第1回句会〜第10回句会



   デイリー句会

     水煙ネット事務局
     第11回句会(2000年8月24日)から第20回句会(9月2日)


No.288◆:高橋正子 [2000年9月3日 8時50分17秒]

伝言板

デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
ましたら、気楽にご利用下さい。
<288>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
Res>◇:八木孝子 [2000年9月3日 22時52分47秒]
佐夜子さま、選とコメントをありがとうございました。
朝6時からの、FM放送の「朝のバロック」をよく聞くのですが、
たまたま2日は私の大好きなバッハの「無伴奏チェロ組曲」だった
のです。本当に心に染み入る曲です。CDも持ってはいるのですが。
      Res>◇:八木孝子 [2000年9月3日 22時44分18秒]
      正子先生、ご丁寧なご指導をありがとうございました。
      「物と心が重なっているのが俳句」ということ、理解できたように
      思います。実際の風景を見て、何に感動するかは、それぞれの心の
      ありかによるということですね。貴重な勉強になりました。
          Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月3日 22時26分42秒]
          正子様、絹子様、有り難う御座いました。
              Res>◆:高橋正子 [2000年9月3日 21時51分32秒]
              八木孝子さんへ
              <遠き枝も秋の新芽を吹くらしき/正子>
              この句を選に入れてくださりありがとうございます。
              この句に対する解釈が、ご自分の解釈でよいのかという若
              干の不安がおありなのでしょうか。以下、ご参考までに。
              この句は、実際の光景です。遠くの枝が、くっきりと見え
              ライムグリーンような、目にさやかな緑でした。おそらく
              剪定された枝から新しい芽が吹き、新緑のようになったの
              でしょう。きのう一番印象に残った光景でした。
              物と心が重なっているのが、俳句です。このように事実を
              認識するときの心はどうか、というのが、俳句の解釈や読
              みと思ってくださってよいと思います。遠くの枝は、はる
              かなもの、空や亡くなった人、遠くに住む人などを、結果
              的には思わせるものになりました。私の心が、そのときそ
              ういうものに、向かったということでしょう
                  Res>◆:守屋光雅 [2000年9月3日 15時53分40秒]
                  正子先生,誌友の皆さんありがとうございます。
                  ご丁寧なコメント恐縮しております。
                  本日,当地は雨模様外に出ず,朝日新聞日曜版の名画日本史の蕪村を面白く読み,知らないことばかり,読みたい本がふえました。
                  昼の時間にアクセスすることは少ないのですが,恵みの雨です。
                  萬地郎さんからご案内頂いている鎌倉吟行句会楽しみです。
                  皆さん,お世話になります。
                      No.287◆:高橋正子 [2000年9月2日 6時44分39秒]

                      9月2日当日の互選をお願いします。
                      東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                      お選びください。コメントもお願いします。9月2日当日の
                      句は、<287>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                      ※発表は翌3日の午前10時30分です。
                      ※選句は3日の午前10時までにお済ませください。
                      Res>◆:高橋正子 [2000年9月3日 10時11分16秒]

                      互選最高点句/第20回句会

                      ★風入りて留守居の卓に蕎麦の花/守屋光雅
                      風の入る静かな家の、留守居の気持ちが、よく出ていると思
                      います。しかし、そぞろ落ち着かないというわけではないの
                      は、作者が、自然とともにあるからだろうと思われます。風
                      を楽しみ、清楚なそばの花や、ほんのり紅のさしたその茎を
                      楽しむことのできる心がよいと思います。(評:高橋正子)

                      第20回句会(9月2日)の互選最高点句(4点句)は、上記の句に
                      決定しました。おめでとうございます。
                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月3日 9時56分17秒]

                          風入りて留守居の卓に蕎麦の花/守屋光雅
                          風の入る静かな家の、留守居の気持ちが、よく出ていると思
                          います。しかし、そぞろ落ち着かないというわけではないの
                          は、作者が、自然とともにあるからだろうと思われます。
                          風を楽しみ、清楚なそばの花や、ほんのり紅のさしたその茎
                          を楽しむことのできる心がよいと思います。(評:高橋正子)

                          黄色い靴ぴたり合って秋遊び/堀 佐夜子
                          「秋遊び」は、こなれないことばだが、黄色いぴったりした
                          靴で遊んでいる、子どもの楽しさが、鮮明に表現されている
                          と思います。
                              Res>◇:碇 英一 [2000年9月3日 9時21分37秒]
                              長き夜葬列のごと白い雲 高男
                              秋の夜の空に見えて流れている白い雲を葬列と例えたの確かにと思いました。

                              風入りて留守居の卓に蕎麦の花 光雅
                              「風」「卓」「蕎麦の花」が一人切りの部屋にある状況で、秋の感じがよくでていると感じます。
                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月3日 9時15分26秒]

                                   一茎の長き軽さにねこじゃらし  碇 英一
                                   どこにでも見受けられるねこじゃらし。ゆらり、ふわりと
                                   しているのは、軽そうで、なにかを楽しんでいるかのよう
                                   です。
                                   
                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月3日 7時0分16秒]
                                      そばの茎透いて見えてる秋の卓   光雅
                                       蕎麦の白い花に赤い茎!岩手名物、椀子蕎麦を食べたくなりましたが、今は、<まだ花でもてなす>で、新蕎麦はもう少し先ですね。
                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年9月3日 6時49分36秒]
                                          かなかながなかなか鳴かない今日の森/けいじ
                                          乾燥した音の蜩をもう一度聴いてみたいと来てみたが,鳴いてくれない。[ka][na]の繰り返しにより一層その気持ちが伝わってくる。

                                          文明を起こせし土偶の秋思かな/萬地郎
                                          文明発祥の地の土偶,たぶん単純な形なのでしょうが不安な表情を読みとり,思索に結びつけている。
                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月3日 0時28分24秒]
                                              朝涼やチェロ組曲で目覚めけり/孝子
                                               なんと素敵な朝の目覚めでしょうか。
                                               わたしもがらにも無くURLでバッハを探して
                                               インスールし、少しだけ聞いてみました。
                                               CDが欲しくなりました。夫に笑われそうですね。

                                              かなかながなかなか鳴かない今日の森/けいじ
                                               アの母音が多くてリズムが良くて楽しい俳句ですね。
                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月3日 0時14分7秒]
                                                  <かなかながなかなか鳴かない今日の森>けいじ
                                                  一度、読み切ると復唱したくなります。季感あふれる楽しい俳句です。

                                                  <風入りて留守居の卓に蕎麦の花>光雅
                                                  静かで爽やかな様子と、可憐な蕎麦の花がマッチして、印象的です。
                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年9月2日 23時50分29秒]

                                                      萩揺れて人待つ門の薄月夜 佐夜子
                                                      源氏物語のような美しい場面をおもわせる句
                                                      だとおもいます。
                                                          Res>◇:八木孝子 [2000年9月2日 23時39分48秒]
                                                          文末の「うか。」消し忘れです。すみません。
                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月2日 23時36分12秒]
                                                              文明を起こせし土偶の秋思かな   萬地郎
                                                               文明の発祥の地から発掘された土偶が物思う様子で秋の陽を
                                                              浴びている、はるかな文明を思う作者の気持ちが土偶の目に秋思を
                                                              みたのでしょう。「土偶の秋思」から埴輪の目をイメージしました。
                                                              秋の情感が伝わってきます。

                                                              遠き枝も秋の新芽を吹くらしき  正子
                                                               秋に新芽を吹く枝、何の枝だろう、それとも、これは遠く離れた
                                                              地に住む子の成長を喜ぶ親の気持ちを比喩的にあらわしたものなの
                                                              でしょうか。解釈に全く自身がないのに、何か気になる句です。
                                                              うか。
                                                                  Res>◆:けいじ [2000年9月2日 23時29分43秒]
                                                                  ▲ : http://ww.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                  風入りて留守居の卓に蕎麦の花 光雅
                                                                   風通しのいい部屋。帰ってみると妻はどこかへ出かけたのか留守。
                                                                   部屋も真中のテーブルに、小さな白い花をつけた蕎麦の花。
                                                                   なんだかほっとする光景。
                                                                      Res>◆:野田ゆたか [2000年9月2日 22時25分7秒]
                                                                      秋夕焼雲の切れ間の浅葱色/伊嶋高男
                                                                      秋夕焼に浅葱色。彩色が素晴らしく、山の景・海の景・町の景、いろいろな景を想像しました。
                                                                      一茎の長き軽さにねこじゃらし/碇 英一
                                                                      狗尾草は、よく見かけます。今の時期、確かに長き軽さの感じがします。
                                                                          No.286◆:高橋正子 [2000年9月2日 6時43分33秒]

                                                                          伝言板

                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                          <286>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                          Res>◆:安丸てつじ [2000年9月3日 7時20分11秒]
                                                                          正子先生
                                                                          拙句ご推薦頂き感激しております。我が家の小庭と目の前の公園に四季の花を楽しめるのが、ちょっとばかりの幸せです。
                                                                              Res>◆:大谷悦子 [2000年9月2日 21時28分52秒]
                                                                               郁代様 萬地郎様 高男様
                                                                               選句、コメントいただきまして有難うございました。
                                                                               噺家と客席が馴染むまでの時間も初めての私にとりましては
                                                                               新鮮なものでした。
                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月2日 14時33分7秒]

                                                                                   正子先生、最優秀句をありがとうございました。

                                                                                   ゆたかさん、佐夜子さん、ありがとうございます。恙無く
                                                                                   過ぎた二百十日。ただ松山は水不足。ひたすら雨を待って
                                                                                   います。
                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年9月2日 10時52分49秒]
                                                                                      弘子様、選句とコメントをありがとうございました。
                                                                                       久しぶりに出た街の風景は夏のなごりなのに、空はもう秋でした。
                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月2日 10時20分12秒]

                                                                                          てつじさん、選と句評ありがとうございました。果樹園から
                                                                                          その日に採れた梨が、一箱届き、そのあまりにも清潔な色と
                                                                                          形に驚きました。
                                                                                              No.285◆:司会/高橋正子 [2000年9月1日 3時17分36秒]

                                                                                              9月1日当日の互選をお願いします。
                                                                                              東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                              お選びください。コメントもお願いします。9月1日当日の
                                                                                              句は、<285>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                              ※発表は翌2日の午前10時30分です。
                                                                                              ※選句は2日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                              Res>◆:司会/高橋正子 [2000年9月2日 10時10分17秒]

