり   吉田晃
 あのきらきらとして、思わず目を手でおおう、なんとも言葉に
 しがたい一瞬がそこにあります。

 鶏頭の少し頭を傾けり      碇英一
 お句にされている鶏頭の様子気がつきませんでした。あの「あか」
 に、いつも気を取られてしまうのです。ああそうなのだと改めて
 思うのです。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月20日 8時49分7秒]

朝霧の玄関声が先に入る/日野正人
朝霧が立ちこめる玄関で、「おはようございます。」と声
をかける。その声が奥まで響いて、声だけが先に入って
行く。自分と、自分より出た声とを意識したところに、魅
力がある句(評:高橋正子)

手術後に出されし檸檬黄の燦々/小原正司
檸檬の黄色を「燦々」と言ったところに惹かれる。手術後
の、自らの命そのものの輝きのように思えます。(評:高
橋正子)
Res>◇:碇 英一 [2000年9月20日 8時40分1秒]
秋の夕動くも止まるも影伸びて 正人
今の時期朝夕影が長く伸びています。動くもの止まっているいるものの影も皆長い影。

夕陽より光る蜻蛉の溢れけり 晃
夕陽に光る蜻蛉の羽、たくさんのとんぼが飛んでいるさまが眼前に浮かんできます。
Res>◆:目見田郁代 [2000年9月20日 8時9分39秒]
手術後に出されし檸檬黄の燦々   小原正司
湯を落とし窓に爽涼あふれさす/森 隆博

Res>◆:大谷悦子 [2000年9月20日 7時25分50秒]
 冷たさを割って梨の実陶に置く  正子
 良く冷えた梨、そしてお皿に盛られた透き通るような
 梨がとても良く表現されていると思います。

 もてあそぶペーパーナイフ夜長星  佐夜子
 手にしたペーパーナイフに触れながら何を思われて
 いらっしゃるのでしょうか。する事が沢山有りそうなのに
 何かもてあまし気味の秋の夜長を感じます。
 
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月20日 7時8分15秒]
子規館に糸瓜つるして子らの文/郁代
子規忌の企画展,子規を顕彰する松山の文学的風土が溢れています。

秋灯下卜甲骨に読める字も/萬地郎
甲骨文字に漢字の源流を探る作者の姿が見えます。秋は知的好奇心を掻き立てる季節なのかも知れません。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月20日 6時49分25秒]
湯を落とし窓に爽涼あふれさす   隆博
 浴槽の湯を流して窓を開けた、それだけのことを詠んで、深まりゆく秋の夜を印象的に表しています。

紫蘇の実をしごいて朝の汁香る   光雅
 めっきり涼しくなって味噌汁のおいしい季節になりました。紫蘇の実をはじめ裏庭には、朝ご飯をおいしくする野菜などが、いろいろ植えてあるのでしょうね。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月20日 6時49分7秒]

湯を落とし窓に爽涼あふれさす/森 隆博
浴室の窓に秋のすべてを見た。 湯を落とし、一日が終われば
、「窓に爽涼」と、安堵があり、満足がある。「あふれさす」
には、作者の主体的な働きがあって、その生活感情がいい。

手術後に出されし檸檬黄の燦々/小原正司
手術後の快癒に向かう喜びのすべてが「檸檬」に、そして「燦
々」という言葉に込められていて、読み手の誰もが同じ思いで
読むことであろう。それが良い。
Res>◆:城本竜馬/転記 [2000年9月20日 6時43分41秒]
No.335◆:城本竜馬 [2000年9月20日 6時24分4秒]
・木簡の 記す出来秋 古代文字(満地郎)
 現代も古代も秋の収穫は嬉しい事でしょう。
 高床も校倉も日本人の生活の智恵です。
 一束も二束も税金を収める木簡の荷札に見られます。
 文字の力は偉大ですネ。
・豪雨去りて 色鮮やかに 彼岸花(てつじ)
 凄い雨でしたネ。お見舞い申し上げます。
 でも季節は誤りなく赤い花を咲かせます。
Res>◆:吉田 晃 [2000年9月20日 4時27分8秒]
  鶏頭の少し頭を傾けり/英一
 誰もが見落としている秋をしっかりした目で捕らえ
簡潔に表現している。

  栗剥いて祖母の思ひ出話かな /重美
 特に変わりのない日常であるが、生活が心豊かで
あるから浮かび上がる「思ひ出」なのであろう。
Res>◆:日野正人 [2000年9月20日 1時20分56秒]
<石榴の実かがやくほかは濃き影を> 正子
 実家にあった石榴を思い出しました。不規則裂けた
玉の中に、宝石のように輝いていて、玉の表面とは別物
のようです。甘酸っぱくて、今思うだけで口の中にその
酸っぱさが甦ります。

<夕陽より光る蜻蛉の溢れけり> 晃
夕暮れ時、蜻蛉の群れが赤々と夕陽を跳ね返して
いる様は、まるで大波が寄せては返すようにうねって
ようです。そこにいる作者までも真っ赤に染まって。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月20日 1時15分21秒]

刈田見る一直線の雀かな/英一
 電線に群れ雀が一列にとまっているのですね。それも
 同じ向きで。ばらばらじゃ無いんですよね。

あか月はゆったり欠けつつ浮いており/悦子
 昨夜の月は大きく見えて赤くて上の方が欠けていました。
 本当に不思議でした。
Res>◆:福田由平 [2000年9月20日 0時8分18秒]
もてあそぶペーパーナイフ夜長星 /佐夜子

身体が秋の爽気を自然に楽しんでいるんですね。
この夜、佐夜子さんは、何句物されたのでしょうか。

秋の夕動くも止まるも影伸びて   /正人

影は、日の傾くまで遊んでいる子供たちのものでしょうか。
秋の夕景色が、生き生きと感じられます。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月19日 23時31分26秒]
<石榴の実かがやくほかは濃き影を>正子
割れた実の中の種がかがやいているのだろう。石榴の他の部分は地味なものです。
木にある石榴か、皿に盛られた石榴か、どちらにしても石榴の特長が表現されていると思います。

<雲間からヤコブの梯子草の秋>高男
<ヤコの梯子>は宗教的に昇天の意味と理解しました。雲の動きの一刻に、草原の荘厳な感じを詠んだと思います。
Res>◆:重美 [2000年9月19日 22時48分51秒]

