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   デイリー句会

     水煙ネット事務局
     第21回句会(2000年9月3日)から第30回句会(9月13日)


No.318◆:事務局 [2000年9月14日 10時6分52秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<318>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◆:相原弘子 [2000年9月14日 14時2分51秒]

 信之先生、正子先生、ご講評ありがとうございました。

 洋子さん、佐夜子さん、郁代さん、ありがとうございます。
 数日前からの雨は、松山には恵みの雨でした。名古屋の
 あの水害、心が痛みます。
      Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月14日 11時4分10秒]
      正子先生、ご丁寧な句評と添削を有難う御座いました。
      言葉の表現力の足りなさを感じて居りましたが此れからも
      ゆっくりと焦らずに参りますのでご指導よろしくお願い
      致します。
          No.317◆:発表 [2000年9月14日 10時4分48秒]

          第30回句会(9月13日)入賞発表

          最優秀句/高橋正子選

          ★彼岸花出ている気配が空気から/相原弘子
          目に見えないものを見ている。心が内深くへ向っているの
          である。(評:高橋信之)
          今年も、彼岸花が咲く空気の冷え具合、澄み具合になっ
          て来たというのが、この句の主眼。いつものところに蕾を出
          す彼岸花が、まもなくりんりんと蘂をを張って咲く様子が想
          像される。(評:高橋正子)

          最高点句

          ★娘に電話月高く天に丸ければ/古田けいじ
          一読して、その意が容易に理解できる。そこが良いので、
          その良さを説明する必要はない。(評:高橋信之)

          9月13日の最優秀句、最高点句(5点句)は、上記の句に
          決定しました。おめでとうございます。
          No.316◆:互選 [2000年9月13日 10時16分48秒]

          第30回句会(9月13日)の互選

          をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
          から2句をお選びください。コメントもお願いします。
          9月13日当日の句は、<316>をレス番号に入れ、お書き込
          み下さい。

          ※発表は翌14日の午前10時30分です。
          ※選句は14日の午前10時までにお済ませください。
          Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月14日 14時16分53秒]
          高橋信之先生へ、
          「季語」のご教授有難う御座いました。
              Res>◆:大谷悦子 [2000年9月14日 9時54分14秒]
               組まれずにパズル片隅秋ともし  隆博
               部屋の片隅にあるに未完成のパズルと秋、この組み合わせが
               とても良く秋の夜の雰囲気をかもし出している思います。

               雨上がる朝に稲葉の揺れそよぐ  洋子
               雨上がりの朝の風、まだ湿り気を含んでいる風のなかに
               稲田を見る作者、静かな秋を感じます。
                  Res>◇:八木孝子 [2000年9月14日 9時15分52秒]
                  娘に電話月高く天に丸ければ   けいじ
                   「いい月が出ているよ」子育てに一生懸命で月を見るゆとりも
                  ないだろう娘さんへ電話で知らせる、父娘の情の交流がほのぼの
                  と伝わってきます。

                  丸善へレモンを置いてくる秋思   重美
                   レモンの爆弾を仕掛けたくなる秋思、読書の秋に梶井基次郎の
                  世界が懐かしく甦ります。
                      Res>◇:碇 英一 [2000年9月14日 8時31分28秒]
                      川底の雲まで澄ませ秋半ば 晃
                      秋の清澄、川の底まで澄んで、雲の白さが青い空と共に鮮やかに映っていることを言外に思わせる。

                      丸善へレモンを置いてくる秋思 重見
                      梶井基次郎の世界に託す清冽さによる自己開放への願い。
                          Res>◆:藤田洋子 [2000年9月14日 8時28分31秒]

                          歩いても歩いても秋の雨上がり  弘子
                           作者の心身に感じられた心地よさ、清々しさが伝わります。

                          娘に電話月高く天に丸ければ   けいじ
                           さやかな月を見て娘を思う父のさりげなさがいいと思います。
                              Res>◆:守屋光雅 [2000年9月14日 8時15分38秒]
                              緋傘立つ秋の野点に黄蝶舞う/萬地郎
                              古刹の中のカラフルは空間でした。枯淡の中に色を感じた所でした。抹茶が実に美味しく感じられました。

                              菱は実に雨は斜めに降りこめり/正子
                              菱の実のとげが,池(沼)を斜めに叩いている雨の強さ,波立つ水面が見えます。長雨です。
                                  Res>◆:目見田郁代 [2000年9月14日 8時14分8秒]
                                  歩いても歩いても秋の雨上がり/弘子
                                  よく降った雨上がり歩いてもですべてのものが雨を
                                  吸い込んだ情景がみえます。
                                   菱は実に雨は斜めに降りこめり/正子
                                  雨の降る様を静かに眺めてしっとりとした気持ちが伝わり
                                  ます。
                                      Res>◆:高橋信之 [2000年9月14日 7時46分36秒]

                                      萬地郎さんへ
                                      <季語が二ヶ所に使われています>とのことですが、
                                      この読みは、難しいですね。
                                      「露」は、確かに秋の季語で、問題がありませんが、
                                      「芋」は、秋で、「芋の葉」には、季節はありません
                                      ね。この句には、<芋の葉>はありますが、<芋>は
                                      ありません。季語は、「露」の一ヶ所だけです。
                                          Res>◆:高橋信之 [2000年9月14日 7時30分33秒]

                                          彼岸花出ている気配が空気から/相原弘子
                                          目に見えないものを見ている。心が内深くへ向っているの
                                          である。

                                          娘に電話月高く天に丸ければ/古田けいじ
                                          一読して、その意が容易に理解できる。そこが良いので、
                                          その良さを説明する必要はない。
                                              Res>◆:高橋正子 [2000年9月14日 7時28分55秒]

                                              返り見る塔の水煙秋つばめ/堀 佐夜子
                                              秋空の中に、塔の先の水煙が高く見える。そこを燕が飛んで
                                              ゆく景色であるが、秋燕が美しく詠われている。(評:高橋
                                              正子)

                                              彼岸花出ている気配が空気から/相原弘子
                                              今年も、彼岸花が咲く空気の冷え具合、澄み具合になって
                                              来たというのが、この句の主眼。いつものところに蕾を出
                                              す彼岸花が、まもなくりんりんと蘂をを張って咲く様子が
                                              想像される。(評:高橋正子)
                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月14日 5時37分51秒]

                                                   十六夜の少し赤くてひんがしに   八木孝子
                                                   おそらく月が出てくるのはあの辺りと、時々目をやります。
                                                   昇ってきたのは十六夜。もう少し輝きがあるのを思って
                                                   おられてのでしょうか。「少し赤くて」が、そう感じられます。

                                                   芋の葉は露ころがして青々と    藤田洋子
                                                   今頃の芋畑は、露の度に青さを見せてきます。葉の先をぽっと
                                                   揺らせば、尚、転がってくる露。掌に受けると一瞬、一番いい
                                                   ものです。
                                                      Res>◇:吉田 晃 [2000年9月14日 0時42分31秒]
                                                      菱は実に雨は斜めに降りこめり/正子

                                                       まっすぐではない。斜めに降る細い雨が、秋の移ろいを
                                                      感じさせる。沼の菱もしっかりと実をつけ、静かに時が過
                                                      ぎてゆく。 

                                                       秋蒔の人はかがみて畝ま直ぐ/洋子

                                                       刈入れが終わったばかりだというのに、もう次の
                                                      仕事を始めている。畑も人も休むことを知らない。
                                                      当然のように淡々と繰り返される営みに、畝はまっすぐ
                                                      に伸びている。

                                                          Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月14日 0時31分38秒]
                                                          組まれずにパズル片隅秋ともし   隆博
                                                           未完成のジグソ―パズル…。秋の夜長のある雰囲気の世界を描いています。

                                                          秋出水靴屋にゴム長揃えられ   光雅
                                                           東海地方を中心とした各地に出水、冠水の災害が起こっていますが、そのニューズをすばやく捉えた靴屋の商魂と光雅さんの観察力の幅広さに感服しました。
                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月14日 0時28分15秒]
                                                              秋雨のそばえて枝にきらきら見ゆ/正子
                                                               秋雨が止んだように音もなく降り枝の雫がきらきらと
                                                               輝いて見える、何と静かで美しい事だろう。好きな句です。

                                                              歩いても歩いても秋の雨上がり/弘子
                                                               舗装されてない道でしょうか、何処までもぬかるみ道
                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月13日 23時33分21秒]
                                                                  芋の葉は露ころがして青々と/洋子
                                                                  季語が二ヶ所に使われていますが、清らしい青さが活きていると思います。

                                                                  組まれずにパズル片隅秋ともし/隆博
                                                                  完成されないままのパズル。別な用事で放置されたのだろうか?読者に想像させる句ですね。
                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月13日 23時29分41秒]
                                                                      ・娘に電話月高く天に丸ければ けいじ
                                                                      丸い月に娘さんを重ね合わせてみているうちに
                                                                      電話したくなったのでしょうね。やさしいきもちに
                                                                      なれます。

                                                                      音たてて勢いつけて秋の川 郁代
                                                                      降った雨をあつめて流れる川の様子をうまくあらわしていると
                                                                      おもいます。

                                                                          Res>◆:重美 [2000年9月13日 21時7分32秒]

                                                                            芋の葉は露ころがして青々と / 洋子
                                                                            娘に電話月高く天に丸ければ / けいじ
                                                                           
                                                                              美しい月が見えたら誰かに知らせて一緒に愛でたいと
                                                                              思いますね。
                                                                              No.315◆:事務局 [2000年9月13日 10時15分40秒]

                                                                              伝言板

                                                                              デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                              ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                              <315>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                              Res>◆:祝恵子 [2000年9月13日 19時11分15秒]
                                                                              信之先生ありがうございます.
                                                                              少しでも前進できればと思っております。
                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年9月13日 18時10分38秒]
                                                                                  信之先生、竜馬さん、悦子さん、孝子さん、弘子さん、選句並びに句評いただきありがとうございました。
                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年9月13日 16時37分55秒]
                                                                                      高男様、選とコメントをありがとうございました。
                                                                                       昨日は雨の一日でした。何とか月が出てくれないかなと思って
                                                                                      いたら里芋の月になりました。こんな俳句でいいのかなとちょっと
                                                                                      迷いましたが、思いは込めたので発表しました。
                                                                                       空の月は、少し出てすぐに隠れたのですが、夜中に起きてみると
                                                                                      晴れていて、雲間からくっきりと満月が見られました。
                                                                                          Res>◆:相原弘子 [2000年9月13日 13時57分58秒]