                                                                                              最優秀句/高橋正子選

                                                                                              ★秋暁の雲のかたちも色も見る/相原弘子
                                                                                              暁には、もののはじまりがもつ特別な感懐があります。
                                                                                              早く起きて、秋の暁の空のようすを眺める余裕の心が、
                                                                                              「かたちも色も」となって、句に表出されたと思いま
                                                                                              す。(評:高橋正子)

                                                                                              互選最高点句

                                                                                              ★秋の寄席少しかための笑いから/大谷悦子
                                                                                              寄席の期待も含めた笑いの始まりですね、雰囲気がこ
                                                                                              ちらにも伝わってきて楽しい気持ちになりました。
                                                                                              (評:目見田郁代)

                                                                                              9月1日の最優秀句と互選最高点句(3点句)は、上記
                                                                                              の2句に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                  Res>◆:日野正人 [2000年9月2日 9時44分54秒]
                                                                                                  <学び舎はどの窓も開き秋の声>  郁代
                                                                                                   「どの窓も開き」が静かだった学校に子ども達が
                                                                                                  帰ってきた様子がはっきり分かります。なんと言っても
                                                                                                  子どもがいてこその学校ですね。
                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年9月2日 8時55分48秒]
                                                                                                      流転して朝顔のすてさりし夜  隆博
                                                                                                       今朝、朝顔が見事に咲いた、夜の蕾を捨て去って。万物流転、朝顔
                                                                                                      の花開くのもまた流転、作者の宗教的な洞察眼を感じます。
                                                                                                      そう思ってわが家の今朝の朝顔を見ると、花は神々しい輝きを持って
                                                                                                      いるようでした。 5・12のリズムが、読者をふと立ち止まらせて
                                                                                                      内省的な気持ちにさせてくれます。

                                                                                                      水煙の天を広げて星の秋   ゆたか
                                                                                                       塔の水煙の先にある夜空は、一層その広がりを増して、その上の星の瞬く空に秋を感じるという「天を広げて」がいいと思いました。
                                                                                                       京都のお寺の水煙でしょうが、私は、薬師寺の東塔の水煙を想像し
                                                                                                      ながら読みました。
                                                                                                          Res>◆:目見田郁代 [2000年9月2日 8時50分54秒]
                                                                                                          <秋の寄席少しかための笑いから> 悦子
                                                                                                          寄席の期待も含めた笑いの始まりですね、雰囲気が
                                                                                                          こちらにも伝わってきて楽しい気持ちになりました。
                                                                                                              Res>◆:大谷悦子 [2000年9月2日 8時10分2秒]
                                                                                                               秋天の青透明や海平ら  登美子
                                                                                                               澄み渡る秋の空に静かな海、爽やかな秋を大胆に詠まれて
                                                                                                               いると思います.
                                                                                                                  Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月2日 7時53分1秒]
                                                                                                                  オニヤンマ今朝のおかずを覗き飛ぶ/光雅
                                                                                                                   楽しい俳句です。オニヤンマが家の中まで
                                                                                                                   飛んできたのですか、トンボの目でおかずを
                                                                                                                   覗かれたなんて。わたしには懐かしい昔日です。

                                                                                                                  二百十日スニーカーがよく乾き/弘子
                                                                                                                   台風も二つほど有った様ですけど無事に九月一日も
                                                                                                                   過ぎて日照り続きでスニーカーも善く履きお疲れ様と
                                                                                                                   丁寧に洗い干せば良く乾きますね。
                                                                                                                      Res>◆:安丸てつじ [2000年9月2日 7時11分26秒]
                                                                                                                      せいけつな梨のいくつも箱にあり    正子
                                                                                                                      清冽な秋の風情ですね。そういえば二十世紀梨の名前はそのまま残すとか。
                                                                                                                      たおやかに九月ですねとウエイトレス  ゆたか
                                                                                                                      素直な口語俳句。「たおやかに」の書き出しが好きです。さぞかし美人だったのでしょうね。
                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月2日 6時34分15秒]

                                                                                                                          秋暁の雲のかたちも色も見る/相原弘子
                                                                                                                          暁には、もののはじまりがもつ特別な感懐があります。早
                                                                                                                          く起きて、秋の暁の空のようすを眺める余裕の心が、「か
                                                                                                                          たちも色も」となって、句に表出されたと思います。(評
                                                                                                                          :高橋正子)

                                                                                                                          漸くの慈雨に艶やかカンナ燃ゆ/安丸てつじ
                                                                                                                          カンナの花期は長い。咲き始めるころのカンナは、花の色
                                                                                                                          もはっきりしているが、一夏を終わる頃になると、いくぶ
                                                                                                                          ん弱って花色も褪せてくる。ところが花の生命力の強さで、
                                                                                                                          慈雨を得て、また色艶やかになってくる。時間の流れが大
                                                                                                                          きく捉えられた結果、カンナの花がふくよかにさえ感じら
                                                                                                                          れる。(評:高橋正子)
                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年9月2日 6時11分5秒]
                                                                                                                              秋夕焼けサーファー波に染まりけり/登美子
                                                                                                                              夕焼けが反射している波頭に乗ってサーファーは一瞬見えなくなるのを〈波に染まる〉と表現。間もなくサーファーも少なくなる海。

                                                                                                                              顔黒き兵士佇む枯れひまわり/高男
                                                                                                                              夏の戦いに疲れ皆頭をうなだれています。緑のすこし残ったカーキ色は兵隊さんの服です。日向臭い匂いが向日葵の匂いです。
                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月2日 5時42分41秒]

                                                                                                                                   小麦肌行き交う街の雲は秋    八木孝子
                                                                                                                                   夏の名残、そして秋への落ちつきを感じます。呼吸もゆっくりと
                                                                                                                                   してきます。

                                                                                                                                   柔らかく束ね秋菜の積まれけり  碇英一
                                                                                                                                   間引き菜なのでしょうか。意外と取り扱いぬくいのを丁寧に
                                                                                                                                   束ねてゆくとほっと背筋が伸びます。  
                                                                                                                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年9月2日 0時17分7秒]
                                                                                                                                      秋の寄席少しかための笑いから   悦子
                                                                                                                                       開演直後の舞台と客席の少しぎこちない雰囲気を、上手に捉えています。落語をライブで聞くのは初めてといわれましたが、大変な見巧者ですね。 

                                                                                                                                      畦道の稲穂でそろい登校す   恵子
                                                                                                                                       実りの秋の2学期の登校風景。日本人の心象風景としても貴重ですね
                                                                                                                                          Res>◆:城本竜馬 [2000年9月2日 0時7分41秒]

                                                                                                                                          流転して 朝顔のすてさりし夜(隆博)
                                                                                                                                          鬼灯の 朱い種抜き 軽く噛む(恵子)
                                                                                                                                              Res>◆:野田ゆたか [2000年9月1日 23時16分11秒]
                                                                                                                                              二百十日スニーカーがよく乾き/相原弘子
                                                                                                                                              洗われて蘇ったスニーカーの色が伝わってきます。
                                                                                                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月1日 23時13分37秒]
                                                                                                                                                  <秋の寄席少しかための笑いから> 悦子
                                                                                                                                                  <かための笑い>が良いですね。初めは、噺にまだのめり込めない様子が分かります。。

                                                                                                                                                  <色付きて稲穂かすかに匂いけり> 英一
                                                                                                                                                  ひろびろとした田が色づいた。かすかでも豊かな匂いと推察します。
                                                                                                                                                      No.284◆:司会/高橋正子 [2000年9月1日 3時16分40秒]

                                                                                                                                                      伝言板

                                                                                                                                                      デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                      ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                      <284>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年9月2日 9時6分19秒]
                                                                                                                                                      正子先生、31日の晩は徹夜なさったのではないでしょうか。
                                                                                                                                                      ご無理なさいませんように、御身体おいといくださいませ。
                                                                                                                                                          Res>◆:高橋信之 [2000年9月2日 5時54分24秒]

                                                                                                                                                          城本竜馬さんへ
                                                                                                                                                          「談話室」の書き込みをご覧ください。
                                                                                                                                                              Res>◆:大谷悦子 [2000年9月1日 23時54分32秒]
                                                                                                                                                               孝子さん 萬地郎さん 高男さん
                                                                                                                                                               選句、コメントいただきまして有難うございました。
                                                                                                                                                               久々の都心、慣れない地下鉄に緊張しながら
                                                                                                                                                               早く辿り着きたい一心でした。 
                                                                                                                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年9月1日 22時44分14秒]
                                                                                                                                                                  信之先生
                                                                                                                                                                  月間賞、有り難うございました。鎌倉吟行なども含めて、皆さんと楽しみながら、切磋琢磨致します。
                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年9月1日 18時50分36秒]

                                                                                                                                                                      光雅さん、佐夜子さん、郁代さん選と句評ありがとうござ
                                                                                                                                                                      います。秋水に藻が流れているところだけ、時間が違うよ
                                                                                                                                                                      うな気がしました。おっしゃっていただいたとおりです。
                                                                                                                                                                      ポプラは、背が高いので、月の光を受けやすいようですね。
                                                                                                                                                                          Res>◆:目見田郁代 [2000年9月1日 18時3分46秒]
                                                                                                                                                                          高橋信之先生・正子先生
                                                                                                                                                                          選句有難うございました、句評嬉しく読ませて戴きました。
                                                                                                                                                                          萬地郎様・佐夜子様・洋子様
                                                                                                                                                                          選句と素敵なコメント有難う御座いました。
                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年9月1日 15時33分10秒]
                                                                                                                                                                              悦子様、英一様、選句とコメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                              新港に停泊している「海王丸」というのですが、総展帆を見た目
                                                                                                                                                                              には、帆の降ろされた船は、秋の船でした。
                                                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年9月1日 14時51分56秒]

                                                                                                                                                                                   信之先生、月間賞(8月賞)を、ありがとうございました。

                                                                                                                                                                                   信之先生、正子先生、ご講評をありがとうございました。

                                                                                                                                                                                   洋子さん、ありがとうございます。私の所からの海と思う
                                                                                                                                                                                   所は五色浜かと思います。晴れた日は明るく光っています。
                                                                                                                                                                                      No.283◆:司会/高橋正子 [2000年8月31日 10時18分31秒]

                                                                                                                                                                                      8月31日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                      東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                      お選びください。コメントもお願いします。8月31日当日の
                                                                                                                                                                                      句は、<283>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                      ※発表は翌1日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                      ※選句は1日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                      Res>◆:司会/高橋正子 [2000年9月1日 12時49分4秒]