鶏頭の少し頭を傾けし / 英一

 石榴の実かがやく他は濃き影を / 正子

    フランスの画家シャルダンの静物画を見ているような
    気がします。
Res>◆:安丸てつじ [2000年9月19日 22時28分52秒]
糸瓜忌に病床六尺読み返し    佐夜子
子規館に糸瓜つるして子らの文  郁代
Res>◇:八木孝子 [2000年9月19日 21時41分15秒]
夕陽より光る蜻蛉の溢れけり   吉田 晃
 夕日の中に飛ぶ蜻蛉をまるで夕陽の中から光る蜻蛉が溢れ出て
 くるようであると捉えた目が素晴らしいと思います。
 夕陽と赤蜻蛉が一体になった美しい映像を見ているようです。

手術後に出されし檸檬黄の燦々   小原正司
 手術後の病院の食事もおかゆから、普通食になったのでしょう、
 レモンが添えられています。その輝く黄色は希望と元気を与えて
 くれます。
 「黄の燦々」に回復へ向かう喜びが溢れています。
 
No.333◆:事務局 [2000年9月19日 10時11分42秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<333>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◇:三浦絹子 [2000年9月20日 8時42分54秒]

晃さま、有り難うございました。
近頃の掃除機はコンパクトで使いよく
うれしいです。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月20日 6時34分4秒]
信之先生へ
お選び頂き,ご丁寧な句評ありがとうございます。
最近は手元に『子規歳時』を置いていました。
九月十九日 をととひのへちまの水も取らざりき 三十五年
好きでヘチマを毎年植えて居ります。糸瓜忌でした。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月19日 21時14分16秒]
重美さん、郁代さん選句並びにコメントをいただきありがとうございました。
Res>◆:登美子 [2000年9月19日 13時59分1秒]
岩本康子様。伊嶋様。守屋様。相原様。碇様。
選んで頂き過分なコメント有難うございました。
No.332◆:発表(1) [2000年9月19日 10時5分45秒]

第35回句会(9月18日)入賞発表

最優秀句/高橋信之選

棘刺して取れぬ記憶の栗ひろう/守屋光雅
過去の記憶が生き生きと伝わってくるのは、下五の「栗
ひろう」のリアルな季感によるもので、作り手と読み手
を深く結び付けてくれる。(評:高橋信之)
Res>◆:発表(2) [2000年9月19日 10時30分12秒]

最高点句

★野分過ぐ大海原へ月明かり/阪本登美子
澄みきった月の夜の大海原、こうこうとしている月、大き
な秋の景色です。(評:碇 英一)
Res>◆:発表(3) [2000年9月19日 10時9分8秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★福田由平評
(手にありてたちまち匂う葛の花/高橋正子)
「たちまち匂う」に鮮烈な印象を受けます。どんな匂いだろう
手にも取ってみたいと、思わず引き込まれてしまいます。

9月18日の 最優秀句、最高点句(5点句)、最優秀コメントは、
上記に決定しました。おめでとうございます。
No.331◆:互選 [2000年9月18日 10時27分48秒]

第35回句会(9月18日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月18日当日の句は、<331>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌19日の午前10時30分です。
※選句は19日の午前10時までにお済ませください。

互選についてのお願い

互選は、選の公平さを守るため、指定された句数2句
必ずお選びください。よろしくお願いいたします。
Res>◆:目見田郁代 [2000年9月19日 9時7分51秒]
手にありてたちまち匂う葛の花  /正子
葛の繁みは目に残っているのに花の観賞したくなりました
手にとり匂うに優しさを感じます。

秋茄子の葉の先までは紫を通す/英一
茄子は紫で染めあげたような美しい野菜ですね
先まで通すが素敵です。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月19日 8時42分6秒]

散髪をして秋触れる心地かな/霧野萬地郎
散髪のあと、首筋が、すっとした感じになる。秋が肌に触れた
というのが、なにげないようであるが、それが秋らしいところ。
秋のさわやかな空気を感じる。〈評:高橋正子)

秋彼岸真青なる空寂しかり/岩本康子
よく晴れた空には、明るさのなかに奥深い寂しさがある。仰げば
仰ぐほどそう思える。秋の彼岸の頃の空の色がすてきです。
(評:高橋正子)
Res>◇:碇 英一 [2000年9月19日 8時32分33秒]
鉄橋を行き交う電車秋澄める 高男
行き交う電車の立てる鉄橋の音に集約して澄み通っている秋を感じます。

野分過ぐ大海原へ月明かり 登美子
澄みきった月の夜の大海原、こうこうとしている月大きな秋の景色です。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月19日 8時29分29秒]

棘刺して取れぬ記憶の栗ひろう/守屋光雅
過去の記憶が生き生きと伝わってくるのは、下五の「栗
ひろう」のリアルな季感によるもので、作り手と読み手
を深く結び付けてくれる。

石畳のぼる坂道高い空/林芳福
ドイツの石畳を思い起こし、懐かしい。「石畳」と「坂
道」と「高い空」の取り合わせがよく、旅情がある。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月19日 6時50分27秒]

 野分過ぐ大海原へ月明かり   坂本登美子
 大きな光景です。心を丈夫にしてくれそうです。

 さよならの降る手小さき秋の雲  吉田晃
 幼い子、それとも下校児の振り交わす手でしょうか。しぐさ、
 声の明るさが、秋雲の落ちつきへ吸われそうです。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月19日 6時18分50秒]
野分過ぐ大海原へ月明かり/登美子
湘南の海を見て暮らしている人にしか作れない句です。月明かりの海原スケールがあります。

鰯をば指で開いてぬたで喰ぶ/恵子
鰯は結構生臭い魚ですが不思議と〈ぬた〉にすると気になりません。新鮮な美味しさが伝わってきます。母が手つきよくやっていた台所を思い出しました。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月19日 6時8分21秒]
久方にオカリナを吹く良夜かな/重美
 月の美しい夜にオカリナは何処までも澄んだ音色を聞かせてくれる
 事でしょう。昔は月に横笛が付き物でした。時代は流れるものです 
 ね。

野花生け庭先で売る秋野菜/郁代
 採れ採れの野菜を庭先で買えるなんて贅沢ですよね。
 農家の人が野菜に千草を添えているとは心憎いではないですか


  
Res>◆:吉田 晃 [2000年9月19日 5時51分0秒]
  新しき掃除機ためす秋の晴れ/絹子
 掃除機の音もからりと晴れた空に似合います。明るい部屋、
作者の表情、全て秋の中にあります。