                                                                                           正子先生、高男さん、けいじさん、ありがとうございました。
                                                                                           この小机は、父が師範学校時代、寄宿舎で、先生の大工道具を
                                                                                           貸してもらって、作ったのだそうです。一枚板で多少重く、脚
                                                                                           もどこか不揃いですが、なにかと心楽しく使えます。
                                                                                              Res>◆:高橋正子 [2000年9月13日 10時52分14秒]

                                                                                              竜馬さん、悦子さん、秋雨の句の選とコメントありがとう
                                                                                              ございます。降り始めはよかったのですが、大変な雨にな
                                                                                              りましたね。悦子さんのところは、大丈夫ですか。

                                                                                              萬地郎さん、けいじさん、ありがとうございます。いつも
                                                                                              の新聞も、十五夜と思うと、ちょっと違って見えました。
                                                                                              けいじさんに言われると、私小説になりそうな句ですね。
                                                                                              どうも。
                                                                                                  No.314◆:発表 [2000年9月13日 10時12分20秒]

                                                                                                  第29回句会(9月12日)入賞発表

                                                                                                  最高点句

                                                                                                  ★コスモスを花瓶に挿しぬ溢るほど/碇 英一
                                                                                                  日常身辺を詠んで、佳句である。つつましいところに美が
                                                                                                  あり、それを喜ぶのが、日本人本来の心である。(評:高
                                                                                                  橋信之)

                                                                                                  最優秀コメント/高橋信之選

                                                                                                  ★城本竜馬評
                                                                                                  (コスモスを花瓶に挿しぬ溢るほど/碇 英一)
                                                                                                  今コスモスの真っ盛り。色とりどりの花を大振りの花瓶に
                                                                                                  思い切ってどっさりと。秋そのものですネ。 いい句です。

                                                                                                  9月12日の最高点句(4点句)、最優秀コメントは、上記の
                                                                                                  2句に決定しました。おめでとうござい ます。
                                                                                                  No.313◆:互選 [2000年9月12日 10時16分17秒]

                                                                                                  第29回句会(9月12日)の互選

                                                                                                  をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                  から2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                  9月12日当日の句は、<313>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                  み下さい。

                                                                                                  ※発表は翌13日の午前10時30分です。
                                                                                                  ※選句は13日の午前10時までにお済ませください。

                                                                                                  互選についてのお願い

                                                                                                  互選は、選の公平さを欠きますので、指定された句数2句をお選び
                                                                                                  ください。よろしくお願いいたします。
                                                                                                  Res>◆:けいじ/転記 [2000年9月13日 5時25分23秒]

                                                                                                  No.314◆:けいじ [2000年9月12日 23時53分15秒]
                                                                                                  ▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                                                  ・月今宵父の小机縁に出し  弘子
                                                                                                    今夜は名月が見れそうだ。縁に父の愛用の小さな机を出し
                                                                                                    月見の用意をしよう。父と見た月の思い出を沿えて、薄を
                                                                                                    飾ろう。
                                                                                                  ・人を待つ雨月の部屋の角におり  正子
                                                                                                    若いころを思い出しての句ですか。二人で見ようと期待していた
                                                                                                    月。あいにくの雨になってしまった。月はなくても二人でいること
                                                                                                    が嬉しい。ときめいて待つこととしよう。
                                                                                                      Res>◆:大谷悦子 [2000年9月13日 0時40分26秒]
                                                                                                       秋雨のすがしさ総身に沁むここち  正子
                                                                                                       残暑からの雨、心地良くひんやりした雨にほっとされている
                                                                                                       様子が伝わって来ます。

                                                                                                       コスモスを花瓶に挿しぬ溢るほど  英一
                                                                                                       花瓶から溢れる優しい色がお部屋の雰囲気を一変させて
                                                                                                       しまうことでしょうね。穏やかな秋を感じます。
                                                                                                          Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月13日 0時30分56秒]
                                                                                                          十五夜の新聞読めばやや白し/正子
                                                                                                          見事な月が見えています。新聞が白く、字が読める程です。
                                                                                                          季節を日常的な事に結び付けてユニークと思います。

                                                                                                          一叢の白萩にみる風の色/高男
                                                                                                          長谷寺。白萩を揺らす風の様子が美しく再現されています。
                                                                                                              Res>◆:城本竜馬 [2000年9月12日 23時17分9秒]
                                                                                                              ・コスモスを 花瓶に挿しぬ 溢るほど(英一)
                                                                                                               今コスモスの真っ盛り。色とりどりの花を
                                                                                                               大振りの花瓶に思い切ってどっさりと。
                                                                                                               秋そのものですネ。いい句です。
                                                                                                              ・秋雨の すがしさ総身に 沁むここち(正子)
                                                                                                               蒸し暑く、水不足でブツブツ言ってたのに、
                                                                                                               土砂降りの大雨となって松山も日本列島も秋雨
                                                                                                               なんていうのを通り越しています。
                                                                                                               一挙にすがすがしくお陰でくしゃみの連続・・・
                                                                                                               薄フトンかぶって寝ています。
                                                                                                                  No.312◆:事務局 [2000年9月12日 10時14分52秒]

                                                                                                                  伝言板

                                                                                                                  デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                  ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                  <312>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                  Res>◆:大谷悦子 [2000年9月12日 23時18分4秒]
                                                                                                                   お詫びと訂正
                                                                                                                   皆様にお選びいただきましたが「円覚寺」を
                                                                                                                   「龍口寺」と訂正させていただきます。記憶違いでした。
                                                                                                                      Res>◆:大谷悦子 [2000年9月12日 16時6分10秒]
                                                                                                                       重美様 郁代様 光雅様 萬地郎様
                                                                                                                       お選びいただきコメントをいただきまして有難う
                                                                                                                       ございました。感謝申し上げます.
                                                                                                                          Res>◆:相原弘子 [2000年9月12日 15時14分37秒]

                                                                                                                           信之先生、正子先生、ご講評をありがとうございました。
                                                                                                                              No.311◆:発表 [2000年9月12日 10時13分2秒]

                                                                                                                              第28回句会(9月11日)入賞発表

                                                                                                                              最優秀句/高橋正子選

                                                                                                                              ★いまできて稲架は真っ直ぐ匂いくる/相原弘子
                                                                                                                              「稲架」を詠んで一切の夾雑物がない。それで充分なので
                                                                                                                              ある。秀句である。(評:高橋信之)
                                                                                                                              稲架襖から、まっすぐ届いてくる稲の匂いは、刈られて間
                                                                                                                              もない匂い。日々変わる田の様子を、目に、耳に、そして
                                                                                                                              香りに楽しんでいる生活は、静かである。(評:高橋正子)

                                                                                                                              最高点句

                                                                                                                              ★円覚寺秋をゆさぶる鐘の音/大谷悦子
                                                                                                                              周りのの木々全体の秋の雰囲気を詠んだスケールの大きい
                                                                                                                              句だと思います。(評:霧野萬地郎)

                                                                                                                              9月11日の最優秀句・最高点句(4点句)は、上記の2句
                                                                                                                              に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                              No.310◆:互選 [2000年9月11日 13時41分57秒]

                                                                                                                              第28回句会(9月11日)の互選

                                                                                                                              をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                              から2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                              9月11日当日の句は、<310>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                              み下さい。

                                                                                                                              ※発表は翌12日の午前10時30分です。
                                                                                                                              ※選句は12日の午前10時までにお済ませください。

                                                                                                                              互選についてのお願い

                                                                                                                              互選は、選の公平さを欠きますので、指定された句数2句をお選び
                                                                                                                              ください。よろしくお願いいたします。
                                                                                                                              Res>◆:高橋信之 [2000年9月12日 9時41分35秒]

                                                                                                                              さわやかに行きし燕の戻り来る/高橋正子
                                                                                                                              下五の「戻り来る」がリアルで、「さわやかに行きし」と
                                                                                                                              いう抒情に現実感を与えた。年季の入った「秋燕」の句。
                                                                                                                              (評:高橋信之)

                                                                                                                              いまできて稲架は真っ直ぐ匂いくる/相原弘子
                                                                                                                              「稲架」を詠んで一切の夾雑物がない。それで充分なので
                                                                                                                              ある。秀句である。(評:高橋信之)
                                                                                                                                  Res>◆:大谷悦子 [2000年9月12日 9時41分8秒]
                                                                                                                                   秋日さし木漏れ陽深く龍口寺  登美子
                                                                                                                                   龍口寺の落着いた雰囲気が伝わり、重い歴史が
                                                                                                                                   込められているのを感じます。

                                                                                                                                   大仏のわらじ秋日に吊るされて  萬地郎
                                                                                                                                   人々の目を引く大わらじ、何となくユーモラスで
                                                                                                                                   大仏さまに対する親しみを込めた想いが伝わって
                                                                                                                                   来ます。
                                                                                                                                      Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月12日 9時36分45秒]
                                                                                                                                      <円覚寺秋をゆさぶる鐘の音>悦子
                                                                                                                                      周りのの木々全体の秋の雰囲気を詠んだスケールの大きい句だと思います。

                                                                                                                                      <秋草の花それぞれにおんめさま>英一
                                                                                                                                      安産の神様、産女(おんめさま)の寺だけに秋草の花もやさしい感じでした。
                                                                                                                                      観光の寺ではなく、信仰の寺として静かな自然さが句から読めます。
                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月12日 8時39分4秒]

                                                                                                                                          靴を脱ぎ膝をかかえて土手の秋/森 隆博
                                                                                                                                          秋の土手から見えるさまざまな景色を、「土手の秋」と言い放った
                                                                                                                                          ところに、さわやかさが生まれている。秋草や空の雲、川の水、堤
                                                                                                                                          で鳴く虫などさまざま。楽しいものばかり。それを読者にも楽しま
                                                                                                                                          せてくれている。(評:高橋正子)

                                                                                                                                          いまできて稲架は真っ直ぐ匂いくる/相原弘子
                                                                                                                                          稲架襖から、まっすぐ届いてくる稲の匂いは、刈られて間もない匂
                                                                                                                                          い。日々変わる田の様子を、目に、耳に、そして香りに楽しんでい
                                                                                                                                          る生活は、静かである。(評:高橋正子)
                                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年9月12日 6時50分12秒]
                                                                                                                                              円覚寺秋をゆさぶる鐘の音/悦子
                                                                                                                                              山全体が伽藍・大きな梵鐘,〈秋をゆさぶる〉迫力があります。

                                                                                                                                              寺の鐘木霊を返す風は秋/登美子
                                                                                                                                              山が迫っている空間がよくわかります。万灯練り供養の準備をしていました。