                                                                                                                                                                                      互選最高点句

                                                                                                                                                                                      ★稲田ある平野の水路なみなみと/目見田郁代
                                                                                                                                                                                      「なみなみと」が嬉しい。大きな句である。自然の恵みの
                                                                                                                                                                                      豊かさに安らぎを得て、明日への元気が湧く。(評:高橋信之)
                                                                                                                                                                                      ★乗り継いで乗りついで行く秋のつどい/大谷悦子
                                                                                                                                                                                      どんな集いだったのでしょうか、リフレインが何度も乗り
                                                                                                                                                                                      換えていく楽しさを感じさせます。「秋のつどい」がなぞ
                                                                                                                                                                                      めいているので、余情があって惹かれます。(評:八木孝子)

                                                                                                                                                                                      8月31日の互選最高点句(3点句)は、上記の同点2句に
                                                                                                                                                                                      決定しました。おめでとうございます。

                                                                                                                                                                                      月間賞(8月賞)

                                                                                                                                                                                      を発表致していますので、ここをクリックして
                                                                                                                                                                                      ご覧下さい。
                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋信之 [2000年9月1日 9時6分41秒]

                                                                                                                                                                                          稲田ある平野の水路なみなみと/目見田郁代
                                                                                                                                                                                          「なみなみと」が嬉しい。大きな句である。自然の恵みの
                                                                                                                                                                                          豊かさに安らぎを得て、明日への元気が湧く。

                                                                                                                                                                                          露も匂う線路踏み切り始発前/相原弘子
                                                                                                                                                                                          「露も匂う」は、やや誇張的ですがいい感覚だと思います。
                                                                                                                                                                                          始発電車の通る前の鉄路は、さわやかに冷たく、「露も匂
                                                                                                                                                                                          う」ばかりなのでしょう。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                              Res>◇:碇 英一 [2000年9月1日 8時39分49秒]
                                                                                                                                                                                              鬼やんま小暗き水の落ち口に 光雅
                                                                                                                                                                                              鬼やんまが水を求め水の水のまわりに集まる虫を求めて飛んでいる、秋らしい光景、涼しさも感じます。

                                                                                                                                                                                              帆船の帆の降ろされて海の秋 孝子
                                                                                                                                                                                              帆船は実物を見た事がありませんが大きなどこか鳥を連想させる姿があり、帆をおろして静かな海の中にあるのは落ち着いた、優雅な光景に感じます。
                                                                                                                                                                                                  Res>◆:目見田郁代 [2000年9月1日 8時30分46秒]
                                                                                                                                                                                                  紅芙蓉耐える丸さに咲きおりぬ/英一
                                                                                                                                                                                                  芙蓉の一日だけの花の命を思いっきり開いた
                                                                                                                                                                                                  様子にいとおしさをかんじます。「耐える丸さ」の
                                                                                                                                                                                                  表現がすきです。

                                                                                                                                                                                                  秋水に藻の流されて暮色濃し/正子
                                                                                                                                                                                                  神社の前の川透く水に藻が流れていました、秋に誘って
                                                                                                                                                                                                  いただきました。
                                                                                                                                                                                                      Res>◆:藤田洋子 [2000年9月1日 8時30分13秒]

                                                                                                                                                                                                      秋を眺める海ある方の明るさに   弘子
                                                                                                                                                                                                       はるかな海へと向く視線に初秋のさわやかな風景の
                                                                                                                                                                                                       広がりを感じさせてくれます。

                                                                                                                                                                                                      稲田ある平野の水路なみなみと   郁代
                                                                                                                                                                                                       渇水の心配のあるこの頃、これから実る田への溢れる水に
                                                                                                                                                                                                       安堵感さえ覚えます。
                                                                                                                                                                                                          Res>◆:大谷悦子 [2000年9月1日 7時47分33秒]
                                                                                                                                                                                                           帆船の帆の降ろされて秋の海  孝子
                                                                                                                                                                                                           活動的な夏の海から静かな秋の海へ、穏やかな移り変わりと
                                                                                                                                                                                                           さわやかな海を感じます。

                                                                                                                                                                                                           深川に残暑の闇が沈殿す  萬地郎
                                                                                                                                                                                                           人通りも無く闇に沈む深川の風景がとても良く伝わって
                                                                                                                                                                                                           来ます。
                                                                                                                                                                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年9月1日 7時24分48秒]

                                                                                                                                                                                                              稲田みる老婦の顔よくやけて/郁代
                                                                                                                                                                                                               雨が適当に降って呉れないと稲が枯れてしまいます。
                                                                                                                                                                                                               其方の方は豊作の様で農婦は満足げな日焼け顔だった
                                                                                                                                                                                                               のでしょう。

                                                                                                                                                                                                              夜の雲のちぎれて月差すポプラの樹/正子
                                                                                                                                                                                                               「夕星」を聞きながら夜空を見上げもの思いにふけって
                                                                                                                                                                                                               居られる正子様。どんな思いですか。諸々有るでしょうね。
                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:守屋光雅 [2000年9月1日 6時51分45秒]
                                                                                                                                                                                                                  秋水に藻の流されて暮色濃し/正子
                                                                                                                                                                                                                  流れて行く藻は夏への別れです。子供の頃魚釣りをして遊んだ帰り,このような風景をよく見たことを思い出しています。ゆっくりとした速度があり,郷愁を感じます。

                                                                                                                                                                                                                  一門の絽を着たおかみ寄席仕切る/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                  伝統芸能落語は男社会,噺家は必ず羽織りを途中で脱ぎます。しかし,紅一点のおかみさんは正装をしててきぱきしています。
                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:相原弘子 [2000年9月1日 5時27分53秒]

                                                                                                                                                                                                                       林檎もぐ脚立が光り籠に赤    守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                       林檎の収穫作業でしょうか。それとも観光りんご園。
                                                                                                                                                                                                                       「脚立が光り」に、その労や楽しさがうかがえます。

                                                                                                                                                                                                                       生れたる蜉蝣ひらひら水の上   藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                       なんと淡いことでしょう。見守っていたいいのちです。
                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年9月1日 5時8分2秒]

                                                                                                                                                                                                                          露も匂う線路踏み切り始発前/相原弘子
                                                                                                                                                                                                                          「露も匂う」は、やや誇張的ですがいい感覚だと思います。
                                                                                                                                                                                                                          始発電車の通る前の鉄路は、さわやかに冷たく、「露も匂う」
                                                                                                                                                                                                                          ばかりなのでしょう。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                           
                                                                                                                                                                                                                          晴つづき稲の熱りも空に上げ/目見田郁代
                                                                                                                                                                                                                          稲も色づいてきました。日中などは、太陽の熱による熱りと、稲自身が
                                                                                                                                                                                                                          熟れてゆく熱りとで、熱りが空に上がっていくようです。稲の熱りを身
                                                                                                                                                                                                                          に感じれる感覚の若さがいいと思います。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月31日 23時54分25秒]
                                                                                                                                                                                                                              深川に残暑の闇が沈殿す   萬地郎
                                                                                                                                                                                                                               <残暑の闇が沈殿す>落語会がはねてから門前仲町まで裏道を歩いた、あの寺町の感じを上手く詠まれていますね。橋の上ではすこし涼風がありましたが。

                                                                                                                                                                                                                              乗り継いで乗りついで行く秋のつどい   悦子
                                                                                                                                                                                                                               会合への期待と日の短くなっていく焦燥感が感じられるユニークな作品ですね。秋の空の透明な広がりを感じています。
                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月31日 23時49分12秒]
                                                                                                                                                                                                                                  <稲田ある平野の水路なみなみと>郁代
                                                                                                                                                                                                                                  落し水なのだ。実りの秋への人の営み。広々とした景観が好きです。

                                                                                                                                                                                                                                  <乗り継いで乗りついで行く秋のつどい>悦子
                                                                                                                                                                                                                                  会合への、期待感がよく分かります。その楽しい会合に私も居た事で、嬉しく思います。
                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年8月31日 23時12分5秒]
                                                                                                                                                                                                                                      乗り継いで乗りついで行く秋のつどい  悦子
                                                                                                                                                                                                                                       どんな集いだったのでしょうか、リフレインが何度も乗り換えて
                                                                                                                                                                                                                                      いく楽しさを感じさせます。「秋のつどい」がなぞめいているので、
                                                                                                                                                                                                                                      余情があって惹かれます。

                                                                                                                                                                                                                                      赤蜻蛉みな迷いなく西の空へ   洋子
                                                                                                                                                                                                                                       「夕焼け小焼けの赤蜻蛉、負われて見たのはいつの日か」
                                                                                                                                                                                                                                      赤蜻蛉にはやはり夕焼けが合いますね。
                                                                                                                                                                                                                                       西の空へ帰っていく赤蜻蛉のねぐらはどこなのだろう、詩の世界
                                                                                                                                                                                                                                      からふとこんなことも思ってしまいました。
                                                                                                                                                                                                                                          No.282◆:司会/高橋正子 [2000年8月31日 7時24分11秒]

                                                                                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                          <282>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:目見田郁代 [2000年8月31日 20時10分50秒]
                                                                                                                                                                                                                                          正子先生
                                                                                                                                                                                                                                          選んでいただき、句評も添えて戴きまして有難う
                                                                                                                                                                                                                                          ございました。「残暑なし」は爽やかさが欠ける
                                                                                                                                                                                                                                          ような気がします、勉強になりました。
                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年8月31日 19時39分25秒]
                                                                                                                                                                                                                                              佐夜子様、
                                                                                                                                                                                                                                               選んでいただきうれしいコメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                              若いころに出会った「星の王子さま」を俳句に詠えるなんて、
                                                                                                                                                                                                                                              自分でも思いがけないことでした。虫時雨のおかげです。

                                                                                                                                                                                                                                              晃様、高男様、
                                                                                                                                                                                                                                               選んでいただき、過分の句評を恐縮しています。それぞれの庭に
                                                                                                                                                                                                                                              違った虫のコーラスがあることに気がついて、家族の団欒も様様だ
                                                                                                                                                                                                                                              なと思ったのは、歩いて帰ったおかげと思います。
                                                                                                                                                                                                                                               句評によって拙句に深みを加えていただきありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年8月31日 16時47分15秒]