 鉄橋を行き交う電車秋澄める/高男

 西六郷の多摩川べりを思い出しました。鉄橋を渡る電車の
音が快く感じられる季節になりました。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月19日 0時14分28秒]
野分過ぐ大海原へ月明かり   登美子
 台風一過の相模湾を海岸から見て詠まれたと思いますが、作品は、作者の心象風景として、大海原で時化に翻弄されている船上からの光景が描かれています。荒天の雲間から月明かりが見えた一瞬を捉えた劇的な場面を想像しました。

古樽の側でテイスト新酒かな   芳福
 昔々この時期、ワインツアーと称してドイツ、フランスなどへワイン、シャンパンの試飲に何回か出張しました。ハイデルブルグの古い醸造所に巨大な木製の酒樽があり、試飲を繰り返したことを楽しく思い出しました。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月19日 0時13分24秒]
<曼珠沙華剣先赤く草の中>哲斉
緑と赤の色彩の対比と、剣先の様な曼珠沙華の姿の特長が上手く表現されていると思います。

<香水も忘れし夫の一年忌>美津恵
ご主人が亡くなれて一年も経つと、付けていた香水、化粧などもつい怠る。
夫婦一緒の時の張りが萎えてしまった様子が伺えます。
Res>◆:福田由平 [2000年9月18日 23時47分13秒]
手にありてたちまち匂う葛の花  /正子

「たちまち匂う」に鮮烈な印象を受けます。どんな匂いだろう
手にも取ってみたいと、思わず引き込まれてしまいます。

棘刺して取れぬ記憶の栗ひろう  /光雅

子供の頃の記憶が、私にも蘇ってきました。
Res>◆:岩本康子 [2000年9月18日 22時35分28秒]
野分過ぐ大海原へ月明かり/ 登美子
大きな美しい叙景句だと思います。
棘刺して取れぬ記憶の栗ひろう/ 守屋光雅
まだ癒されない心の傷を栗のイガイガで....上手だと思いました。
Res>◆:重美 [2000年9月18日 21時37分2秒]

 鉄橋を行き交う電車秋澄める / 高男
 糸瓜忌や暁までの金の月 / 英一
   子規が亡くなった夜、月が冷たく皓々としていたと
   ありました。今の時代から言えば本当に若くして
   亡くなっているのですね。
No.330◆:事務局 [2000年9月18日 10時26分44秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<330>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月19日 21時17分4秒]
正子先生、萬地郎さん、光雅さん、弘子さん選句並びに句評いただきありがとうございました。お礼が遅くなりすみませんでした。
Res>◆:日野正人 [2000年9月18日 17時40分47秒]
信之先生 選句、御句評ありがとうございます。
昨日の運動会、やっと快晴に恵まれ大成功でした。

藤田洋子様 選句ありがとうございました。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月18日 17時3分22秒]
英一様、孝子様、<台鉋檜香放つ秋日和>を有難う御座いました。 
Res>◆:相原弘子 [2000年9月18日 13時45分54秒]

 孝子さん、ありがとうございました。
No.329◆:発表(1) [2000年9月18日 10時22分7秒]

第34回句会(9月17日)入賞発表

最優秀句/高橋信之選

秋天に行進の腕伸びやかに/日野正人
中学の運動会である。若者の行進が「伸びやか」なのは、
平和の象徴で、軍隊の行進でないのが嬉しい。伸びやかな
句。(評:高橋信之)
Res>◆:発表(2) [2000年9月18日 10時23分3秒]

最高点句

★ジグザグに歩いてみるや野分晴れ/森 隆博
一夜吹き荒れたあとの、青空と静けさが広がっています。
ほっと一息のあとのジグザグの歩を包んでくれます。
(評:相原弘子)
いつもと様子が変わっている台風過の景色、あっちこっ
ちを目で確かめたくて歩かざるを得ない心持を感じます。
(評:碇 英一)

9月17日の 最優秀句、最高点句(3点句)は、上記に
決定しました。おめでとうございます。
No.328◆:互選 [2000年9月17日 10時10分42秒]

第34回句会(9月17日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月17日当日の句は、<328>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌18日の午前10時30分です。
※選句は18日の午前10時までにお済ませください。


互選についてのお願い

互選は、選の公平さを守るため、指定された句数2句
必ずお選びください。よろしくお願いいたします。
Res>◆:事務局 [2000年9月18日 17時3分3秒]

以前の記録

は、ここをクリックしてご覧下さい。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月18日 9時36分14秒]

訂正します。
<季感として、秋は、秋でしょうね>を
<季感として、鹿は、秋でしょうね>に訂正。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月18日 9時28分43秒]
ジグザグに歩いてみるや野分晴 隆博
いつもと様子が変わっている台風過の景色、あっちこっちを目で確かめ
たくて歩かざるを得ない心持を感じます。

台鉋檜香放つ秋日和 佐夜子
建前でもあるのか、鉋で削られた檜の香り仄かに匂ってくる穏やかな秋の日です。
Res>◆:藤田洋子 [2000年9月18日 8時59分19秒]

暁け方の葛の葉みんな裏返る/高橋正子

秋天に行進の腕伸びやかに/日野正人
Res>◆:高橋信之 [2000年9月18日 8時38分52秒]

秋晴れの大仏殿のおおきさよ/伊藤重美
小さな俳句という器に大きな世界を入れ、広々としている
のが良い。作者の内なる世界が広々としているのである。

秋天に行進の腕伸びやかに/日野正人
中学の運動会である。若者の行進が「伸びやか」なのは、
平和の象徴で、軍隊の行進でないのが嬉しい。伸びやかな
句。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月18日 8時18分18秒]
新松子空のあたりにちらばれり/碇 英一
新しい松かさの色は、秋の空の色に、ほんとうにふさわし
い緑です。すずやかで、さわやかな中にも、あきらしい静
かさのある句と思います。(評:高橋正子)
ドイツにて
ドイツ語のさざめきの中鹿を食う/林緑丘
季感として、秋は、秋でしょうね。ドイツ語を「さざめき」
と捉えて、これが作者の気持ちすべてを物語っています。
鹿の肉は食したことはないのですが、森の国らしい食事の
風景だと思えます。(評:高橋正子)
Res>◇:相原弘子 [2000年9月18日 6時58分48秒]

 ジグザグに歩いてみるや野分晴れ    森隆博
 一夜吹き荒れたあとの、青空と静けさが広がっています。ほっと
 一息のあとのジグザグの歩を包んでくれます。

 新松子空のあたりにちらばれり     碇英一
 「空のあたり」。本当にそれでいい、だからこちらも目にする
 こととなった。その思いです。 
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月18日 6時12分40秒]
はぎゆるるはなそれぞれのゆらぎもて/英一
万葉以来日本人の心をとらえている花。なよなよとした感じを上手く表現,ひらがな表記も効を奏している。