                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月12日 5時43分3秒]

                                                                                                                                                   コスモスのさわさわ揺れて風が見ゆ   日野正人
                                                                                                                                                   コスモスは咲き揃うと、毎年お句のとおりです。本当に
                                                                                                                                                   コスモスはよく揺れます。

                                                                                                                                                   きりきりと竹の春空に気を締める    紫苑
                                                                                                                                                   竹の天への伸びようには、目を奪われます。気を締めるのは
                                                                                                                                                   ご自身なのでしょう。竹は明日も又、その真直ぐを、見せて
                                                                                                                                                   くれるでしょう。
                                                                                                                                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月12日 0時40分31秒]
                                                                                                                                                      石垣に萩のしだれて咲きこぼれ   萬地郎
                                                                                                                                                       長谷寺の石垣の萩は、頭上から降りかかるようで風情がありました。

                                                                                                                                                      生け垣に蟷螂一匹坐禅堂   光雅
                                                                                                                                                       同じものを同時に見ているのが吟行の醍醐味ですね。この時は、漱石の<門>の話をしながら歩いていました。光雅さんの句作りの現場を拝見した気持です。
                                                                                                                                                          Res>◇:八木孝子 [2000年9月11日 23時1分9秒]
                                                                                                                                                          生け垣に蟷螂一匹座禅堂  光雅
                                                                                                                                                           現実の風景でしょうが、蟷螂と座禅堂との取り合わせが蟷螂の
                                                                                                                                                          座禅しているような姿をも想像させてくれて座禅堂のイメージが
                                                                                                                                                          広がります。

                                                                                                                                                          大仏のわらじ秋日に吊るされて  萬地郎
                                                                                                                                                           大仏様のわらじはどんな大きさなのだろう、秋の日に吊るされて
                                                                                                                                                          いるわらじの様子を勝手にイメージしながら大仏のわらじなるもの
                                                                                                                                                          に親近感を覚えます。

                                                                                                                                                          (鎌倉吟行の句、ほかにも鐘の音の句など選びたかったのですが
                                                                                                                                                           数の制限のため、2句に絞りました)
                                                                                                                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月11日 22時43分14秒]
                                                                                                                                                              秋日さし木洩れ陽深く龍口寺/登美子
                                                                                                                                                               木洩れ日の山道から見える五重塔が絵になるとか、、、。
                                                                                                                                                               由緒ある龍口寺の秋景色はさぞ絶景でしょうね。

                                                                                                                                                              栗ご飯遠く子の住み食べ余る/正子
                                                                                                                                                               遠く離れて暮らして居られるご子息への思いが
                                                                                                                                                               食べ余った栗ご飯に充分に表されていると思います。
                                                                                                                                                                  Res>◆:目見田郁代 [2000年9月11日 22時15分50秒]
                                                                                                                                                                  隧道を抜けて広がる秋の海/高男
                                                                                                                                                                  吟行をしていると何時の間にか海原が目の前にある
                                                                                                                                                                  鎌倉らしい風景ですね。

                                                                                                                                                                  円覚寺秋をゆさぶる鐘の音/悦子
                                                                                                                                                                  鐘つくとごーとん全身に響きます、まさしくゆさぶるような音
                                                                                                                                                                  ですね、まずお寺に入ったら来ましたという御挨拶に打つのだと
                                                                                                                                                                  お寺の方に教わったことを思い選ばせていただきました。
                                                                                                                                                                      Res>◆:重美 [2000年9月11日 20時43分14秒]
                                                                                                                                                                       
                                                                                                                                                                       前回は選句をすっかり忘れてしまい申し訳ありませんでした。
                                                                                                                                                                       これからは気をつけます。
                                                                                                                                                                       鎌倉へ吟行なさった句がどれもすばらしく目移りがして困ります。

                                                                                                                                                                        法華経の読経流れて秋真昼/光雅
                                                                                                                                                                        円覚寺秋をゆさぶる鐘の音/悦子
                                                                                                                                                                         静かな秋の境内に響き渡る鐘の音をゆさぶるという言葉で
                                                                                                                                                                         うまく表現されていると思います。
                                                                                                                                                                          No.309◆:事務局 [2000年9月11日 13時40分25秒]

                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                          <309>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                          Res>◇:三浦絹子 [2000年9月11日 22時47分27秒]

                                                                                                                                                                          信之先生へ
                                                                                                                                                                          有り難うございました。飛行機をみるのが好きで
                                                                                                                                                                          飛んでいると空をしばらく眺めてしまいます。
                                                                                                                                                                          夕暮れ時の飛行機がいちばんいいです。
                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋正子 [2000年9月11日 20時54分35秒]

                                                                                                                                                                              佐夜子さん、竜馬さん、選と句評ありがとうございます。
                                                                                                                                                                              燕の句も、朝顔の種の句も、わかっていただけるか、どう
                                                                                                                                                                              かと思っていましたので、うれしく思いました。
                                                                                                                                                                              信之先生、句評をありがとうございました。
                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年9月11日 17時42分32秒]
                                                                                                                                                                                  高橋信之正子先生、佐夜子、萬地郎さん、高男さん、絹子さん選句・句評いただきありがとうございました。
                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋信之 [2000年9月11日 15時10分59秒]

                                                                                                                                                                                      守屋光雅さんへ
                                                                                                                                                                                      <新iMac購入(決断注文)>おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                      楽しみですね。水煙ネットへのご支援をこれからも、
                                                                                                                                                                                      どうかよろしく。
                                                                                                                                                                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年9月11日 15時2分45秒]
                                                                                                                                                                                          コンピュータートラブルにより選句書き込みが出来ず失礼致しました。
                                                                                                                                                                                          お選びいただきました方々有り難うございます。
                                                                                                                                                                                          (蛇足:家内を説得,新iMac購入決断注文しました。)
                                                                                                                                                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月11日 15時2分19秒]
                                                                                                                                                                                              高橋正子先生、優秀句にお選び頂き本当に有難う
                                                                                                                                                                                              御座いました。コメントも正子先生らしく優しさが
                                                                                                                                                                                              こもっていて嬉しいです。馬の目は、睫が長くて
                                                                                                                                                                                              大きいわりには涼しいげです。
                                                                                                                                                                                                  No.308◆:発表 [2000年9月11日 13時38分8秒]

                                                                                                                                                                                                  第27回句会(9月9・10日)入賞発表

                                                                                                                                                                                                  最優秀句

                                                                                                                                                                                                  高橋信之選
                                                                                                                                                                                                  ★パソコンを消して露散る夜となりぬ/高橋正子
                                                                                                                                                                                                  コンピューターの乾いた世界に、みずみずしい自然の風物
                                                                                                                                                                                                  を取り込んだのである。新しい共生の世界であり、これか
                                                                                                                                                                                                  らの時代の目指すところでもある。(評:高橋信之)

                                                                                                                                                                                                  高橋正子選
                                                                                                                                                                                                  ★たて髪の奥の馬の目涼しくて/堀 佐夜子
                                                                                                                                                                                                  涼しげな馬の瞳に、馬のやさしさが感じられます。さっそうと
                                                                                                                                                                                                  駆ける馬の姿もいいものですが、走らない馬の静かで涼しげな
                                                                                                                                                                                                  瞳は、だれもに愛されてよいのではないでしょうか。(評:高
                                                                                                                                                                                                  橋正子)

                                                                                                                                                                                                  今回の入賞は、上記の最優秀句2句に決定しました。おめでと
                                                                                                                                                                                                  うございます。

                                                                                                                                                                                                  ※互選最高点句は、同点句(2点)が6句のため、今回は互選
                                                                                                                                                                                                  入賞句無しといたします。
                                                                                                                                                                                                  No.307◆:互選 [2000年9月9日 10時19分26秒]

                                                                                                                                                                                                  第27回句会(9月9・10日)の互選

                                                                                                                                                                                                  をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                                                                                                  から3句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                                                                                                  9月9・10日当日の句は、<307>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                                                                                                  み下さい。

                                                                                                                                                                                                  ※発表は翌11日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                  ※選句は11日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年9月11日 9時54分44秒]
                                                                                                                                                                                                  急階段昇れば茶店ところてん 光雅
                                                                                                                                                                                                  円覚寺大鐘のあるところは急階段、蒸し暑さから一気に開放されっぱり
                                                                                                                                                                                                  した茶店のところてんは本当にいい。

                                                                                                                                                                                                  秋の蝉江ノ電通る庭の先 高男
                                                                                                                                                                                                  江ノ電は軒並みすれすれに行くところが多い、庭先の蝉の声も聞こえてきて情緒を感じさせられます。
                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月11日 9時54分11秒]
                                                                                                                                                                                                      刈田焼く煙一筋近江かな 英一 
                                                                                                                                                                                                      一筋というところが近江という土地のよさをあらわしている
                                                                                                                                                                                                      とおもいました。
                                                                                                                                                                                                      芋の葉のみずたま揺るる風の道 ゆたか
                                                                                                                                                                                                      今にも落ちそうな清らかな水玉が描かれているとおもいます。
                                                                                                                                                                                                      稲光天地のあいだの深きこと 正子
                                                                                                                                                                                                      光った瞬間をとらえていて深きことがそれをあらわしている
                                                                                                                                                                                                      とかんじます。
                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋信之 [2000年9月11日 9時32分56秒]

                                                                                                                                                                                                              円覚寺
                                                                                                                                                                                                          大鐘に秋の山風吹きにけり/碇 英一
                                                                                                                                                                                                          歴史が豊かで、自然が豊かである鎌倉の風景。そこを揺る
                                                                                                                                                                                                          ぎなく捉えて一句を成した。写生がいい。

                                                                                                                                                                                                          ジェット機の上昇続く秋雲へ/三浦絹子
                                                                                                                                                                                                          空港を飛び立ったジェット機は、よく見ることのある風景
                                                                                                                                                                                                          だが、今日は天高き秋の空である。「上昇」、「続く」、
                                                                                                                                                                                                          「秋雲へ」とたたみかけて、秋の高さを実感した。夏から
                                                                                                                                                                                                          の開放である。

                                                                                                                                                                                                          パソコンを消して露散る夜となりぬ/高橋正子
                                                                                                                                                                                                          コンピューターの乾いた世界に、みずみずしい自然の風物
                                                                                                                                                                                                          を取り込んだのである。新しい共生の世界であり、これか
                                                                                                                                                                                                          らの時代の目指すところでもある。
                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋正子 [2000年9月11日 9時22分50秒]