                                                                                                                                                                                                                                                  佐夜子さん、晃さん選と句評ありがとうございました。「
                                                                                                                                                                                                                                                  みな五十路」というのは、ふっと、同世代の人たちはどうし
                                                                                                                                                                                                                                                  てるのかしら、と思ったものですから。同世代の人たちは、
                                                                                                                                                                                                                                                  みんな、それぞれ忙しそうですね。これが現実でしょうね。
                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年8月31日 16時4分28秒]

                                                                                                                                                                                                                                                      信之先生
                                                                                                                                                                                                                                                      コメントいただきうれしく存じます。
                                                                                                                                                                                                                                                      ありがとうございました。 
                                                                                                                                                                                                                                                      未だ秋という感覚が、暑さで薄れますが
                                                                                                                                                                                                                                                      自然は確実に秋になっているのをかんじます。
                                                                                                                                                                                                                                                      このごろ夏ばてから大分たちなおりました。
                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月31日 14時43分49秒]
                                                                                                                                                                                                                                                          早とちりです。
                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆: [2000年8月31日 14時41分11秒]
                                                                                                                                                                                                                                                              光雅様、孝子様、心暖まるコメント有り難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                              クーラー病かも知れません。ご心配させてしまい、申し訳
                                                                                                                                                                                                                                                              有りません。
                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年8月31日 14時35分8秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                   英一さん、郁代さん、ありがとうございました。八月の終る日の
                                                                                                                                                                                                                                                                   この暑さです。一雨欲しいものです。
                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:碇 英一 [2000年8月31日 12時41分39秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                      選句いただきましたみなさまありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                          No.281◆:司会/高橋正子 [2000年8月30日 8時36分30秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                          8月30日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                          東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                          お選びください。コメントもお願いします。8月30日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                          句は、<281>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                          ※発表は翌31日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                          ※選句は31日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月31日 10時13分51秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                          互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                          ★嬰の笑み皆に広がる秋灯下//碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                          笑い始めたお孫さんをまんなかに、団欒のひと時です。我
                                                                                                                                                                                                                                                                          が家も,まだ2ヶ月しかたたないのに,こちらが大人の言葉で
                                                                                                                                                                                                                                                                          話し掛けると、あーあー言葉で応える。平和な人生を送っ
                                                                                                                                                                                                                                                                          てほしいものです。(評:古田けいじ)

                                                                                                                                                                                                                                                                          8月30日の互選最高点句(3点句)は、上記の句に決定しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                          おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋信之 [2000年8月31日 10時0分45秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                              嬰の笑み皆に広がる秋灯下//碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                              笑い始めたお孫さんをまんなかに、団欒のひと時です。我
                                                                                                                                                                                                                                                                              が家も,まだ2ヶ月しかたたないのに,こちらが大人の言葉で
                                                                                                                                                                                                                                                                              話し掛けると、あーあー言葉で応える。平和な人生を送っ
                                                                                                                                                                                                                                                                              てほしいものです。(評:古田けいじ)

                                                                                                                                                                                                                                                                              シャッター音秋山めがけ飛んでゆく/三浦絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                              戸外に出て、子どもの無邪気さを取り戻したのである。「
                                                                                                                                                                                                                                                                              秋山」の季節が更に句を引き立たせた。(評:高橋信之)
                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:吉田 晃 [2000年8月31日 9時43分38秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                   家々に家々の唄虫しぐれ/孝子

                                                                                                                                                                                                                                                                                   精神にゆとりができると、真実が見えてくるように、 
                                                                                                                                                                                                                                                                                  快い自然の変化は、忘れていた大事なものを思い起こさ
                                                                                                                                                                                                                                                                                  せてくれます。 

                                                                                                                                                                                                                                                                                   虫の音の一つは鈴虫みな五十路/正子

                                                                                                                                                                                                                                                                                   すだく虫、その中にある一つの声を聞き分ける力は
                                                                                                                                                                                                                                                                                  自然の中に身を置くがゆえに研ぎ澄まされた心と言え
                                                                                                                                                                                                                                                                                  るのでしょう。「みな五十路」で現実に引き戻される
                                                                                                                                                                                                                                                                                  ところが、またいいですね。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:目見田郁代 [2000年8月31日 8時45分55秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                      菜園は土を休めて赤とんぼ/弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                      本当に暑い夏でした、夏野菜の収穫の後白く乾いた土の
                                                                                                                                                                                                                                                                                      上を蜻蛉がとんでいます。秋蒔きまでの休息を思う作者
                                                                                                                                                                                                                                                                                      の優しさを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:相原弘子 [2000年8月31日 8時44分30秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                           秋刀魚焼ける土間の匂いを混ぜ合わせ    吉田晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                           秋刀魚は、お句のように焼きたいものです。七輪の炭火を
                                                                                                                                                                                                                                                                                           煽る破れた団扇、原始的とも言える排水の炊事場。そこに
                                                                                                                                                                                                                                                                                           よみがえります。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:碇 英一 [2000年8月31日 8時15分45秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                              菜園は土を休めて赤とんぼ 弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋にあるやすらぎ、土も働いた後の休憩が必要なのですね。赤とんぼがきいていると感じました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋刀魚焼ける土間の匂いを混ぜ合わせ 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                              土間の匂いと秋刀魚の匂い、今では贅沢な取り合せです。七輪と団扇も見えます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年8月31日 7時53分13秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  鈴虫やこの身の痛み癒すごと   佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                   西洋人は虫の音に情緒をあまり感じないと聞いたことがあります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  風土とも関係があるのでしょうか。私たちには虫の音は心癒される
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ヒーリングの音楽でもありますね。じーんと心に染みる句です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                  帰り来て水のぬるさよ甲斐の秋   高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                   甲斐の秋を楽しんで東京へ帰ると、水のぬるさが一際感じられた。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  旅が楽しいのは、生活の変化が感じられるから。家に帰って、住み慣
                                                                                                                                                                                                                                                                                                  れた家の「水のぬるさ」を新しく発見する、そこに共感を覚えます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年8月31日 7時12分55秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                      花屋のなか鈴虫も置き残暑なし/目見田郁代
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「残暑なし」という表現の仕方に、少し工夫がいると思い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ますが、それよりも涼やかな感覚が優先して、迷うことな
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      く状況が把握できるのでよいと思います。鈴虫が置かれ、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      花屋は、一足先の秋のようですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                      出荷せる葱の匂いや秋の朝/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      葱の季語は、冬ですが、「秋の朝」といって秋の葱なので
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      すから、問題ではないでしょう。秋の澄んだ朝の空気につ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      んと匂う出荷の葱が、生き生きしています。きびきびと働
                                                                                                                                                                                                                                                                                                      く生産者の姿も暗に示されて、気持ちのよいものですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年8月31日 6時58分12秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                          赤ん坊が握り締めてる初秋かな/けいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                          赤ん坊のふくよかな手は可愛いです,開くとまさに紅葉です。この手が機械を芸術をつくりだす。赤ん坊に注がれる愛しい目があります。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                          鈴虫やこの身の痛み癒すかに/佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                          作者は調子をくずしているのかもしれません。虫の音は肉体的な痛み・精神の痛みを癒す薬かもしれません。虫の音は不快音になることがありません。神さまの贈り物です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月31日 6時43分24秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <ミュージカル「星の王子さま」を見て帰る>
                                                                                                                                                                                                                                                                                                              家々に家々の唄虫しぐれ    孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                               あの一軒ごとの家の灯りの下に、家族の団欒があり生活があると、地上の人間の生活のはかなさを愛しむ気持が、よく分かります。星の王子様の目で人間の営みを鳥瞰していますね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:けいじ/転載 [2000年8月31日 6時7分51秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  No.282◆:けいじ [2000年8月30日 22時24分37秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  嬰の笑み皆に広がる秋灯下  英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   笑い始めたお孫さんをまんなかに、団欒のひと時です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   我が家も,まだ2ヶ月しかたたないのに,こちらが大人の言葉で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   話し掛けると、あーあー言葉で応える。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   平和な人生を送ってほしいものです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月31日 0時27分2秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      星の王子へ届かむばかり虫時雨/孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ミュージカルの余韻が虫時雨と相俟ってこの様な素敵な
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       俳句となったのです。羨ましい限りです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      虫の音の一つは鈴虫みな五十路/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       音楽会の帰りでしょうか、お友達との楽しかったひととき。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       皆さん同じ年頃ですね。虫の音も今しがたの音楽会の歌声
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       に聞こえた事でしょう。話も弾むでしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:三浦絹子 [2000年8月31日 0時22分57秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          嬰の笑み皆に広がる秋灯下 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          幼い子の笑顔は、だれもをまきこむ不思議なちからが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          そなわっています。けいじさんのコメントのように
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ほんと、よい人生でありますよう。平和な世ですように。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.280◆:司会/高橋正子 [2000年8月30日 8時35分37秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <280>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:祝恵子 [2000年8月30日 21時35分6秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              正子先生有難うございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              とても嬉しいです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年8月30日 19時50分33秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  萬地郎様、晃様、高男様、光雅様、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  選んでいただき、うれしいコメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月30日 16時17分27秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      絹子様、選句とコメント有り難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      日常生活ってこんなものです。別に変った事も無く
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      これが平凡な生活だと言い聞かせる日々です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年8月30日 10時29分25秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          佐夜子さん、選と句評ありがとうございました。雑念がな
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          いとは、ありがたい句評です。現実はそうは、いきませんが。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.279◆:司会/高橋正子 [2000年8月29日 9時44分20秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              8月29日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              お選びください。コメントもお願いします。8月29日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              句は、<279>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※発表は翌30日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※選句は30日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月30日 10時14分49秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              互選最優秀句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★稲穂波ゴッホの色で寄せてくる/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              迫力ある波打つゴッホの筆致と黄色。稲の豊かさを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              (評:霧野萬地郎)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              高橋信之特選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★金星のさやけし沈む日の後を/吉田 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              天体の運行は、地球の自転からくるものだが、この規則正
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              しさを「さやけし」と詠んだところに引かれた。科学に詩
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              を見たのである。(評:高橋信之)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              高橋正子特選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★とろろ汁喉越し軽く食すすみ/祝 恵子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「喉越しかるく」が、さわやな、秋の初めの様子を伝えて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              います。さらりとした中にも、作者のしっかりしたものの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              見方を感じます。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              8月29日の互選最高点句(3点句)・高橋信之特選・高橋正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              特選は、上記の3句に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:日野正人 [2000年8月30日 9時59分33秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  頭上からつくつく法師ハンモック  高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   秋を惜しみながらの、木陰での小休止。心身ともに
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ゆったりくつろいでいるのでしょう。羨ましい限りです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月30日 9時19分47秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋はじめ向かいし紙の白く透く/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        お習字上達された事と思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        雑念も無く透き通った心で白い紙と
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        対座する。秋ですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:碇 英一 [2000年8月30日 8時32分30秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          草むらを踏み越え居れば薄荷香 光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          草むらを歩いて越えようとした時、突然に香って来た薄荷への驚き。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          感覚の一瞬の転換を見ます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          一番のバス来るまでの虫の声 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          虫の声を楽しんでいた時間が現実の生活に途切れさせられた残念な心持
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          とわずかな時間でも虫の声を楽しめた快い心持の両方を感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋信之 [2000年8月30日 7時37分59秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              金星のさやけし沈む日の後を/吉田 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              天体の運行は、地球の自転からくるものだが、この規則正
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              しさを「さやけし」と詠んだところに引かれた。科学に詩
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              を見たのである。(評:高橋信之)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              頭上からつくつく法師ハンモック/伊嶋高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              上五の「頭上」の働きがよい。アウトドアーの生活を楽し
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              む作者の姿が生き生きと伝わってくる。(評:高橋信之)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:守屋光雅 [2000年8月30日 7時9分8秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  稲穂波ゴッホの色で寄せてくる/孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  「自画像」「ひまわり」等の絵の具の盛り上がり,大胆なタッチ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  着眼が素晴らしです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  西瓜の紐手に食い込むも足軽し/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  丸ごとの西瓜が割れる音は何とも清涼感があります。それを家族へと思っている作者。ビニールの紐が痛いのです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:相原弘子 [2000年8月30日 6時55分37秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       一番のバス来るまでの虫の声    吉田晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       一番バスは何時なのででしょう。まだ止むのでもない虫の声。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ようやく見えてくる叢のその色合いを思います。  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年8月30日 6時43分4秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          蜻蛉の清らかに飛び天主堂/日野正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          天主堂の辺りを飛ぶ蜻蛉は、しずかで、清らかな感じがし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ます。蜻蛉の羽が、なにかを象徴するように光となってい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          るのが、印象に残ります。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          とろろ汁喉越し軽く食すすみ/祝 恵子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          「喉越しかるく」が、さわやな、秋の初めの様子を伝えて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          います。さらりとした中にも、作者のしっかりしたものの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          見方を感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月30日 6時28分51秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              母送り届けて帰る秋落暉   孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               秋の入り日を、さまざまな思いを重ねて眺めています。秋の夕暮れに新しい情緒を加えていると思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:三浦絹子 [2000年8月30日 0時30分56秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夫婦居て話す事無く秋果食む 佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  毎日一緒にいるとそうこれといって話もない、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  だからといって気をつかうこともない、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  そう楽しいということもないけれど
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ゆったりした時の流れをかんじます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年8月29日 23時42分23秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「マニュキアの朱き残暑やI・モード」   萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「マニュキアの朱き残暑」という残暑の捉え方がとてもユニークで
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      新鮮で、リアリティをもって迫ってきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「朝顔の明日咲く色を問われてる」    光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       明日は何色の花が咲くのかな、そんな楽しみで朝顔に心の中で問い
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      かける。問う主体ではなく、問われる朝顔を主体にしたところがいいなと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:吉田 晃 [2000年8月29日 23時37分58秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           マニュキアの朱き残暑やI・モード/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           洗練された残暑ですね。I・モードも立派なファッション
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          になりましたね。 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           稲穂波ゴッホの色で寄せてくる/孝子