おなもみをぶつけてなごむ敬老日/高男
子供の頃だれもがやった懐かしい遊びである。川原でこんなことをやれば誰もが少年に回帰するに違いない。

敬老の日と言えばタイミングがずれてしまいましたが,萬地郎さんの母上の句が印象に残りました。ときわ句会です。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月18日 2時9分48秒]
参道の居並ぶ屋台烏賊匂う/光雅
 秋祭りの夜店だと思いますけど、烏賊の良い匂いに釣られて
 買ってしまいます。夜店の匂いには色々の思い出が有りますよね。
 親と行った夜店、友達同士で行った夜店、夫婦での夜店、みんな
 思い出は違います。

月明の松黒々と枝を張り/洋子
 懐かしくも見慣れた景色でもその度毎に違う事を想像します。
 一服の墨絵に見えたり幼い頃は襲い掛かって来る大入道に
 見え、後も見ずに帰ったのも懐かしいです。
 今そのコントラストのよさを再確認させて頂きました。


Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月18日 0時26分23秒]
月明の松黒々と枝を張り   洋子
 月明りに松の影だけが強調されて、地面に鮮明に映っています。自分の近くが明るく、周囲が暗く感じる月夜の情景がよく描かれています。

しとしととしとしとしとと秋深み   緑丘
 言葉遊びのようですが、旅愁を覚える情感があり、煙雨に包まれた古都の情景が次から次へと浮んできます。雨に濡れた石畳の道、公園の遊歩道、ホテルの窓から眺める教会の尖塔など…。映像的なイマジネーションをかきたてられる作品ですね。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月17日 23時42分4秒]
<学び舎を見おろす城に秋の雨>緑丘
橋の架かる河を挟んでハイデルベルグの美しい街を思い出しました。
山中腹の城から見る煉瓦色の街に、秋雨は似合うと推察します。

<はぎゆるるはなそれぞれのゆらぎもて>英一
枝垂れ咲く萩の花の様が<ゆるる>と<ゆらぎ>で膨らみのある句と思います。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月17日 23時16分35秒]
月が消ゆなにも動いてなく朝  弘子
 めでた昨夜の月も朝になれば消えている、月のほかは何の変化
もなく迎える朝。
作者の感性の独特の世界をうまく説明できませんが、心にふーと
響いてくるのは、何なのでしょうか。惹かれる句です。

台鉋檜香放つ秋日和   佐夜子
 檜の削り屑の香りが漂って、秋日和の爽やかさがいいですね。
Res>◆:重美 [2000年9月17日 22時12分45秒]

  南下機の釣瓶落としの右手窓 / 萬地朗
  ジグザグに歩いてみるや野分晴 / 隆博
   台風一過のあちこちを歩いて傷み具合を見て回りたい気がしま    す。先日の名古屋地方の方々にはお気の毒なことでした。 
No.327◆:事務局 [2000年9月17日 10時9分28秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<327>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月17日 19時46分38秒]

重美さん、竜馬さん、英一さん選と句評ありがとうござい
ました。日々たいして変わりないのに、でも、一週間もす
れば風の感じがずいぶん変わってきています。ポプラは
わが家の前にあって、その先が、目の前に見えます。日々
楽しんでいます。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月17日 19時38分46秒]

八木孝子さんへ
私の「秋冷の・・」の句、的確に読んでいただき、たいへん
嬉しく思います。コメントのまさにその通りです。作った立
場から言えば、制限された語句で、自分の意図するところが
伝えられたという喜びは、私には、たいへん意義があって、
俳句形式に対す確固とした保証となりました。ありがとうご
ざいました。やはり、読者あっての俳句です。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月17日 18時9分56秒]
今週の句にお選び頂きありがとうございます。
遅れました,弘子さんコメントありがとうございます。

デーリー句会,正子先生選句コメントありがとうございます。
昨日まで盛岡八幡宮のお祭りでした。市内に八台山車がでました。
「山車」は夏の季語これは使えない。これも俳句の面白いところかも知れません。
Res>◇:相原弘子 [2000年9月17日 14時32分18秒]

 佐夜子さん、ありがとうございました。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月17日 14時16分4秒]
信之先生、身に余る選と選評をいただきありがとうございました。
 掲示板を開いて、びっくりして動悸がしました。
オリンピックの開会式を見て、歌を聴き、選手たちの姿はまさに
「夢見る勇気」だと心を打たれてできた句です。
 励ましていただき、自分も、憧れるだけでなく、ささやかでも
夢見る勇気がもてるようになれたらいいなと思います。
 また、コメント賞までいただき恐縮しています。
昨晩、句を見ていろいろ考えながら床につきましたら、今朝目が
覚め時、自分の中でなぞが解けた感じがいたしました。
選んでいただき、とてもうれしく思います。
 正子先生、句とじっくり向き合う機会を与えてくださり、
ありがとうございました。

重美様、ゆたか様、てつじ様、佐夜子様、「シドニーの空」の
句を選んでいただき、句評をありがとうございました。これからも
たくさんの感動を与えてくれることでしょう。
No.326◆:発表(1) [2000年9月17日 10時6分8秒]

第33回句会(9月16日)入賞発表

最優秀句/高橋信之選

夢見る勇気へ居待ちの月ののぼり来る/八木孝子
「居待ちの月」の珍しい句である。「夢見る」勇気は、
「待ち」の勇気でもあり、作者の新しい俳句への挑戦
は、快い。私の好きな句。(評:高橋信之)
Res>◆:発表(2) [2000年9月17日 10時8分33秒]

最高点句

★群れて飛ぶトンボの仲間に入れてもらう/野上哲斉
昔ばなしの主人公になったようですね。きらきら輝く羽
のなかに居れば、ある種桃源郷にいるようにも感じられ
ます。(評:高橋正子)
Res>◆:発表(3) [2000年9月17日 10時7分36秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★八木孝子評
(秋冷に四つに折りし紙開く/高橋正子)
四つに折る紙はどんな紙だろうといろいろイメージし
てみた時、「秋冷」と結びつくのは、白でなければなら
ないと思いました。そしてたどり着いたのが、書道の半
紙でした。四つに折り目をつけて開く時の、さあ書くぞ
という意志と爽やかな墨の香りが漂ってきます。

9月16日の 最優秀句、最高点句(5点句)、最優秀コメントは、
上記に決定しました。おめでとうございます。
No.325◆:互選 [2000年9月16日 10時19分24秒]