                                                                                                                                                                                                              大屋根に鳶影動き秋の空/守屋光雅
                                                                                                                                                                                                              滑空する鳶の動きが、寺の秋をを生きいきと表現してい
                                                                                                                                                                                                              ますね。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                  円覚寺
                                                                                                                                                                                                              修行者は脇の入口秋の寺/碇 英一
                                                                                                                                                                                                              「脇の入り口」とは、よく観察されていると思います。
                                                                                                                                                                                                              修行に励む僧の、修行の姿勢が見てとれます。秋の寺
                                                                                                                                                                                                              の静けさは、俳句の心に通じるものをもっているよう
                                                                                                                                                                                                              ですね。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                              たて髪の奥の馬の目涼しくて/堀 佐夜子
                                                                                                                                                                                                              涼しげな馬の瞳に、馬のやさしさが感じられます。さっそうと
                                                                                                                                                                                                              駆ける馬の姿もいいものですが、走らない馬の静かで涼しげな
                                                                                                                                                                                                              瞳は、だれもに愛されてよいのではないでしょうか。(評:高
                                                                                                                                                                                                              橋正子)
                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月11日 8時58分2秒]

                                                                                                                                                                                                                   踏み切りを通過の特急秋運ぶ    森竹智則
                                                                                                                                                                                                                   踏み切りに、列車を見るのは、心を委ねるものを覚えます。
                                                                                                                                                                                                                   わかりきっている行く先でも、どこへ行くのだろうと見えなく
                                                                                                                                                                                                                   なるまで目をやったりします。秋はなにを運んでくれるのでしょう。
                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:城本竜馬 [2000年9月11日 1時44分57秒]
                                                                                                                                                                                                                      9月9,10日の選句です。
                                                                                                                                                                                                                      ・朝顔の 種収むるに 子の幼字(正子)
                                                                                                                                                                                                                       本当に微笑ましい状景。偶然よりも必然か、
                                                                                                                                                                                                                       ウチの孫は小1と年長組。同じことをやってます。
                                                                                                                                                                                                                       孫馬鹿のこの頃です。
                                                                                                                                                                                                                      ・稲光 天地の間の 深きこと(正子)
                                                                                                                                                                                                                       闇を照らす一瞬の閃光。自然を創り、人の及ばぬ
                                                                                                                                                                                                                       天地を支配される神の力には驚嘆するばかり。
                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:野田ゆたか [2000年9月11日 0時2分35秒]
                                                                                                                                                                                                                          秋の蝉江ノ電通る庭の先/伊嶋高男
                                                                                                                                                                                                                          最近の江ノ島を知りません。車窓から手を出せば木々に触れるような感じの記憶があります。江ノ電路線を懐かしく思い出しました。

                                                                                                                                                                                                                          早暁にかしわ手の音あり萩の門/祝恵子
                                                                                                                                                                                                                          柏手と言うことで神社、氏神様でしょうか。朝の感じが快く伝わってきます。
                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月10日 23時51分24秒]
                                                                                                                                                                                                                              七里ヶ浜秋の大気を泡立たす   悦子
                                                                                                                                                                                                                               江ノ電の車窓から、七里ガ浜でサーフィンをする様子がよく見えました。波はそれほど出ていませんでしたが、白波が砕けて散るところを上手に句にされたと思いました。

                                                                                                                                                                                                                              雲万華秋の夕日の朧なる   英一
                                                                                                                                                                                                                               東京も、秋の天気が安定しないので、いろいろな夕焼雲が出てきれいでした。<雲万華>の、万華鏡から覗いたようなはなやかな感じがいいですね。

                                                                                                                                                                                                                              濡れているかまくらの路地百日紅   萬地郎
                                                                                                                                                                                                                               鎌倉・雪ノ下の路地は、石垣、柴垣が続くお屋敷が多く、私の慣れ親しんでいる下町の路地とは違いますね。小雨に濡れた小道に百日紅が散り敷いて、カラー版の小津映画がありそうでしたね。
                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月10日 23時5分41秒]
                                                                                                                                                                                                                                  <七里ヶ浜秋の大気を泡立たす>悦子
                                                                                                                                                                                                                                  雨が上がって、まだ大気が不安定な状況。江の電が海岸線を走る眺望。

                                                                                                                                                                                                                                  <見はるかす相模の海のうろこ雲>高男
                                                                                                                                                                                                                                  上の句と同じ場所。しかし、翌日の快晴へ向かう明るい状況。
                                                                                                                                                                                                                                  両方共、広々とした景色がそれぞれの気象の中で上手く詠めたと思います。

                                                                                                                                                                                                                                  <大鐘に秋の山風吹きにけり>英一
                                                                                                                                                                                                                                  鎌倉五山の寺ですので、鐘楼も山の上でした。登り切った秋風は爽やかでした。
                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月10日 22時5分8秒]
                                                                                                                                                                                                                                      刈田焼く煙一筋近江かな/英一
                                                                                                                                                                                                                                       鎌倉吟行句会の帰りの車窓からの景でしょうか、
                                                                                                                                                                                                                                       近江米の藁を焼く煙が秋空にたなびき楽しかった
                                                                                                                                                                                                                                       鎌倉を思い出しながらの帰路です。

                                                                                                                                                                                                                                      見はるかす相模の海のうろこ雲/高男
                                                                                                                                                                                                                                       あまりお天気は良くなかったけれども相模湾のうろこ雲
                                                                                                                                                                                                                                       は美しく遥か遠くまでの景色に見入って居られたのですね。

                                                                                                                                                                                                                                      秋燕の湖吹く風を連れ戻る/正子
                                                                                                                                                                                                                                       遠くの湖から秋燕が帰ってきてくれて涼しい風も
                                                                                                                                                                                                                                       連れて来て呉れたようですね。



                                                                                                                                                                                                                                          No.305◆:事務局 [2000年9月9日 10時16分29秒]

                                                                                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                          <305>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年9月10日 11時56分3秒]
                                                                                                                                                                                                                                          信之先生・正子先生へ
                                                                                                                                                                                                                                          今週の句にお選びいただき恐縮しています。ありがとうございます。お隣の蕎麦畑は真っ白,今日は雨に濡れています。

                                                                                                                                                                                                                                          鎌倉吟行句会は皆さん凄く勉強されているので,大いなる刺激を受け愉快でした。吟行の楽しさを満喫しました。高男さんからは神保町八木書店を案内され,石田修大『わが父波郷』,金子兜太『俳童愚話』を求めました。充実の二日間でした。これも「水煙」のご縁です。

                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年9月10日 6時57分51秒]
                                                                                                                                                                                                                                              鎌倉吟行句会参加の皆さんへ
                                                                                                                                                                                                                                              楽しい2日間を過ごさせていただきました。句会での登美子さんのご指摘などオフラインならでは得ることのできないもの有り難く思っております。準備の労をとられ,御案内いただきました萬地郎さんお疲れさまでした。

                                                                                                                                                                                                                                              皆さんとお別れしてから,高男さんのご案内で東京の自然,皇居・東御苑をご案内いただき,東京のど真ん中にこんなすばらしい所があるのかと驚きでした。神田神保町の古本屋さんも一緒に見て歩きました。あれもこれも「水煙」のとりもつ縁と感謝しながら家路につきました。
                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:大谷悦子 [2000年9月9日 21時41分55秒]
                                                                                                                                                                                                                                                   英一さん 光雅さん 遠路お疲れさまでした。
                                                                                                                                                                                                                                                   皆様にお会い出来てとても嬉しかったです。
                                                                                                                                                                                                                                                   英一さんには掲示板で毎日お会いしているせいか
                                                                                                                                                                                                                                                   初めてお会いしたような気がしませんでした。
                                                                                                                                                                                                                                                   ほとんど初めての鎌倉でしたので皆様と楽しく
                                                                                                                                                                                                                                                   勉強させていただきました。有難うございました。
                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:碇 英一 [2000年9月9日 19時45分59秒]
                                                                                                                                                                                                                                                      萬地郎さん、高男さん、登美子さん、悦子さん、光雅さん、東京句会のみなさま鎌倉吟行大変お世話になりありがとうございました。どうもご苦労さまでした。みなさまに初めてお会いできてうれしかったです。
                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月9日 19時44分16秒]

                                                                                                                                                                                                                                                          洋子さん、梨の句、コメントありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                          二十世紀も終わりになりますが、梨の二十世紀は、今年は
                                                                                                                                                                                                                                                          水の如きおいしさでした。
                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月9日 18時43分37秒]
                                                                                                                                                                                                                                                              正子様、正人様選句と句評本当にありがとう御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                              あまり外へ出ないものですから、たまに外出すれば秋が来た
                                                                                                                                                                                                                                                              事が良く判り肌に感じるのでしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年9月9日 12時57分22秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                  博史さん、佐夜子さん、恵さん、選と句評をありがとう
                                                                                                                                                                                                                                                                  ございました。お使いにでかけたとき見た、芙蓉と蝶で
                                                                                                                                                                                                                                                                  した。
                                                                                                                                                                                                                                                                      No.304◆:発表 [2000年9月9日 10時13分30秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                      第26回句会(9月8日)入賞発表

                                                                                                                                                                                                                                                                      互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                      ★足軽く朝を踏み出す白露の日/吉田 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                      日中は暑くても、すっかり秋の白露。朝夕は涼しく、凌ぎ
                                                                                                                                                                                                                                                                      やすく身も心も軽くなります。「朝を踏み出す」が、さわ
                                                                                                                                                                                                                                                                      やかで、充実した一日の始まりを予感させてくれます。
                                                                                                                                                                                                                                                                      (評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                      最優秀コメント/高橋信之選

                                                                                                                                                                                                                                                                      ★藤田洋子評
                                                                                                                                                                                                                                                                      (足軽く朝を踏み出す白露の日/吉田 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                      秋の来る確かさに心も軽く朝の一歩を踏み出されたのでしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                      今回の入賞は、上記の最高点句(3点)、最優秀コメントの2句
                                                                                                                                                                                                                                                                      に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                      No.303◆:互選 [2000年9月8日 10時22分53秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                      第26回句会(9月8日)の互選