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           まだ残暑の厳しい中での実りです。ゴッホの絵が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          よく似合うと思います。今年は稲が豊かに実りました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月29日 23時26分58秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              稲穂波ゴッホの色で寄せてくる 孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              迫力ある波打つゴッホの筆致と黄色。稲の豊かさを感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              猪追いのラジオ高音葡萄熟れる 高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              猪追いの仕掛けの音と、そのお陰で豊かに熟れる葡萄との共存が面白いですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  No.278◆:司会/高橋正子 [2000年8月29日 9時36分43秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  <278>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:藤田洋子 [2000年8月29日 23時37分40秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  信之先生、正子先生、選句していただいた皆様、ありがとう
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ございます。日々、皆さんの句に学ばせていただきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:碇 英一 [2000年8月29日 20時16分45秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      句をお選びいただきました皆様ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      こおろぎの鳴いているのがこんなに美しいと感じているのは今年が初めてです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      光雅さんにはお手つきごめんなさい、1日速く選句いたしました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年8月29日 17時29分1秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          佐夜子さん,コメントありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          小生の力ではあの迫力・感動を俳句で伝えることが出来ないのが残念です。家内は毎年知人のお招きで行っていましたが,それは子供の見るものときめつけ,今回が初めて。見事小生の既成概念は覆されました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          家内の側にいた若い女性が泣いていたのでどうしたのと聞いたら,感動してですと答えていたそうです。それ程のものです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          体に響く花火音,頭上の花・華・星・瀧等々,この世のものとは思えませんでした。車椅子の方々も沢山見かけました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ゴミ等はもち帰るなと言うかなり配慮されたイベントのようです。是非来年の計画に入れられることお薦め致します。秀句を生むこと間違いありません。写真の対象としても絶好ですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          お問い合わせ先:
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          〒014ー0027 秋田県大曲市通町8ー50 商工会館内
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           大曲花火共同組合       TEL/FAX 0187-63-8220 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月29日 15時51分42秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              高男様、竜馬様、有り難う御座いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年8月29日 15時30分14秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   信之先生、ありがとうございました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   洋子さん、高男さん、絹子さん、ありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   きょうは、雲も風も、あきらかに秋を覚えます。安らいで
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      No.277◆:司会/高橋正子 [2000年8月28日 10時47分20秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      8月28日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      お選びください。コメントもお願いします。8月28日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      句は、<277>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ※発表は翌29日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ※選句は29日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月29日 10時11分16秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ★鈴を振り地の鈴を振りちちろ鳴く/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      感覚をとぎ澄まし,このような句を詠めるのが羨ましい。清澄な
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      句です。(評:守屋光雅)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      高橋正子特選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ★鶏頭の丈は短し晴ればかり/藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「晴ればかり」は、雨も降らなかった夏を如実に言いあら
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      わしていると思います。秋の花の鶏頭も、日照りで、今一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      つです。しかし、それがかえって、あるはずの鶏頭の姿を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      イメージさせてくれます。今年の今が的確に表現された素
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      敵な句ですね。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      8月28日の互選最高点句(4点句)・高橋正子特選は、上記の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      2句に決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋信之 [2000年8月29日 9時48分37秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          鶏頭の丈は短し晴ればかり/藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          しっかりした句。作り手の内面の充実を見る。(評:高橋信之)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          セロファンに包む出荷の草の花/相原弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          すなおさがよい。やさしさがよい。(評:高橋信之)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:藤田洋子 [2000年8月29日 9時16分16秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              つくつくほうし一つあかるく鳴きはじむ  正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               静寂をかき消す如く鳴き始むつくつくほうし。辺りの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               空気をも明るくするその一声に、これから始まる新しい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               季節への前向きな明るさを感じ取れます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              セロファンに包む出荷の草の花   弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               出荷に至るまで大切に育てられた草の花。一つ一つ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               セロファンに包まれた秋の草花に注がれるやさしい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               眼差しを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年8月29日 8時38分12秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  つくつくほうし一つあかるく鳴きはじむ 正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  つくつくほうしが一匹鳴くのは一般的には夏の終わり、暑さの終わりととらえられますが、ここであかるくと感じるのは夏の終わり、秋の始めに、爽やかさとまたあたらしいことの始まりを予感しているためと感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  草むらを踏み越えおれば薄荷香 光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  草むらを踏んでいる足の触覚から突然の嗅覚への転換、越えて行こうとする気持ちに入ってきた薄荷の清涼の香が瞬時に心に占めたことを感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月29日 7時42分14秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      瀧のごと花火流れて雄物川/光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       大曲の花火大会は勇壮な様子ですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       他のホームページで見ましたけど
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       これは現場に居なくては出来ないお句です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      山並みが夜を離して秋の朝/正人
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       日の出で山々が逆光となり山の辺りはまだ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       夜明け前、そして里は朝となり秋の一日が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       始まります。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月29日 7時9分45秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          瀬戸の島放牛の背に秋茜   佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           海と島と放牧の牛と赤とんぼ。どの組み合わせもすばらしいのに、全部を詠みこんだ贅沢な佐夜子さんの秋です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          セロファンに包む出荷の草の花   弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           秋の草花を露まみれになって、束ねて出荷する生産現場をいきいきと描いています。セロファンがやさしい気持を表しています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年8月29日 6時55分29秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               宿題の子に鈴虫の遠音澄む    藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                夏休みもいよいよ終盤となりました。宿題が残っていて、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                お母さんも後ろから追いたてられる思いなのでしょう。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                可愛い工作を想像しています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:守屋光雅 [2000年8月29日 6時20分55秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  宿題の子に鈴虫の遠音澄む/洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  涼しくなって勉強している子,それをそっと見守っている母親,遠い昔の自分であるような錯覚をおぼえる。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  鈴を振り地の鈴を振りちちろ鳴く/英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  感覚をとぎ澄まし,このような句を詠めるのが羨ましい。清澄な句です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:日野正人 [2000年8月29日 2時4分32秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <吊橋をカヌー蜻蛉と潜り抜け>  高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ゆっくりとした流れの中、カヌーと蜻蛉が抜きつ抜かれつ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      仲良く、風を、水を切って進んでる風景。恐らく、両者とも
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      風になったのでしょう。なんとも涼しげです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      <稲の花揃う高さに風白し>  洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       緑の茎や葉の上は、早くも稲穂が白い花をつけています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      稲の緑の上に絨緞を敷き詰めたような白一面の世界。その白色が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      辺りの風を白く染めてしまったのです。まさに嘘のない世界です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年8月29日 1時3分38秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          鶏頭の丈は短し晴ればかり/藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          「晴ればかり」は、雨も降らなかった夏を如実に言いあら
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          わしていると思います。秋の花の鶏頭も、日照りで、今一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          つです。しかし、それがかえって、あるはずの鶏頭の姿を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          イメージさせてくれます。今年の今が的確に表現された素
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          敵な句ですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          夜の飛機ちちろの鳴けるその上を/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          涼しい風を感じながら、虫の音を聞き、飛行機の星のよう
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          な明かりを目で追っている作者の姿が見えます。地面と空
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          との空間を埋めているもの、虫の音や涼しい風が、とても
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          心地よく感じられます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月29日 0時19分21秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              UFOが降りた如くに稲倒れ 竜馬
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              なぎ倒された稲の状況を見事に描いています。大胆な表現。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              鈴を振り地の鈴を振りちちろ鳴く 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ちちろの音の美しさをが幻想的、絵画的です。シャガールも絵にしたいのでは、、。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:大谷悦子 [2000年8月28日 23時49分23秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   湧き出づるちちろの風に浸りけり  英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   途切れることなく鳴くこおろぎ、そこに風が生まれるとは
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   素晴らしい捉え方だと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年8月28日 23時7分40秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      稲匂う垂れているなと思いつつ  弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      もうすぐ取り入れなのでしょうね。垂れているな、が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      満足感をあらわしているとおもいます。