第33回句会(9月16日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月16日当日の句は、<325>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌17日の午前10時30分です。
※選句は17日の午前10時までにお済ませください。

互選についてのお願い

互選は、選の公平さを守るため、指定された句数2句
必ずお選びください。よろしくお願いいたします。
Res>◆:事務局 [2000年9月18日 17時7分18秒]

以前の記録

は、ここをクリックしてご覧下さい。
Res>◆:野上哲斉 [2000年9月18日 9時45分18秒]
 高橋先生、正子先生ほか、デイリー句会の皆様、
お久しぶりです。ふとしたことから首を少し痛め
まして、しばらくパソコンからも遠ざかっており
ましたところ、互選に選ばれていることに驚き、
びっくりいたしました。
 これからは、ローギアーで、ぼちぼち参ります
ので、よろしくご指導の程お願いいたします。
 有り難うござい、ました。 
Res>◆:事務局 [2000年9月17日 19時3分55秒]

第30回句会以前の記録

は、ここをクリックしてご覧下さい。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月17日 9時54分9秒]

秋まつり子供みこしは風に乗り/守屋光雅
秋祭りのもうひとつの面。大人神輿の華やかさ、勇壮さに
比べて子ども神輿のかるさ、かわいらしさも捨てがたい。
「風に乗り」が、子ども神輿をよく表していると思います。

群れて飛ぶトンボの仲間に入れてもらう/野上哲斉
昔ばなしの主人公になったようですね。きらきら輝く羽の
なかに居れば、ある種桃源郷にいるようにも感じられます。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月17日 9時22分48秒]
秋の風歩き初めの子も歩み/弘子
 微笑ましい句ですね。

シドニーの空も満ちたる月ならむ/孝子
 柔道で金メダルが二個も水泳も銀メダルオリンピック
 はやっぱり見てしまいますね。 選手たちもこの月を
 眺めている事でしょう。
Res>◇:相原弘子 [2000年9月17日 9時21分44秒]

 
 赤トンボ一年生が帰るころ  野上哲斉
 一年生が帰って来るのは、午後2時から3時頃でしょうか。
 一生懸命歩を取っているかの一年生に、赤トンボの群れが
 前に後ろにと群れ、見守っているかのようです。

 この川の流木集め芋煮会    伊嶋高男
 流木を拾い集めることからの楽しさ。そして煮えてゆく楽しさ。
 河原の広さ。目に浮かびます。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月17日 9時19分41秒]
ただ一本ポプラを鳴らす秋の風 正子
さりげない秋の風はこれ見よがしに吹かないので、ポプラを鳴らすのも
ただ一本である。やさしい秋の風を感じました。

統一旗そしてアボリの聖火台 てつじ
無季であるが、オリンピックの入場式に20世紀が象徴的に表現されている。戦争、先住民族問題。21世紀が生きているものにやさしい、平和な世界であるように願わずにおれない。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月17日 8時32分45秒]

秋冷に四つに折りし紙開く/高橋正子
四つに折る紙はどんな紙だろうといろいろイメージして
みた時、「秋冷」と結びつくのは、白でなければならな
いと思いました。そしてたどり着いたのが、書道の半紙
でした。四つに折り目をつけて開く時の、さあ書くぞと
いう意志と爽やかな墨の香りが漂ってきます。(評:八
木孝子)
何か決意のようなものがが響いてきます。(評:野田ゆ
たか)

夢見る勇気へ居待ちの月ののぼり来る/八木孝子
「居待ちの月」の珍しい句である。「夢見る」勇気は、
「待ち」の勇気でもあり、作者の新しい俳句への挑戦は
、快い。私の好きな句。(評:高橋信之)
Res>◇:八木孝子 [2000年9月17日 8時7分37秒]
秋冷に四つに折りし紙開く   正子
 四つに折る紙はどんな紙だろうといろいろイメージしてみた時、
「秋冷」と結びつくのは、白でなければならないと思いました。
そしてたどり着いたのが、書道の半紙でした。
四つに折り目をつけて開く時の、さあ書くぞという意志と
爽やかな墨の香りが漂ってきます。

群れて飛ぶトンボの仲間に入れてもらう  哲斉
 トンボの群れに囲まれてトンボの仲間になる、純粋な子供の心と
精神の若さがあってこそこういう句が誕生するのですね。


Res>◆:城本竜馬 [2000年9月17日 6時24分59秒]
・ただ一本 ポプラを鳴らす 秋の風(正子)
 どこまでも高く青空へ伸びているポプラ。
 さわさわと秋の風が葉をそよがせています。
 秋天には雲一つありません。爽やかな秋です。
・群れて飛ぶ トンボの仲間に 入れてもらう(哲斉)
 きっと赤トンボの群れなんでしょうネ。
 時々、顔にあたったりして。少年の頃にかえった気持ちです。
 美しい風景ですネ。
Res>◆:安丸てつじ [2000年9月17日 6時19分3秒]
シドニーの空も満ちたる月ならむ  孝子
秋雨をすって黒林けむり立つ    緑丘
  雨が多い秋のシュバルツヴァルトを懐かしく思い出しました。酸性  雨の被害は深刻化していないのでしょうか。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月17日 5時58分20秒]
この川の流木集め芋煮会/高男
流木はよく燃え火力があります。一時縄文人になってアウトドアを楽しむ。必ず料理上手が一人くらいは居るものです。笑い声が絶えない。

赤トンボ一年生が帰るころ/哲斉
一年生が勉強してきたことを聞くのが楽しみである。今日は何を勉強してきたのかな。「おじちゃん,ただいま」あの澄んだ声がなにものにも代え難い。
Res>◆:福田由平 [2000年9月17日 4時7分12秒]
群れて飛ぶトンボの仲間に入れてもらう /哲斉

ふっと、良寛禅師の印象とだぶってきました。

ただ一本ポプラを鳴らす秋の風 /正子

葉擦のざわめきとともに、葉裏を翻してゆったりと
秋の陽差しにきらめく風景が目に浮かんできます。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月16日 23時49分22秒]
南瓜の畑にぽっん置き去られ/恵子
ハロウィーンの南瓜を思い出しました。秋が深まった感じがします。
取り残された南瓜の存在感。それでいて、影も含めて淋しさがあります。