                                                                                                                                                                                                                                                                      をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                                                                                                                                                                      から2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                      9月8日当日の句は、<303>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                                                                                                                                                                      み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                      ※発表は翌9日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                      ※選句は9日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋信之 [2000年9月9日 10時1分30秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                      足軽く朝を踏み出す白露の日/吉田晃
                                                                                                                                                                                                                                                                      日中は暑くても、すっかり秋の白露。朝夕は涼しく、凌ぎ
                                                                                                                                                                                                                                                                      やすく身も心も軽くなります。「朝を踏み出す」が、さわ
                                                                                                                                                                                                                                                                      やかで、充実した一日の始まりを予感させてくれます。
                                                                                                                                                                                                                                                                      (評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                      一葉落つ地に着く音を地に残し/有吉孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                      「地に残し」は、作者の心象風景で、落葉の音が作者の心
                                                                                                                                                                                                                                                                      深くに残ったのである。(評:高橋信之)
                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:日野正人 [2000年9月9日 9時45分18秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                          <新涼の風窓に来てジャムを煮る> 洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                           家中に涼やかな風がとおる午前でしょうか。ゆったりとした
                                                                                                                                                                                                                                                                          時間の中で、お手製のジャム作り。この上ない幸せが想像できます。
                                                                                                                                                                                                                                                                          どんなジャムなのかワクワクします。

                                                                                                                                                                                                                                                                          <秋気満つ朝の道行く吾が五体> 佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                           朝の散歩でしょうか。注ぐ光、風、空気、木々等すべに
                                                                                                                                                                                                                                                                          秋の気配を体全部で実感できる感性がすばらしいと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                          ともすると頭だけになりがちな私ですが、はっとさせられました。
                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:紫苑 恵 [2000年9月9日 8時29分15秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                              秋の蝶草につくときつかぬとき

                                                                                                                                                                                                                                                                              蝶の優雅な動きの中に、迷いのある人の心を
                                                                                                                                                                                                                                                                              そして、終末に向かうはかなさをも感じられます。

                                                                                                                                                                                                                                                                              小雨降る秋果を箱に詰め合わせ

                                                                                                                                                                                                                                                                              収穫の喜びと、愛でたものを手放す一抹の寂しさ。
                                                                                                                                                                                                                                                                              小雨が効いていますね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:藤田洋子 [2000年9月9日 7時23分0秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                  青梨は水のごとくに並べられ   正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                   みずみずしい梨のほのかな香りが漂ってくるようです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                  足軽く朝を踏み出す白露の日   晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                   秋の来る確かさに心も軽く朝の一歩を踏み出されたのでしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年9月9日 7時14分37秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋気満つ朝の道行く吾が五体/堀佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋の朝の、この上ないさわやかな空気を、体のすみずみ
                                                                                                                                                                                                                                                                                      まで、感じているときの気持ちは、どうでしょうか。ご
                                                                                                                                                                                                                                                                                      自分自身が、朝の「秋気」と一体となっているさわやか
                                                                                                                                                                                                                                                                                      で、すがすがしい気持ちが、よいと思います。(評:高
                                                                                                                                                                                                                                                                                      橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                      足軽く朝を踏み出す白露の日/吉田晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                      日中は暑くても、すっかり秋の白露。朝夕は涼しく、凌ぎ
                                                                                                                                                                                                                                                                                      やすく身も心も軽くなります。「朝を踏み出す」が、さわ
                                                                                                                                                                                                                                                                                      やかで、充実した一日の始まりを予感させてくれます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                      (評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月9日 7時14分34秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋の蝶草につくときつかぬとき/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                           野道などでひらひら飛んでは留まり
                                                                                                                                                                                                                                                                                           留まっては飛びする蝶を見てはどのように
                                                                                                                                                                                                                                                                                           句にすればと何時も思っていました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                           見飽きる事のない光景です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                          新涼の風窓に来てジャムを煮る/洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                           キッチンの小窓から涼しい風が吹いて来る
                                                                                                                                                                                                                                                                                           そしてジャムを煮こんでいる洋子さん。何
                                                                                                                                                                                                                                                                                           のジャムでしょうね。美味しく出来あがり。
                                                                                                                                                                                                                                                                                           新涼の風が良いです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年9月9日 5時22分26秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                               新しき楽譜持つ子の爽やかに    藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                               新しい楽譜へ、子供さんが抱いているであろうかすかな緊張と
                                                                                                                                                                                                                                                                                               それを見守るお母さんの目が感じられます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:山田博史 [2000年9月8日 23時49分43秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  9月8日分より2句選ばせていただきます。


                                                                                                                                                                                                                                                                                                    窓レース新涼の風にふくらめり/藤田洋子

                                                                                                                                                                                                                                                                                                     <風が好きなのです。真っ白なレースのカーテンの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ふくらむ様は、静かな安らぎの時を感じさせます。>


                                                                                                                                                                                                                                                                                                    やわらかき風と思おうと花芙蓉/高橋正子

                                                                                                                                                                                                                                                                                                     <秋の風は、音や景色や心までも柔らかくしてしまう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      そう思いませんか。柔らかな輪郭の絵葉書を見ている
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ような気持ちになりました。>

                                                                                                                                                                                                                                                                                                      No.302◆:事務局 [2000年9月8日 10時11分4秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                      伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                      デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <302>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:守屋光雅 [2000年9月10日 6時15分25秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      お礼が遅れてしまいました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:相原弘子 [2000年9月9日 5時17分25秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                           孝子さん、ありがとうございました。数珠玉やその他群れて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                           いる所ですが、ここへ来ると、声も音も私には感じられない
                                                                                                                                                                                                                                                                                                           のです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月8日 20時8分28秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                              佐夜子様、選とコメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                              今は、9月が学校の運動会の季節です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年9月8日 20時1分31秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  信之先生、選んでいただきありがとうございました。光栄です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  正子先生、素敵な句をありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:目見田郁代 [2000年9月8日 12時40分44秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      正子先生
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      選句有難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      100キロ以上のスピードのなかでの句やはり情緒に欠けると
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      反省していました、でも素晴らしい詠みてにより、詩情を入れて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      戴きほっとしています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月8日 12時28分39秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          郁代さん、孝子さん、選と句評ありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          丁寧に読んでいただき、うれしく思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.301◆:発表(その1) [2000年9月8日 10時7分46秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              第25回句会(9月7日)入賞発表

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★一天の静けさの中に秋燕/阪本登美子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              水のようなしずかな天の広がりを、長い流線を描いて飛ぶ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              燕に、秋の澄みきった静けさを感じます。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★山の田のパイプはずして落とし水/守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              落し水の頃になると、稲穂がいよいよ垂れてきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              コンバインの調整をしているのを見かけます。空気も
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              乾いてきます。子供の時訪ねた親戚の山の田に、樋を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              通して水を引いていました。平地の田しか知らない私
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              には驚きでした。(評:相原弘子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:発表(その2) [2000年9月8日 10時9分0秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              最優秀コメント/高橋信之選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★八木孝子評
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              (円盤の刃に秋草のきらきら散る/高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              電動草刈機の草を刈る風景でしょうか。刃の先に刈られた
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋草が小さな草の粉となってまるで生き物のように飛び散
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              る様子を「きらきら散る」と感じる心は詩心ですね。一見
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              何気ない風景にも、心と目を凝らせば、飛び散る草の葉の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              美しさが見えてきて、詩が生まれるのですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              今回の入賞は、上記の最高点句/同点2句(3点)、最優秀コメント
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              の3句に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  No.300◆:互選 [2000年9月7日 10時11分25秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  第25回句会(9月7日)の互選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  から1句か、2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  9月7日当日の句は、<300>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ※発表は翌8日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ※選句は8日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年9月8日 8時49分36秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  円盤の刃に秋草のきらきら散る   正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   電動草刈機の草を刈る風景でしょうか。刃の先に刈られた秋草が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  小さな草の粉となってまるで生き物のように飛び散る様子を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  「きらきら散る」と感じる心は詩心ですね。一見何気ない風景にも、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  心と目を凝らせば、飛び散る草の葉の美しさが見えてきて、詩が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  生まれるのですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  数珠玉の群れ人影も声もなく   弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   ひっそりと自然の中にある「数珠玉の群れ」に焦点が当てられて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  そこに数珠玉だけの世界が醸し出されています。幼いころお手玉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  に入れて遊んだ数珠玉の懐かしい音が聞こえてくるようです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:大谷悦子 [2000年9月8日 8時31分1秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       一天の静けさの中秋燕  登美子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       静かな秋、その静けさは燕が飛ぶ事によって一層強調されますね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ハンムラビ法刻み込む石の冷え  萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       時空を越えて今に伝わる人類の遺産、法典の刻まれた
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       石の感触まで伝わってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:目見田郁代 [2000年9月8日 8時29分22秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          青穂田の密なるそよぎ一面に/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          収穫を前にして穂が重くなっていく田は
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          風も大きく波打って豊かでおおらかです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋正子 [2000年9月8日 8時23分46秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              一天の静けさの中に秋燕/阪本登美子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              水のようなしずかな天の広がりを、長い流線を描いて飛ぶ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              燕に、秋の澄みきった静けさを感じます。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ハイウエー次の町へと秋の雲/目見田郁代
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ハイウェーを走る爽快さが、読み手に伝わってきます。「
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              次の町へ」に詩情があって、白い秋の雲の流れと、車のス
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ピードを表現するのに、成功していると思います。素敵な
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ご主人の運転ですね。(高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月8日 8時4分2秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  グランドのエールの声が秋の窓へ/孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   早、秋の運動会でしょうか。応援の声が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   グランドへ行かなくても秋の空から聞こえてきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   子供達の楽しそうな様子が目に浮かびます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:相原弘子 [2000年9月8日 5時30分41秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       山の田のパイプはずして落とし水  守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        落し水の頃になると、稲穂がいよいよ垂れてきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        コンバインの調整をしているのを見かけます。空気も
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        乾いてきます。子供の時訪ねた親戚の山の田に、樋を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        通して水を引いていました。平地の田しか知らない
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        私には驚きでした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:吉田 晃 [2000年9月8日 1時20分58秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            山の田のパイプはずして落とし水/光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           田の水が落とされると秋たけなわ。植物の命が実り
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          になって、自然の素晴らしさを教えてくれる。やがて、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          来る冬の厳しさを知っているゆえに、心の底から神に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          実りを感謝し、盛大に晴れの儀式を行う。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             間違えました。すみません、301を消してください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月8日 0時24分13秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <一天の静けさの中に秋燕>登美子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              一筆書きの様な燕の動きと背景の秋の光景が想像されます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <山の田のパイプはずして落とし水>光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              知らない世界ですが、稲作の重要な仕事として、山の田の様子と併せて、詩的に思えます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              パイプを外す音、落し水の流れる音がいいですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月7日 23時43分50秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  農起しそして凶作砂漠化へ   萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   4大文明を通観する萬地郎さんの目には、みどり滴るうるわしのバビロンの都から、月面の裏側のような荒涼たる文明の終焉が見えているのでしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  星月夜鎌倉人となる明日   光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   陸奥、平泉の先から、鎌倉に攻め上ってくる様子が面白いですね。当地はこのところ天候不順です。星月夜になれば幸いです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月7日 22時33分23秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      熔鉱の輝く丸さ秋落暉 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      今日の夕暮れに、ほんとうにこのとおりの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      光景をみました。私はどう句にしたらよいか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      わかりませんでした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.299◆:事務局 [2000年9月7日 10時10分21秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <299>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月8日 6時45分23秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          竜馬さん、光雅さん、萬地郎さん、それに孝子さん
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          句評ありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月7日 23時8分49秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              正子先生、お選びいただいた皆様、ありがとうございます。現代音楽のように分かりにくい俳句で申し訳ありませんでした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              最近、連続して現代音楽を100名近い大編成のオーケストラで聞く機会があり、その印象を俳句にしてみました。コントラバスが8台並び、それだけでも壮観ですが、打楽器も各種揃えて一斉に打ち鳴らすと落雷のように人を驚かせます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年9月7日 22時27分14秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  正子先生、「無花果」の句、選句、コメントできなかったのですが、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  「素朴さの売られけり」という捉え方が素晴らしいなとじっくり
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  読んで気づきました。無花果への思いは、光雅さんの句評にある
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  思いに近いものがあります。学校から帰るといつもおやつにして
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  いました。子供のころはもっと甘かったように思うのですが、今は、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  あっさりした味になったようです。皮をむいて、ひたひたの水と砂糖
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  を加えて煮て、仕上げにワインを少し加え、冷蔵庫で冷やして、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  コンポートにして食べるのが好きです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年9月7日 21時58分2秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      正子先生、正人様、選んでいただき句評をありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       おっしゃっていただいたように刈田の匂いは、ふるさとへの郷愁なのでしょう。子供時代を農村部ですごしたことを幸せに思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:相原弘子 [2000年9月7日 13時50分20秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           洋子さん、ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.298◆:発表 [2000年9月7日 10時8分53秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              第24回句会(9月6日)入賞発表