                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       匂う垂れているなと思いつつ 弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:城本竜馬 [2000年8月28日 22時34分12秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ・瀬戸の島 放牛の背に 秋茜(佐夜子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          何と美しい!!私の友人も島で牛を飼っています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          瀬戸の島々は世界一の風景だと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ・鈴を振り 地の鈴を振り ちちろ鳴く(英一)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          日本の秋、草虫の秋、鈴を振っているかの如く・・・・
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          南無大師遍照金剛・・・・ 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:けいじ [2000年8月28日 21時50分29秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              鈴を振り地の鈴を振りちちろ鳴く  英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               「振り」の繰り返しが集くこおろぎの勢いを感じさせ、作者の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               こおろぎに対する集中のようなものをわたくしは感じました。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  No.276◆:司会/高橋正子 [2000年8月28日 10時46分23秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  <276>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年8月28日 22時5分20秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  高橋信之先生
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   ご丁寧な講評を賜りありがとうございました。日に日に老いて行く
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  母に対して自分にできることは何かと考えるこの頃です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  たまたま、母を一泊をあずかっていた時でしたので、先生のコメント
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  を母に読んで聞かせることが出来ました。母は喜んで帰りました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  心からお礼申し上げます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年8月28日 15時22分58秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      萬地郎様、郁代様、正子先生
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      カバの句、選んでくださってありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      かの有名な白熊ピースにもあってきましたよ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      やはり動物も子供は元気。ボールを転がしてあそんでいました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      佐夜子様
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      有り難うございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      松山にすんで30年、毎日城山を眺めて暮らしています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      出かけていてもお城が見えるところまで帰ると、ほっとします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年8月28日 13時19分10秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          絹子さん、佐夜子さん、悦子さん、竜馬さん、ゆたかさん
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          選んでくださり、句評をありがとうございました。日向水
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          の匂いは、本当に、何十年ぶりかで、行水を思い出しまし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          た。ライムは、レモンに比べると、ずいぶん頑固な色と匂
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          いに思えます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.275◆:司会/高橋正子 [2000年8月27日 10時6分43秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              8月27日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              お選びください。コメントもお願いします。8月27日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              句は、<275>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※発表は翌28日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※選は28日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月28日 23時23分24秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              すばらしいコメントと一緒に選句して頂き、ありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ロシア文字の看板などいろいろとありました。中古車のビジネスが多いようです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              駐車場に「ここで、中古車の販売を禁止する」と日露の文字で表示されていました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月28日 10時38分33秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ★夏果てる街商いのロシア文字/霧野萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  オーソドックスな表現によって、「ロシア文字」という言葉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  に力が与えられています。商いのためというからには、そこ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  に生活があってのロシア文字なのです。それがその街の夏の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  終わりの雰囲気とぴったりとあって情感のある句と思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  (評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  8月27日の互選最高点句(4点句)は上記の句に決定しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋信之 [2000年8月28日 9時55分57秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      楽しかったと母のひと言ぶどう狩/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      母の「ひと言」がいい。言葉は、多くを必要としない。言
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      葉の意味内容といったものよりも、言葉のリズムと、そこ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      に隠された作者の心境、心の姿が問題なのである。そこを
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      読み取るのである。(評:高橋信之)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      日向水の匂いになってシャツ乾く/高橋正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      毎日の主婦の仕事です。洗濯物を干すのも取り入れるのも
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      日常的なものをこのように詠まれるとは、真っ白に乾いた
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      洗濯物は気持良いですね。(評:堀佐夜子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:八木孝子 [2000年8月28日 9時39分58秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          とんぼうの飛び留まるは全力に   英一

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           飛ぶ時より、同じ位置に留まる時のほうがより全身の力が必要な
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          のですね。とんぼの細かな観察眼は、人間を含めた万物に普遍的な
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          真理を言い当てていると思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          掛け声は足下から飛ぶバッタから  悦子

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           土手伝いを走る野球部のトレーニング風景でしょうか、叢から
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          飛び立つバッタも掛け声をかけてくれているようです。情景が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ありありと目に見えるようです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋正子 [2000年8月28日 9時17分21秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              夏果てる街商いのロシア文字/霧野萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              オーソドックスな表現によって、「ロシア文字」という言
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              葉に力が与えられています。商いのためというからには、そ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              こに生活があってのロシア文字なのです。その街の夏の終わ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              りの雰囲気とぴったりとあって情感のある句と思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              動物園ざんぶりカバの残暑避け/三浦絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「ざんぶり」でカバの大きな体と、作者のユーモラスな見方
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              とが、読者を楽しい気持ちにさせてくれます。かばも立派で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              す。きびしい残暑も楽しいものになるのは、作者のお人柄で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              しょうか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年8月28日 8時26分14秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  バス降りてめがね曇りし残暑かな 悦子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  冷房のきいたバスから一歩降りると、車外の熱気が一度に押し寄せそれがめがねに集約されて暑さを現しています。まして残暑より暑さが倍増いたします。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  大ねぶたらっせらっせと現れ来 ゆたか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  実物は見たことがありませんが、あの大きいねぶたが大きな掛け声とともに現われて来る迫力十分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:大谷悦子 [2000年8月28日 7時43分10秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       日向水の匂いになってシャツ乾く  正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       「日向水の匂い」と詠まれた作者、繊細な感性にあふれていると
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       思います.

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       風も見に来ている蓮の花咲いて  晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       「風も見に来ている」が蓮の花を一層美しいものにし、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       作者のこの花を愛でる気持がとてもよく伝わってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月28日 6時46分51秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          城山のリフトゆらゆら秋めいて/絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           なんかゆったりした気分にさせてくれる句ですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           松山城もう直ぐに立田姫がお出ましになる事でしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          日向水の匂いになってシャツ乾く/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           毎日の主婦の仕事です。洗濯物を干すのも取り入れるのも
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           日常的なものをこのように詠まれるとは、真っ白に乾いた
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           洗濯物は気持良いですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年8月28日 5時48分46秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              とんぼうの止まれる草のしなりかな/英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              客観写生の効いた繊細な句です。とんぼうの草を掴まえている足がよく見えます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              夏果てる街商いのロシア文字/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ロシアの近い港町風景,ロシア船員相手の商売も景気は好さそうでもない。今夏の萬地郎さんの旅,日本の中の日本的でない風景を求めての旅だったのかも知れません。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:三浦絹子 [2000年8月27日 23時35分25秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  男くさくライムは青しかたくなに 正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  息子さんをイメージされたのでしょうか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  世間ずれせず、融通はきかないけれど
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  可能性をひめた青年を青いライムにうまく
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  たとえているとおもいました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   夏果てる街商いのロシア文字 萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  最果てまで旅をしてみたい気分になります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ロシア文字がいろんな想像をさせてくれます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:吉田 晃 [2000年8月27日 23時17分6秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       夏果てる街商いのロシア文字/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「ロシア文字」これが全てを理解刺せてくれます。 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       園児らはねぶた金魚を手にはしゃぐ/ゆたか
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      「ふるさとの祭り」「園児」いい秋ですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      276削除願います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:目見田郁代 [2000年8月27日 22時45分9秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          動物園ざんぶりカバの残暑避け/絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          「ざんぶり」の表現で、俳句がいきいきしています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          動物園の残暑が伝わり素敵です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月27日 22時26分10秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              動物園ざんぶりカバの残暑避け 絹子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              アフリカより暑い日本。カバの気持ちも分かると云うものです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              バス降りてめがね曇りし残暑かな   悦子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              エアコンの乗物から下車した瞬間のめがね。湿度の高い不快な残暑がよく理解出来ます。



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:城本竜馬 [2000年8月27日 22時22分34秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ・男くさく ライムは青し かたくなに(正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  男はこのくらい青っぽく頑固でなくちゃ。ネ。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  自分もそうだから。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ・バス降りて めがね曇りし 残暑かな(悦子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  もうこの暑さはどうしようもない。やけくそに暑い・・・。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:野田ゆたか [2000年8月27日 20時12分5秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       男くさくライムは青しかたくなに/高橋正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      柑橘系の頑固さでしょうか。頑固さも一本筋が通ると立派なものです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       とんぼうの止まれる草のしなりかな/ 碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      蜻蛉はどうして細いものに止まるのでしょうか。回りにもっと丈夫なものがあるのにと思うことがあります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.274◇:事務局/高橋正子 [2000年8月27日 10時4分49秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <274>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:八木孝子 [2000年8月27日 21時9分24秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          信之先生、萬地郎様、悦子様、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          選んでくださり、コメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年8月27日 17時48分5秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              拙句を選んでいただきました誌友の皆様ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              昨日より秋田県大曲市に出かけており,選句を休ませていただきました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              第74回全国花火競技大会なるものを見に行って来ました。聞きしにまさるものでした。感動の一夜でした。観光客も60万人だったとか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:相原弘子 [2000年8月27日 15時41分38秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   正子先生、ご講評ありがとうございました。夜中の目覚めの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   虫の声が、なにもかもに新たです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年8月27日 15時0分31秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      郁代さん、孝子さん、佐夜子さん、けいじさん句評ありが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      とうございます。みなさんから、いろいろ教えていただい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.273◆:司会/高橋正子 [2000年8月26日 10時25分22秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          8月26日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          お選びください。コメントもお願いします。8月26日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          句は、<273>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ※発表は翌27日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ※選句は27日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月27日 11時7分54秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          互選最高点句(確認発表)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★まみどりの実のひとつあり唐辛子/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          色彩の対比が、<まみどり>を強調する事で見事に描か
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          れていると思います。(評:霧野萬地郎)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          8月26日の互選最高点句は上記の句に決定しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月27日 10時59分20秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              お断り