この川の流木集め芋煮会/高男
グループでの楽しい屋外の催しが伝わってきます。
<流木集め>が上流の清々しい河原の様子を思い起こしました。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月16日 23時27分42秒]
群れて飛ぶトンボの仲間に入れてもらう   哲斉
 わだかまりのない無心さとあふれでる好奇心、そしてなによりも、ゆたかな想像力がとんぼの仲間に入れてもらう必要条件ではないかと思います。

秋の暮耳成山の神話めく   重美
 大和三山の秋の夕暮れ。畝傍おしと香具山と争ったという雄渾な万葉古歌が浮んできます。懐かしい原風景を上手に詠まれました。
Res>◆:野田ゆたか [2000年9月16日 22時40分54秒]
秋冷に四つに折りし紙開く/高橋正子
何か決意のようなものがが響いてきます。
シドニーの空も満ちたる月ならむ/八木孝子
順に国々を照らす月。きっとシドニーの夜空も素晴らしいものと想像します。
Res>◆:重美 [2000年9月16日 20時49分52秒]

 ただ一本ポプラを鳴らす秋の風 / 正子
 シドニーの空も満ちたる月ならむ / 孝子

  いよいよ始まったオリンピック。日本で月を見ながら、
  オーストラリアで熱い戦いを繰り広げる選手たちに
  思いをはせる心が伝わってきます。
No.324◆:事務局 [2000年9月16日 10時15分1秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<324>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:柳原 美知子 [2000年9月17日 2時7分8秒]
信之先生、御講評ありがとうございました。城本さん、句評と選句ありがとうございました。私にとって、記念すべき初投句となりました。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月16日 22時49分26秒]
信之先生、お取り上げいただきありがとうございます。由平さんのすばらしい作品のおかげです。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月16日 22時25分9秒]
竜馬さん、孝子さん、光雅さん、句評と選句を有り難うございます。
Res>◆:福田由平 [2000年9月16日 20時54分54秒]
15日の入賞を頂き、びっくりしています。
皆様、有り難うございました。
Res>◆:重美 [2000年9月16日 16時47分53秒]

  柳原様、福田様、句評をありがとうございました。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月16日 13時54分27秒]
佐夜子様、萬地郎様、選んでいただき句評をありがとうございました。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月16日 12時23分41秒]
重美さん、ゆたかさん、美知子さん、佐夜子さん、光雅さん、孝子さん
選句並びに句評をいただきありがとうございました。
No.323◆:発表(1) [2000年9月16日 10時9分47秒]

第32回句会(9月15日)入賞発表

最優秀句/高橋正子選

★染まぬ間に吹かれてしまう式部の実/紫苑 恵
紫式部の実が、まだ十分熟れていないのに、はや秋風に、
枝を吹かれている。熟れ始めた実が、せつなげで、少しさ
びしい感じである。移ろう時をうまく掬っている。(評:
高橋正子)
Res>◆:発表(2) [2000年9月16日 10時13分17秒]

最高点句

★いい月と妻の声する十六夜/福田由平
「十五夜」ではなく、「十六夜」がいい。松山でも私は、
十六夜の月を「いい月」だと思った。情があって、詩があ
ると思った。(評:高橋信之)
「いい」という語のひびきが、十六夜にふさわしい。妻の
声が、月夜に響いて、月夜がなおいっそう美しく思われる。
(評:高橋正子)
Res>◆:発表(3) [2000年9月16日 10時11分19秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★伊嶋高男評
(いい月と妻の声する十六夜/福田由平
少し遅い目の月の出に、ゆっくりとした時間が流れていま
す。

9月15日の 最優秀句、最高点句(6点句)、最優秀コメントは、
上記に決定しました。おめでとうございます。
No.322◆:互選 [2000年9月15日 10時43分49秒]

第32回句会(9月15日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月15日当日の句は、<322>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌16日の午前10時30分です。
※選句は16日の午前10時までにお済ませください。

互選についてのお願い

互選は、選の公平さを欠きますので、指定された句数2句をお選び
ください。よろしくお願いいたします。
Res>◆:事務局 [2000年9月17日 19時3分3秒]

第30回句会以前の記録

は、ここをクリックしてご覧下さい。
Res>◇:大谷悦子 [2000年9月16日 10時1分41秒]
 いい月と妻の声する十六夜  福田由平
 早く見て欲しいと思う奥様のお気持が、月の美しさをいっそう
 引き立たせます。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月16日 8時29分25秒]
禅の道触れても動ぜぬ茶屋の猫 悦子
門前の小僧経を読むの世界、猫も禅寺の茶屋であれば悟りを感じさせる
と見たてたところがうまいとおもいます。

鳥渡る都会の空の漆黒を 高男
東京の人工大都会であっても自然の営みは正確に刻まれる。「漆黒」に空の暗さと人の営みの反自然性の両方を感じます。

Res>◆:高橋正子 [2000年9月16日 8時4分8秒]

いい月と妻の声する十六夜/福田由平
「いい」という語のひびきが、十六夜にふさわしい。妻の声が、月夜に
響いて、月夜がなおいっそう美しく思われる。(評:高橋正子)

染まぬ間に吹かれてしまう式部の実/紫苑 恵
紫式部の実が、まだ十分熟れていないのに、はや秋風に、枝を吹か
れている。熟れ始めた実が、せつなげで、少しさびしい感じである。
移ろうときをうまく掬っていると思う。(評:高橋正子)
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月16日 7時7分2秒]
宮司乗る蹄の音は秋空へ   光雅
 祭の主役ではありませんが、白い神馬に跨る宮司さんは、東京の大きな祭でもよく目にします。ご当地の宮司さんの白馬は、ラッシュの交通規制を気にすることなく、ひずめ音を響かせて気持が良さそうですね。

いい月と妻の声する十六夜   由平
 少し遅い目の月の出に、ゆっくりとした時間が流れています。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月16日 7時6分27秒]
青蜜柑まだ黙しおるときならむ  英一
 熟しつつある蜜柑を「まだ黙っておる」と見る眼がいいと思い
ます。黄色に色付いた日は、豊かに語ってくれることでしょう。

参道を更にゆっくり敬老日   萬地郎
 老いに寄り添って歩く、敬老の日なれば、普段より更にゆっくり
歩を合わせて参詣する、やさしさが感じられます。
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月16日 6時21分7秒]
青蜜柑まだ黙しおるときならむ/英一
庭木に大きな蜜柑を植えているのを見たことがあります。葉と同じ色,間もなく蜜柑色となり饒舌となる。

秋の瀬ゆらめく中に赤き浮き/萬地郎
秋の陽を浴びて釣り糸を垂れる太公望の姿。秋のゆっくりとした時間の流れを楽しむ気持ちがあります。
Res>◆:高橋信之 [2000年9月16日 5時51分2秒]