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              互選最高点句/同点3句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★無花果のその素朴さの売られけり/高橋正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              イチジク大好きです。八百屋さんでも人気あるらしい。本
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              当に素朴そのものですネ。あれって、花なんですってネ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              花の種を食べているんですネ。素朴さが素晴らしい句です
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              。(評:城本竜馬)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★秋雨に土黒々と鋤かれあり/野上哲斉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              雨を含む土は、なお黒々として水や養分を蓄え豊かな土壌
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              となり、また次の作物を育てる土となるのですね。(評:
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              藤田洋子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★秋の雷奏楽堂のフォルティッシモ/伊嶋高男

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              今回の入賞は、上記の最高点句/同点3句(3点)に、決定しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.297◆:高橋正子 [2000年9月6日 10時25分48秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              第24回句会(9月6日)の互選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              から1句か、2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              9月6日当日の句は、<297>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※発表は翌7日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※選句は7日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:日野正人 [2000年9月7日 9時52分2秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              夕暮れの刈田ほのかに匂いけり  孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               稲刈りを終え、ほっと一息ついた時、ほのかに匂うあの独特な
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              匂いは、昔の光景を思い出させてくれました。見渡せば、遠くに
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              我が家が見えるほど、どの田んぼも刈取りを終えていました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              虫の声夜の暗さを透明に  正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               どこまでも透明に透き通る虫の声。それ以外、何も無い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              世界が広がっていて、暗いけれど「白一色の世界」だと感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月7日 9時50分1秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  <無花果のその素朴さの売られけり>正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  売店での無花果の位置付けは正にこの句に表されていると思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  無花果の想いは世代によっての相違が大きく、我が家で折角買ってきても私以外に食しません。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  <コントラバス野分がホールを吹き抜ける>高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  屋内の演奏と想定しますが、コントラバスの音が季節の風の音と詠んだと読みました
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年9月7日 8時50分14秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋の暮母の影より先行く子/日野正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      母と子の情愛が、さりげなく詠まれています。夕日の中を、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      いつもの道を、母より先へと行く子。それも、母の影の少
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      し先という距離が、母と子の関係をうまく表しています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      〈評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      夕暮れの刈田ほのかに匂いけり/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      刈り取られて間もない刈田に、稲の匂いと、土の匂いがほ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      のかに感じられます。辺りの空気の静まる夕暮れならなお
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      さら、ほのかに匂うのでしょう。その匂いは、郷愁に似て
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      います。〈評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:藤田洋子 [2000年9月7日 8時48分56秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋雨に土黒々と鋤かれあり   哲斉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           雨を含む土は、なお黒々として水や養分を蓄え豊かな
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           土壌となり、また次の作物を育てる土となるのですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋耕のきらりきらりと背を胸を  弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           秋耕に励む姿の輝きは、農作業をされる方への感謝の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           心の表れのようです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           


                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:碇 英一 [2000年9月7日 8時37分57秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              虫時雨鳴けない虫も数多(あまた)いて けいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              虫の声を聞くようになると、鳴かない虫が地にたくさんいることが同時に気になります。そこをよく捕らえていると思いました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              あれこれと頂く秋の土野菜 恵子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋の畑の収穫時、おあまりが近所から届ききます。今朝取ったばかりの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              新鮮なものです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年9月7日 8時5分7秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋の雷奏楽堂のフォルティッシモ    高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   ショスタコビッチか誰かでしょうか、雷が加わって、不協和音と
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  なり一段と現代的な迫力のある音楽になったのでしょうか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  「フォルティxシモ」が効いていると思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  自転車に秋の夜風の温みあり    英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   涼しさの中にも、ふと夏のなごりのある夜風、その微妙な感覚
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  を表現してあると思います。この季節の夜の自転車、実感があります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月7日 7時6分43秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      自転車に秋の夜風の温みあり   英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ちょっと前までの、厳しい残暑がうそのような涼しさです。夜風にほっとする温かさを感じています。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋雨に土黒々と鋤かれあり   哲斉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       手の入った畑にしっとりと細雨が降っている。秋の風情ですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年9月7日 6時23分0秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          無花果のその素朴さの売られけり/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          仙台の生家には無花果の木が3本ありました。戦中・戦後の食べ物がない時代,我々子供のおやつでした。熟さないうちから食べたほのかな甘さを思い出しました。〈素朴さ〉がぴったりです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          当地では育たないのか余り見ることがありません。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋茄子を焼いてさみどり盛る皿に/洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋茄子は美味しいですが,固いので焼いて食べるのが好いのかも知れません。〈焼いてさみどり〉鮮やかな色です。小生の家では漬け物だけにしています。生活を改善しないとこのような句は生まれて来そうもありません。憧れの句です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年9月7日 5時7分4秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               秋祭り張り子人形首すわる    守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               古くからの秋祭りでしょうか。首がすわっているということで
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               張り子が、よけい感じられます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:城本竜馬 [2000年9月7日 0時51分9秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  選句
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ・無花果の その素朴さの 売られけり(正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   イチジク大好きです。八百屋さんでも
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   人気あるらしい。本当に素朴そのものですネ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   あれって、花なんですってネ。花の種を食べて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   いるんですネ。素朴さが素晴らしい句です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ・どの角を 曲がるも頬に 秋の風(洋子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   今年の夏はとても暑かったですネ。いよいよ秋ですネ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   洋子さんの買物姿か犬の散歩か?いいですネ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ・秋雨に 土黒々と 鋤かれあり(哲斉)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   昨夜と一昨夜は久し振りの土砂降りでしたネ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   乾き切った田畑も一息つきました。早速に耕運機のお出まし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   です。十分に雨水は浸みとおって黒々とした肥沃の土でした。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月7日 0時3分47秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋の暮母の影より先行く子 正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      子供が先を急ぐのは住み慣れたうちに
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      かえるときか、それとも親戚にでも
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      遊びに行くのか、日暮れのはやさが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      よけい急がせるのでしょうね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      入れるのを失敗してすみません。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      先生、よろしくおねがいします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:三浦絹子 [2000年9月6日 23時53分32秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋の暮母の影より先行く子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:重美 [2000年9月6日 21時7分56秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                秋の雷奏楽堂のフォルティッシモ/高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               芸術の秋ですね。ビバルディの四季など演奏されて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               いたかもしれませんね。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月6日 20時3分29秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋の雷奏楽堂のフォルティッシモ/高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   上野の杜に時なら雷がそれも極めて大きい雷で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   折角の音楽鑑賞も台無しに成ってしまいましたね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      No.296◆:高橋正子 [2000年9月6日 10時24分42秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <296>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月6日 23時54分47秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      信之先生、お選びいただきありがとうございます。正人さんのすばらしい作品のお蔭です。ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:日野正人 [2000年9月6日 23時25分3秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          正子先生、選句していただきました皆様、大変ありがとうございました。また新しい気持ちで頑張ります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月6日 20時52分5秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              弘子様、選句とコメントをありがとうございました。霧の立山から
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              おりて来た目には、稲田の黄色い広がりがまぶしく感じられました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:甲斐浩子/転載 [2000年9月6日 17時51分23秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  No.298◆:甲斐 浩子 [2000年9月6日 15時16分35秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  正子先生いつも細やかなご配慮有り難う御座います。吉田晃さまご批評有り難う御座います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:相原弘子 [2000年9月6日 14時35分20秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       けいじさん、光雅さん、絹子さん、ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       2,3日前から、朝夕肌寒くもなりました。そしてさわやか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.295◆:発表(その1) [2000年9月6日 10時17分32秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          第23回句会(9月5日)入賞発表