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              けいじさんの選句は、最高点句の発表後でしたので、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              割愛させていただきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              けいじさんの選句を加点すれば、互選最高点句は、下記の2句となります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★まみどりの実のひとつあり唐辛子/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★枝豆の収穫妻にタオル投げ/守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:けいじ [2000年8月27日 10時30分30秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ▲ : http://www.be.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ・枝豆の収穫
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  投げ 光雅

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   畑かあぜの枝豆を取り入れた家に帰る。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   縁側にいる妻に汗でぬれたタオルを投げる。二人のむつまじさがとっ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   ってもよく伝わってきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  船音も虫音も寝息の音の中 正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   三つの違った音が合わさると静かな秋夜の音となる。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   寝息は信之先生でしょうか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月27日 10時8分37秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      互選最高点句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ★まみどりの実のひとつあり唐辛子/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      色彩の対比が、<まみどり>を強調する事で見事に描か
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      れていると思います。(評:霧野萬地郎)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      8月26日の互選最高点句は上記の句に決定しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:相原弘子 [2000年8月27日 9時53分48秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          枝豆の収穫妻にタオル投げ    守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           農作業、その一言をつぶやきます。タオルの一枚に、声にせぬ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           お互いのいたわりが感じとれます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           剪定のいきおいづきし鋏の音   野上哲斉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           空の青がいっそう思われる季節です。剪定作業が、吸い込まれ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           そうです。鋏の音はいきおいづくばかりで、木も人も快い時間が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           過ぎてゆくことでしょう。  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋信之 [2000年8月27日 9時49分59秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              さわやかにバターが走るフライパン/阪本登美子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              フライパンに溶けていくバターにも秋の爽やかさを感じ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              取る感性、「さわやかにバターが走る」まるで生き物の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ような秋のバター、俳句眼はキッチンの中にも小さな秋
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              を見つけるのですね。(評:八木孝子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              まみどりの実のひとつあり唐辛子/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              色彩の対比が、<まみどり>を強調する事で見事に描か
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              れていると思います。(評:霧野萬地郎)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年8月27日 7時15分32秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夜は虫音畳平らになるばかり/相原弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夜の畳は、平らに広がるばかり。虫の音もしずかに響いて、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  玲瓏としたすずしさが感じられます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  縁からの秋風暦動かしぬ/守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  開け放たれた窓からは、思いもかけず涼しい風が吹き、掛
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  けてある暦を動かしたのです。こんなところにも人は心を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  動かされ、秋を感じるのですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:大谷悦子 [2000年8月27日 0時39分42秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       アルバムに少年時代蝉時雨  哲斉
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       いつの時代も変わらぬ蝉時雨、少年時代にタイムスリップ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       されているような作者を感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       まみどりの実のひとつあり唐辛子  孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       赤を強く感じ辛さまで強調されているように思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月27日 0時15分51秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          十二時を打つ時計台空高し/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           札幌時計台は一世紀以上もの間休まずに
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           時を刻み続けその悠久の鐘の音が秋空に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           響き渡ります。20世紀最後の秋を惜しむ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           かのように。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          寝(い)に就きてより虫の募り鳴く/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           みなが寝静まり静かになった家中や庭に虫が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           益々激しく鳴き出したように思われる、この様に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           感じました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年8月26日 23時40分19秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「初秋や神に召されてゆくような 」 正子

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               爽やかで澄んだ初秋の空気の中で、満ち足りた充足感、無我の境地、無欲の境地が「神に召されてゆくような」感覚を覚えさせるので
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              しょうか。透明で崇高な精神世界を感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               心を内に向けることによって見えてくる世界なのですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「さわやかにバターが走るフライパン 」  登美子

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               フライパンに溶けていくバターにも秋の爽やかさを感じ取る感性、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「さわやかにバターが走る」まるで生き物のような秋のバター、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              俳句眼はキッチンの中にも小さな秋を見つけるのですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月26日 23時21分30秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  枝豆の収穫妻にタオル投げ 光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  何気ない仕草の描写から、収穫の喜び、夫婦愛、土の匂いなどが理解出来ます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  まみどりの実のひとつあり唐辛子 孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  色彩の対比が、<まみどり>を強調する事で見事に描かれていると思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:目見田郁代 [2000年8月26日 22時15分25秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      寝(い)に就きてそれより虫の募り鳴く/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      残暑の厳しい日々ですが、寝床につくころは
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      虫の鳴き声合唱のように耳に入ってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      自然の営みは確実に秋を送り込んでくれているのですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      虫聞きの会を待つ間の蝉の声/高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      蝉の元気な声の中で秋の虫のやさしく、はかない様な鳴き声
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      をまってる 時間を思いました。百花園の<虫聞きの会>近ければ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      行ってみたく思いました。



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.272◆:事務局/高橋正子 [2000年8月26日 10時6分16秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <272>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:八木孝子 [2000年8月26日 21時42分32秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          けいじ様、晃様
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           選んでいただきコメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          私の地方では、毎年、8月24日は地蔵祭として地域のお地蔵様に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          お供えをしてまつる慣わしがあります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年8月26日 15時48分27秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               信之先生、ありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               高男さん、ありがとうございます。元気で大きく、しあわせに、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               その光景でした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年8月26日 11時42分35秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  高橋正子先生特選お採りあげいただきありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  信之先生選句と句評を、また添削をしたいただきありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      No.271◆:司会 高橋正子 [2000年8月25日 12時57分7秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      記録

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      第1回句会(8月14日)から第11回句会(8月24日)まで、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      毎日参加(投句と選句)された方は、以下の3名です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ここに記録しておきます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      伊嶋高男・堀 佐夜子・守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月26日 0時4分35秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      正子先生、句友各位、デイリー句会連続参加と記録していただきましたが、明日から2、3日山梨県の山奥にリコーダーの合宿に行きます。皆様のご健吟を祈念しております。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          No.270◆:司会 高橋正子 [2000年8月25日 10時14分45秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          8月25日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          お選びください。コメントもお願いします。8月25日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          句は、<270>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ※発表は翌26日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ※選句は26日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:司会/高橋正子 [2000年8月26日 10時18分45秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          互選最高点句/同点3句

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★ふるさとの土間は凸凹ちちろ鳴く/古田けいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          しっかりした構成の句。自分の根源的な感情が、飾ること
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          なく表され、それが多くの人に通じる力強さのあるところ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          がいいと思います。(評:高橋正子)
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★背負い篭ずしりと重い白南瓜/守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★夕陽入る納屋に実りの籾袋/吉田 晃

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          高橋正子特選

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ★群れおりてとんぼとんぼの高さかな/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          とんぼの群れを見れば、それぞれが自分の飛ぶ高さをもって、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          かがやきながら水平に飛んでいる。それを「とんぼとんぼの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          高さ」と言った。軽やかさがいいと思います。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          8月25日の互選最高点句・高橋正子特選は、上記の4句に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          決定しました。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:吉田 晃 [2000年8月26日 10時3分34秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               けいじさんへのコメントの訂正
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                凹凸→凸凹に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋信之 [2000年8月26日 10時1分14秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  群れおりてとんぼとんぼの高さかな/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  対象を見つめている作者の心境がいい。高さに集中されて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  いる。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ゆっくりとしている時間草は実に/相原弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  草木の充実の時は、ゆっくりと過ぎて行く。季語の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  「草は実に」に詩があり、作者の心に詩がある。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:吉田 晃 [2000年8月26日 9時39分34秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        地蔵会の茣蓙に座れば風の道/孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       「風の道」は、信仰や人知を超えたものへの信心や畏敬
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       の念でしょうか。そんな風が胎内を抜けたのでしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        ふるさとの土間は凸凹ちちろ鳴く/けいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      歩き磨かれた凹凸の土間は、蟋蟀の宿でもありましたね。 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月26日 8時50分16秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <炎天の太陽を背にきざみこみ>孝史
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          たくましく日焼けした裸の若者のエネルギーが発しています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <放り上げてやってももどれり秋の蝉>晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          自力更正の手助けですね。教育者としてのやさしいポリシー。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:八木孝子 [2000年8月26日 8時42分58秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              背負い篭ずしりと重い白南瓜   光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               いろんな色の南瓜がありますが「白南瓜」という具体的な表現に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              よって、背負い篭を背負う作者の姿がより鮮やかにイメージできて
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「ずしりと重い」収穫の喜び、充実感が読者にも伝わってきます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               心豊かな気分を裾分けしていただきました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ふるさとの土間は凸凹ちちろ鳴く   けいじ