さやけくて卒寿の父のもの言いぬ/柳原美知子
「さやけくて」また生かされる。そして、老いて爽やか
なる人生を!いい生活です。

いい月と妻の声する十六夜/福田由平
「十五夜」ではなく、「十六夜」がいい。松山でも私は、
十六夜の月を「いい月」だと思った。情があって、詩が
あると思った。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月16日 5時7分58秒]

 いい月と妻の声する一六夜  福田由平
 いい月、いい夜です。
 秋祭り河原に開く骨董屋   守屋光雅
 秋祭りの度の露店でしょうか。いつもの場所での骨董屋。
 歩を寄せれば、心にかなうものがあるかも。 
 
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月16日 2時38分28秒]
溝萩の静かに揺るる白き風/英一
 白い風いいですね、すごく気に入りました。

骨董屋の壺にすすきの気ままなる/孝子
 こんな景を昔見たような記憶が甦ってきました。
 何時売れるか判らない大きな壷に無造作に薄を挿して
 あるのですね。骨董屋さんらしい雰囲気が出ています。
Res>◆:福田由平 [2000年9月16日 1時41分35秒]
秋晴れやユーモレスクを口笛で /重美

やっと過ごしやすくなった秋晴れの爽やかさ。
知らず、ついてでる口笛。それがユーモレスク。
いいですね。
決して、選を頂いたお返しではありません。念のため。

子供らの太鼓揃わぬ秋祭り /光雅

「揃わぬ太鼓」が浮き立つような秋祭りの気分を
伝えてくるようです。
Res>◆:柳原 美知子 [2000年9月16日 1時22分36秒]
秋晴れやユーモレスクを口笛で     重美

 口笛を吹きながら、思わずスキップでもしたくなるような爽やかな秋の日。自由でおおらかな心がユーモレスクに表れていて好きな句です。

青蜜柑まだ黙しおるときならむ     碇 英一   

 何事もタイミングが大切。青蜜柑の季節、蜜柑が熟すのを待つように
そっと待とう、そのときを。待つことの切なさを感じました。
Res>◆:城本竜馬 [2000年9月16日 0時51分34秒]
・さやけくて 卒寿の父の もの言いぬ(美知子)
 本当にさわやかになって、日頃無口のお父さんも
 「涼しくなったナア」とポツンと一言。
 いい風景ですネ。お大事にしてあげて下さい。
・参道を 更にゆっくり 敬老日
 かかさずお宮参りの日々でしょう。特に今日は
 敬老の日、時々腰を伸ばしながらゆっくりと、
 長寿感謝のお祈りをされたことでしょう。
 私、城本劇団一座も28回目の慰問をいたしました。
 詩吟、演歌、日本舞踊、生け花実演、即席俳句
 川柳を頂き、即、朗詠をするなど盛沢山で大いに
 喜んで頂きました。良い日でした。 
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月15日 23時38分50秒]
<子供らの太鼓揃わぬ秋祭り>光雅
子供から見れば一人前にしてもらえない切ない気持ちが残る。大人はユーモアと見る。

<骨董屋の壺にすすきの気ままなる>孝子
ハタキのようなすすきと骨董屋の壷との取り合わせが<気まま>に結びついて愉快です。
Res>◆:野田ゆたか [2000年9月15日 22時4分59秒]
溝萩の静かに揺るる白き風/碇 英一
紅系の花に白い風。詩情を感じます。白き風と気付いた事が非凡。

秋蝶の狂おしく舞う細石/紫苑
私は神社を思い起こしました。日溜まりの細石の上で季節はずれに舞っている蝶を幻想的に感じました。
Res>◆:重美 [2000年9月15日 20時50分12秒]

  青みかんまだ黙しおる時ならむ / 英一
  いい月と妻の声する一六夜 / 由平

     湯上がりのご夫婦の会話が思われて、ほのぼのとします。
No.321◆:事務局 [2000年9月15日 10時42分25秒]

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<321>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◇:三浦絹子 [2000年9月16日 0時39分3秒]

てつじ様、 コメントいただき有り難うございました。
そこにいて、よそごとをおもっていたりすることは
時にありますが、バイク運転中に俳句を考えること
はやめたいとおもいます。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月15日 23時54分28秒]

佐夜子さん、由平さん選と句評ありがとうございます。
句評いただいた通りで、うれしく思います。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月15日 15時46分34秒]

 信之先生、正子先生、ご講評をありがとうございました。

 光雅さん、正人さん、萬地郎さん、晃さん、選句句評をありが
 とうございました。
Res>◆:登美子 [2000年9月15日 14時34分22秒]
信之先生、身に余る選評で恐縮いたしております。
ありがとうございました。 
霧野様、吉田様、守屋様、日野様有難うございました。
まだ日中は蒸し暑いですが、日が落ちると虫の声がとても
さわやかです。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月15日 12時20分23秒]
高橋正子先生選句並びに丁寧な句評をいただきまた最優秀句にお採り上げいただきありがとうございました。
安丸さん、弘子さん選句並びに句評いただきありがとうございました。
No.320◆:発表(1) [2000年9月15日 10時22分31秒]

第31回句会(9月14日)入賞発表

最優秀句/高橋正子選

★どんぐりの朝の芝生に転がれり/碇 英一
朝露の光る芝生に、まだあたらしいどんぐりが転がってい
る。秋色を帯びてきた芝生と、つやつや光るどんぐりとの
出会いは、自然がさりげなくもたらしてくれた、かわいら
しさである。自分の心を楽しんでいるのがいいと思う。
(評:高橋正子)
Res>◆:発表(2) [2000年9月15日 10時29分18秒]

最高点句

★田を広く踏んで威しを取り外し/相原弘子
稲刈りが終わった田が広々としている。威しのビニールテ
ープを取り外すのであろう。威しを張り巡らしていた通り
に、田を踏んでいる農夫の姿が、いきいき描かれている。
田は「歩く」のではなく、「踏んで」なのである。(評:高橋正子)
広い田の奥の方から、スズメ威しを肩にかけて歩いてくる
農夫の姿は、豊作の喜びに満ちています。「広く踏む」の
表現は味がありますね。(吉田 晃)
Res>◆:発表(3) [2000年9月15日 10時23分2秒]