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★朝霧の深さ見たくて前へ前へ/日野正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          雲と違って、霧は、地上に立ちこめることもしばしばです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          朝の霧は、山間部なら、いっそう動きのあるものなのでし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ょう。自分のいる周辺は、濃くなくても、少し前には、奥
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          深い霧がある。深い霧を訪ねたい衝動は、まさに、霧の魅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          力から出てきたものでしょう。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:発表(その2) [2000年9月6日 10時18分31秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          最優秀コメント/高橋信之選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★伊嶋高男評
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          (朝霧の深さ見たくて前へ前へ/日野正人)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          山霧の深さが実感できます。通いなれた道だから前へ行け
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          るのです。私もベランダの手すりの先から、霧の壁という
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          経験が何回かあり、前へ前への衝動に駆られました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          今回の入賞は、上記の最高点句(4点)、最優秀コメントに、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.294◆:高橋正子 [2000年9月5日 10時45分39秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              第23回句会(9月5日)の互選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              から1句か、2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              9月5日当日の句は、<294>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※発表は翌6日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※選句は6日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月6日 9時41分17秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              山道の風の遊び場女郎花  晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               山道で道端の秋草が風に揺れている。「風の遊び場」がいい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ですね。歩く作者も心地よい風と一緒に遊んでいるようです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              朝霧の深さ見たくて前へ前へ    正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               かつて海辺の崖の道で一寸先の見えない濃い霧に遭ったことが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              あります。私は立ちすくんでしまいました。濃い霧の中を歩くのは、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ベールに包まれた未知の世界を拓いていく強い意志が要ります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「深さを見たい」という所に男性的な強い意志の姿勢を感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年9月6日 8時50分23秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  音たてて秋刀魚焼きおる炎かな/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  時々炎をあげて、音を立てて焼かれる秋刀魚は、よい匂い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  までも届けてくれます。焦点の効いた句ですね。炎の色が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  印象的なので、秋刀魚を詠って、きよらかなイメージです
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  朝霧の深さ見たくて前へ前へ/日野正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  雲と違って、霧は、地上に立ちこめることもしばしばです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  朝の霧は、山間部なら、いっそう動きのあるものなのでし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ょう。自分のいる周辺は、濃くなくても、少し前には、奥
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  深い霧がある。深い霧を訪ねたい衝動は、まさに、霧の魅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  力から出てきたものでしょう。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:碇 英一 [2000年9月6日 8時29分35秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      朝霧の深さ見たくて前へ前へ 正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      霧の混沌さの深さを探らずにおられない衝動、前へ前への姿勢に常なる新しさを感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      いくつもの山をまたいで秋の空 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋の空は人の心も大きくさせてくれます。大きな景色です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:大谷悦子 [2000年9月6日 7時47分26秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           音たてて秋刀魚焼きおる炎かな  英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           脂の乗った秋刀魚、焼けばその脂に入る炎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           焼き上がった美味しそうな秋刀魚が目に浮かびます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           コスモスに隠されている党看板  光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           党看板も相手がコスモスでは仕方がありませんね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           コスモスは優しい色使いで咲き揃ったのですね。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月6日 7時28分37秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              朝霧の深さ見たくて前へ前へ   正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               山霧の深さが実感できます。通いなれた道だから前へ行けるのです。私もベランダの手すりの先から、霧の壁という経験が何回かあり、前へ前への衝動に駆られました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月6日 6時33分36秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   山降りくれば実りの秋の広がれる   八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   うっそうとした、樹木の中を降りてきての平地。明るさが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   思われ、その中の実り田。見入るばかりでしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   虫時雨一週間が速く過ぎ      ふるたけいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   日経つことの速さ。週明けをふと思っているうちに水曜日。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   そしてたちまち週末です。まだしばらくの虫の声に、失い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   そうになった日々を振り返ることができそうです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:守屋光雅 [2000年9月6日 4時47分16秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      音たてて秋刀魚焼きおる炎かな/英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      七厘の炭火で秋刀魚を焼く風景は贅沢なものになってしまいました。それでもこだわってやっている人なのかも知れません。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      〈焼きおる〉からお主やるなあという作者の気持ちが伝わってきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋天へベビー服干す白い腕/弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      育児に専念している若いお母さんなのでしょう。子供が命と育てる母親は美しい。母に勝る宝はないと半世紀後このベビーは思うに違いない。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月6日 0時54分28秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          つやつやの秋刀魚を焼けた網に置く   晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           真赤に熾った炭か薪の上に網をのせ、秋刀魚を焼こうというところですね。先代の金馬師匠の<目黒のさんま>を髣髴させる情景です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月6日 0時1分20秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <壁画よりクメール人の息遣い>悦子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              写真でのアンコールワットの様子は正にクメールの華ですね。試練を乗り越えた遺跡です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <山道の風の遊び場女郎花>晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              そよぐ女郎花の揺れる様が美しい。すばらしい山国の自然で、羨ましい限りです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月6日 0時1分15秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  食堂の一番人気初秋刀魚/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   とても美味しそうな匂いまで伝わって来そうな
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   句です。家も今夜ごろ秋刀魚を焼きましょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月5日 23時32分0秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋の水野菜はどれも洗い上げ 弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      泥のついたとれたての野菜をあらいおえ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ホッとしたすがすがしさがうかがえます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:けいじ [2000年9月5日 23時1分52秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋天へベビー服干す白い腕 弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           ベビー服を青空の下に干している母親。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           夏に生まれた赤ちゃんか、母親は暑さから子供を守っていたためか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           日にやけることもなく白い腕。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           子を得た母親の静落ち着きを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          いくつもの山をまたいで秋の空  晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           まだ紅葉は来ないが夏の盛りは過ぎた山々。その山にかぶさるように
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           真っ青な秋の空が広がる。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           さわやかな広さを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:吉田 晃 [2000年9月5日 21時51分1秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                天高く真白き雲の中へビル/浩子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               ことばに飾りがなく、秋をはっきりと表現しています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              いい句ですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                流星の落ち行く先も星の国/幹夫
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               情景がよく分かりますが、こんな表現は思いつきません
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              でした。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:重美 [2000年9月5日 20時32分17秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  流星の落ち行く先も星の国/幹夫
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  少し寂しいような、神秘的な感じのする句です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  流星が秋の季語だと言うことを思い出させてくれました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      No.293◆:高橋正子 [2000年9月5日 10時42分44秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <293>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:藤田洋子 [2000年9月6日 16時50分34秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      正子先生、選句していただいた皆様、大変ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月5日 23時8分48秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          信之先生、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          絹子さん、悦子さん、重美さん、萬地郎さん、光雅さん、ご選句いただきありがとうございます。機上からとは違った東京の夜景を表現したいのですが、上手くいきません。これからもトライしていきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月5日 21時29分42秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              信之先生
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               最優秀コメントに取り上げていただき、大変光栄です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「鈴虫鳴く駅」(孝史)という素敵な句に出会ったおかげです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:相原弘子 [2000年9月5日 15時45分25秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   洋子さん、ありがとうございました。重信中学の裏通りです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   休憩時間らしい声でした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月5日 11時49分43秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      正子先生はじめ、悦子様、英一様、孝子様「歩きたき夕暮れの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      あり秋ざくら」に選句と思いも寄らぬコメントを頂戴しまして、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      有り難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ここ数日、戸外へ出てませんでしたのでこんな句に成りました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.292◆:事務局/高橋正子(その1) [2000年9月5日 10時26分37秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          第22回句会入賞発表

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          最優秀句/高橋正子選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★新涼の空を見上げるいくたびも/藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          いよいよ涼しくなってきました。涼しさについ空を見
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          る。透明感を帯びてきた空色が、あらたな色に思われ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ます。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          互選最高点句/同点2句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜の闇へ/有吉孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          夕方になると虫の音はいっそう大きく耳に入ってきま
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          す。 「駅」の風景が旅の郷愁をさそいます。(評:目
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          見田郁代)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★千万の都市の点滅眉月落つ/伊嶋高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          東京の灯が瞬くころに、眉の様な月が沈む。大きな景
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          観ですね。(評:霧野萬地郎)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月5日 13時38分38秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          最優秀コメント/高橋信之選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★八木孝子評
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          (鈴虫鳴く駅を過ぎまた夜の闇へ/有吉孝史)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          夜行列車でしょうか、終列車でしょうか、小さな駅に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          とまると、虫の音が迎えてくれる、しばらくの停車の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          あと、列車は夜の闇へと入っていった。列車の動きに
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          よって、音のある世界から音のない世界へ、光から闇
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          の世界へ、その微妙な変化を捉えたところが見事だと
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          今回の入賞は、上記の最優秀句、最高同点句2句(5点)、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          最優秀コメントに、決定しました。おめでとうございま
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          す。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋正子 [2000年9月5日 13時37分34秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              訂正