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               「土間の凸凹」がぐっと迫ってきました。幼いころの実家の土間
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              の感触が今も懐かしく思い出されます。こおろぎ、かまどうま、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              そして、祖父が藁の縄や筵を編んでいたのも凸凹の土間でした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:碇 英一 [2000年8月26日 8時31分45秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  五彩成す花野の帯が丘覆う 萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  鮮やかな、大きな、起伏ある光景で萬地郎さんらしい句。好きな句です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夕陽入る納屋に実りの籾袋 晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋の充実感に溢れる句。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月26日 8時17分57秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      すすきの穂空に向いて云初々し/悦子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       ススキを初々しと表現して初秋を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       感じさせるとは、きっとお月見の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       頃には立派なススキになっている事でしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      夕日入る納屋に実りの籾袋/晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       脱穀したばかりの米袋が山と積まれた納屋の奥
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       まで夕日が差し込み、農家の歓びの俳句だと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:高橋正子 [2000年8月26日 8時16分8秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          群れおりてとんぼとんぼの高さかな/碇 英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          とんぼの群れを見れば、それぞれが自分の飛ぶ高さをもって、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          かがやきながら水平に飛んでいる。それを「とんぼとんぼの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          高さ」と言った。軽やかさがいいと思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ふるさとの土間は凹凸ちちろ鳴く/古田けいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          しっかりした構成の句。自分の根源的な感情が、飾ること
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          なく表され、それが多くの人に通じる力強さのあるところ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          がいいと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:安丸てつじ [2000年8月26日 7時10分1秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ポツポツと都市灯りする無月かな   萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              どこにでもある風景だが、出来そうで出来ない句、見事です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              すすきの穂空に向かいて初々し   悦子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「枯れすすき」の歌にあるように、すすきは物悲しさを代表する植物です。これを「初々し」と詠んで初秋を表現しています。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:藤田洋子 [2000年8月26日 6時48分44秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  背負い篭ずしりと重い白南瓜   光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   夏の陽を浴びたくましく育った白南瓜。肩に感じる
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   篭の重さは、収穫の喜びの大きさでもあるのでしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夕陽入る納屋に実りの籾袋   晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   素朴な風景の中にも実りの秋の豊かさが感じられます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月26日 6時44分33秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      涼新たよく笑う嬰児(こ)の乳母車   弘子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       厳しい夏の暑さを母子ともに無事に過ごしてきた安堵感と赤ん坊の生命力が感じられる好きな句です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:相原弘子 [2000年8月26日 6時43分26秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           秋桜咲いて良いことありそうな     悦子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           良いことの誘い、その揺れができるコスモス、いいですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           放り上げてやってもどれり秋の蝉    晃
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           蝉、ぶいぶいを、お句のようによくやりました。確かに放りやった
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           のに、意表をつかれ、驚くやら、少々腹も立ったりでした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:守屋光雅 [2000年8月26日 6時10分18秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              少女の四肢白く伸ぶ朝の秋/洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              健康な爽やかさが伝わってきます。背伸びする少女は間もなく母親を追い越すのでしょう。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              父母去りて遠のく生家秋海棠/てつじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              秋海棠は子供の頃に回帰させるものがあります。父母ありて我あり郷愁の句です。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★素晴らしい句が沢山ありますね。萬地郎さんの句,間違って昨日選んでしまいました。ごめんなさい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:大谷悦子 [2000年8月26日 1時18分27秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   マツムシは飛騨の瀬音へ続く藪  けいじ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   背景の広がりと涼しげな秋の音を感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   空広く鯖雲泳ぐ峠越え  萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   大自然の中、のんびりと旅を楽しまれている雰囲気が
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   伝わってきて、すがすがしい秋にしばし残暑から解放される
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   思いです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:けいじ [2000年8月25日 23時30分0秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ▲ : http://www.bea.hi-ho.ne.jp/kfuruta/
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      地蔵会の茣蓙に座れば風の道 孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       地蔵会なるものの経験はありませんが、風の道、で一緒に
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       茣蓙に座った気持ちになりました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      背負い籠ずしりと重い白南瓜 光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       首にタオル、背中の籠にはずっしりと実った南瓜。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       こんな句が読める生活が羨ましい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:三浦絹子 [2000年8月25日 23時13分9秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          少女の四肢白く伸ぶ朝の秋 洋子 
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          夏休みの伸びやかな生活の中で、また成長した
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          娘を爽やかな光の中で暖かく包んでいる
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          まなざしをかんじます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.269◆:事務局/高橋正子 [2000年8月25日 6時21分25秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              伝言板

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              デイリー句会の投句者と選者に限りますが、伝言がござい
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ましたら、気楽にご利用下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <269>をレス番号に入れ、この下に、お書き込み下さい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月25日 22時39分55秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「最優秀コメント」ありがとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              実は昨晩は帰宅が遅く、正に第一印象をコメントとして記述しただけでした。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              表現される意味が明解で、季感と広がりを感じ、そして、リズムを重視して選句させてもらっています。この句は韻を踏んで、とてもすばらしいと思いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:高橋正子 [2000年8月25日 19時0分33秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  萬地郎さん、句評ありがとうございました。言われてみて、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  なるほどと、感じ入りました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:八木孝子 [2000年8月25日 17時17分45秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      正子先生、高男様、光雅様、佐夜子様、洋子様
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       選んでいただきコメントをありがとうございました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      思索的に捉えてくださったり、私の見たとおりの景を再現してくだ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      さったり、ありがたく、うれしく読ませていただきました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:堀佐夜子 [2000年8月25日 10時50分45秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <秋天にひとりが降りてバス終点>を選んで下さった正子様はじめ
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          皆様、有り難う御座いました。同音意義は偶然の産物です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              No.268◆:事務局/高橋正子 [2000年8月24日 10時19分50秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              8月24日当日の互選をお願いします。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              東京・関西・松山句会掲示板のすべてから1句か、2句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              お選びください。コメントもお願いします。8月24日当日の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              句は、<268>をレス番号に入れ、お書き込み下さい。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※発表は翌25日の午前10時30分です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ※選は25日の午前10時までにお済ませください。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:事務局/高橋正子 [2000年8月25日 10時10分29秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              互選最優秀句/第11回句会

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★秋天にひとりが降りてバス終点/堀佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              終点まで来たバスが一人を降ろした。その人は、広い秋天
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              の下に、くっきりと降りていった。終点の辺りの澄んだ秋
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              の様子が、さわやかです。秋天と終点は、同音意義で、音
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              の繰り返しによる効果も期待できるが、それよりも、この
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              句の場合、意味に重点が置かれている。(評:高橋正子)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              高橋信之選最優秀コメント

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              ★秋茜遺跡の中に石白し/高橋正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              動のとんぼと静の遺跡。あ音の動とい音の静。そして色の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              対比がすばらしいと思います。(評:霧野萬地郎)

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              8月24日の互選最優秀句(3点句)は、上記の句に、高
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              橋信之選最優秀コメントは、上記のコメントに決定しまし
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              た。おめでとうございます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◇:八木孝子 [2000年8月25日 9時52分45秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋天にひとりが降りてバス終点   佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   バスの終点はえのころ草がなびいているのでしょうか。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  「秋天」に最後の乗客ひとりが降りていく、えのころ草のなびく終点とおうなとをイメージしました。「秋天」に静寂と澄み切った空気を感じ、風景の広がりを感じます。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋めくやなじまぬ眼鏡拭いをり   高男

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   眼鏡をかけ始められたのですね。なんとなく気恥ずかしかったり
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  すぐ曇ったりしてなじまない様子が、眼鏡を拭うしぐさと「秋めく」
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  季節との取り合わせによって、臨場感があります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:藤田洋子 [2000年8月25日 9時25分0秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      芋の葉の形ゆれいる遠涼し   正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       秋の収穫を前に随分大きい芋の葉が見られます。その
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       遠景のくっきりと見える盾のような葉の形の揺らぎに
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       確かな秋の訪れを感じられたのですね。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ほおずきの逆さに吊られ売られおり  孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       通りすがりに作者がふと感じ取った秋のさりげなさが
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       いいですね。逆さにあることにほおずきの存在感をより
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       強く感じます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◇:碇 英一 [2000年8月25日 8時39分25秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          秋の地を蝉は静かに歩みおり 洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          蝉にとっても人にとっても「静かに」歩む秋になったことを蝉はみせてくれています。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          車道より一歩入れば秋の声 忠雄
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          虫の声も田んぼの稔りも車道を一歩入ったところにあります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◇:相原弘子 [2000年8月25日 8時19分50秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               秋の地を蝉は静かに歩きおり   洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               蝉は全てを終えようとしているのでしょうか。いい所へ行くので
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               しょうか。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               採りたての葡萄にありぬ温さかな  英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               まさしく採りたて。それだけです。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:堀 佐夜子 [2000年8月25日 8時1分51秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  夜の残暑われら氷を崩し食ぶ/正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   昨夜の我が家も祝さんからの差し入れ?で
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   全く同じ光景でした。ですからこのお句を
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   目にした途端選ばせて貰いました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  列車の音の今朝は間近に秋気澄む/孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   線路がわりと近くを走っているのですね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   列車の音にも秋を感じるなんて素晴らしいと
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◆:高橋正子 [2000年8月25日 6時59分6秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋天にひとりが降りてバス終点/堀 佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      終点まで来たバスが一人を降ろした。その人は、広い秋天
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      の下に、くっきりと降りていった。終点の辺りの澄んだ秋の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      様子が、さわやかです。秋天と終点は、同音意義で、音の繰
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      り返しによる効果も期待できるが、それよりも、この句の場
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      合、意味に重点が置かれている。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ほおずきの逆さに吊られ売られおり/八木孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      逆さに吊られて売られるのは、もちろん色づいたほおずき。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      売られるものが、逆さというのもおもしろいが、それは、軽
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      いことでもある。売られるという意味も軽い。残暑のころの
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      この軽さは風のようで、捨てがたい。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:守屋光雅 [2000年8月25日 6時58分10秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          空広く鯖空泳ぐ峠越え/萬地郎
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          広い所を詠み慣れている作者ならではの句。吸い込まれそうな峠からの空,でかい北海道ならではの澄んだ空気が感じられます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          狩勝峠かも知れません。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          ベストセラーの並ぶ小窓に秋の雲/孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          句会の画面を見て独り言,上手いと言いました。秋の雲のとらえかたが素晴らしいです。写真家の手法です。読書の秋です。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:高橋信之 [2000年8月25日 6時34分41秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              夜の八百屋葡萄巨峰と筆太で/守屋光雅
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              骨太で、技巧のない句だが、そこに存在感があり、
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              人間らしさを感じ取る。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              水の入る花器透きとおり秋真昼/藤田洋子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              「水の入る」がリアルで、生きた言葉。日常の身辺
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              に季節を感じ、詩情を得た。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  Res>◆:伊嶋高男 [2000年8月25日 0時55分56秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  ベストセラーの並ぶ小窓に秋の雲   孝子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   本屋の飾り窓に空が映っています。大きな本屋で、通りに小窓がいくつも開いているのかなと想像しています。秋の夜長に読む本を、雲の隙間から見つける。いい生活ですね。リズムがあります。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  秋天にひとりが降りてバス終点   佐夜子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   ミステリー映画の一場面にありそうです。その後、運転手が降りて欠伸をする。「おかしい。もう一人いたはずだ。」終点と秋天でまた元に戻りますね。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      Res>◇:三浦絹子 [2000年8月25日 0時7分7秒]

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      秋めくやなじまぬ眼鏡拭いをり 高男
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      読書でもしてみようか、しかしなんとなく気乗りしない。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      眼鏡のせいかもしれないな。まだ秋になったという
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      ほどでもない中途半端な季節を感じさせてくれます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          Res>◆:日野正人 [2000年8月25日 0時1分32秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          <迷い来しトンボにそっと窓を開く 恵子>
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          早く広い大空に返してやりたと願う作者の
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          何気ない行動に、優しさが伺えます。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          トンボにはトンボの生きる世界があり、生物みな
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          その環境にいることが一番の幸せだと思います。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              Res>◆:霧野萬地郎 [2000年8月25日 0時0分44秒]
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <秋茜遺跡の中に石白し>正子
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              動のとんぼと静の遺跡。あ音の動とい音の静。 そして色の対比がすばらしいと思います。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              <採りたての葡萄にありぬ温さかな>英一
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              冷蔵庫からではなく、 採ったばかりの自然のままの温もり、そして、豊潤な甘さ。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  前のページ  次のページ