最優秀コメント/高橋信之選

★福田由平評
(りんどうに夜更けたるまま灯しおく/高橋正子)
りんどうと一緒に秋の夜長を楽しむ主人公の姿が滲みでる
ように感じました。

9月14日の最優秀句、最高点句(6点句)、最優秀コメントは、
上記に決定しました。おめでとうございます。
No.319◆:互選 [2000年9月14日 10時8分6秒]

第31回句会(9月14日)の互選

をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
から2句をお選びください。コメントもお願いします。
9月14日当日の句は、<319>をレス番号に入れ、お書き込
み下さい。

※発表は翌15日の午前10時30分です。
※選句は15日の午前10時までにお済ませください。
Res>◇:碇 英一 [2000年9月15日 9時42分22秒]
雨雲を一枚めくって秋の空 正人
秋の雨空と晴れの空は対照的に明暗がある。その切れ目を「めくって」
と現したのはうまいと思う。

実る田へ静かに落ちる伊賀の雨 けいじ
しっつとりとした日本の源風景、伊賀の雨に余情を感じさせられます。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月15日 9時8分33秒]

 風の来る窓薄暗がりに芋を炊く   吉田晃
 いかにも里芋を煮つけている感じです。弱火でことことと、砂糖、
 醤油も、充分しみこんだ匂いが薄暗がりに篭ります。炊事場という
 だだっぴろさが浮かびます。

 どんぐりの朝の芝生に転がれり     碇英一
 どんぐりの落ちているのは栗と違って親しみやすいですね。
 あの形からでしょうか。拾ってからも、そこらに置いておいて
 時々じっと見ていたくなります。どんぐりは朝の芝生の上で
 どのように光っているのでしょう。
Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月15日 8時46分23秒]
鵙鳴いて母を呼ぶ子が帰り来る/正子
 わたしのず〜っと持っていた願望です。

新生姜薄く刻めば濃く匂う/晃
 生姜の匂いは食欲を誘います。   
Res>◆:高橋信之 [2000年9月15日 8時27分31秒]

秋澄むや潮の香通す貝暖簾/阪本登美子
句の姿がいい。上五と中七と下五がそれぞれ独立したイメ
ージを持ちながらも、それぞれが良い関係を保っている。
「秋澄む」という季語が生かされている。

田を広く踏んで威しを取り外し/相原弘子
「広く」がすべてを語り、弘子さんらしさを出した。現代
語的口語表現の句だが、レベルが高い。
Res>◆:高橋正子 [2000年9月15日 8時26分10秒]

田を広く踏んで威しを取り外し/相原弘子
稲刈りが終わった田が広々としている。威しのビニールテ
ープを取り外すのであろう。威しを張り巡らしていた通り
に、田を踏んでいる農夫の姿が、いきいき描かれている。
田は「歩く」のではなく、「踏んで」なのである。(評:
高橋正子)

どんぐりの朝の芝生に転がれり/碇 英一
朝露の光る芝生に、まだあたらしいどんぐりが転がってい
る。秋色を帯びてきた芝生と、つやつや光るどんぐりとの
出会いは、自然がさりげなくもたらしてくれた、かわいら
しさである。自分の心を楽しんでいるのがいいと思う。
(評:高橋正子)
Res>◆:守屋光雅 [2000年9月15日 7時44分7秒]
田を広く踏んで威しを取り外し/弘子
〈広く踏む〉から農の人の感謝と満足感が伝わってきます。きちんきちんと作業をこなし来年への準備もされているのが解ります。

秋澄むや潮の香通す貝暖簾/登美子
湘南は未だ暑いくらいなのでしょう。触れると音のする貝暖簾が似合っているけれども,海からの風は確実に秋と教えてくれている。
Res>◆:安丸てつじ [2000年9月15日 7時27分15秒]
月見てる心は月の外にある  絹子
哲学的でもあり恋歌のようでもあり、色々な想像が働きます。これも俳句の面白さでしょうか。
どんぐりの朝の芝生に転がれり  英一
Res>◆:日野正人 [2000年9月15日 2時11分7秒]
<田を広く踏んで威しを取り外し> 弘子
 首を大きく垂れた稲稲、いよいよ収穫です。あちらこちらに
取り付けた威しですが、その甲斐あって豊作の予感です。
一つ一つの威しに労いを言いながら外しているのでしょう。

<虫時雨闇の固さをほぐしをり> 登美子
 物音一つしない闇夜は、殺風景な無色の世界のようです。
でも、そこに、澄み切った虫時雨が響き渡っていると、一変
して安らぎの世界となります。

Res>◆:福田由平 [2000年9月15日 0時58分5秒]
りんどうに夜更けたるまま灯しおく  正子

りんどうと一緒に秋の夜長を楽しむ主人公の
姿が滲みでるように感じました。
Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月15日 0時37分24秒]
田を広く踏んで威しを取り外し/弘子
この様な農村の光景を知りませんが、刈り入れ後の仕事がよく分かります。
日本の良い風景ですね。

虫時雨闇の固さをほぐしをり/登美子
無音の闇に対して、いろいろの虫の音のリズムはバイブレーターですね。
面白い、着眼点がユニークな句と思います。
Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月15日 0時6分7秒]
葉生姜の売られ芭蕉の生れし街   けいじ
 伊賀焼を尋ねて一、二度行ったことがありますが、葉生姜が売られているというのが、いかにも鄙びた城下町といった情緒が感じられます。木箱に盛られて出された田楽が美味しかった記憶があります。

新生姜薄く刻めば濃く匂う   晃
 今が生姜の旬だなどと考えたこともありませんでした。晃さんのおかげで、インターネット上で、旬の男の料理を楽しんでいます。今回は、新生姜を薬味に何を召し上がるのですか。
Res>◇:三浦絹子 [2000年9月14日 23時29分33秒]
自慢して職場に配る郷土(くに)の梨 萬地郎 
自慢して、というところがほほえましくて
楽しい句です。

りんどうに夜更けたるまま灯しおく 正子
真っ暗にするのはしのびない、可憐な花によせる
優しい気持ちをかんじます。

Res>◇:吉田 晃 [2000年9月14日 22時15分9秒]
  秋澄むや潮の香通す貝暖簾/登美子
 
 海の匂いも湿気がなくなり、鼻にす ーっと通りますね。
貝暖簾も緩やかに揺れているのが想像され、読み手も一
層爽やかな気分になりました。「貝暖簾」 がいいですね。

  田を広く踏んで威しを取り外し/弘子

 広いたの奥の方から、スズメ威しを肩にかけて 歩いて
くる農夫の姿は、豊作の喜びに満ちています。「広く踏む」
の表現は味がありますね。

前のページ  次のページ