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜の闇へ/有吉孝史>
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              上記「鈴虫の」の「の」を削除し、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <鈴虫鳴く駅を過ぎまた夜の闇へ/有吉孝史>
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              とする。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  No.291◆:高橋正子 [2000年9月4日 10時41分33秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  第22回句会(9月4日)の互選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  をお願いします。東京・関西・松山・一般句会掲示板のすべて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  から1句か、2句をお選びください。コメントもお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  9月4日当日の句は、<291>をレス番号に入れ、お書き込
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ※発表は翌5日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ※選句は5日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:大谷悦子 [2000年9月5日 9時59分19秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   歩きたき夕暮れのあり秋ざくら  佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   秋桜のある夕暮れ、いつまでも浸っていたい夕暮れを
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   静かに味わっていらっしゃる様子が伝わってきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   千万の都市の点滅眉月落つ  高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   眼下に広がる素晴らしい夜景、そして沈み行く眉月、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   なんてお洒落な夜でしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月5日 9時40分29秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      千万の都市の点滅眉月落つ 高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      写真をみるような美しい都市の光景を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      うまく表しておられるとおもいます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:三浦絹子 [2000年9月5日 9時35分5秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          新涼の空を見上げるいくたびも 洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          雨のおかげで爽やかな昨日、今日、空を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          みあげると高くすんでいる。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ああ、秋になったなあというすがすがしい気持ちが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <いくたびも>にあらわれているとおもいます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月5日 8時40分30秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋千草夕べの雨の水ふくみ/洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               長く続いた晴れの日の草々にもやっと恵みの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               雨が降り思う存分水を含み花を咲かせ実を実らせ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               草紅葉と成っていく事でしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年9月5日 8時33分16秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  新涼の空を見上げるいくたびも 洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋らしい涼しさが訪れ、季節の変わり目を空の変化に見る。何度もそれを確かめ、楽しみを見出す心持と感じました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  歩きたき夕暮れのあり秋ざくら 佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  散歩のするに快い秋の夕暮れ、歩きたいと心から願っている佐夜子さんの気持ちがコスモスに託されて感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年9月5日 8時16分44秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      新涼の空を見上げるいくたびも/藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      いよいよ涼しくなってきました。涼しさについ空を見る。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      透明感を帯びてきた空色が、あらたな色に思われます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      (評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      歩きたき夕暮れのあり秋ざくら/堀 佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      歩いてみたい夕暮れは、誰にでもあります。佐夜子さんは、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      足がご不自由なので、私が歩いてみたいと思うより、切実
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      に「歩いてみたい」のだろうと思います。二本の足で、さ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      わやかに、夕暮れのコスモスの咲く道を歩きたいのだと思
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      いますが、心に染みる俳句です。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:藤田洋子 [2000年9月5日 7時55分54秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          地蔵様現る山頂霧の中   小滝菊乃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           霧の立ちこめる山を登りつめるとそこにはお地蔵様の姿。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           現れた柔和な地蔵様のお顔に、ほっとした安堵感、楽しさ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           をも感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          さわやかに賑やかに校舎からの声  相原弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           新学期早々、子供たちの元気な声が秋爽の空に響きます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年9月5日 6時55分3秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜に   有吉孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               一駅過ぎるたびの夜。自分のどのような思いも、乗せていっても
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               いいのではないでしょうか。鈴虫の声がそう思わせます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:守屋光雅 [2000年9月5日 6時52分33秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  千万の都市の点滅眉月落つ/高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  巨大都市東京の人工的光が夜を征している。月は地球誕生以来夜を見つづけている。これもはかないものなのかも知れない。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  朝露の草を踏み行き足濡らす/洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夏と秋を交互に繰り返し秋に向かう今の時季がうまく伝わってきます。足を濡らしても気にならない清潔感があります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月5日 0時10分5秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <千万の都市の点滅眉月落つ>高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      東京の灯が瞬くころに、眉の様な月が沈む。大きな景観ですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜に>孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      作者は駅に居ての観察ですが、そこを走る電車主観での句作と鑑賞しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      鈴虫と鉄道を介しての「闇と自然音」と「光りと雑音」の対比と動きが面白いですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:八木孝子 [2000年9月4日 22時25分11秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          歩きたき夕暮れのあり秋ざくら   佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           やさしくゆれているコスモスを見ていると、夕暮れを、花に溶け
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          込んで歩いてみたいと思う。抒情的な内容も句の姿も好きです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜に   孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           夜行列車でしょうか、終列車でしょうか、小さな駅にとまると、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          虫の音が迎えてくれる、しばらくの停車のあと、列車は夜の闇へと
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          入っていった。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           列車の動きによって、音のある世界から音のない世界へ、光から
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          闇の世界へ、その微妙な変化を捉えたところが見事だと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月4日 21時1分48秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜に   孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               列車が小さな駅に停車すると、ぼんやりと明るい改札の辺りから、鈴虫の鳴き声が一斉に聞えてきます。列車はやがて動き出して夜の帳の中へ消えていきます。作者は夜汽車の窓に寄り添い、秋が深まって行くのが感じてます。<また夜に>がいいですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:重美 [2000年9月4日 21時0分46秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  千万の都市の点滅眉月落つ/高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  東京でしょうか、無数の照明がきらめくその上に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  かかっていた眉月が、西の空に落ちていく様子でしょうか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  神秘的な感じがします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:目見田郁代 [2000年9月4日 20時10分9秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      鈴虫の鳴く駅を過ぎまた夜に/孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      夕方になると虫の音はいっそう大きく耳に入ってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「駅」の風景が旅の郷愁をさそいます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      (ちなみに行き先は南予と思われますが)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.290◆:高橋正子 [2000年9月4日 10時31分53秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <290>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:転記 [2000年9月4日 23時40分36秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          甲斐 浩子 [2000年9月4日 22時6分6秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ご指導有り難う御座います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          先月末より参加させて頂いて早速ご指導していただき嬉しく存じます。ほんとにつたない、句で御座いますが少しでもレベルアップ出来たら良いなーと夢を見ています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          野田ゆやか様、相原弘子様コメントを有り難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月4日 20時50分23秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ゆたか様
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               選とコメントをありがとうございました。山霧で見えなかった稜線
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ゆえに、吾亦紅が一層いとしく思われたのでしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年9月4日 20時42分46秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  正子先生
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   選の発表を見て、びっくり致しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   大好きな吾亦紅の素材で最優秀句に選んでいただき、とても
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  うれしく、本当に励みになります。ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月4日 14時32分13秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      碇様、丁寧な句評を有り難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      今もってかぼちゃはあまり好きでは有りません。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      昨日も南瓜、今日もかぼちゃ、の記憶って怖い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ですね。好き嫌いは無いほうなんですが。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:伊藤 重美 [2000年9月4日 14時5分38秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          正子先生、伊嶋様、選句とコメントありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          自然に咲いている女郎花をみる機会がほとんどなく、せめて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          花屋さんで見るのを楽しみにしています。今は秋の七草が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          あふれています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年9月4日 14時3分18秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               佐夜子さん、孝子さん、ありがとうございました。全く
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               心に思ってもないことに、出会うとしばらくその虜に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               なったりします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年9月4日 13時29分54秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  光雅さん、孝子さん、選と句評ありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  またお祝いのメッセージありがとうございます。水煙創刊
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  号を出したときに、産まれた娘ですので、よろしく。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月4日 11時36分5秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      信之先生はじめ、高男様、弘子様、重美様
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      有り難うございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      はじめての最高点句で感激です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      霧が秋の季語であるのをこの句をつくって
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      知りました。山にも霧にも感謝です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.289◆:高橋正子 [2000年9月3日 8時51分32秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          9月3日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          お選びください。コメントもお願いします。9月3日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          句は、<289>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ※発表は翌4日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ※選句は4日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月4日 10時21分26秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          最優秀句/高橋正子選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★吾亦紅稜線ついに見えざりき/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          遠い山の稜線は、期待したけれど霧で見えない。自分のいる
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          辺りには、やさしい吾亦紅が咲いている。しっとりした句で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          すね。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          互選最高点句/第21回句会

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★霊峰がまるごと霧の中にある/三浦絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          口語表現の句ですが、浮ついたところがなく、しっかりして
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          います。いい句ですね。(評:高橋信之)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          第21回句会(9月3日)の最優秀句と互選最高点句(3点句)は、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          上記の句に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:碇 英一 [2000年9月4日 9時49分49秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              大南瓜飢餓の記憶のふと甦り 佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              大南瓜に戦後の食料困難な時を思い出すのはもう一定年齢の人になっています。が脳裏に刻みつけられたものは折りに触れ甦えって来ます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              口笛の暗譜怪しき赤とんぼ ゆたか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              赤とんぼを見ていて自然に出てきた赤とんぼの曲、口笛も久しぶりなら
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              なかなか完全に最後までとはいかない少し寂しい心持。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年9月4日 9時27分7秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  吾亦紅稜線ついに見えざりき/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  遠い山の稜線は、期待したけれど霧で見えない。自分のいる
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  辺りには、やさしい吾亦紅が咲いている。しっとりした句で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  すね。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  歩道へとはみだす花舗の女郎花/伊藤重美
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  歩道まではみだした女郎花に、街は、さわやかです。道行く
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  人も、さわやかな秋を感じていることでしょう。(評:高橋
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年9月4日 8時26分56秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      草は花を娘の誕生日の空の下   正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       秋空の下、野に秋草が花をつけ始めています。「草は花を」に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      誕生日を迎えたお嬢さんの成長を喜び、また豊かな人生の実を結ぶ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ことへのお母さんの願いが伝わってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「物と心が重なっている」俳句のお手本を見せていただきました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       句美子さんの誕生日、おめでとうございます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ばった飛ぶしーんとしている通り道   弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       昼下がりの農道を歩いていると、道端の叢からバッタが一匹ふと
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      飛び出した。はっとしたその一瞬を捉えて、あたりの静けさが一層
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      際立ち、何か思索的なものを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:相原弘子 [2000年9月4日 7時9分15秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           霊峰がまるごと霧の中にある   三浦絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           荘厳です。石鎚山は立派な山です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           幼子の竿灯操る白き腕      甲斐浩子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           東北の三大祭りとして、テレビでその様子を目にします。大人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           子供を問わず、竿灯を操るあの技。魅せられます。幼子の白い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           腕はよりそれを思わずにはおられません。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年9月4日 6時33分39秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              草は花を娘の誕生日の空の下/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋風になびく草の花はいとおしい。爽やかなお母さんの愛情が伝わってきます。文人輩出の松山東高校生,句美子さんの聡明さは
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              間もなく母親を越えるのでしょう。お誕生日おめでとうございます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              驟雨去りほとぼりさめぬ古書肆街/高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              東京神田の古本屋さんの夏の終わり,雰囲気があります。残りの財布を気にしながら汽車の中で読む本を買った記憶が甦ってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月4日 0時26分57秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ばった飛ぶしーんとしている通り道/弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   早朝のまだ静かな野の道に目の前を飛蝗が飛んだので
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   弘子さんは少しびっくりされたのでしょうね。秋の朝
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   の一こまです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:目見田郁代 [2000年9月3日 23時57分42秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      そばの茎透いて見えてる秋の卓/光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      以前長野を旅した時峠の蕎麦屋で種いただいて帰り
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      蒔くと一週間で芽がでて、どんどんのびました、花瓶
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      のなかの茎のやさしい緑色思い出しました、食べてよし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      飾ってよしの蕎麦ですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月3日 23時51分48秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          霊峰がまるごと霧の中にある   絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           言われてみればまったくその通りです。高僧の一喝のような禅味のあるいい句です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          歩道へとはみだす花舗の女郎花   重美
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           歩道には街路樹が木陰を作っていて、気持のよさそうな花屋ですね。女郎花は文字では昔から知っていましたが、実物を見たのは俳句を始めてからです。この情景と同じような花屋が近くにあり、親しみのもてる作品です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:三浦絹子 [2000年9月3日 23時51分39秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              赤とんぼ去りてお空に星一つ ゆたか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              日が落ちるのが早くなったこのごろ、犬の散歩を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              しているとこんな光景をいつも眺めて歩いています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              童謡のように歌いたくなりますね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:野田ゆたか [2000年9月3日 21時35分53秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  稜線はついに見ざりき吾亦紅/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  稜線は見えなかったが、平地ではまだ花を付けていない吾亦紅がここでは花を付けていた。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  又の機会があれば稜線がスカッと見えるようなときに来たいものだ、との声が聞こえてきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  幼子の竿灯操る白き腕/甲斐浩子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  幼若が、小振りの竿灯を手の平に立てようと一生懸命バランスをとっている様子が、微笑ましく伝わってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:伊藤 重美 [2000年9月3日 14時53分27秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         草野球蜻蛉が塁に来て留まる /野田 ゆたか 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       *爽やかな秋風の グラウンドで野球を楽しむ人たちがいて、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        ベースの上に蜻蛉が留まったりしている。いかにものんびり
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         とした野球であり、春とはまた違う秋ののどかな昼間の様子が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        感じられます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         霊峰がまるごと霧の中に ある /三浦絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       *すぐそこに石鎚山の姿が見えるはずだったのに、すっぽりと
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        霧に包まれて、しかしそ れもまた何か神々しいと感じながら
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        眺める作者が思われます。秋の爽やかな句だと思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     以上 伊藤重美 選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          前のページ  次のページ